最新の観てきた!クチコミ一覧

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北とぴあ演劇祭2016

北とぴあ演劇祭2016

北とぴあ演劇祭

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2016/09/17 (土) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

「きたく子ども劇場演劇部ABO」の『みてても、いい?』
10/12「きたく子ども劇場演劇部ABO」の『みてても、いい?』を観てきました。もう、「かわいい!」の一言に尽きます。とはいえ、セリフがかなり多い役や、逆に、口数は少ないけど、心情を表す演技を求められる役もあり、一生懸命さが伝わってきました。ひとりで何役もやっているキャストもあって、舞台裏は、大わらわだったのでは。
また、大道具というか、キャスター付きの衝立で、木や森を表す演出が上手いなあと感じました。

飛鳥山八咫鴉伝説

飛鳥山八咫鴉伝説

梅雨前線六月族

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2016/10/15 (土) ~ 2016/10/15 (土)公演終了

満足度★★★

衣装が凝っていました
大変です、美青年と美少年と美少女がいっぱいでした! ふざけた感想でごめんなさい…でも、本当なんですもの…。
えー、真面目な感想としては、熊野信仰を基に書かれた台本は、神話や伝説を思わせる内容で、なかなか面白かったです。劇中劇の形をとっていましたが、それを忘れるくらい、引き込まれました。舞台装置はシンプルで、それが逆に嵌っていました。衣装は凝っていましたね! 綺麗すぎる(浮浪児が着ている衣装が、新品みたいとか)のは、ちょっと気になりましたが…。
次の公演があれば、また、ぜひ観に行きたいと感じました!

北とぴあ演劇祭2016

北とぴあ演劇祭2016

北とぴあ演劇祭

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2016/09/17 (土) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★

「演劇組織 六月族」さんの『飛鳥山八咫烏伝説』
10/15「演劇組織 六月族」さんの『飛鳥山八咫烏伝説』を観てきました。劇中劇の形をとっていますが、演劇祭のワークショップでの経験や、熊野信仰(飛鳥の地名の由来)を基にして、神話や伝説を思わせる内容でした。作者さん自らが演出されたようで、書く際に、既に演出まで意識して書かれているのかなーと感じました。

ひずむ月【本日千秋楽!当日券若干あり】

ひずむ月【本日千秋楽!当日券若干あり】

劇26.25団

OFF OFFシアター(東京都)

2016/10/12 (水) ~ 2016/10/17 (月)公演終了

満足度★★★★

花四つ星
地震でデータが消失した。

ネタバレBOX

大森式地震計で有名な東京帝国大学教授、大森の下にはすぐれた研究者が居た。名を今村 明恒という。日本の家屋特性や地震時の状況を的確に判断し、関東大震災の起こる前から大地震の可能性と予想される被害状況を説いたが、新聞の不正確で扇情的な記事から社会的誤解を受け、ほら吹きと評されるようになる。無論、彼の子供も学校でこのことを根拠に苛めを受けたりからかわれたりするのだが、日本の大衆の事大主義と軽率が、彼を追い詰めて行った。然し、物事をまっすぐに見つめることのできる彼には、自分の地震学が、主任教授の大森のものより正しく思えた。その為、以前よりメディアに注意するようになってはいたものの理論的に正しいと信じることに対しては発表していた。この姿勢が、彼への風当たりを増々強いものにしていった。無論、彼もこの件では悩む。偶々、義太夫の呂昇という人物に出会い、人生のいろはについても深い思索を身に着けるようになった今村だったが、彼の呂昇に対する批評が鋭く呂昇自身が感心するほどであったこと、また義太夫の上達が早かったことを見ても、彼がバイアスなしに物事を正確に見る目を持っていたことの証拠となるであろう。それに引き替え、学問的正しさより政治や評判を気にするタイプとして描かれている大森が、学会の大会でオーストラリアへ出掛けている間に明恒の予想通りの大震災が関東を襲い、死者105000人という大惨事となった。大衆は、明恒を地震の神様と呼びならわすように豹変したが、見苦しい限りである。昨日までほら吹きとさんざ馬鹿にしていた舌の根も乾かぬうちに態度を一変させる。この見苦しさと見識の無さは、自分が日本人を嫌う最も大きな理由である。
 それでも、大森は帰国直後、衰えた体をおして、地震研究所を訊ね、自らの瑕疵を認めると共に侘びを入れ、後任を明恒に託す。大森も流石に一流の学者であったのだ。腐り切っていない。間違いを間違いと認め、けじめをつけることは誰にでもできることではない。裕仁の戦争責任は明らかであるのに、彼はけじめをつけなかった。その故にこそ、戦後日本は此処まで腐り切ってしまったのだ。明仁天皇は皇太子時代から、父の尻拭いをしてきた。その上での生前退位の要望だろう。良く贖罪をなさった。ご希望を叶えて差し上げれば良い、と自分は思う。
 今作にも出てくる、関東大震災時の朝鮮人虐殺事件は日本人の恥として、先ずは侘び、亡くなられた方々の冥福を祈るべきであろう。
 そして、このような惨劇を二度と繰り返すことの無いよう、日本人は、事大主義を改め、キチンと自分の目で見、自分の頭で考え、他人の話をまんべんなく聞いて自らの選択をしてゆきたいものである。
 万遍なく聞くということは日本会議メンバーのような下司の吐く嘘迄聞けということでは断じてないことは無論である。
 役者達の演技に関しては、背凭れの高い椅子に座りながら、列車の揺れまで表現していたことに感心。舞台美術、場転も話の展開の腰を折らないスムースなものであった。この辺りの演出もグー。
言祝ぎ

言祝ぎ

時間堂

十色庵(東京都)

2016/10/14 (金) ~ 2016/10/15 (土)公演終了

満足度★★★★

約65分
まったり、ゆるめな家族劇。そんな印象を抱きながら観ていたら、知らぬ間に火傷を負わされてました(笑)。
面白かった。
しかし、ここまで簡素な演出で、ここまで惹きつけるとは…。どんな稽古をしているのか、一度拝見したいもの。でも、年内で解散なんだよなぁ~。。。

ネタバレBOX

色々あって長女が家主となった実家に長男と次女が帰ってきて、きょうだいが勢揃いし、三人で正月を過ごす話。
末っ子の次女がオカマの兄に差別的な言葉を吐くくだりなどは、地上波テレビではもはやアウトだろうが、家族という間柄でなら、そんなことは十二分にありうること。
“ある”ことを“ない”ことにして表現の幅を狭め、結果、人間というものを見失ってしまう。
そんな愚に陥らないためにも、テレビなんかに惑わされず、演劇には本作のように、あくまでも“我が道”、演劇ならではの道を歩んで欲しいものです。
棘/スキューバ

棘/スキューバ

不思議少年

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/10/12 (水) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

約100分
演劇の原始態ともいうべき、子供たちの“ごっこ遊び”を観ている気分に。
一人何役も演るところも、演者同士が時に応じて役を取り替えるところも、時間軸にとらわれずに話が進むところも、ファンタジー色が強いところも、まさに“ごっこ遊び”。
ただし、子供たちのやる即興的ファンタジー劇とは違い、当公演にはちゃんとした台本があり、練り込まれた演出に基づく演劇的洗練があり、そして何より、すこぶる芸達者な看板女優がいて、その豊かすぎる表現力で可笑しみや悲しみをこれでもかとブースト。
お陰でとても面白く鑑賞。
『棘』は、私にはちょっと難解だったが、それでも楽しめたのは、芸の域に達している彼女の演技の支えがあったがゆえ。それがなければ、『棘』は、鼻持ちならないアート芝居に堕していたかもしれない。
こんなことを書くのは余計なプレッシャーをかけてるみたいでアレですが、運と人にさえ恵まれれば、この女優は熊本を飛び越え、いずれ全国区の存在になるでしょう。

ネタバレBOX

『棘』には、難解な長ゼリフが高速で繰り出されるくだりが。
しかもそのセリフは時間を置いて反復され、二度目には退屈のあまり寝落ちしそうに。
全体的には満足だったが、あの長ゼリフは見直せないものか?
それから、お婆さんの出てくるくだりを作品の中でどう位置づければいいのか、私にはよく分かりませんでした。
ヒロインは50年で人生を閉じようとしている女性。ならば、推定年齢70歳以上のあの婆さんは何者なのか? じつは、婆さんの相手役の人がヒロインだったとか??
100人のタナカ!

100人のタナカ!

PocketSheepS

TACCS1179(東京都)

2016/10/13 (木) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきた!
とても良く出来たエンタメ劇。
分かりやすい内容、演出で観劇後感も良いので、老若男女が楽しめる作品なんじゃないかなと思います。

伏線の効いた二転三転する展開、ラストのオチもとても良かったです。
田中だけに限った話では無く、人間誰しも色んな一面を持ち合わせているよね、
と感じた通りの結末で、すごく得心のいくラストでした。

各キャラが人格(性格)を反映した役作りになっていた点、
脳についての知識を生かした設定や演出がなされていた点に作品の特色が出ていて良かったと思います。
オーバーリアクション気味な演技が最初は気になりましたが、後半は慣れてきました。
脳内のお話ということであえてデフォルメ感をだしていたのかな?


やはり、2時間越えは長いですね。
捕まる→助ける、のくだりが多くて冗長に感じました。
もう少し削れるところは削ってコンパクトに仕上がっているとなお良かったと思います。
この上演時間なら19時半開演ではなく19時開演希望です。

ネタバレBOX

舞台美術(衣装や小道具)のクオリティが高くて良かったです。

演出ではチョークで書いた物が現実になる演出がとてもお気に入り。
扉と武器の2回だけだったのはもったいないと感じました。
ゲシュタルト家の崩壊

ゲシュタルト家の崩壊

めがね堂

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2016/10/13 (木) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★

観てきた!
観れば観るほど深みにはまって抜け出せなくなるような不思議な作品でした。
何が真実なのか徐々に頭が混乱してきます。
分かったような分からないような。そんなつかみ所の無いような感じが逆に楽しかったです。
全体的にミステリアスな雰囲気が漂う作品で、好みの作風でした。

上演時間は約1時間45分。

ネタバレBOX

作品からはゲシュタルト崩壊というよりは、メビウスの輪や二重螺旋のような印象を受けました。
ラストがひっくり返って繋がったときは「おおー」と純粋に驚いてしまった。

「7:4で」のくだりがものすごくツボです。

義理の兄弟で「山田さん」「鈴木さん」で呼びあうことに凄い違和感があったのですが、
「山田」「鈴木」を記号化するためにあえて、ということなのかな。
お父さんは生きている

お父さんは生きている

唐沢俊一演劇ユニット

シアター711(東京都)

2016/10/12 (水) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

エンディング
親父の憎たらしさが秀逸。娘のビッチっぷりも面白かった。

ネタバレBOX

どこか神々しいエンディングの真意がつかめず。
遠い国から来た、良き日

遠い国から来た、良き日

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2016/10/14 (金) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

我が家が下町家族だったから!?
面白いんだけど、全体的には兎に角生ぬるい-
本音でぶつかるなら、こんなもんじゃすまんだろォ~ッ!と思えた緩いリアクション(演出)箇所多数有り。
どうしても沸点には個人差が出てしまうので仕方ないのだが、・・
まあ色々と、自分が育った環境だったら学校でも家庭でも拳や蹴りがビシバシと飛び交います。

100人のタナカ!

100人のタナカ!

PocketSheepS

TACCS1179(東京都)

2016/10/13 (木) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

自己増殖
 第3研究所では、残業、休日出勤は当たり前のハードスケジュールで、新たな研究を完成させようと励んでいた。

ネタバレBOX

研究対象は「queen」と名付けられたコンピュータ。人の脳に直接アクセスすることのできるコンピュータである。チームの中心は、若干変わってはいるものの天才の誉れ高い田中 士郎。彼に対する室長の期待値は高く、彼が思う女に心を奪われてチェックが疎かになって起きた重大事故についても殊更彼を庇い責任追及はしなかった。だが、彼は内心自分の罪だと深く悩むことになる。その為、元々非外交的であった彼は自らの魂の中に避難してしまう。脳に異常は認められない。その為、彼の昏睡から彼を覚醒させるためあるミッションが企てられた。彼の脳内にミッションで派遣される者の意識を送り込み彼を覚醒させようというのである。無論、実態を送り込んでオペをするという訳ではないから、サイコダイバーが負うようなリスクをミッション担当者は負うことになる。人選はあっさり決まった。志願者が居たからである。志願者の名は杏梨。彼を慕う乙女であるが研究職ではない。だが彼女の熱意は専門職ではない困難を乗り越えた。そこで派遣された彼女の意識の見たものは? といった展開で話としては中々面白く、恋に夢中になる女性本能を骨太に描いてもいるのだが、演じ手が劇場サイズを勘案していない。のべつ幕なしに大声のキンキン声で発声するものだから音に敏感な人間は辟易してしまう。後半話が佳境に入り他との相乗効果で余り気にならなくなるものの、この辺り演出家はもっと気を使うべきだろう。
たとえば私の人生に目口もないようなもの、あれこそ嘘の精なれ

たとえば私の人生に目口もないようなもの、あれこそ嘘の精なれ

劇団平成商品

シアター風姿花伝(東京都)

2016/10/07 (金) ~ 2016/10/11 (火)公演終了

満足度★★★★★

上手く行かない
本も役者も悪くないのに観客が8人というのは如何にも世の中上手く行かないという典型例であり、本作品の趣旨に沿うものでもありました。

ネタバレBOX

2075年に関東大震災があり、2099年に第三次世界大戦が始まった後の札幌の保育所が舞台。両親を亡くし叔父に育てられた女性が、その事実を知り、受け入れ難く札幌へ逃げたものの、ほのぼのとしたように見えた保育所でどろどろとした不倫がらみの事件に巻き込まれ、何度やり直しても悲惨な結果になる不気味な話。

保育所の室内では何ともなさそうですが外では防毒マスクが必要、時々空襲もあり、学芸会では国威発揚のために敵国に例えた鬼畜をコテンパンにやっつけるといった桃太郎を演目にするなど背景は不気味です。加えて、死神みたいな者によって時を巻き戻してやり直すダブルSFの構成はとても面白かったです。

更に、親子関係にも触れるなど、ほのぼのとした印象からどんどん離れていくところが素敵でした。ただ、時代背景として大地震で両親を亡くした幼子は多かったはずで、この事実を受け入れ難いというのは設定としては少し無茶かなと思いました。
洋館ミステリ劇場  甲賀三郎「半沢家の殺人事件」

洋館ミステリ劇場 甲賀三郎「半沢家の殺人事件」

G-フォレスタ

神戸・北野異人館街 「旧ムーア邸」(兵庫県)

2016/09/22 (木) ~ 2016/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

未公開の異人館で、間近に演技を観ながら、探偵小説の草分け甲賀三郎「半沢家の殺人事件」を推理できちゃう、幸せ!
神戸北の坂の未公開の異人館を舞台に。
乱歩と同世代の草分け甲賀三郎の探偵小説を、G-フォレスタさんが好演。

未公開の異人館の客間や応接室など様々な部屋に移動しながら、舞台が進行していきます。
異人館を入って観るだけでも、とってもお得…。
限られた観客で、G-フォレスタの役者さんの熱演を間近に観れて…。
推理も楽しめる。
三徳な公演、とっても良かったです。

そしてなんと今回推理一等賞頂きました。
日頃、マキコミさんやP・T企画さんで鍛えた成果かも…。

愛鷹山の古狼と天狗

愛鷹山の古狼と天狗

office「未塾」

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2016/10/15 (土) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★

切ない…。こんなに悲しい出来事が本当に有ったのか…
映像と演劇のハーモニィが、絶妙!!殺戮シィーンも良く出来ていて、とても綺麗だったです!!子役も上手かった!!

棘/スキューバ

棘/スキューバ

不思議少年

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/10/12 (水) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

おんなじです
女性の一生物二本立て。

ネタバレBOX

『棘』  普通の女性の、高校時代から50代で癌で死ぬまでを描いた話。(約75分)

内容は単調、そこらへんの子供に向かって自己啓発なんて言葉を使うかいなって思いました。女性の属性として大して美人ではないと理解していたので、高校の先輩が彼女と付き合った理由が虚栄心というのも意味が分かりませんでした。女性の泣き方とか、泣くときのしゃくりあげ方とか、とても上手いのですが、私上手いでしょう的なちょっとやり過ぎ感がありました。女性本人が浮気していたなんていう設定は、突拍子もないことを突然挿入したら面白いのではないかと思って挿入したとしか思えませんでした。

『スキューバ』   海が好きだった女性とその家族、子供を描いた話(20分)

子供への読み聞かせ本が、「イルカになりたかった少女」から「イルカになった少女」に、一世代進むところが素晴らしく、20分の短編で戦う演劇祭で賞を取ったというだけのことはありました。

ただ、二本続けて見ると、どちらも同じ傾向の作品で、創造力の限界を感じてしまいました。アフタートークの永井愛さんもそこのところへの厳しいツッコミはありませんでした。皆さん同じ悩みで苦しんでいるのでしょう。
ひずむ月【本日千秋楽!当日券若干あり】

ひずむ月【本日千秋楽!当日券若干あり】

劇26.25団

OFF OFFシアター(東京都)

2016/10/12 (水) ~ 2016/10/17 (月)公演終了

満足度★★★★

みてきた
梢栄さんよかっったですね、だいぶ年齢上の設定でしょうに違和感なかったです。
チーズ丸さんは、主役やればよかったのに。

ゲシュタルト家の崩壊

ゲシュタルト家の崩壊

めがね堂

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2016/10/13 (木) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

ミステリー
心理的なミステリー、楽しませていただきました! 主人公の気持ちが切ないなぁ……と。珠玉の作品ですね。

宇宙の人々

宇宙の人々

劇団925

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2016/10/14 (金) ~ 2016/10/17 (月)公演終了

満足度★★★★★

めちゃめちゃ面白かったー♪
二本ともめちゃめちゃ面白かったです♪とにかくストーリーがよく出来ていて最後まで話に引き込まれます☆★2本とも登場人物のキャラクター設定がとても作り込まれていて、脇役不在の全員が主役のお芝居という印象でした♪一本目のそれぞれの能力が見所の中、地球人だけ無力ってのがリアルで、ニヤリとしちゃいました☆★大好きな劇団壱劇屋の西分綾香さん初め、魅力的な出演者さんの見応えある(^^ゞ【宇宙人ぷり】を堪能させて頂きました☆★

100人のタナカ!

100人のタナカ!

PocketSheepS

TACCS1179(東京都)

2016/10/13 (木) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★

好みが
分かれる芝居だなぁと思った。
演者さん達はフルパワーで動き回り、大きな声で会話し楽しそうだったのだが、
箱が大きいといいのかもしれないが、少し大げさとも思える台詞と動きが私には合わなかった。

誰そ彼時

誰そ彼時

劇団イナダ組

生活支援型文化施設コンカリーニョ(北海道)

2016/10/13 (木) ~ 2016/10/15 (土)公演終了

満足度★★★★★

ウラの裏はオモテ
芝居見たい!ということで当日突撃で見てきました!
会場に入るとまず目に入る散らかった部屋。
いいですね。これだけで想像力が掻き立てられます。
あれ?でも、なんか遠いぞ。
その前に舞台がある。そして目につく階段。
コンカリの箱全体を利用した複雑な舞台に、これは芝居作るの難しそうだなあ…と。
この複雑な舞台構造をうまく利用して素敵な舞台を作っていました!

ネタバレBOX

早くに妻を亡くし、痴呆になった父と家を捨て、東京で女優をするねねこの物語。
いきなり叩きつけられる重いテーマに嫌な予感が…
その予感は的中し、ズブズブと深刻な状況に…。
妻が死ぬ前の幸せな状況でかけられた言葉が、妻が死んだあとの深刻な状況で繰り返しかけられることでどんどんずぶずぶと追い込まれていきます。
不幸のアリ地獄の中にどんどん引き込まれていく感じは爽快だが、心の片隅でハッピーエンドを期待する。というか、この芝居はハッピーであってほしい!
この作家のうまいところは、深刻な状況の中に「ちゃんと」ハッピーにする余白を残しておくことなんだなあ。
最後はほんのり心あったまる芝居に。そして繰り返される言葉。
幸せな状況ではかれた「言葉」が不幸になって、また幸せになる。同じ言葉なのに裏返すと不幸になり、また裏返すと幸せに。同じ言葉でこれほど心に響き方が違う芝居を見たことがなかった!

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