タイムリーパー光源氏 公演情報 十七戦地「タイムリーパー光源氏」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    観客をタイムスリップさせるタイムリーパー
    受付、開場は開演20分前。
    上演時間は65分。

    靴を脱いで上がる古民家での上演。
    (受付時に、靴をいれるビニール袋を貸してもらえる)
    最前列は少し低くはなりますが、
    全席椅子でした。

    脚本家さんの客席案内は、
    開演直前に設置される追加席の事も告げてくれて、
    親切でした。


    タイムリープ(時間を戻ってやりなおす)の演出はどうするのかなー…と思ってたら、
    そうきたか! という見せ方で、
    それによって色々想像させる部分が増して、
    とても面白かったです。


    終演後に台本(800円)や劇団グッズ販売あり。

    ネタバレBOX


    最初のシーンの、光源氏と景色のコラボレーションがとても雅で、
    「この人が光源氏(光る君)だ!」という説得力がありました。

    藤原さんが藤壺役だと思っていたので、
    キャスト表を見てびっくりしましたが
    作中の惟光の発言を聞いて納得。
    そして「重要人物を、あえて舞台上に出さない」柳井さんの脚本の力をつくづく感じました。

    平安的な小道具は扇子くらいなのに、
    (衣装も雰囲気程度)
    芝居が始まると平安時代になってしまう舞台の魔法にかけられた65分でした。

    夜公演だったので(?)、
    戸のガラスに役者さんの顔が映って、
    背中を向けているときも表情が見えたのがラッキーでした。

    繰り返される会話、
    出てくる言葉は同じなのに
    感情によって言い方が変わったり、
    それによって向かう先が変化してしまう(見える部分が変わる?)のが
    とても楽しく、
    繰り返しのダラダラ感がなくて良かったです。

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    2016/09/11 00:40

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