満足度★★★★
重いけどやっぱり観たくなる
4つ前の時間制作さんの舞台「SEX」から連続で観てきている。今までもそして今回もやっぱり重いテーマで、感情もやっぱり揺さぶられました。ある誘拐事件の未成年の加害者側と被害者側の人たちのお話。身近な話ではないから入り込みにくいし、入りこめてもおそらく被害者目線になることも多いと思う。けれど、加害者という存在もまた様々で、犯行を犯した人物だけでなく、間接的に手伝った者、親しい者等いろんな立場の人がいること、なぜそう至ったか、謝罪とは?まっとうに生きるとはなにか?そういった視点で考えることも外すことはできないと感じた。見たくないし、見ないようにもしちゃうとは思う一方で、見過ぎてもいけないと思うし。そう考えるとホントに難しいテーマだ。考えるきっかけになったのはやっぱり大きいし、そういう話を投げかけてくれる時間制作さんをこれからも観ていきたいと思った。