最新の観てきた!クチコミ一覧

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永遠の一秒

永遠の一秒

インヘリット東京

南大塚ホール(東京都)

2016/09/23 (金) ~ 2016/09/25 (日)公演終了

よく意味がわからなかった
感動できたのは最初の20分だけ。

タイムスリップ物にする意味がなかったと思う。
なんとなくまとまり感はあるものの、それだけ。

20年近く再演を重ねていると聞いて期待した分、がっかり、といった感じ。
内容としては戦争賛美でも戦争反対でもなく、どちらかというと友情の話なのかな?
それすらもぼんやり。

愛犬家

愛犬家

甲斐ファクトリー

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2016/09/29 (木) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

衝撃的な結末。
役者さん、がんばってたね。

時間が行ったり来たりするので追いかけるのが大変だけど
最後で一気に解決していくのが快感!

衝撃的な結末はそのあと救われる。

今牧さん眼福。

Infinity

Infinity

ハグハグ共和国

萬劇場(東京都)

2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

シャボン玉のような
光を浴びて、シャボン玉が虹色に輝いているような舞台でした。背中にある現実をひととき忘れ、あこがれや切なる願いに輝いた人たち。かれらの苦しみより、夢みる力に心動かされた気がします。奥行きのある清潔感あるセット、ファンタジックな雰囲気まで生み出していたと思います。物言わぬ人たちの存在、イイ演出でした。

かえってきた不死身のお兄さんー赤城写真館編ー

かえってきた不死身のお兄さんー赤城写真館編ー

演劇企画ハッピー圏外

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2016/09/26 (月) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

とても味のある舞台でした、が。
ハッピー圏外らしい、人の想いの温かい舞台。しっかり作りこんだ舞台、清楚な妹、しっかり者の叔母、とても良い雰囲気を出していた。賑やかに飛び込んでくる隣人達も個性豊か。しかし、話の中心にある“不死身のお兄さん”にそれらしき人を超越した存在感がないのが残念!裏庭から人の出入りが多かったが、そのバックが黒というのに、なぜか違和感を持った。

七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字

七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字

アガリスクエンターテイメント

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2016/09/09 (金) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

流石、グランプリ&四冠…のシチュエーションコメディ
流石、コメディフェスティバル2015グランプリ&四冠。
シチュエーションコメディを逆手に取った作品『七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)』に大笑いしました!
上演時間も時間通り、完ぺきでした。素晴らしい!

そして新作の『笑いの太字』
鹿島さんと沈さんの回を拝見。
素晴らしく見事な屁理屈の応酬が堪らない!
とっても良かった!
「笑いの○○」からのクレームがなく、再演される事を切に願っています。

終演後、予定通り「紅白旗上合戦」DVDを購入。
そして貧民割&前半割の御礼に「ナイゲン(全国版)」DVDも衝動買いしてしまった。
財布が寂しい。

月の剥がれる

月の剥がれる

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2016/09/23 (金) ~ 2016/10/03 (月)公演終了

心に落ちて来た・・。
アマヤドリ「月の剥がれる」@吉祥寺シアター9/29マチネ観劇(10分休憩有)
観終って、一度止めた涙がまた、零れ落ちてしまった。

何故だろう、初演の時に「?」が多く残ってしまった自分の3年前を取り払うような、語弊があるかもしれないが感情が物凄くシンプルに、舞台から解き放たれた時間。
大きく変わったと感じたのは、テンポの変化。

観客の視線を置くところが見易くなった気がした。

学校のシーン、散華のシーン、より、「個」の成り立ちが明確。

更に、初演からの進化。

まっさらな心に落ちて来た。

色んな場面が流れるように、緩やかに交わる。

ふと、思う。

夜間飛行している彼らがみたのは燃える過去のヒトだったのか?

未来が過去を俯瞰しているのか?

命はだれのものなのか?

自分が傍観者でいることは悪なのか?

再演であって、再演ではなく、新たな「祈り」を見届けた時、涙が止まらなかった。

上演時間は数字にすると、長いと思われるが、実際今日観劇してそんな事は無かった。

ああ、とても愛おしい時間となった。

宮崎雄真さんの今作、いつものイメージだととても、温厚なお父さんといったものを個人的に持っていたが、愛らしくも有り、誠実でもあり、引き込まれる。

ザンヨウコさんの語り部的な役は、反則的に素敵だ・・・。

本当にあの方は不思議な俳優さんだと思う。でも、先生はきっとザンさんが演じるのだろうと思っていたので、嬉しかった。

石本政晶さんの今作の役は

初演よりなんていうんだろうか、セクシー度数が高まったような気がした。

初演は、「純愛」なイメージだったのだが・・。

彼の発案も、本当は、最初は些細な事だったのだろう。

そこから「散華」の膨れ上がるスピードが

現実の世界と気持ち悪いほどリンクする。

小角まやさんの言葉に共感する人が一番多いと感じる。

「私ならそう思う」といったある意味観る側の一番置きどころが近い役であるゆえに、台詞が刺さる。

同性である事もそうだが、彼女の「正論」が届かない悲しさ、怖さ、切なかった。

長男が死、その後に次男もまさかの同じ流れに身を投じていく様をみて、別れ際に

「またね」と言って走り去る場面。

縁を切ってもいいくらいの常識的には考えにくい行動をする兄に対して

それでも、「さようなら」と言わず「またね」という所が個人的にナツの優しい心根を観た気がする。

西川康太郎さんの役は、「自分」を持ちながら、一番翻弄されてしまった役なのかなとも感じた。知らない間に、抗う事をしないで、あの場に、自分を置きにいってしまった。

きっと、考えて、考えて、でも、あえて、あの流れに。

優しい人なのだな、と。

倉田大輔さんの役は、この役のイメージが、とても、飄々というかぬらりくらりとすり抜けていく。「散華」というマリオネットを操っていたが、何処かでその糸を切りたがっていた気がする。

「散華」の最期。

人々は死に、それは、新たな再生にむかう・・。

いや、「死」はあくまでも、「死」。

天寿を全うしない「死」はただの「死」。

生き残った者・・。

笠井里美さんの最後の場面。「きいてるよ」と心の中で呟く。

ファインダー越しに、彼女の涙が見えたような気がした。

渡邊圭介さんと、石井葉月さんの最後に死を止める言葉について話してる場面が好き。

震える様な細い繋がりを手繰り寄せる様な会話が切なかった。

そして、劇中、常に皆を見守り続ける

田中美甫さんの役。

天使のような、影のような、もう一人の「あなた」。

テンも、ソラも、

大きく、広く、隔たりの無い、何処までも、何処の場所にもつながっているモノ。

神様が、垣間見た人間たちのほんのちょっとの時間だったのかもしれない。

神様からみたら、人間の一生って、瞬きした位の感覚なのかもしれない。

でも、

親は子を産み、育て、やがて、また、その子が親となり、子を産む。

一個の命は、大きな木の様に過去から繋がって繋がっている。

とても、シンプルに考える。

だからこそ、心音にも似たステップの音の群舞に心奪われる。

善き時間を過ごせました。

楽までお怪我無きよう・・。

あなただけ元気

あなただけ元気

箱庭円舞曲

ザ・スズナリ(東京都)

2016/09/08 (木) ~ 2016/09/15 (木)公演終了

やっと観た!!
ずっと、観たいと思っていた箱庭円舞曲。
ホンが痛く、とても、観ながら考えると怖くなった。
ただ、特別な世界ではなく、ごく、自分の身近な世界の風景。
そこには、「個」としての成り立ちと「団体」今回は「会社」という身近で没入し易い世界での話。
日本人であると言う事を私は観ながら強く感じた。日本人であるが故のきっと、こんな事柄がきっと、近い未来、絵空事ではなくなってしまうかもしれないと感じ、怖くなった。誰に投影するか
によっても、感じ方が変わるとは思う。
心に痛く、刺さったホンだった。ラストの電話のシーンに、涙してしまった。
救われたの?と思ったが、ただ、それは本当のラストになってしまったのだろう。
涙が出た。

今回の俳優の方々の力量にも、本当に善き、芝居を観させて頂いたと思う。
岡田一博さんや、鈴木ハルニさん、その他にも皆さん、本当に力ある方々で
素敵だった。

久しぶりに観劇後に高揚感を感じている。今一度思い返すと、色んな伏線というか、揶揄が含まれてるトリッキーな構成ではないかと。この台詞の裏は実はこう、この設定はこうそれぞれの配役をもう一度、なぞりたいような芝居だった。
善きホン
善き俳優
善き公演をありがとうございました。

月の剥がれる

月の剥がれる

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2016/09/23 (金) ~ 2016/10/03 (月)公演終了

満足度★★★★

騙されたくないなー
一番興味深かったのは、誤った思想であっても、そのプロデュース力によって世間に通用させてしまうプロセスの描き方でした。 
ドラマチックに印象付けられてしまうと「正義」と勘違いしてしまう怖さ。 
そしてドラマチックとは程遠い、薄汚い内情。 
今のマスコミはあっさり騙されてしまうほどバカじゃないと思うけど・・ちょっと心配。 
今作を完成させるにあたり、どれだけ沢山のエネルギーが注がれているのかと思うと頭が下がります。 
思ったより理解しやすいストーリーで良かったですが、この2時間30分の力作に対しては、こちらも相応な気合で挑まなければ負けてしまうのではないかと思いました。(観劇に勝ち負けとは何を言っているんだか)

うつくしい世界

うつくしい世界

こゆび侍

駅前劇場(東京都)

2016/09/21 (水) ~ 2016/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★

恐ろしげな世界
汚染された世界では「きれいな空気」が生命線。酸素は植物が生成するが、汚れをろ過したきれいな空気を作るのは薔薇だけ。もっともこの「薔薇」、植物ではなく人間の中でごくたまに生まれる、「ほめられると膨らむ」種類を指す。彼は耳を心地よくする言葉を聴くことできれいな空気を吐き出し、人を助ける。ただし、この社会ではこの空気は支配者の独占である。というか、空気を独占することで支配者となっている。最初の場面は、「薔薇」と思しい赤子が生まれたことに夫が気付き、その事を察知したらしい産科医を殺す(裏手の銃声でその事がほのめかされる)。時が経ち、その夫はやがて、狂気の支配者に使われる「官吏」となっており、薔薇の管理を任されている。支配者の片腕の大男が恐ろしげで、恐怖政治の実際の手先となって能動的に人々を威嚇する事に喜びを覚えているようである。
太陽もまともに当たらない世界、照明も茶色くくすんで人々は貧しく、世知辛く生きる。ここに善良で心のきれいな主人公の娘がいる。病気の妹がいて、仲良くくらしている。配給の空気を入れるタンクを交換してくれと言われ交換すると、穴が開いていて、困ったと妹に相談する。そんなあたりから、官吏の息子(実は薔薇だが素性を隠している)と、娘が出くわし、最初は険悪だが次第に心を通じ合わせ、精神的な愛を育む関係になる。だが娘の能天気さがアダとなり、官吏の息子が薔薇である事が支配者に知れてしまう。旧「薔薇」は次第に空気を作らなくなってしまっていた。
そんなこんなで、恐ろしげな世界の物語は綴られて行くが、ここに(我らが桟敷童子の)大手忍演じるこじきが登場してくる。これはまともに喋らず(喋れず)、いつも殺された死体があればどこかへ運んで行き、通りかかると人々から「臭い」と言って顔を背けられる。この「こじき」の独自の価値尺度や生活様式、哲学は無言の行動で表現される。万事行き詰まったときの「救い」が全身薄汚れた乞食によってもたらされる・・ファンタジーな場面は中々美しかった。喋れず、声だけの演技がよい。さすが我らが・・・
 惜しむべくは物語をもっと緻密に、不具合を修正できるのではないかと思う。最後は「二人の愛の物語」的なまとめになっていたが、「汚れた世界」を生き抜く同士として、べたべたせず、同じ方向を向いていれば良いのではないか。向き合って愛してる、だの言った瞬間に空しくなる・・というのは愛を感情、心情として捉える限り、それは「自分」に属するものでしかないという難題に現われるからであり、「汚れた世界」を生き抜いてきた娘にその事を知らないなんて事はない、そう思えてならない。
 舞台に出現せしめた汚れた世界の色合いは良かった。
 

贖い

贖い

地平線

アトリエ春風舎(東京都)

2016/09/22 (木) ~ 2016/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★

新国立劇場研修所修了生の力量は。
見覚えのある二人。研修生公演を見始めたのは4,5年前か・・・洋物芝居でとっつきにくく、「無理してる」印象が否めなかった中、初めて顔のよく見えた「親の顔が見たい」(第8期)以来、俳優に親近感を覚えるようになった。その「親の顔」(何とあれは試演会)で中心的な役割だった坂川慶成、そして第9期の高橋美帆による二人芝居だ。(チラシデザインは8期で俳優としても目立っていた荒巻まりの)
 この新国立男女のまだ若き二人による芝居は、「淋しげな背中」の溶暗から、食い食いの激しい台詞の応酬に始まり、徐々に徐々に、「ある事(人)」をめぐる真相を浮かび上がらせて行く、ミステリー仕立ての会話劇。
互いによく知る間柄だから成り立つ、相手の数手先を読む台詞、話題の飛び具合が「ミステリー」的である事を可能にしているが、「後出し」に過ぎる感が否めない部分もある。
話を迂回させつつ、観客が真相を知るまでの時間を先延ばしにする工夫はうまいが、現われた(はずの)真相である「全体像」は意外でもなく、持って回って説明されるようなことでもなく・・・という印象だ。
まだ二十代前半の二人、とは後で判ったが、とてもそうは見えない貫禄は修練の賜物と言えるかも、であるが、中盤から若さが露呈し、芝居のテンションを維持するのが精一杯、それでもよくやっている、のだろうけれど、役のあり方、演技として的確かどうかとなると厳しい。
 男性の方は(性格・立ち位置として奔放である事が自然なキャラという事もあって?)「出方」にバリエーションがあって弛ませないが、女性のアプローチはせいぜい3つ位、それを使い回すのが精一杯に見えた。感情的になる。がそれを鎮めて、敢えて言葉を相手に投げる義務を負っていることへの倦み=ため息混じりの台詞、と来る。西欧だから「言葉」はどうしたって省略できないので、あの(洋物によくある)息混じりの喋りが出てしまってもある必然は無くはないのだろうけれど、「人物」になりきれていない、ゆえの「目くらまし」演技、意表をつく出方、これを二人ともやっている。終盤はこればかりに思えて仕方なかった。
問題は二人がどういう関係なのか・・・最初、夫婦に見え、その共通の親しい人の名が出て、彼が死んだ事がだんだんと判る。息子?と思いながら見ていると、それにしては一方が淡白すぎ、中盤も中盤に来てやっとそれが、男の「兄」だとわかる。そして女は彼と結婚していた女性だった。
 兄は音楽家で、単なる偶然によって、衝動的な殺人の犠牲者となる。加害者は所謂マイノリティ、異国人であり、男はそうした者たちへの(恵まれた白人としての)負い目を抱いており、その事は起こるべくして起こったと理解していることがわかる。貧困の子供たちへの支援活動もしている。そんな彼を女は受け入れがたいが、理解は示す。が、男のその行動、選択は自分の全てへの恨みに発していて、実は「正義」ゆえの行動ではなく己の負の要素に負の刻印を押すための行動に過ぎない(かなり意訳すればそんな具合)、と断じる。女は女で、結婚生活に敗れて5年前に出て行った事の負い目を持ちながらも、いつか帰る場所だと考えていたのに、訃報を聞いて帰ってみれば自分にまつわる何もかもが消えてしまっている(夫の生活から削り取られていた)事に愕然とした事を弟に伝える。行き詰まった彼女は戻ってくることを考えていた、という。
 さて、「問題にしている人間」を作者が中盤まで伏せた理由は、恐らく、出会っている二人が兄の(元?)妻と義理の弟である設定から、考えつくのは道ならぬ恋。だから伏せに伏せて、その間に「彼」との関係から派生する様々な「問題」のほうを話題にし、掘り下げさせた。
でもって、最終的に、二人は女がそこを去る前、電撃が走るような感覚に任せて肌を重ね、求め合ったことが語られる。女はそれで去ったのだと判る。男はその事実に触れまいとしてストイックな話題に固執していたらしい推測に導かれる。「兄」の死は9・11についてのある解釈と同様、ある恒常的な不正を放置し見ぬふりを続けてきたことのツケなのだ、と解釈し得る問題からすれば、そのような高邁な「正論」をいかに語ろうが、情欲の前に人間はひれ伏すしかない、脆弱さというものに繋がるのだろうか。。 
 いずれにしても、このオチが付け足しでなく、作者の最初の狙いなのだとしたら、芝居の作りは随分違ったものにせねばならなくなるのでは。
 冒頭から激しく続けられたやり取りは、全て、二人の間の精神的障壁を取り除くための、前戯であった、のに違いない。そうして「変わりえない世界」の片隅で、叶わなかった愛の代償であり今や不要となった「正論」を手放し、その手で「自由となった」女を抱き締め、現実に埋没して行く・・。そんなのが正解かナ・・などと想像した。
 芝居を離れるが、3年という期間を演劇修練に費やした修了生が、演劇界で活躍して行くことは喜ばしい。官製の演劇教育、などと揶揄する向きがあったりするのかどうか知らないが、私は応援したい。

Unbreakable -アンブレイカブル- 最終章

Unbreakable -アンブレイカブル- 最終章

演劇レーベルBo″-tanz

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/09/29 (木) ~ 2016/10/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

SF的な批評精神を貫いて
前2作を受けていますが、開演前のレクチャーが親切ですし、展開する魔法世界は現代とかなりパラレルですので、今回から見て全然問題なしに、楽しめます。SFおきまりの自由な社会・政治批評が辛口に効いていて、堕天使と殺戮天使の争いにリアリティーというか、得心できるものになっています。映像と音楽が効果的に使われ、いいなぁ。個人的には、アンブレイカブルのままでもよかったのですが。

愛犬家

愛犬家

甲斐ファクトリー

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2016/09/29 (木) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

珠玉のラストシーン
泣いた!久しぶりに泣いてしまった。。。
最近の歌って踊る薄っぺらな芝居と違って、作品と呼べる演劇だった。
その重いテーマは人の心の闇に潜むもの。それを笑いを交えて展開してくれて楽しめた。
ネタバレになるので言えないが、とにかくラストシーンは出色の出来栄えで感動した。これで旗揚げ公演なのか?再演を強く求める。
うん、もう1度観に行こう!

愛犬家

愛犬家

甲斐ファクトリー

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2016/09/29 (木) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

mata,
旗揚げ公演、それも初日にみてきました!

少女役の役者さん、よかったです。

女性の触れてもらいたくないところがあって。。。。
せつなくなりました。

これからが楽しみです。

愛犬家

愛犬家

甲斐ファクトリー

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2016/09/29 (木) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

またいきます
旗揚げ公演、それも初日にみてきました!

少女役の役者さん、よかったです。

女性の触れてもらいたくないところがあって。。。。
せつなくなりました。

これからが楽しみです。

うそつきにつき

うそつきにつき

空想実現集団TOY'sBOX

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/09/22 (木) ~ 2016/09/25 (日)公演終了

満足度★★★

パンフレットが一番◎
チラシに惹かれて観劇。舞台セットなどは簡素なものでしたが、色々と工夫を凝らしており、独特な世界感が楽しめる作品でした。当日配布のパンフレットは無料とは思えないほどのクオリティーの高さ。こちらの劇団さんは毎回このようなパンフレットなのでしょうか。観劇の記念になるので非常に嬉しく感じました。

かえってきた不死身のお兄さんー赤城写真館編ー

かえってきた不死身のお兄さんー赤城写真館編ー

演劇企画ハッピー圏外

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2016/09/26 (月) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

満足度★★★

物語は良かったけど声のボリュームが…
初めて観た劇団さんでしたが、今回が第28回公演という長く続いている劇団であることと、タイトルやあらすじも面白そうな作品だったので期待していました。ストーリーや役柄の設定などはわかりやすく、笑いあり涙ありの内容で約2時間夢中になって観劇させて頂きました。なかなか立派な当日パンフレットも好印象。ただ気になったのは何人かの役者さんの声のボリュームです。大声というより絶叫というか爆音というか・・・とても小劇場で演じられているとは思えないような声の大きさで、非常に耳障りでした。せっかくの良い作品もその点でだけでマイナス30点くらいです。茂助役、みよ役、米役の役者さんは素晴らしいと感じました。

街角

街角

じゅんじゅんSCIENCE

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/09/29 (木) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

-
ユニゾンでもなければバラバラでもない踊りで、陽性な雰囲気。視野を広くして、同時に舞台の複数の個所に意識を向けていると、快感に襲われた。

ミニチュア

ミニチュア

シアターノーチラス

新宿眼科画廊(東京都)

2016/09/23 (金) ~ 2016/09/27 (火)公演終了

満足度★★★★★

コスパも最高!
下北沢もいいけど、新宿眼科画廊公演もいいね。
やれやれといった感じでトホホな人達の生態を臨場感たっぷりに楽しみました。
格好良く置きに行って決まり過ぎていた感もあるが、全ての台詞が利いていた。
いい時間を有難う~!!

かえってきた不死身のお兄さんー赤城写真館編ー

かえってきた不死身のお兄さんー赤城写真館編ー

演劇企画ハッピー圏外

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2016/09/26 (月) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

正直に言うと・・・・
割と奇のてらい無い作りだったかなぁと=感想

でも登場人物配置は上手で
奇天烈な感じのキャラクター達は
存在感の強さとあいまって楽しめた約2時間の舞台

ネタバレBOX

後藤田文蔵さんは開場時はパンフ配り・・・
落ち着いた感じで日ごろ感じてた舞台上での破天荒な感じは受けず&
舞台上にて今回は抑え役の女性がいて楽しさも増えたかしら♪、
浅野泰徳さん・・・あいかわらず喋りというか間の感じというか
なんともユニークなお兄さんの友人を怪演(?)されたかなぁと、
(ファンです お二人とも~(^ー^)

・・・・多少のネタばれながら
主人公のお兄さんは本当に不死身だったようですね(^^)

終演後は土足厳禁ながら舞台上での撮影もOKとの配慮あり
=まぁSNS等の評判拡散狙いでしょうが・・GOODであります♪

ヒロイン=主人公の妹にライバル心を起こしてるお姉さんも
キャラはよかったが・・・なぜにライバル心を掻き立てているのか
の説明が無くていまいち浮いてる感があったかなぁと感想っす

さて公演も終わりましたし
お話の概要を・・・

大東亜戦争へ出兵した主人公のお兄さん
妹に別れを告げて・・・終戦5年後
死亡通知を受けて既に葬式まで済ませた兄が
ひょっこりと妹の前に現れます
周囲の人間を驚かせようと隠れるのですが
集まった近所の方々は兄の生前の悪行を言い合い
出るに出られず~から
妹のお見合いとか いろいろゴタゴタが重なり
中途・・実は兄は幽霊ではなかったと疑われ
さんざん皆に迷惑をかけた悪行も人助けだったりと判明します
でラスト=死亡確認されてから3日後に生き返った話を聞いていた一堂が
兄の生還を確信して周囲に探しに行くというのがオチです

なんですが~
自分の周囲の人間に迷惑かけてまで
見ず知らずの女性を助けるという身勝手さに説得力は感じられなかった
「これこれこうだから」と周囲の人間に助けとか相談をするのが
筋ではないかなぁ~?
また不死身な理由のわけとか方向性をニオワスような情報提示も
舞台上の表現で欲しかったかなぁと希望&感想っす
かえってきた不死身のお兄さんー赤城写真館編ー

かえってきた不死身のお兄さんー赤城写真館編ー

演劇企画ハッピー圏外

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2016/09/26 (月) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

笑いあり涙あり
ストーリーも登場人物それぞれのキャラクターも面白く、笑いあり涙ありの舞台でした。ただ、熱演は良かったのですが、声が大き過ぎる役者さんの場面は、うるさく感じてしまいました。茂助の妹役の役者さんは、目がキラキラしていて生き生きしていて素敵でした。そして、幼馴染の鍋島役、戦地で一緒だった布田役が、いい味を出していました。楽しく、愛情溢れ、人情味の溢れる良い舞台でした。

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