
『哀れ、兵士』
フェスティバル/トーキョー実行委員会
あうるすぽっと(東京都)
2016/10/27 (木) ~ 2016/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★
日本語字幕だが観れる(ら抜きで悪いか)
うまい。演技が的確でシーンが端的で無駄がなく、ステージ上部の字幕を見ながらの観劇でも、伝わる。観れる。
兵士とはどのような存在か・・犠牲者の観点から、望まぬ加害者という観点から描いている。だから「哀れ」な存在。
舞台処理がうまく、俳優が必要な芝居をきちんと(笑わせるタイミングも)やっている。
劇団コルモッキルは日本との演劇交流の実績のある劇団(私は初見)だが、若い俳優が一回り年上の母役をやったりもしていて、「若い集団」の印象が強い。若い作演出家が、年上の俳優を使うのは韓国では難しいのかな・・などと想像したりしたが、堂々たる舞台だった。

独鬼 〜hitorioni〜<緊急追加公演決定!>
壱劇屋
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2016/10/28 (金) ~ 2016/10/31 (月)公演終了
満足度★★★★★
無理してでも観る価値ありです
猩獣とはまた違った竹村さんの愛を観せていただきました。
みんな生きてるのだから、それぞれに想いがあり、それぞれの愛し方かがあり。
死なない鬼のお話、終わりがないって切ないなぁと観るまで単純に思っていましたが。号泣しちゃう辛さ、苦しさがあり、でも笑って前向いていくしかないなと力強く背中を押していただいている、そんな気がします。
壱劇屋さんらしいチームワーク、音響、照明ありの体感型舞台!!何度観ても新たな発見あり、伏線あり、人生あり。
観ないと後悔したと思います。無理してでも観れる限り何度も観れてよかったです!!!そしてまだ観に行きます!

夜壺
劇団唐組
雑司ヶ谷鬼子母神設紅テント(東京都)
2016/10/29 (土) ~ 2016/11/06 (日)公演終了
満足度★★★★
風雨と歳月にさらされて。
紅テントがよく見ないと赤だと判らないのが、いつも夜だからなのか・・少し淋しい。
宵闇に浮かぶ幻のような唐十郎の芝居の中でも、比較的時空がとっ散らからないストレートプレイだ(少女仮面レベルの)・・と、今回主役を張った女優赤松由美の舞台での「日常」感覚を新鮮に眺めていたが、二幕ではとっ散らかった混沌モードに変容。毎度の唐芝居、ラストの屋台崩しに照準した作りになって行く。
序盤に流れる「日常」、ナンセンスが挿入しながらも戻るべき「日常」に回帰するとホッとする。「こんな感じが続いて欲しい」と思わせる雰囲気は赤松の持つ「日常」な空気によるが、混沌の二幕では「日常」な赤松が息の上がる様を見ることになった。
たぶん自分には混沌の中の「日常」を観たい欲求があり、既に混沌である所の現実にあっては、日常が混沌化して行く様はあまり観たくない、と感じているのだろう。本来それは飛躍への想像力を称揚するものだったのだろうが、今、そういう形での飛躍を求める時代ではないのではないか・・。
そんな事を思った。

『みんなしねばいいのに』
うさぎストライプ
アトリエ春風舎(東京都)
2016/10/23 (日) ~ 2016/11/05 (土)公演終了
満足度★★★★★
最後まで楽しめました
ハロウィン絡みですが、想像力の固まりのようなお芝居で、含み笑いしながらじっくり最後まで楽しめました。それにしても、よく考えられているなぁと、ワクワク感が止まりませんでした。選曲もよかったぁ。

Modern Dance Performance~ロンド・カノン形式による創作~
日本大学藝術学部演劇学科
日本大学藝術学部 江古田キャンパス(東京都)
2016/10/28 (金) ~ 2016/10/29 (土)公演終了
満足度★★★★★
無題1958(16-248)
13:00の回(晴)
12:18受付(整理券あり)、12:30開場。12:50前説(アナウンス、135分、10分休憩あり)。13:00開演~13:58、14:10~15:15終演。
この「ロンド・カノン形式による創作~」は2013年から続けてみています。
今年は、ダンサー14名による14作品。当パンをみるとこれは3年生の「時間的課題」テーマのようです。
いつも静かな中に躍動感があります。大きく、高さもある舞台に舞うダンサーは美しい。

ここはカナダじゃない
オイスターズ
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2016/10/22 (土) ~ 2016/10/30 (日)公演終了
満足度★★★
気の毒可笑しい
ナンセンスコメディの面白さは、いかに登場人物がリアルに見えるかだと思う。
どんなにシュールな設定でも、彼の心情に共感した瞬間事態は現実となる。
田中くんの庶民的で素朴な感情が、ほろ苦く“気の毒可笑しい”。
舞台が広くて拡散した印象が残念、下北辺りの極小空間の方が似合う感じ。

フーとスリンと祷りの倣わし
菱路コネクト
劇場HOPE(東京都)
2016/10/26 (水) ~ 2016/10/30 (日)公演終了

『みんなしねばいいのに』
うさぎストライプ
アトリエ春風舎(東京都)
2016/10/23 (日) ~ 2016/11/05 (土)公演終了
満足度★★★
ゴミ屋敷に流れる時間の旅
南瓜で祝う、否、洋梨で呪うハロウィンと誕生日。今回も、坂本慎太郎はありだけど、ジュリーなど歌謡曲が多め。

狼少年ニ星屑ヲ 終演しました!沢山のご来場ありがとうございます!
おぼんろ
ワーサルシアター(東京都)
2016/10/25 (火) ~ 2016/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
約100分(前口上込み)
人間の綾に満ちた、身につまされる物語。
自分だけの幸せなんてない。みんなで幸せにならない限り、自分の幸せもない。
柄にもなく、そんなことを考えてしまった。
おぼんろの芝居はいつも、観客の私に柄にもないことを考えさせる。
これが物語の力ってヤツか?

至極滑稽亡者戯
HYP39
ART THEATER かもめ座(東京都)
2016/10/26 (水) ~ 2016/10/30 (日)公演終了

蟷螂襲 短篇集
JUIMARC
ACT cafe(大阪府)
2016/10/28 (金) ~ 2016/10/30 (日)公演終了
満足度★★★
予想外の世界観☆★
女優二人の会話劇やけど会話が行き交う事が少なく、長台詞のキャッチボールのような世界観やった♪お芝居というより朗読劇のような感じ★照明、音響、役者の動きを極力削ぎ落として【静】で魅せる演出は60分が長く感じる、やもすればストレスの溜まりそうな空間なんやけど、スキルの高い役者さんの演技によって見応えある作品に仕上がってました☆特に田川徳子さんの明るい雰囲気がシリアスな空間に爽やかな風を運んでくれて心地良かったです♪【お芝居って色んな表現あって面白いな★】と改めて感じさせてくれた時間になりました(^人^)

デトックスウォーターをガブ飲みするセンパイ
パイのミ
Live Cafe&Bar PLACEBO(大阪府)
2016/10/08 (土) ~ 2016/10/08 (土)公演終了
満足度★★★★
デトックスウォーター割、美味しかった!
肩の力が抜けて、とっても楽しく拝見。
何なんだろう…、このお気軽感。
出し物色々…、
般若。
女子会。
控え室。
そして替え歌。
笑わせて貰いました。
デトックスウォーター割、美味しかった!

+DOCTOR〜ヤブ医者大爆発〜
ホチキス
新宿村LIVE(東京都)
2016/10/26 (水) ~ 2016/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しめました。
こんばんは、最初から最後まで笑いっばなしで楽しめました。初めての劇団さんの観劇でしたが十分楽しめました。面白かったです。次回作も楽しみです。

テンリロ☆インディアン
劇団6番シード
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2016/10/26 (水) ~ 2016/11/01 (火)公演終了
満足度★★★★★
予想外
こんばんは、予想外の展開に驚き、楽しめました。面白かったです。各キャストさんの個性が出ていて良かったです。次回作も楽しみです。

My favorite songs !
まりりん
赤坂 YOANI スタ(東京都)
2016/10/29 (土) ~ 2016/10/29 (土)公演終了
満足度★★★★★
ホールニューワールドが、圧巻!
アラジンというミュージカルも、素晴らしい名曲があるようです。よく曲は、耳になじんでいましたから、余計楽しめました。
ベルサイユのばら、天空のラピタ、などついになってやる企画が印象的だった。

八月のシャハラザード
劇団 浪漫狂
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2016/10/25 (火) ~ 2016/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★
シリアスとおふざけの絶妙なバランス
強盗犯のワル度と劇団員のコミカル度がぶつかりあって、面白い作品になってました。

珍渦虫
プロペラ犬
ザ・スズナリ(東京都)
2016/10/27 (木) ~ 2016/11/08 (火)公演終了

オカシな夜にキカイな涙
メグルキカク
上野ストアハウス(東京都)
2016/10/26 (水) ~ 2016/10/30 (日)公演終了

お誂え四十七士
空間製作社
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2016/10/27 (木) ~ 2016/10/31 (月)公演終了
満足度★★★
他の作品も観てみたい
“空間製作社”は初観劇になります。
全体的に、笑える舞台づくりで、娯楽演劇として楽しく観させていただきました。
ただ、各シーンの一つ一つは面白いのですが、それぞれ“アクが強い”とでもいうのでしょうか、ストーリーへの訴求力が拡散してしまったようにも感じました。
面白い作品を創り上げる“実力のある劇団”を感じさせる舞台でした

狼少年ニ星屑ヲ 終演しました!沢山のご来場ありがとうございます!
おぼんろ
ワーサルシアター(東京都)
2016/10/25 (火) ~ 2016/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
ガンバレわかばやしめぐみ!
おんぼろ、おぼんろ、の原点がわかった。好カード(^o^)
劇団の珠玉は、ビョードロだと思われます。作中人物で毎回抜群の存在感は、『弁士』だろうか。その低音の魅力、圧巻です。下北沢落語でもかつぜつの良さが発揮されていた。その『弁士』は、どうも、本公演に謎が隠されていたのだ。
本日の公演は、10*30と言ってみなに、一日違っている指摘を受けていた。