最新の観てきた!クチコミ一覧

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愛(かな)しきは

愛(かな)しきは

劇団だるま座

TACCS1179(東京都)

2016/09/09 (金) ~ 2016/09/14 (水)公演終了

満足度★★★★

だるま座らしい作品
 第2次大戦末期から戦後のどさくさを生きた庶民の物語。

ネタバレBOX

中心の錘となるのは、馬鹿一と子供たちからからかわれる画家。石と野草ばかりを描く一風変わった絵描きなので、こんな風に呼ばれているのだが、“叩けば埃が云々”が当たり前だった時代に清貧を通したアーティストとして描かれている点は興味深い。
 中心になるのは、馬鹿一に10円の家賃で間借りしている一家である。大戦で息子3人は全員応召。戦後2人は復員したが、最も頼りにしていた息子は戦死した。そんなこともあって、父は抜け殻のようになり、末弟は共産主義に走って結局豚箱入り。1人は闇屋となってカストリの製造密売やら闇物資の売買で稼いでいたが彼も警察に掴まってしまった。然し、闇屋でもやらなければ飢え死がオチであった。実際、配給制度が機能していた戦中より戦後の混乱期の方が庶民の食糧事情は悪化していたのである。長女は結婚して実家を離れていたが、貧しく親の懐に頼るばかり。親の持っている金は、ストリッパーになった妹が稼いだ金でもあった。
 一方、清貧に甘んじる馬鹿一に転機が訪れる。画壇の大御所に才能を認められ、人間を描くよう勧められたのだ。モデルになる女も出入りするようになり、終にはヌードにも挑戦するが。
 庶民と欲のない画家との日常を描く舞台は、戦中戦後の余りにも凄惨な描写は避けつつも、遺骨として持ってこられたもののいい加減さや犯罪とされた闇商いなどをしなければ生きられなかった当時の世相、敗戦によるショックで自失した人物を描き、占領軍アメリカの影響や人種問題などもやんわりと提示して入り易い作品になっている。
タイムリーパー光源氏

タイムリーパー光源氏

十七戦地

Gallery&Spaceしあん(東京都)

2016/09/09 (金) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

へたれ光源氏が。
 プレイボーイになる前のヘタレ光源氏が面白い。
恋の作法を学びどんどん成長する姿は好感が持てた。
 古民家の会場の雰囲気もすてきでした。

Infinity

Infinity

ハグハグ共和国

萬劇場(東京都)

2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

愛おしい
命・夢・愛をテーマにした、重いながらも、楽しく切なく心温まる舞台で、とても素晴らしかったです。ホスピスの患者さんのショーは見応えがあり、そして涙が出てきました。そして、皆が本当に愛おしく感じました。命の尊さ、周りの人達の優しさ、笑顔・・大切な事が沢山詰まっていました。役者さん達の熱演も良かったです。役者さん皆良かったですが、患者役の伊喜真理さんの声が綺麗で、切ない表情は堪らなかったです。素敵な役者さんだと思いました。
とにかく大満足の舞台でした!

味がしなくなったガムみたいな

味がしなくなったガムみたいな

マニンゲンプロジェクト

「劇」小劇場(東京都)

2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

いい感じに進化している感が
今回で4回目ですが、過去3回より重くなく、前回の「台風~」よりわかりやすく、前々回の「この素晴らしい~」でよかった黒子的演出も嵌ってて、ご愛敬(笑)のダンスもありと、とても楽しめました。重さと軽さと明るさと暗さがいい感じにマッチしていて、次回も期待してます。個人的にはドラクエⅢ、小劇場と、80年代の小劇場ブームを観ていた世代なのでうんうんと思いながら見ていました。

時代絵巻AsH 特別公演 『白瓊〜しらぬい〜』

時代絵巻AsH 特別公演 『白瓊〜しらぬい〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2016/09/08 (木) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

会津魂を観る
幕末の物語は、その視座によって描き方が変わる。例えば、新撰組などは暗殺集団と言われ、後には賊軍という汚名を着せられても魅力ある物語になる。本公演で描かれる会津藩・白虎隊は日本史の教科書に載るほどであるが、その魅力は何であろう。
それは、混迷を極める幕末において愚直なまでに至誠を貫く姿...それも十代の少年たちの一途な思い、そして悲劇性が後世の人々の心を打ったのかもしれない。本公演では、そんな思いが十分伝わる物語になっている。

脚本・演出は灰衣堂愛彩女史、そして出演者は全員男性である。女性の視点で捉えた男(武士)の世界...それは紛れもなく会津藩精神を体現しているようであった。

制作に関して、灰衣堂女史自ら場内入り口で当日パンフを配付し、前説・上演後挨拶など丁寧な対応をしているのには驚いた。

ネタバレBOX

男優たちは十代ではないであろうが、少年に観えてしまうほど熱演であった。幼馴染のようにして育った仲間、その無邪気な行為も会津藩追討によって激動の渦に巻き込まれる、いや自ら飛び込んでいくようだ。
「ならぬことならぬ」愚直なまでに至誠を貫く。厳しい風土環境の中で純粋培養のように育った若者。しかしそこに秘めた不屈の魂と人を思い遣る精神がしっかり描き出される。

幕末史実を踏まえ、京都守護職の任務、大政奉還後の会津藩の立場などを分かり易く説明(台詞)する。歴史の断面と人間(仲間、家族)という内面を上手く取り込み、重層的に観えるような。

梗概...新政府軍の侵攻の前に、各方面に守備隊を送っていた会津藩は少年で編成する白虎隊までも投入するが敗れた。戦闘シーンでも、新政府軍の大砲に比べ、会津藩の武器は旧式の小銃のようである。隊長が逃げたように描いているが、いずれにしても少年たちだけになった。そして城下町で発生した火災を若松城の落城と誤認した白虎隊士中二番隊の隊士の一部が飯盛山で自刃する。
このシーンへ繋ぐため、会津藩の家訓等が随所に織り込まれている。死に遅れることによって卑怯者・臆病者と言われ生きることへの恐れ。未練者にならないために死に急いだかもしれない。それこそ少年ゆえの純粋さだったと思う。それらの感情描写が実に繊細に観て取れる。

舞台セットは、上手側に城内の一室、下手側に段差のある平台。場面転換はその立ち位置で屋内か屋外かが分かる。
本公演、衣装、小道具(刀など)は時代を感じさせるが、髪型や登場人物(土方歳三役)によっては現代風で違和感がある。すべてを外見で観せる芝居でないことは承知しつつ、少し勿体無いように思えた。

生きることを切に願った父親のラストシーン...実に印象的であった。
次回公演を楽しみにしております。
革命少年

革命少年

劇団レトルト内閣

近鉄アート館(大阪府)

2016/09/09 (金) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

もはや完成形?
在日韓国人という境遇下での人生の始まり、お金に固執する生き方、家族の絆、そのはかなさと深淵さ、どの部分を切り取ってみても、もはや完成形に近づいているのでは?少しぐらい欠点があったほうが応援し甲斐があるのでしょうが、主演の男優さんの演技はとっても素晴らしかったです。

10分間2016 ~タイムリープが止まらない~【ご来場ありがとうございました】

10分間2016 ~タイムリープが止まらない~【ご来場ありがとうございました】

中野劇団

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2016/08/19 (金) ~ 2016/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

メッチャ面白い!運命を変えるには10分間は短すぎる!
映研同窓会の席上、映像化出来なかった昔の脚本を思い出しつつ…。
聖子の身に突如始まったタイムリープ。
何度も同じ10分間を繰り返すタイムリープ。

この無限ループから抜け出せるのか?
ここから抜け出すには、何らかのミッションをクリアする必要が?

ミッションって何?
ミッションをクリアし、運命を変えるには10分間は短すぎる!
追い詰められる聖子。
少しずつ沢山の人を巻き込んでゆくが、ミッションをクリアする事は出来るのか?

猛烈に面白かった!

追伸、下痢したお便所の中でのタイムリープはキツイ!ですね塩原さん。

七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字

七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字

アガリスクエンターテイメント

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2016/09/09 (金) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

やっぱり
やっぱりめっちゃおもろかった!特に一本目のワイフゴーズオンは芝居の作りこみの段階を見せながらきちんとお芝居になっているところが良かったです。なんか稽古場に紛れ込んでしまった感じです。久々にお腹痛くなるほど笑わせていただきました。また関西へ来てください。

時代絵巻AsH 特別公演 『白瓊〜しらぬい〜』

時代絵巻AsH 特別公演 『白瓊〜しらぬい〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2016/09/08 (木) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

安定した世界観
時代絵巻Ash,何度も観劇しているが,脚本演出の灰衣堂愛彩さんの世界観が好きである。士の生きざまを美しく描いていると思うし,その世界は安定して定着したと思う。劇団の飛躍のためには,そろそろここで何かチャレンジも必要かと思うこともあるが,一作一作で見た場合には充実しており,自分は好きであるので,余計なことかもしれない。今回の作品もその世界は美しかった。80分とちょっと短めではあるが,その中身は濃い。おススメできる作品に仕上がっている。それにしても,この劇団,最後のあいさつの作法と言い,席への案内と言い,丁寧である。灰衣堂さんのしつけ^^;がしっかりしているんだろうなぁ。

プルートゥ PLUTO

プルートゥ PLUTO

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2015/01/09 (金) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

映像鑑賞です
浦沢氏の漫画が原作であり
漫画のコマ割り風な白い変形四角形ブロックを面白く使って
漫画イラストを映像投影という手法は凝ってて楽しく思えた
ただまぁ話が壮大で長い分
あらすじを追うのが精一杯という感じもあったです

だが自分は楽しめたなぁと(^^)感想!

ネタバレBOX

でかいプルートウ本体とアトムの戦いとか
アトムが死ぬシーンで頭部のみで倒立してるシーンは
(雨の降る中倒れてるアトムを芝居上例の白ブロックで作った壁の前で
頭部のみで倒れてる風に見せるため倒立してるんですよ~:
路上に倒れたアトムを固定してそのまま地面を垂直にした状態ですわ)
ユニークで楽しめた・・・どうやってたんんでしょう?

ロボットは棒とかを使っての黒子付きパペットでしたが
違和感なく見れたです
「THE SHORT CUTs SEVEN」

「THE SHORT CUTs SEVEN」

バンタムクラスステージ

アトリエファンファーレ高円寺(東京都)

2016/09/10 (土) ~ 2016/09/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

Aset
「わたしのラベル」終演後パンフレット読みました。そういうことだったんですか。細川さんごめんなさい。

「黒豆」笑いました!そう来るか!!さらにこう来るとは!!!

「メキシカン・スタンドオフ」ひたすら笑いました。夢麻呂さんを呼んだだけのことはあります。そしてひとついいこと(?)覚えました。今度やってみます。
「ネタバレ」書く元気はないので、まあ見てください。

スーパーバイトミー

スーパーバイトミー

モリンチュ

PRiME THEATER(東京都)

2016/09/08 (木) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

バイトならハイキヒン!
とてもコンビニには見えない・・・けどオモシロくなってきた、『うあぁ'モグラ'はやめてー!』から皆がヨロイを脱いで見えてきた・・・「自由」と「犠牲」が短期と長期で入れ替わる現実。二人のラスト・バイトで上がった狼煙の先に時間と空間のステージを超えて覗く・・・'ゴーイング・コンサーン'に責任を持つアンドロイド面したヒューマンと、連続シフトを厭わぬヒューマン面したアンドロイド、という”合理的な”世界。果たして、そこでは'生きる意味'を答えられるだろうか・・・?

Life is Numbers

Life is Numbers

劇団6番シード

ザ・ポケット(東京都)

2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

これもまた6C!
派手なオープニングアクトで始まる6Cもいいけれど、今回の様な、じっくり見せる6Cもすごくいいと感じた。様々な数字がシンクロする物語も面白く、開始早々から引き込まれた。愛すべき登場人物達の幸せを願わずにはいられなくなる、素敵なロマンチックストーリー。

ネタバレBOX

二枚目だけど中身は三枚目の主人公拓実役の藤堂さんが秀逸。終始クールだけど最後に人間味を見せる会計士役の土屋さん、「Dear Friends」を彷彿とさせる味のある数学者役の樋口さんも印象的だった。オーロラビジョンを見つめる遥役の上田さんの表情に泣けた。
明るい家族、楽しいプロレス!

明るい家族、楽しいプロレス!

小松台東

駅前劇場(東京都)

2016/09/06 (火) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

演劇型格闘技=プロレスの懐
だいぶ前、プロレス業界の裏側的な芝居を見て不意を突かれた。泣けるポイントは「裏事情」や人間ドラマ以上に、リング上の姿じたいにあった。出来レースであるのに何故か見る者をある興奮へと誘うプロレス。まるで新派の出来すぎた人情劇に涙し、でもって心の内で筋書きを先んじてなぞっていたりする、あれと同じく、プロレスを見る者も闘いの「型」を追っている。レスラーはリング上で「それ」を演じるのだ。 自分は全くプロレスを見ない口だったがその芝居にはぐっと来た。
 今回もプロレスが出てくる。よけられるのにわざと技を受けている、そうじゃない、技をよけるのは格好悪い、強いから、よけなくても平気なんだ・・・そんな台詞が、少年のプロレスへの熱狂を裏打ちする。
 さて小松台東は二度目(松本氏脚本は4度ほど)。前回の三鷹公演の緻密な作りに比して今回は砕けたテイストだったが、私は前回のリアリズムが好みである。ドラマとしては主人公の少年に「昭和」を感じさせ、古きよき時代の香を嗅がされる感じがあるが、この種の「懐かしさ」は持って行き場がなく、大切な物を入れる木箱に収めるキレイなまとめ方が似合うのでは。・・「現在」への切り込みが薄い(と私は感じたが)分、「懐古」に比重が傾けばそれに見合う処理があったか・・・そんな感想も。
 役者の跳躍もあるドタバタの書き込まれた脚本で、楽しめたし美味しいネタ(プロレス)ではあった。

タイムリーパー光源氏

タイムリーパー光源氏

十七戦地

Gallery&Spaceしあん(東京都)

2016/09/09 (金) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

観客をタイムスリップさせるタイムリーパー
受付、開場は開演20分前。
上演時間は65分。

靴を脱いで上がる古民家での上演。
(受付時に、靴をいれるビニール袋を貸してもらえる)
最前列は少し低くはなりますが、
全席椅子でした。

脚本家さんの客席案内は、
開演直前に設置される追加席の事も告げてくれて、
親切でした。


タイムリープ(時間を戻ってやりなおす)の演出はどうするのかなー…と思ってたら、
そうきたか! という見せ方で、
それによって色々想像させる部分が増して、
とても面白かったです。


終演後に台本(800円)や劇団グッズ販売あり。

ネタバレBOX


最初のシーンの、光源氏と景色のコラボレーションがとても雅で、
「この人が光源氏(光る君)だ!」という説得力がありました。

藤原さんが藤壺役だと思っていたので、
キャスト表を見てびっくりしましたが
作中の惟光の発言を聞いて納得。
そして「重要人物を、あえて舞台上に出さない」柳井さんの脚本の力をつくづく感じました。

平安的な小道具は扇子くらいなのに、
(衣装も雰囲気程度)
芝居が始まると平安時代になってしまう舞台の魔法にかけられた65分でした。

夜公演だったので(?)、
戸のガラスに役者さんの顔が映って、
背中を向けているときも表情が見えたのがラッキーでした。

繰り返される会話、
出てくる言葉は同じなのに
感情によって言い方が変わったり、
それによって向かう先が変化してしまう(見える部分が変わる?)のが
とても楽しく、
繰り返しのダラダラ感がなくて良かったです。
「一炊ノ夢」~邯鄲より~

「一炊ノ夢」~邯鄲より~

ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団

日本橋公会堂ホール「日本橋劇場」(東京都)

2016/09/08 (木) ~ 2016/09/09 (金)公演終了

満足度★★★★

ダイナミックなステージ
かなりの和テイストのフラメンコ音楽劇、大いに楽しめました。特に和太鼓をフィーチャーしたパフォーマンスが圧巻。お腹に響きましたね。

『水はけのよい土地』

『水はけのよい土地』

無隣館若手自主企画vol.13 早坂・福嶋企画

アトリエ春風舎(東京都)

2016/09/09 (金) ~ 2016/09/12 (月)公演終了

満足度★★★★

約75分
観たひと誰もが少しだけ立ち止まって人生を見つめ直したくなるような、人生ダイジェストといった趣の一作。
若い脚本家と演出家による作なのに、生を達観したかのようなわびしさがあって、もう枯れかけの私はその淋しさに琴線を震わされた。
某シーンにおける、北村汐里さんの生き生きした演技に好感。

ネタバレBOX

通学路を外れた女子小学生二人が「小さな冒険」を生き生きと楽しむ冒頭部は楽しく鑑賞。
それだけに、その一人が、施設に入れられたボケ老人として登場する終盤のワンシーンには戦慄!
人生のはかなさが身に沁みました。。。
Life is Numbers

Life is Numbers

劇団6番シード

ザ・ポケット(東京都)

2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

しみるお話し
大きな感情の爆発というよりもジワリとしみる芝居

子どもたちは未来のように笑う

子どもたちは未来のように笑う

遊園地再生事業団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/09/03 (土) ~ 2016/09/25 (日)公演終了

満足度★★★

約110分
妊娠・出産という本作のテーマと、宮沢章夫の前衛趣味・衒奇趣味とが折り合っていない気がしました。

ネタバレBOX

妊娠が起こりえない取り合わせの男女がセックスして「奇跡の子」が生まれるという不真面目な展開。ある役を三人の女優が演じるという洒落臭い演出。
こういうことが相次ぐと、作り手が妊娠・出産という重いテーマとまともに向き合っているのだろうかと疑わしくなってくる。
味がしなくなったガムみたいな

味がしなくなったガムみたいな

マニンゲンプロジェクト

「劇」小劇場(東京都)

2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
小劇団の悪しき慣習や現実をぶちゃけて、なかなかに消化(昇華)しております。好きな事やって、それで暮らしていければ文句ないのですがね。小劇団の問題を再認識させてもらいました。

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