
「イヌジニ」
雀組ホエールズ
OFF OFFシアター(東京都)
2016/09/01 (木) ~ 2016/09/11 (日)公演終了
満足度★★★★
憤り
良いお話ではありますが、その場しのぎの対応感があります。
根本的な解決には至ってないかなぁ…
作家さんの動物愛護の現状に対する憤りはとても伝わってきます。

七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字
アガリスクエンターテイメント
サンモールスタジオ(東京都)
2016/08/31 (水) ~ 2016/09/04 (日)公演終了
満足度★★★★
スッキリ!
”七人の語らい”
観劇中、流される疑問を芝居の中で解決!その際のコメントも面白い!
これに気が付いた着眼点が素晴らしい!
”笑いの太字”
ややしつこい感じたが、見事に”落ち”ました。
何でもそうだが、攻めている時、勝った思った時ほどカウンターや油断でやられてしまう。気をつけねば・・・(笑)!

『TEDDY』
ねくすぽすと
上野ストアハウス(東京都)
2016/09/01 (木) ~ 2016/09/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1928(16-218)
14:00の回(晴)
13:00受付、13:30開場(受付順に呼ばれる)。
レンガアーチの黒い穴、上の階は家、ドアに窓、階、サイズを小さくしてあります。
13:48前説①(100分、撮影可シーンあり)~オープニング13:53。前説②14:01(アナウンスここでは90分という案内)、開演~15:41終演(結果的に挨拶終了まで100分)。
ミュージカル/音楽劇というと、最近では「こりっち」で「東京」「ミュージカル」をキーに検索してみると4頁めに本作、9頁めにMono-Musica「音楽劇「三月兎の会」2016/7@ワニズ」、20頁めにミュージカルサークルEM(慶應)「成れの果て(2016/3@バビロン)」くらい。以前は来日公演などにも行きましたがそれもずっと大昔のこと。
こちらは初めて。身体演出:池上明杜さんはシックスペース「吟遊演舞/オロチ(2014/9@pit)」から観ていて、最近ではセッションハウスのダンス公演(2016/4)」、ひとりじゃできねえもん「Silver Vine(2016/4@王子)」、「デザインフェスタ vol.43(2016/5@ビッグサイト)」など。
河合国広さん、矢野愛果さんもシッペの公演で。
冨士枝鈴花さんは、楼蘭の「グロテスク(2014/3@東演)」からで、etecolza「薫風(2015/3@きいろろ)」「カリヤド(2016/4@4バビロン)」。
大人になる前の不思議な一夜か、夜明け前のひと時か、それともまどろみの中か。少々照れくさく万華鏡のように移ろうシーン。一方では、少女を主人公にした児童小説を読んでいるような清涼感(読後感)。
「白」「黒」のおふたりは衣装(足の先まで)こそ同じですが、キャラクター的には、劇中、守る/守られる、導く/導かれる、という関係にあるように思え、その関係が最後には対等なものになる(大人への一歩のようにみえる)。
個人的には客席側をもっと暗くしてもいいのではないかと思いました。

夢で逢う / サマーホーム
劇闘企画
シアター風姿花伝(東京都)
2016/08/31 (水) ~ 2016/09/04 (日)公演終了

電磁装甲兵ルルルルルルル
あひるなんちゃら
OFF OFFシアター(東京都)
2014/01/28 (火) ~ 2014/02/02 (日)公演終了
満足度★★★★
ちょっと前だけど
ちょっと前だけど、ここにコメント書くのならやはり思い出さないわけにはいかない、この劇団の空間を。
当時タイトルとチラシに惹かれ、なんとなく観に行ったらこれがとってもシュール楽しい舞台。あっちら辺へ行ってしまったような内容を特に激する事もなく、淡々と台詞にまとめ会話が成立してる不思議さが自分にはツボだった。こういうテイストは、小劇場ならでは味わえる世界観だと感じた。しばらく観に行っていないので近く必ず行こうと思う。

枯山水
味わい堂々
スタジオ空洞(東京都)
2016/07/21 (木) ~ 2016/07/26 (火)公演終了
満足度★★★★★
参りました!
念願の味わい堂々初観劇は「枯山水」。演者さんも、本も、演出も、どうしようもなく凄い!!!。なぜ今まで知らなかったんだ!?と。知らなかった自分が悔しい!。まさに盤石の(大相撲か)、満タンの(ガソリンか)休憩なしの90分!。大粒の涙なしには見られない!。味わい堂々メンバー3人がまさに息がピッタリと合うからこそ成し遂げられる。これぞ商業演劇!というものを見せてくれた感じ。

『ショウジさんの息子』
演劇ユニット体温
JMSアステールプラザ 多目的スタジオ(広島県)
2016/09/02 (金) ~ 2016/09/04 (日)公演終了
満足度★★★★
泣いた。
泣いた。。。っていう単純な感想じゃあ良くないんだろうな。。
最初は息子のぶっきらぼうさに何か馴染めない感じだったけど、結局それが大きい意味での伏線だったのかなぁと、思ったり思わなかったり。。
前半、ちょっとタメがあった方が良いかなあと思った場面があったような感じも。。
最後の場面は素敵でしたし息子さんの表情はなんとも良かったです。
笑いと泣きのバランスが良いお話で、脇の人たちも個性的でベテランから可能性を持った役者さんまで色々いたかな。。
自分の中でこの舞台の一番はショウジさんの揺るがない佇まいだったような気も。。
この芝居を観たひとたちは、多分また体温を観にくるだろうな。。と思う。
煩雑だけど、こんな感じ。
とても良かったです。

SHAKESPEARE IN HOLLYWOOD~ハリウッドでシェイクスピアを~
加藤健一事務所
本多劇場(東京都)
2016/08/31 (水) ~ 2016/09/14 (水)公演終了
満足度★★★★
初日に観ました
ラドウィッグでカトケンなので面白いだろうとは思っていたけれど、これほど面白いドタバタ型バックステージ物とは思っていなかった。シェイクスピアや、その他演劇・映画への知識をある程度要求されるけれど、それがなくても十分楽しめる。カトケンらしい、ハイクラスのエンターテインメントである。芸達者な役者を揃えているが、昨年は、少しおっかなびっくりの登場だった瀬戸早妃が、堂々たる役割を演じて見事だった。

『ウェルカム・ホーム!』&『ばら色の人生』
イルカ団!
ウッディシアター中目黒(東京都)
2016/08/30 (火) ~ 2016/09/05 (月)公演終了
満足度★★
下らない(誉めています)
『ばら色の人生』を観たが、一種のジェットコースター・ストーリーで、その間に細かいギャグを入れる。全体としては、とにかく良い意味で下らない。ただし、もう少しキーを握る人間を絞るとか、工夫の余地はいっぱいある。宣伝のせいか、あまり客入りが多くないのは勿体ないが、ギャグがスベったりするのも残念。

この町に手紙は来ない
monophonic orchestra
3331 Arts Chiyoda(東京都)
2016/09/02 (金) ~ 2016/09/07 (水)公演終了
満足度★★★★
何となく感じる
いつもの monophonic とは少し違って、時代性を感じさせてくれる。登場人物が同じ役割ではないのだけれど、少しずつ繋がっているという作りとか、不思議な感触に、何となく感じるものが残る。

大型
3.14ch
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2016/08/25 (木) ~ 2016/09/03 (土)公演終了
満足度★★★
分からんけどスゴイ
『チベット死者の書』をベースに、「死後の裁き」をエンターテインメント的要素も入れつつ、表現したものらしい。正直言って分からないのだが、スゴイことをやってることだけは分かる。それに意味があるかどうかは、これまた分からないんだけど。

Starring Starlit Store Story
劇団ラパン雑貨ゝ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2016/09/01 (木) ~ 2016/09/04 (日)公演終了
満足度★★★
キャラが
これ、物語的にはいいお話になりそうなんだけど、
登場するキャラがちょっと。
バカをやるのはいいんだけど、愛すべきバカなら楽しんで見れます。
でも、ただバカな部分だけが出過ぎていたように思います。
なので、そういうシーンを見ると凄く残念に思ってしまいました。

『 親愛なるあしながおじさん 』
劇団演陣
ピッコロシアター 中ホール(兵庫県)
2016/08/17 (水) ~ 2016/08/17 (水)公演終了
満足度★★★★★
場転で挟む笑いも楽しく、最後まであっという間
初めての劇団・演陣さんですが、とっても良かった!
言わずと知れた「あしながおじさん」、名作の場転で挟む笑いも楽しく、最後まであっという間でした!
また主役の方も良かったですが、脇役の方が魅力的。
演出も面白く、お茶目な男優さん(お笑い担当?)が随所で笑わせてくれます。
脇を固める女優さん、特に林さんのジュリアが成長していく過程、良かったです。影の主役ですね。
全く存じ上げない劇団さんでしたが、次回も楽しみ!
要チェックです。

この町に手紙は来ない
monophonic orchestra
3331 Arts Chiyoda(東京都)
2016/09/02 (金) ~ 2016/09/07 (水)公演終了
満足度★★★★★
封筒
ダイレクトメールのように窓口封筒に入っていた劇団チラシに惹かれて予約。当日チケットも小さな封筒に入ってました。芝居の中でも封筒がことあるごとに使われてました。今までに観た芝居、劇団のどこにも被らない、交差さえしないセンス、削ぎおとした装置と色彩は見るものが自らのイマジネーションを加えていくのにとても有効。
幕ごとに壁の装置を ささっとかけかえる役者の所作がさりげなく美しかった。

耳の奥で王様が笑う
第27班
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2016/08/27 (土) ~ 2016/09/04 (日)公演終了
満足度★★★★
AとD観劇、断然Dが好み
Aは30歳の制服デートは可愛らしかった。
正直、最後はG2的な涙の訳を挟んで来るのは秘境だけど
道中の制服デートの2人アンバランスさがなかなか面白い。
そして、良かったのはDの「ハッピーエンドの君とバイバイ」
題名だけで考えると夢の中の幸せにサヨナラとも取れますが
姦しい女子会の馬鹿なメグコの暴言に笑いながら
ラストの花屋との接点とのギャップが、苦い後味を感じる人は
当然いると思いますが、現実でのハッピーエンド(ユキの)は
これから待っていると思いますよ、もう浮気は出来ない身体と
心になったのだから、
リサが象徴するもは何なのかも?興味深いところです。

八百屋のお告げ
グループる・ばる
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2016/09/01 (木) ~ 2016/09/05 (月)公演終了
満足度★★★★★
面白かった!
真空圧縮袋とラーメンとそのブログが恋しくなる、名作落語かと思うような舞台。役者も盤石のウェルメイドコメディ。
つい♪鬼のパンツは〜と口ずさみそうになるあの歌が挽歌にならずにホッとするが、よくよく考えてみれば、言うだけ言って、とっととお遍路行く八百屋のオヤジひでぇ。
チラシの文面とチラシ絵のモデルは、その八百屋のオヤジの風貌と話し口調なんだろうな。
笑って泣いて、笑って劇場を後に出来る素敵な舞台だった。

「イヌジニ」
雀組ホエールズ
OFF OFFシアター(東京都)
2016/09/01 (木) ~ 2016/09/11 (日)公演終了
満足度★★★★
みてきた
2015年としても動物愛護をテーマにした作品の草分け的存在とは思えずでしたので、もうひとひねりなりがあった方がよかったように思いましたが、面白かったです。

君がくれたラブストーリー
シベリア少女鉄道
赤坂RED/THEATER(東京都)
2016/06/10 (金) ~ 2016/06/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
とにかく面白くて、すごく面白い(語彙力)
シベリア少女鉄道の舞台は基本的に、ネタバレ無しでは説明できないのですが、今回の作品はシベリア少女鉄道の中でもかなりの破壊力
3回観に行ったが、全て終盤の畳み掛けのところで会場が大爆笑となっていた。上演時間は75分くらいの長さだったが、笑い疲れて上演後の虚脱感が半端無かった

うちの犬はサイコロを振るのをやめた
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターサンモール(東京都)
2016/07/23 (土) ~ 2016/07/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
救いようのない喜劇
結構やられた。俯瞰で見ると悲劇、間近で見ると喜劇な感じ。細かいボケやメタネタ、くすぐりが満載。最後はどんでん返しでも伏線回収でもないのに本当にやられた感。
今年観た他の作品とのバランス考えて★5に修正。
DVDで見返したけれど、ラストの展開については今年1番の作品かもしれない

モンタージュ はじまりの記憶
Contondo
common cafe/会ふ afu/阪堺電車/siroiro.(大阪府)
2016/09/02 (金) ~ 2016/09/25 (日)公演終了
満足度★★★★
阪堺電車内での観劇
電車内での観劇、いつか経験してみたいと思っていたところContondoさんの芝居で体験できました。
二人の取り留めのない話に引き込まれました。すぐ隣で演じられる芝居、窓の外には日常の風景、非常に面白かったです。こんな企画、もっとやってほしいなと思いました。
阪堺電車も良い電車だなと。風情があって、路面電車たまに乗りたくなりました。
屋上とかでも行われるみたいなので、都合がつけばまた別会場に観に行きたいです。