
前髪(あなたに全て捧げるけど前髪だけは触るな)
MCR
ザ・スズナリ(東京都)
2024/04/24 (水) ~ 2024/04/30 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/04/28 (日) 18:00
MCRは観るたびに好きか嫌いか決め難い気持ちになる。心の柔らかいところをヤスリで削られるような前半から、どう考えても救いはないけどどこか腹のすわってくる後半へ。海里とみのりの迷いや不安につられて客席で悶々とする約2時間を堪能した。
登場人物が相変わらずどうしようもないヤツばかりで、主人公たちだって決して正義でも聖人君子でもないし、でもなんだかみんな(どうしようもないなりに)憎めなくて。
今回はとにかくみのりさんがすごくカッコよくて情けなくて好きなキャラだった。

S高原から
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2024/04/05 (金) ~ 2024/04/22 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/04/20 (土) 14:00
死を身近に感じる状況での人間関係や親しいあるいは親しかった人とのやり取りを繊細に描く1時間45分。
客席の暗闇で息をひそめるように見入った。死は悲劇でも喜劇でもなく、「下」と離れてその場所で暮らすこと自体がすでにこれまでの暮らしと彼らを分つもののように見えた。

トリオ
NonoNote.
シアター711(東京都)
2024/12/18 (水) ~ 2024/12/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ストーリーの懐かしさとホチキスの児玉さんが出演されるので楽しみにしていました。期待以上のクオリティです。演者さんは芸達者にも程がある。(笑)次回の公演も楽しみにしています。

この椅子どけて
劇団ちゃうかちゃわん
大阪大学(豊中キャンパス)(大阪府)
2024/12/21 (土) ~ 2024/12/22 (日)公演終了
満足度★★★★
ちゃうかといえば、皆でダンス💃 今回も拝見できて良かった❗ 内容もそれなりで、自分の人生を振り返ってしまって…😓 学外やって欲しい❗

ロクな死にかた
劇団カオス
大阪公立大学杉本キャンパス旧教養地区第1学生ホール(北食堂)2階オアシス(大阪府)
2024/12/20 (金) ~ 2024/12/23 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
劇団カオスの公演は舞台美術なども豪華でとても学生演劇と思えないクオリティにいつも感銘受けております♪今公演も生死について考えさせられる作品で最後まで興味深く拝見させて頂きました\(^o^)/

迷宮巡礼
劇団太陽族
AI・HALL(兵庫県)
2024/12/20 (金) ~ 2024/12/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
誰にでもなる可能性はある。
音楽がより一層に悲しみを浮き上がれさす。
生きるとは、家族とは、
もの悲しいお芝居でしたが、観に行って良かったです。
ありがとう

キミと奏でる音色
SFIDA ENTERTAINMENT
劇場HOPE(東京都)
2024/12/17 (火) ~ 2024/12/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
時空を旅しながら、自分の大事なもの、自分の大切にしたものを探し取り戻していく物語
主人公を中心に見ていれば作品にしっかりグリップされるのかなと思います

『楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~』
あやめ十八番
澤田写真館(東京都文京区本郷4-39-9)(東京都)
2024/12/12 (木) ~ 2024/12/15 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/12/13 (金) 14:00
観るのは通算7回目となるこの作品、日本で一番上演された戯曲(伝聞)だけに演出、演者、会場の違いによって毎回異なる面白さがあるのは噺家によって味わいが異なる古典落語の如し。
今回は戯曲冒頭の「鏡のささやき」に吉田能さんが曲をつけた主題歌(?)のコーラスとともに演者が2階からの階段を下りてきて始まる演出から惹きつけられる。
また、女優A・Bのメイク/衣装(なのか?)や階段の上を舞台袖に見立てたことも楽しく、吉田さんのピアノ/ボンゴ/キーボードの生音もいかにもあやめ十八番らしく、まさしくSNSのハッシュタグ通り「#あやめ楽屋」!

荒野に咲け
劇団桟敷童子
すみだパークシアター倉(東京都)
2024/12/15 (日) ~ 2024/12/24 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
25周年記念作は劇団員のみで公演。これは本当に凄い作品なんだがどうにも伝えようがない。どんなに言葉を選んで積み重ねてみても大して伝わらないだろう。何だろうな、この感覚。気になった人全員に観に行って欲しいがチケットはもうあるのかないのか。このクラスの作品を年末にガツンとぶつけられて頭はクラクラ。次の桟敷童子の新作まではどうにか生きていたいと思った。
客入れのもりちえさんは見る度にどんどん痩せていく。
井上莉沙さんは可愛いが役柄が・・・。
ワンツーワークスのようにスローモーションで皆が駆けるオープニング。構成が映画的で時間軸が次々と飛んでいく。それを無理矢理成立させる役者陣。メイクと衣装と表情とでこの無茶を成り立たせる腕力。何度も強調して使用される対位法。象徴的なものはどうしようもなく不幸な場面に流れる「ラジオ体操第一」の明るいメロディー。黒澤明の好んだ演出で世界と自分とのズレを浮き上がらせる。今回は演出がかなり凝っており、バラバラにばら撒かれたシーンや夢、妄想や記憶が一枚のモザイクアートのように収斂されていく。
主演の大手忍さんは主演女優賞もの。中村玉緒みたいな嗄れ声で猫背の病んだ女性役。軽い障害のある人の受け答えそのもの。ここまで作り込んだか。
彼女の母親役、板垣桃子さんは助演女優賞だろう。確かにそういう女性が舞台上にいた。直視したくないものを直視させる演技の凄味。この表情。
彼女の弟役、加村啓(ひろ)氏が劇団員になっていた。押尾学みたいなふてぶてしい面構え。
彼女の父親役、三村晃弘氏の元気ハツラツとした健康的な笑顔。山登りとラジオ体操が大好き。とにかく身体を動かしてこそ人間だ。
従姉妹にあたる増田薫さんの表すリアルな痛み。誠実に生きているが故に誠実に我慢ならない怒り。
妹方の叔母にあたるもりちえさんの佇まい。再婚した家庭で会得したのは何も感じない“無”。そしてそれは当たり前の生活の一頁。誰にとっても特別なことではない。
彼女の義理の母親、鈴木めぐみさんが重要なパーツ。独り暮らしの老いぼれた交通誘導警備員だがSNSで動画を投稿していいねを稼ぐ。全く腐っちゃいない。今の時代を楽しみまくっている老婆の強さ。
大手忍さんのキャラはギリギリなところを突いている。観客の感情移入と生理的嫌悪のギリギリ。しかもユーモラス。こんな鬱話の中、観客が笑いでホッとする。そこのサーヴィス精神こそが数十年続く劇団の持つ地力。こんな話に和む笑いを入れる余裕。幾つもの修羅場を潜り抜けて来たタフなベテランの持つ味。
作家が10年以上前から着手していた実際の知人をモデルにした物語だそう。現実では彼女に何もしてやれなかった。せめて虚構(嘘話)ならどうにか出来るのだろうか?納得出来る救済のカタルシスを用意出来るのだろうか?だがそんな嘘話を騙ったところで一体何になる?
こんな負け戦の作品に心底取り組んだ作家の魂にRespect。
「一体どうしたらあんたを救えるんだろうか?」
「それは私が知りたいよ!どうしたら私は救われるのか!」
答えのない世界にただ問いだけが舞っている。
主人公(大手忍さん)の一生絶対に関わるつもりがなかった母親(板垣桃子さん)との電話のシーンでは泣いた。はらわたから振り絞る声、互いに何一つ嘘が存在しない。作家の安易なヒューマニズムに逃げない姿勢を支持。嘘臭い話で器用にまとめるのは簡単だがそんなものは現実と乖離し過ぎていて無意味。今作は虚構から現実を撃たねばならないのだ。嘘話で現実の人間を救う?笑止千万。だがやるのだ。
哀しみが嫌いだったら気のぐれた振りをすればいいし
別に悪い事じゃないさ ねえあんた少し変だよ
BLANKEY JET CITY 「ロメオ」

ミシンとこうもり傘が解剖台の上で偶然に出会ったように美しい
Alice Theatre Laboratory
あかいくつ劇場(神奈川県)
2024/12/13 (金) ~ 2024/12/15 (日)公演終了

荒野に咲け
劇団桟敷童子
すみだパークシアター倉(東京都)
2024/12/15 (日) ~ 2024/12/24 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
パンフレットによれば、モデルとなる話があるそうなのだが、そしてそれはもっと悲惨な話なようなのだが、いったい何なのだろう。終盤、機関車があんなふうに何度もぶつかっていくとは思わなかった。おいおいいくらなんでも・・・とは思ったが、機関車に付けられた名前といい、最後のセリフに繋がる象徴的な場面なのだろう。

サイボーグ009
舞台「サイボーグ009」製作委員会
日本青年館ホール(東京都)
2024/05/18 (土) ~ 2024/05/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/05/19 (日) 17:00
価格12,500円
原作コミックやアニメが大好きなのと事前に公表されたビジュアルが(解釈一致!)という印象だったのでチケットを確保し、観に行ってみた。
めちゃ良かった。
彼らの闘いの始まりの物語を、原作をリスペクトしつつ魅力的なエンタメに仕上げていた。
映像や特殊効果以上にキャスト陣の(特にBG SOLDIERSたちの)身体能力の高さで世界観を表現する手腕もお見事。00ナンバーサイボーグたちも原作のイメージを踏まえて、それぞれに素敵だった。

ワイルド番地
ホチキス
あうるすぽっと(東京都)
2024/04/05 (金) ~ 2024/04/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/04/13 (土) 18:00
決闘が法律で認められ、その届出や認可を担当する市役所の決闘課で巻き起こるあれこれをテンポよく描いて面白い。
荒唐無稽な設定とキャラの濃い登場人物たち、そして怒涛の展開にあっという間の約2時間だった。気持ちよく笑ったりちょっとほろっとしたりして元気に劇場を後にした。

獅子の見た夢―戦禍に生きた演劇人たち
劇団東演
俳優座劇場(東京都)
2024/04/12 (金) ~ 2024/04/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/04/13 (土) 13:30
初演以上にしみた。カーテンコールで拍手しながら、立ち上がりたい気持ちが湧き上がって仕方なかった。
ただ「芝居を続けたい」という思いに突き動かされて冒頭で示された運命に突き進んでいく彼ら。八田と三好の会話に応えるように舞う姿が胸に響いた。

蛇ヲ産ム
日本のラジオ
新宿眼科画廊(東京都)
2024/03/15 (金) ~ 2024/03/19 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/03/17 (日) 18:00
観終わっていやもうやっぱり日本のラジオ好きだわ、と思った。
怖い話です。事象がとか人が……という以上に触れることのできそうなソリッドな沈黙とか明らかに異質な言葉のトーンとか。
もちろん人も出来事も考えれば考えるほど怖い、けどホント面白かった。

諜報員
パラドックス定数
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2024/03/07 (木) ~ 2024/03/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/03/16 (土) 18:00
気になっていた団体の作品をようやく拝見できた。
突然連行された4人の男たち。それぞれの胸の内と連行した側の思惑とがせめぎ合い、ヒリヒリするような緊張感が続く約2時間。骨太な物語とキャラクターの魅力が相まって、ずっしりと見応えのある舞台だった。

オペラ『神々の国の首都』
オペラシアターこんにゃく座
吉祥寺シアター(東京都)
2024/03/08 (金) ~ 2024/03/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/03/16 (土) 14:00
美しい舞台だった。ハーンが旅した夢の国では人も芸術も自然も端正で興味深く見えたけれど、そこにも人の世の醜悪さや愚かさが潜んでいる。それも含めての日本であり松江なのだ。物語や歌声はもちろん、さまざまな所作の美しさや場面ごとの舞台上の景色に見惚れた。
ストレートプレイの面影がオペラの向こうに透けて見える気がしたけれど、あの台詞たちを歌うことである種のユーモアやおおらかさが増したのではないだろうか、と想像した。

陽だまり食堂
THEATRE ATMAN
Our Space(東京都)
2024/12/20 (金) ~ 2024/12/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
価格4,500円
人間とは、何とバリエーションがあるのだろう。それぞれの生き方や様々な思いが、不思議な共通点を産んだり、全く異なる視点を理解したりしながらセリフが行き交う。家族とは?人生とは?生き方とは?

メサイア・コンプレックス
早稲田大学演劇研究会
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2024/12/19 (木) ~ 2024/12/23 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/12/21 (土) 18:30
130分。休憩なし。
(この回は機材トラブルで開演が45分押し。開場前に状況説明あり、混乱は無し)

ケレン・ヘラー
くによし組
シアタートラム(東京都)
2024/12/19 (木) ~ 2024/12/22 (日)公演終了