満足度★★★★★
無題1928(16-218)
14:00の回(晴)
13:00受付、13:30開場(受付順に呼ばれる)。
レンガアーチの黒い穴、上の階は家、ドアに窓、階、サイズを小さくしてあります。
13:48前説①(100分、撮影可シーンあり)~オープニング13:53。前説②14:01(アナウンスここでは90分という案内)、開演~15:41終演(結果的に挨拶終了まで100分)。
ミュージカル/音楽劇というと、最近では「こりっち」で「東京」「ミュージカル」をキーに検索してみると4頁めに本作、9頁めにMono-Musica「音楽劇「三月兎の会」2016/7@ワニズ」、20頁めにミュージカルサークルEM(慶應)「成れの果て(2016/3@バビロン)」くらい。以前は来日公演などにも行きましたがそれもずっと大昔のこと。
こちらは初めて。身体演出:池上明杜さんはシックスペース「吟遊演舞/オロチ(2014/9@pit)」から観ていて、最近ではセッションハウスのダンス公演(2016/4)」、ひとりじゃできねえもん「Silver Vine(2016/4@王子)」、「デザインフェスタ vol.43(2016/5@ビッグサイト)」など。
河合国広さん、矢野愛果さんもシッペの公演で。
冨士枝鈴花さんは、楼蘭の「グロテスク(2014/3@東演)」からで、etecolza「薫風(2015/3@きいろろ)」「カリヤド(2016/4@4バビロン)」。
大人になる前の不思議な一夜か、夜明け前のひと時か、それともまどろみの中か。少々照れくさく万華鏡のように移ろうシーン。一方では、少女を主人公にした児童小説を読んでいるような清涼感(読後感)。
「白」「黒」のおふたりは衣装(足の先まで)こそ同じですが、キャラクター的には、劇中、守る/守られる、導く/導かれる、という関係にあるように思え、その関係が最後には対等なものになる(大人への一歩のようにみえる)。
個人的には客席側をもっと暗くしてもいいのではないかと思いました。