最新の観てきた!クチコミ一覧

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京都学生演劇祭2016

京都学生演劇祭2016

京都学生演劇祭

京都大学吉田寮食堂(京都府)

2016/08/31 (水) ~ 2016/09/05 (月)公演終了

満足度★★

同社の演劇でしたが、全く分かりません…
セリフも早く、主張したいことが、全く分かりません…。資本主義を批判したいのでしょうか…。

京都学生演劇祭2016

京都学生演劇祭2016

京都学生演劇祭

京都大学吉田寮食堂(京都府)

2016/08/31 (水) ~ 2016/09/05 (月)公演終了

満足度★★★★

娘の意見です!!
内容も分かりやすく、面白かったです!!また参加したいです!!

京都学生演劇祭2016

京都学生演劇祭2016

京都学生演劇祭

京都大学吉田寮食堂(京都府)

2016/08/31 (水) ~ 2016/09/05 (月)公演終了

満足度★★★★

龍谷大学は、良かった!!
娘とかぶり付き席で拝見しました!!若さ溢れる演技、良かったです!!娘も喜んでいました!!私も楽しみました!!

七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字

七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字

アガリスクエンターテイメント

サンモールスタジオ(東京都)

2016/08/31 (水) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

どちらの作品も良かったです◎
ワイフ〜も、笑いの太字(熊谷さんチーム)も、どちらも良かったし、楽しく笑って観れました。

あの日からのみちのく怪談

あの日からのみちのく怪談

コマイぬ

古民家ギャラリーしあん(東京都)

2016/09/04 (日) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★

水と怪談
面白い。95分。御菓子付。

ネタバレBOX

東日本大震災後に寄せられた怪談話45本収録の「渚にて」から11本の小作品を選んでのリーディング。途中、「怪談話」考察的な怪談(水辺のふたり)とかなすびの朗読もあったりして、趣向もこってる。
「電話番号」
役所に津波で流された公民館からの電話番号で電話が定時にかかってくるが誰もとらないでいるが、とるとゴポゴポ水にのまれる音が聞こえる…。とりあえず、電話かかってくれば、番号確認しないでとるだろと思わないでもないけど、シンプルに怪談で好みだった。
「水辺のふたり」
冨樫かずみと菊池佳南が怪談話考察を行ってはなごやかに進むが、実は菊池が幽霊だったという…。狐のお面や浴衣衣装、調度品?のソファも使用しての芝居。ちょっとリラックスムードを作りつつ、ラストでキュっとしめる構成も○。(多分)母子の愛情も垣間見せつつ、いい作品だった。
「『怪談の力』」
怪談を集めてた男(芝原弘)が、知り合いの男の子にまつわる怪談話を知り、当事者意識が芽生え苦悩する…。犬に追いかけられる夢を見るとこの、効果音が鬼気迫ってて良かった。他人と当事者という壁を目の当たりにし、そこに恐怖を覚えた男という、他の怪談話とは違う生々しさが気に入った。

怪談話一辺倒という感じでなく、「前の風景を忘れていく」「ガレキは以前は思い出だった」というような、寂しさもある。そして根底に前向きさが流れている。そんな舞台に仕上げてた。
イエドロ落語2016

イエドロ落語2016

OuBaiTo-Ri

小劇場 楽園(東京都)

2016/09/02 (金) ~ 2016/09/07 (水)公演終了

満足度★★★★★

新感覚、落語!ジョウキゲン
全体的に、とてもよくまとまっていて、それでいて、古典落語のノウハウも盛りだくさん!楽しめる一時間半だった。

死神の存在は、深読みをすれば、人生の教訓とか、空しさも湧き出る。そこを、三人が絶妙の掛け合いで時間が流れていく。すごい!

ハジケル、

ハジケル、

もぴプロジェクト

池袋GEKIBA(東京都)

2016/08/31 (水) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★

意外にも良かったです。
初見の劇団で、フライヤーや劇場の印象から、「まあ、楽しめる舞台だったらいいかな。」程度の気持ちで観劇した。前説の雰囲気でも、看板女優を中心とした身内受けの舞台(失礼!)だなと思っていたのだが、最初の作品「ハジケル、汗」 では、躍動感のある楽しませる舞台演出になっていて、「結構、良いじゃないか」という気持ちに。その後の「動員挿話」と「三の酉」は一転して、シリアス調の作品にも拘わらず、観入ることができた公演だった。脚本が良いのか、演出が優れているのか、はたまた役者の演技なのか。いずれにしても、楽しみな劇団との印象を受けた。

撃鉄の子守唄 2016年版

撃鉄の子守唄 2016年版

劇団ショウダウン

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2016/09/01 (木) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

3時間の超大作
脚本、役者、音響、舞台美術どれもが優れた3時間の超大作の舞台でした。西部劇がベースですが、史実と空想を織り交ぜそこにファンタジーの要素を盛り込んだナツメ作品の真骨頂の舞台。いやあ、大変面白かったです。
ショウダウンさんですと、どうしても林遊眠さんに注目が集まりがちですが、今作は遊眠さんをはじめ多くのメインキャストが輝いており(前回観劇した「黒船」もそうでしたが)実に雄大な冒険譚を魅せてくれます。
多くの役者さんが名前の無い役を何役もやり、またそれぞれが細かい演技を見せることでメインキャストが輝く、素晴らしい舞台でした。座組の良さも窺えます。
最終日という事もあり、何人かの役者さんの声がつらそうでしたが、とても見応えのある舞台でした。

この町に手紙は来ない

この町に手紙は来ない

monophonic orchestra

3331 Arts Chiyoda(東京都)

2016/09/02 (金) ~ 2016/09/07 (水)公演終了

満足度★★★★

いい芝居です。
久しぶりのMonophonic Orchestra 。フライヤーがたしかエアメールの封筒になっていて、ずーっと気になってました。駄目押しで浅野千鶴さんが出演されるので、これは見るしかない。内容は難しかった。光と音が素晴らしいです。もちろん役者さんも皆いいです。ぬいぐるみので森崎君が持ち味出してます。オムニバスだけど、繋がっています。
とにかく観て欲しい。

オムニバス of Oi Oi vol6

オムニバス of Oi Oi vol6

Oi-SCALE

駅前劇場(東京都)

2016/08/30 (火) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★

Aプログラムを観覧
「オカルト」をキーワードに4本の作品のオムニバスだったのだが、わたし的には「ボクノアト」「増殖」「風立ちぬ」と本編前の「怖い話」でオカルトの4本だったかなって印象。最後の「KV-201XR」はオカルトというよりSFノスタルジーといったところか。それぞれが違うテイストで楽しめたオムニバスでした。

SHAKESPEARE IN HOLLYWOOD~ハリウッドでシェイクスピアを~

SHAKESPEARE IN HOLLYWOOD~ハリウッドでシェイクスピアを~

加藤健一事務所

本多劇場(東京都)

2016/08/31 (水) ~ 2016/09/14 (水)公演終了

満足度★★★★

知的なドタバタ劇
カトケン事務所の笑いは意表を突かれるものが多いが、今回もカトケンファン納得の笑いだ。シェークスピア戯曲の名セリフのパロディーがいい。
各劇団から意外な顔が出ているのも楽しい。中でも、カトケン舞台のフランス喜劇に初めて出て「カトケンさんに呼んでもらえるのが夢だった」などと語っていた瀬戸早妃が再び起用され、存在感を発揮している。

イエドロ落語2016

イエドロ落語2016

OuBaiTo-Ri

小劇場 楽園(東京都)

2016/09/02 (金) ~ 2016/09/07 (水)公演終了

満足度★★★★★

抱腹絶倒の『イエドロの落語』
 劇団おぼんろのさひがし ジュンペイさんとわかばやし めぐみさんのユニットイエロー・ドロップスの『イエドロの落語』が、さひがし ジュンペイさんプロデュースで立ち上げたOuBaiTo-Riの『イエドロの落語』として、構成・演出に開幕ペナントレースの村井雄さん、演劇集団 円の近松孝丞さんという素敵な役者さんを加え、『イエドロの落語』更にパワーアップして進化していた。

 昨年初めて観た瞬間から、虜になったさひがしさんとめぐさんの『イエドロの落語』、元々二人だけで、落語を立体的に演じて笑いっぱなしの最高のエンターテイメントな『イエドロの落語』でしたが、今回、演出・構成に村井雄さん、出演に近松孝丞さんが参加し、2時間弱、抱腹絶倒というのはこう言うことをいうのかと体感した、笑い過ぎで腹筋と背筋が痛くなるくらい面白い舞台になっている。

 落語の『死神』を真ん中に置いて、「粗忽長屋」「風呂敷」など、落語好きには堪らない、幾つかの落語をパッチワークかモザイクのように繋ぎ、その繋いだ縫い目が全く分からないほど滑らかで、1つの落語に仕立て上がっていた。

 毎回、「カツ丼の女」で始まる『イエドロの落語』、今回はラストの締めも「カツ丼の女」になっていて、それが、「えっ!そういう結末」と意外で楽しいエンターテイメント結末に!

 わかばやし めぐみさんの時に可笑しく、時に小粋に、時にしみじみと見せる女たちが、私は、とても好きで魅入ってしまった。『イエドロの落語』のめぐさんを見ると、いつも、『ルーシー・ショウ』で一世を風靡した、ルシル・ボールが重なる。

 再放送で観た、『奥様は魔女』のような形式のアメリカのコメディ番組の『ルーシー・ショウ』の主役にして、美しく小粋ではっちゃけた演技をするコメディエンヌのルシル・ボールのようなめぐさんの描き出す落語の女たちが、観ていて本当に楽しくて、胸がすく。

 今年4月のめぐさん演出の『箱の中身』から、ふとした瞬間に何だかとても表情や佇まいに色気を感じるさひがしジュンペイさんの男は、ちょっと抜けていたり、粗忽だったり、だらしなかったり、小狡かったり、えっ!と思うはっちゃけた場面などもありながら、鬼気迫る表情のシーンのさひがしさんは、ぞくりとする凄みの色気のある顔がとても心に残った。

 近松孝丞さんの死神が、面白いのだけど、艶っぽい色気が、ほろほろと場面、場面で零れ落ちていて、とても印象深く残った。近松さんも、ぞくりとする凄みのある表情をする場面があるのですが、さひがしさんとはまた、違った色艶っぽさがあって素敵だった。

 今回の劇場は、形もちょっと変わって、その上に、舞台の真ん中に柱がドンとあるのですが、それを上手く活かして、舞台にアクセントを加えた村井雄さんの演出が楽しい。

 観る度にパワーアップして、面白さが増して行く、『イエドロの落語』ですが、今回は更に面白さも爆発力も増していて、一番面白い舞台『イエドロの落語』になっていた。

 次の『イエドロの落語』も、今回が最高と思える『イエドロの落語』になるだろうと予感させる最高のエンターテイメントの舞台。

                         文:麻美 雪

グレイ・ベリーとレモネード

グレイ・ベリーとレモネード

劇団S.F.P.

京都女子大学きD校舎1階学生ホール(京都府)

2016/09/02 (金) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★★

娘の意見です!!
女の人とは思えない男性役や、まだまだ制服の似合う女子大生に驚いていました!!上演時間が、少し長かったそうです!!

撃鉄の子守唄 2016年版

撃鉄の子守唄 2016年版

劇団ショウダウン

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2016/09/01 (木) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

「失われた世界」を膨らませたようで...面白い!
この物語は、アーサー・コナン・ドイルをストーリーテラー的な役割に仕立て、実在した人物とエルドラドという黄金伝説の都市という虚実綯い交ぜにした”壮大なファンタジー世界”である。
(上演時間前半1時間30分、後半1時間30分、途中休憩10分)

ネタバレBOX

プロローグ、年老いたドイル(白石幸雄サン)が若き日の冒険譚を回想する。一人称視点の語りが、空想冒険という扉を開けたとたん、輻輳的になり背景・状況が動き出す。その契機に現れるのが2妖精である。この件、ドイルにしたら思い出したくもない「コティングリー妖精事件」を想起させる。

物語前半の舞台は、1881年、北米のニューメキシコの町。西部劇では有名なビリーザキッドやパット・ギャレットなどが登場する。一方、伝説の都市エルドラド。伝説の黄金都市に絡んで、チプチャの王族:キャロル(林遊眠サン)、チプチャ族の妖術師の末裔:シャロン(山岡美穂サン)を登場させる。この史実と創作を綯い交ぜにし物語を膨らませる。

物語後半...エルドラドを目指して冒険の旅が始まる。本公演でのエルドラドの地は、垂直に屹立する崖の上という設定であった。さて「失われた世界」に出てくるメイプル・ホワイト国のモデルが南米のギアナ高地にあるテーブルマウンテンだと言われているのは有名なところ。

エルドラドの財宝は、世界樹がもたらす”不老不死”だという。さて「命」はそれに限りがあるから尊く、生きるための活動をする。逆にいつ果てることもない永遠の命があったら怖いような...。それこそ撃鉄を弾(ハジ)いて子守唄を聞きたくなるかもしれない。もっとも、ここでは劇綴...物語でよかった。

この公演では、突き動かすような台詞の感覚が魅力的であった。その最大の効果は状況が瞬時に表現されること。観客には、今観ている世界だけではなく、物語に横たわる歴史とロマンという悠々たる時空を想像させる。だから、在るがままの目に観えるものだけではなく、底に幾つもの豊饒な層があり、その潜在するものが観客に伝わり”感動”という意識を刺激する。
その台詞とともにアクション・演技...こちらは観たままを楽しませるという娯楽重視(多少コミカルな動きなど)のようであった。
この表現・体現が見事に融和しており、「シアターグリーン BIG TREE THEATER 」という劇場が異空間に紛れ込み、我々観客もろとも長い不思議な冒険に連れて行ってくれたようだ。まさにテンターテインメントの醍醐味を味あわせてくれた。

次回公演も楽しみにしております。
グレイ・ベリーとレモネード

グレイ・ベリーとレモネード

劇団S.F.P.

京都女子大学きD校舎1階学生ホール(京都府)

2016/09/02 (金) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★★

娘とかぶり付き席で拝見しました!!
若いです!!この前に、京都大学で別の演劇を拝見しましたが、其よりも若さとパワーを感じました!!結論が、こうなんだろうなと少しもやっとでしたが、満足です!!後ろの人がいなければ、もっと良かった!!

夏の光2016

夏の光2016

いちかわ市民ミュージカル実行委員会

市川市文化会館(千葉県)

2016/09/04 (日) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

感動します!
前回は、ずっと心に引っかかる出来事をなんとか克服しようというものだった。

今回も、少し似ているが、愛馬を戦争のため虐殺された苦い事件が克明に描かれていて、紀伊國屋シアターの木下順二を彷彿させた。

表現がどぎついのが、木下作品での印象だったが、本作品は、明るい場面も多用してバランスをとっていた。大人数演劇の良さもあって圧巻!

ネタバレBOX

市川市民ミュージカルを,四年ぶりに観た。

前回の簡単な印象は,導入の語り部が少ししろうと過ぎるとか,大量動員して,キツネの花嫁軍団のうなされそうな場面とか。とはいえ,市川に住んでいるとこんな素敵な企画に生涯参加できるのかと,移住も脳裏をかすめた。

そこで,今回は,馬がモチーフ位しか知らない。でも,もう一度,100人とか,200人とか,とにかく大量動員の市民劇を観たいと思った。台風のために,観劇そのものを見送ることになりそうだったから,チケットは手配しないことにした。

この演劇の骨格は,紀伊国屋シアターで観た木下順二の戦争ものに通じる。私は,軍歌が流れたり,軍人が暴力的なやつは大嫌いだ。太平洋戦争の映画も,めったに見ない。だから,そのようなシーンが拡大していくとき,やや引いてしまった。そのような場面は,魔力があって,再現すらアブナクて御免だ。

といった,点では,減点もあるが,本作品は,ほかの点では大変良くできていると感じる。

自分の可愛がっていた名馬が,戦争に使われるという名目でいなくなった。少年の心は,いつも愛馬のあさかぜにある。久しぶりに,そのわが馬に再会すると,とんでもない話が聴こえて来た。日本軍人の感染病には馬から抽出されるワクチンが効くらしい。馬は実験に利用されて,ホロコーストだ。

少年は,怒りにふるえ,大泣きするが,戦争時は狂気の時代だから,誰もそれを止められないのだ。少年は,老人になって,競馬場に馬でも見にいこうという孫のことばに,はるか昔,心に傷となった事件を回顧する。このあたりは,しろうと集団のはずだが,とても良く出来ていたと思う。

楽団の生バンドにあわせて,すべての場面が進む。開始早々の,悲劇の主人公,馬たちのダンスもおもしろかった。動物園に出かけた子どもたちが,ぬいぐるみ状態で(このあたりは,やや脱線・やり過ぎかも)合唱し,踊るのは,数もすごいし,壮観だった。おもしろかった。楽しかった。

演劇には,イプセン『ゆうれい』のように,五人で演じ切るものもある。また,ストーリーは,比較的単純だが,美声と,優雅さで圧倒する,大ミュージカルもある。はては,今回のような,セミプロ集団による体験・ワークショップ的演劇。最後のものは,めったに見ないが,一度見ると,忘れられない。
東京学生演劇祭2016

東京学生演劇祭2016

東京学生演劇祭

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/08/31 (水) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★★

[B]観劇
二者一様は残念。

ネタバレBOX

くらやみのいろ ​『胎児の夢』  暗闇の中、胎内で受精したり流産したりする様を表現したパフォーマンス。

全員が白い衣装。真面目に性を考えるとこうなるという、学生らしいと言うか中学生的なありがちな話で、退屈で面白くありませんでした。(4点)


晩餐ヒロックス 『​19年、或いは20年前。』  流産を経験し、赤ちゃんを待望している夫婦の許で、精子が受精競争をする話。

これも白い。こういう話を書きたかったと当日パンフレットに書いてありましたが、30前後の役者が役者を続けるか否かで悩みそのような芝居を書くように、20前後の作家はこのようなことを書こうと考えるのかと思い至りました。それにしても、同じような話を連続して観たくはありません。(6点)

しょっきんぐパズル 『​かじつノヨウナモノ』  親友同士が一目惚れしたことによって、それぞれの一方が親友への恋愛感情を押さえきれなくなっていくLGBT時代の恋愛事情を描いた話。

終盤、若干勢いが落ちたような印象はありましたが、スピード感あり面白かったです。この後どうなるのか気になります。(9点)
八百屋のお告げ

八百屋のお告げ

グループる・ばる

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2016/09/01 (木) ~ 2016/09/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

元気の素がいっぱい
3回目の再演という。グループは30周年で、はや円熟の舞台である。新たな演出者を迎え一新したという今回は、元気の素が散りばめられた見事な舞台だった。
松金よね子ら3人の女優はぴったり息の合った軽妙なリズムで舞台を引っ張ったし、大谷亮介らゲストの男優3人もそれぞれ個性を発揮。リズムは
大きく振幅して客席を飽きさせない。

盛大なカーテンコールも納得だ。見てよかったと言える舞台。

歌劇『海の青よりあおいもの』

歌劇『海の青よりあおいもの』

国立オペラ・カンパニー 青いサカナ団

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2016/09/03 (土) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★

不思議なファンタジー作品
前作よりもオペラ色が強くなっているのか,当日パンフのあらすじに目を通しておかなければ物語についていけなかったかもしれない。観客席の前方中央にオケピが作られているのも,その色合いか。自分的にはオケもしっかり見たかったんだけど,合唱も入ってるし,舞台の関係でやっぱ無理なのね。とはいえ,演奏,合唱,芝居とも充分の出来と思います。観に行って良かったなぁ。満足できる作品です。

レッテル

レッテル

ぽんず単独企画

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2016/09/01 (木) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

満足度★★★★

リアルでした
面白かったです。5つのオムニバスでしたが、それぞれ人間がリアルに描かれていました。一人芝居だったので、1人の台詞しかありませんが(当たり前ですが)、役者さんの演技力と熱量で、周りの情景が見えてくるようでした。どれも面白かったのですが、4つ目の「モードに行こうぜ」のドラッグストアが、リアルで面白過ぎました!汗だくだくになって演じる、ぽんずさんの姿に感動すら覚えました。良い舞台でした!

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