
真夏no夜no夢!
いるかHotel
ピッコロシアター (兵庫県)
2016/09/03 (土) ~ 2016/09/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
イルカHOTELさん、今夏一押しの「夏の夜の夢」、
イルカHOTELさんの「真夏no夜no夢!」
今夏3回目、「夏の夜の夢」を拝見しましたが、文句無し、その中で私の一押しは、このイルカHOTELさん!
関西人の心をくすぐるニクいアレンジと演出。
これぞ関西って位、笑わせてくれます。
とってもエンタメ、感情移入し易く、何も考えず笑えるシェークスピア。
大根役者が魔法で迫真の演技に…、てな圧巻の演技・演出がいたるところに!
観て損はなし!
って言うか、観ないと損!

ネジレバネ
空∞羽
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2016/09/09 (金) ~ 2016/09/11 (日)公演終了
満足度★★★★
闇に包まれたような独特な世界観
なんとも独特な世界観
顔を白塗りでアングラ的な表現で新鮮だったのですが
表情や個性を消す意味的なモノなのでしょうが。この白塗りが私にはちょっと見慣れない事もあり、
最後までそれが気になり過ぎて距離を置いて見ていた印象
ダンスは感情が赴いたままに動いてる様で表現で想像力が掻き立てられます
殺人事件の話なので音楽も雰囲気も暗い闇に包まれている感じのお芝居
見終わった後もその余韻が残ります

ミニチュア
シアターノーチラス
新宿眼科画廊(東京都)
2016/09/23 (金) ~ 2016/09/27 (火)公演終了
満足度★★★★
ミニチュア
すごくせまい舞台で役者との距離が短くて役者の顔の表情やしぐさ等がよくみえました。失踪女性の一室でそれぞれの登場人物が入れ替わり立ち代りいろんな組み合わせで会話が始まる。その会話がまずかみ合わないところからはじまるのがなんともいえないですね。
迫真の会話劇でとてもよかったです。
ただ、自分としては最後もうひとひねりあってもいいのではと感じました。
あっという間の75分で21時前に終わるのはいいです。

かえってきた不死身のお兄さんー赤城写真館編ー
演劇企画ハッピー圏外
Route Theater/ルートシアター(東京都)
2016/09/26 (月) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

学園戦線:革命行き
共立女子大学ミュージカル研究部
ART THEATER 上野小劇場(東京都)
2016/09/24 (土) ~ 2016/09/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
伝えたいこと、が確かにある
志があり、部員がそれを共有しているのがイイです。2・5次元ものかと思いきや「イジメ」に取り組んだ硬派な芝居でした。よくあるウソくさい善意や反省ではありません。とはいえ、登場人物は全員男性役、オールフィメールで劇を担ってますし、人物名は地下鉄の路線名です。ガジェット的な工夫もいろいろあって楽しめます。歌が、人物の心情や場面の情況を語るのですが、納得するまで歌詞を吟味できなかったのは残念。事前に歌詞を配るか、スクリーンに映してほしいもの。

姉妹
劇団普通
RAFT(東京都)
2016/09/12 (月) ~ 2016/09/14 (水)公演終了
満足度★★★
しまおさんの魅力がクローズUP
姉妹
腹違いの姉妹の初の対面。
平行線のまま、先が見えない2つの世界の境が見えます。
卍
谷崎の短編一部を切り取った作品
両作品とも、しまおさんだけが感情激しく動く怪しい雰囲気で
存在感が印象に残る作品でした。

Vamp Bamboo Burn 〜 ヴァン!バン!バーン!〜
劇団☆新感線
赤坂ACTシアター(東京都)
2016/08/17 (水) ~ 2016/09/18 (日)公演終了
満足度★★★★
宮藤さんは相性いいです。
新感線で音モノで、それにピッタリの脚本を書けるのは
外部では宮藤さんしか居ませんね、10年ぶりに拝見した斗真さん
宛書だけに、ネタもの気味で楽しめました。
そんな中、中村倫也さんがしっかり演じてるのに感激です。
小池さん含めて、3人のラストの対決場面はなかなk盛り上がりました。

バックトゥ・ザ・舞台袖
ENG
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2016/09/23 (金) ~ 2016/10/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
Show must go on.
「バックトゥ・ザ・舞台袖」〜The stagewing of THRee'S〜
つまり、「THRee'S」という舞台の舞台袖で起こるタイムスリップシチュエーションコメディ。難しいことを考えずに、目の前で展開するドタバタ劇を楽しめばいいだけ!
舞台観劇したことある人は絶対楽しいし、ドキュメンタリーとか稽古オフショットみたいなものが好きな人は尚更。
でも、全く舞台なんて見ないという人にもオススメできる。
全ての物事には裏で尽力している人が必ずいる、って事を誰もが知っているから。
主演の加藤凛太郎さん。通称りんりん。いろんな舞台で拝見している器用で真っ直ぐで実力派な俳優。自転車で770km走って心配させたりするけど、舞台では何も心配ない。
全力で演劇愛を演じて走り回って絶叫して汗だくになってる姿は、同年代の星です。
バク袖でのめり込んで見ちゃうのが裏方スタッフの役。中でも平山空さんが芯があって最高でした。CRさんも良かった。ENGのMs.爆発力・大友歩さんも見事な爆発を見せていてキーマン。
空ちゃんの何が良かったって、目的意識・プロ意識がしっかりしていて揺るがないところ。取捨選択をできる強さ。人を信じられるハートの強さ(役者だけじゃなく出てこない裏方全部に対しても)。それが感じられた役。
ボク団以外でも沢山見てるけど、本当にいい女優さんになってらっしゃる。
図師さんが、本気で図師さんにしか演じられない役で、完璧すぎて最高でした。仮に再演あっても役者変えると大変な事になっちゃうヤツだ・・・。

炎の60分シリーズ 4本立て一挙公開祭り
カプセル兵団
ワーサルシアター(東京都)
2016/09/15 (木) ~ 2016/09/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
炎の60分!!×4
千秋楽に4本一挙に見ました!面白かったです!!ネタがマニアックで(私が知らないだけ?)よく分からないところもありましたが、まあいつものことなので慣れました(笑)。タイトルが似たり寄ったりで、予約のところが略してあって、何を予約したのか分からなくなりそうだったのでまとめて見ることにしたのでした。余裕がなくて「燃えよ映画魂!」の熟年ヴァージョンを見ることができず、青木さんのバーニンガイを見逃したのが心残りです。

あゆみ
LOOP⑩
旧内山下小学校体育館(岡山県)
2016/09/10 (土) ~ 2016/09/11 (日)公演終了
興味深い舞台でした
遅ればせながら、誰も書いてくれないので書いておきます。
廃校でやるってだけに、様々な趣向を凝らした「ハイコーチャレンジ!」。
今回は体育館内の特設アリーナ(プロレスかっ!)が会場。 しかも、ステージも観客席も六角形で、まるで亀の甲。 但し、客席の後ろの空きスペースが第二の舞台となっていて、役者がぐるぐる「歩む」。
観客が見ていようが見ていまいが、歩く。
歩いて歩いて、中央ステージに登場。
自分の出番が終わったら、退場して歩いてく。てくてくてく。
そう、テーマは「あゆみ」―――“歩く”であり“歴史”でもあるタイトルだ。
割と平凡な、ひとりの女性の記憶の中の、切り取られた場面場面が、走馬燈の様に現れて過ぎ去って行く。
最初のうちは???だったが、やがてヒロインを何人もの女優が場面毎に入れ換わり立ち替わり演じているのが解った。 マラソンのたすきじゃないけど、赤いカーディガンがヒロインの証しなのだ、と。
演じる俳優はというと、演劇経験ゼロの方から最早古参と呼べる御仁まで、
彼等自身の“あゆみ”もまた、バラバラ。 でも、それはそれで、また一興。
やはり、発声や体の動きなどで差が出てるのだけど、目まぐるしく役が入れ換わっちゃうもんでいちいちチェックしてるヒマなんて無かったし、実際、さほど気にならなかった。
ステージをとり囲む客席からは、「どの席からでもよく見える」のは確かですが、やはり、背を向けて叫ばれると聞こえ辛い部分もありました。 (特に一つの文章をコマ切れにリレーするところ。チラシに大きく書かれていた文章をシェアしてるのは解ったのですが、台詞としてはほぼ聞き取れませんでした。シーンとしては凄く面白いのですが。) 表情が全く観れない、というのも悔しいし。
この、風変わりな円形舞台の設定は、「ループ⑩」という主催団体にちなんだモノなのかな?と思って観ていたのですが、彼女が歳をとって、その子供が、孫が、やはり彼女と同じ様に歩みを始めるところを見せられると、あぁ、あゆみって、決して平坦で真っ直ぐなものじゃない、曲がりくねって、戻って来る、輪っか―――代替りしていくから継ぎ手の長い螺旋みたいなものなのかな、それを表現してるのかな・・・と思える様になりました。
そのあゆみの途中で、一寸躓いたトコロ、でも通り過ぎちゃって、小さなトゲのようにチクチク痛むトコロ、もし時間を遡ってやり直せたら―――といつも心の中に蟠っていた想いを、ひとははっきりと“認める”ことで、先に進めるんじゃないか。
そんな事を教えてくれるお話でした。 (ちょいとネタバレになっちゃったかな?)

ミニチュア
シアターノーチラス
新宿眼科画廊(東京都)
2016/09/23 (金) ~ 2016/09/27 (火)公演終了

『And so this is Xmas』『月の子供 the Musical』
秦組
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2016/09/24 (土) ~ 2016/10/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
『And so this is Xmas』
ドラマや小説でもサスペンスものを手掛ける秦建日子さんの脚本が面白い。
これは、小劇場で展開される壮大なサスペンス。
時間や空間を飛び交うストーリーが、場面転換のない舞台でスピーディーに展開する。
登場人物が絡み合い、ほぐれて、やがて謎が解ける中、そこには、人間ドラマやメッセージが織り込まれている。
その膨大な台詞をきちんと観客に届け、メッセージを伝えるキャストの演技力も素晴らしいものがあります。
初日からテンポ良く、緊張感のある2時間、舞台に釘付けになりました。

うそつきにつき
空想実現集団TOY'sBOX
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2016/09/22 (木) ~ 2016/09/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かったです!
前説から本編への流れがとても素敵でした!
本編も笑って感動できて本当観れてよかったです。
とにかくダンスが本当にすごかった!!!

バックトゥ・ザ・舞台袖
ENG
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2016/09/23 (金) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

DISGRACED ディスグレイスト 恥辱
パソナグループ
世田谷パブリックシアター(東京都)
2016/09/10 (土) ~ 2016/09/25 (日)公演終了
満足度★★★★
現代の
現代のアメリカ、世界が抱える人種問題を考えさせられた。
台詞は芸術や政治など難しい言葉が多く、会話劇のためテンポも比較的早かったが、そこは役者さんの演技力がすばらしく…
特に小日向文世さんは凄かったです。。。

『ニュー俺ラップ~韻フンデミル?~』/『心優しき野郎ども』
すわいつ企画
テアトルBONBON(東京都)
2016/09/21 (水) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

『Re:』
Element
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2016/10/01 (土) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

『Re:』
Element
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2016/10/01 (土) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

『Re:』
Element
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2016/10/01 (土) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

ミニチュア
シアターノーチラス
新宿眼科画廊(東京都)
2016/09/23 (金) ~ 2016/09/27 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2016/09/25 (日)
この日は午後1時から南阿佐ヶ谷で某公演を観た後、ちょっとした予定をこなし、新宿へ。シアターノーチラスさんの公演は5月の下北「紙の方舟」に続いて2作品目。前作同様、実際に起こった事件を参考にしたフィクション。失踪した女性の部屋を舞台とし、関係者数名が何度も部屋を出入りする。部屋に残った人の組み合わせで様々な展開になる会話劇に時間を忘れるぐらいのめりこんでしまいました。ありきたりの表現ですが、「すごく面白かった」。もっと多くの人に観てもらいたい劇団です。次回作は来年の3月との事。ちょっと先ですが、楽しみに待ってます。