
僕たちは、世界を変えることはできない
夕暮れ社 弱男ユニット
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2017/01/14 (土) ~ 2017/01/15 (日)公演終了
満足度★★★
今年の初観劇でした
照明と音響=効果音は
なかなかに~(^-^)と評価できるのだが
う~みゅ
タイトル通りの展開でのストーリーは
やはりちょい古めかしいかなぁ・・と思ったです
視覚的にも
映像等の投影や舞台美術などは
ユニークで評価もできるのだが
なんとなく・・・と思えた90分弱の作品
で”ハコ”は広くて
空間も十分なんですが・・・・
受動喫煙はしたくないなぁ
ともあり星数が こんな感じの評価と あいなりました

メロン農家の罠
桃尻犬
OFF OFFシアター(東京都)
2017/01/12 (木) ~ 2017/01/18 (水)公演終了
満足度★★★★★
登場人物の極端な設定が面白し、コメディ、ブラックありの人間ドラマ。
演技力も高く、見応えありました。
結末は意外なものでした。

メロン農家の罠
桃尻犬
OFF OFFシアター(東京都)
2017/01/12 (木) ~ 2017/01/18 (水)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/01/14 (土) 14:00
いや~面白くて馬鹿っぽい会話に何度も笑いました。
馬鹿な人々(普通の人々でもある)が誰一人幸せになれずに終わるんだけどね
10歳の女の子が言うように、人間によってつくられた人間だから幸せになんて
なれる訳がないと、ホントに思える位、猥雑でノーテンキな登場人物の展開。
もの悲しい気も若干ありながら、0からでも同じテンションで生きていけると
想えるくらい、馬鹿で元気な感じが良いです。配役もみなさんピッタリだったね!

病いは気から
劇団俳優座
俳優座劇場(東京都)
2017/01/11 (水) ~ 2017/01/22 (日)公演終了

軽い重箱
殿様ランチ
新宿眼科画廊(東京都)
2017/01/10 (火) ~ 2017/01/17 (火)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/01/12 (木)
価格2,500円
今年の観劇初めは何にしようかと演劇サイトを巡っていて、「そうだ、新年早々重かったり長かったりする舞台を観るのは辛い。短編オムニバスの舞台はないかな」と思い、行き着いたのがこの公演。まだ観たことが無かった劇団なので、期待も膨らんでの鑑賞だった。
会場は、新宿眼科画廊。箱から考えて、短編と言っても大規模では無く比較的軽めの作品だと予想がついた。会場に着くと、上演時間は75分。プログラムでは4作品の上演となっているので、1作品平均15~20分という計算になる。
1作品目…クリーニング屋のバイトが主役。動物の恩返し的な話を織り込んだもの。
2作品目…警察の捜査一課の新人を巡る、同僚や逃走犯とのやりとり。
3作品目…張り込みに使っている喫茶店ででの主任警部補と、偶然居合わせた警部補の学生時代の知人との会話中心の話。
4作品目…沖縄で交通事故に遭った新婚と、病院の看護師、加害者夫婦との交流。
どの話も、大爆笑ではないが「フフフ」と軽い笑いが起こるシーンが盛り込まれている、軽いタッチの話。
後半に行くほど話に入りやすくなっていった。これは、演出と役者のノリの問題なんだろう。
ただ、2作品目はちょっと話に入りにくかったのは確か。
この4作品を、8人の役者が役柄を変えてこなしていた。
特に注目できた役者としては、2作品目や4作品目で頑張った相楽孝仁、1作品目や3作品目で熱演した斉藤麻衣子、1作品目・4作品目で味のある演技を魅せた村岡あきこの名前が挙げられるだろう。

幽霊やしき
劇団テアトル・エコー
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2017/01/13 (金) ~ 2017/01/22 (日)公演終了
満足度★★★★
まさに「あの世も この世も 大好き」というお芝居でした。
笑って笑ってちょっぴり涙。
チャップリンの映画を観たあとのような気分になりました。

コテンパン・ラリー2
ヨーロッパ企画
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/01/19 (木) ~ 2017/01/22 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/01/13 (金)
30ものコントを約一時間半で上演するというチャレンジを、楽屋裏を映像で流したりして、観せるという演出がなかなか面白かったです。
味わいのある役者さんばかりで、面白かったです。
私としてはもっとパンチの効いた笑が欲しかったかな・・・。

世界
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2017/01/14 (土) ~ 2017/01/28 (土)公演終了
満足度★★★★
座席2階D列
『世界』 於:Bunkamuraシアターコクーン
この作品の”世界”の現実がリアルに描かれている群像劇。
ご近所さんの日常を覗き見ているような感じでとても面白かったです。
全体的に閉塞感を覚えるような雰囲気がありましたが、コミカルな場面も多くて結構笑えました。
4つに区切られた回転舞台のセットも秀逸で、舞台セットの醸し出す生活感が大変素晴らしかった。
それぞれの"世界"が少しずつリンクしているのも面白い。
個人的には若者3人のエピソードをもっと観てみたかったかな、と思いました。
特にアルバイト店員の諸星についてはもう少し掘り下げても良かったのでは。
チャラい辺見くんやあずみのつかみどころのない掛け合いが今風な感じがして面白かったです。

おばけ少女スピカ~黒猫と屋根裏部屋の秘密~
アカルスタジオ
アカルスタジオ(大阪府)
2017/01/13 (金) ~ 2017/01/15 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/01/14 (土)
大好きな役者さん目当てで拝見しました♪子供達の演技を観て紛れもない【子供達が主役のお芝居】に魅了されました★
ずっとお芝居を続けて欲しいなと切に願います♪
ダンスシーンでの佐々木ヤス子さんがとても魅力的で、益々大好きになりました★

『全部、嘘』
劇団螺船企画公演
演劇スタジオB(明治大学駿河台校舎14号館プレハブ棟) (東京都)
2017/01/13 (金) ~ 2017/01/14 (土)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/01/14 (土)
座席1階2列
劇団螺船『全部、嘘』 於:演劇スタジオB(明治大学駿河台校舎14号館プレハブ棟)
地に足の着いた作品作りをされているな、と感じました。
総合的な完成度が高くて、テーマも等身大な感じがして好感が持てました。
特に良いなと思ったのは、布石の置き方。
お互い素直になれない幼馴染2人の対比が良かった。
はじめは多少のぎこちなさを感じることもありましたが、
後半はコミカルな場面での掛け合いのテンポが良くて笑えました。

ルート67
劇団あおきりみかん
昭和文化小劇場(愛知県)
2017/01/13 (金) ~ 2017/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/01/14 (土)
ゴールを目指して駆け抜けていくみんなの様が面白い!
入れ代わり立ち代わり、時には角度を変えて………………….
スピード感もあって、時には笑いもあり、見てて楽しかったです。
今日は最前列に座れ、友達は花村さんの大ファンなので、目の前でばっちり見れて感激してました。
帰りには握手までして写真まで一緒に撮ってくれて、目がハートになってたかな!?
1時間45分、いい意味で長かったです。

僕たちは、世界を変えることはできない
夕暮れ社 弱男ユニット
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2017/01/14 (土) ~ 2017/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
予想を上回る面白さにびっくり。
戦場で戦争絵画(どうやら油絵!)を描きたい欲望を行動にうつす美術女子、モヨコ。
彼女を守るべく戦地に向かう気のいい青年、後藤。
ツッコミどころ満載のカップルですが、この役柄のイメージを役者さんがガッツリ掴んで物語の説得力はかなりUP。
他の役者さんもあの手、この手で好演。
もともと作・演出家が10年前、大学の卒業制作として執筆し、受賞までされていたのに今まで上演されていなかった作品だそうです。
大事に温めていただけあって、大学生が思い描く戦争・大人・責任・恋愛像そして非力の嘆きはそっくりそのままに、時を重ね洗練されプロフェッショナルな形で表現されており、温存していたかいがあったというものでしょう。
学生時代の戯曲としては、めちゃくちゃレベルが高く、含有された若者特有の青臭さ、あざとさがこの作品の大きな魅力のひとつだと思います。
「戦場」をどうやって表現するのかが見どころのひとつでしたが巧みな美術、そして爆音が大迫力の音響等、演劇的手法を駆使して「リアルな戦争」というより「学生のイメージするリアルな戦争」を具現化していた印象です。
ただそこには「おもちゃのナイフなんだけど人を刺せちゃった」みたいな気味悪さが存在します。
観終わった後、学生時代の作者さんの脳内旅行を満喫してきたーッという気分になりました。
今回の公演で大劇場は前の数列をステージでつぶして、ヘタな小劇場よりず~っと好環境で観やすいつくりになっています。
なので空席が本当に本当にもったいない!と思いました。

演劇専攻2・柴ゼミ『大工』
多摩美術大学演芸舞踊デザイン学科・演劇舞踊コース
多摩美術大学 上野毛キャンパス 演劇スタジオ(東京都)
2017/01/14 (土) ~ 2017/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/01/14 (土)
無題2003(17-006)
13:00の回(曇)
12:32受付、開場。多摩美のキャンパスは3回目、「修羅と薔薇(2015/7)」「赤鬼(2016/7)」。
本公演については偶然「アリスとリリスの晩餐会」に出ていらした畑中 瀬音さんから教えていただきました。「赤鬼」が驚くほどの快作だったのでまた多摩美を観たいと思っていたところでした。もうひとつ、多摩美といえば「妖精大図鑑(食堂にチラシがありました)」...過去作品に出ていた安部萌さんも本作に出演。
「第九」と「大工」、大震災、家族。全編にわたって流れる「第九」、家を造り時には壊す「大工」、立体感のある変幻自在の舞台美術、整ったハーモニーに包まれた本作、勢いがあり、情熱があり、学生らしい一途さがあり、あらためて「赤鬼」は決してフロックではなかったと確信。「赤鬼」に出ていた湯川拓哉さん、小山薫子さんも健在。
ベートーベン自ら指揮するのはオーケストラだけではなく、舞台上のすべての動き。みごとなタイミングとタクトさばき。
終演後、時間があったので3年映像美術ゼミ上映会「ひみつのアッコちゃん(約30分)」を観てみました。小道具の展示があり、スクリーンに映し出されたセット(映像スタジオ内に造られたもの)などは実によくできていると思いましたし、特殊効果もなかなかのものでした。

ユー・アー・ミー?
ラッパ屋
紀伊國屋ホール(東京都)
2017/01/14 (土) ~ 2017/01/22 (日)公演終了
サラリーマンの群像喜劇で、初日の上演時間は約1時間55分。今回も大笑いしながら、今の日本について、自分について、考えました。1/16(月)と1/17(火)の19時の回は4500円、平日エコノミー券3000円(後方または端の席)。
詳しい感想:http://shinobutakano.com/2017/01/15/4243/

祝福に瞬間を!
劇団 白の鸚鵡
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2017/01/14 (土) ~ 2017/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/01/14 (土)
観る前の気分は最悪でしたが、始まって観ている内に引き込まれ、みんなのイキイキとした演技に感動し、涙が出ました。
それそれが良い演技をし、とても良かったし、舞台を通して想いを受け止めました。

僕たちは、世界を変えることはできない
夕暮れ社 弱男ユニット
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2017/01/14 (土) ~ 2017/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★
もの凄い爆音が大迫力。芸術でどうにかしてみたい気持ちはやまやまだけど、現実の世界ではどうにもならないなあという無力感がハンパない作品でした。たとえそうでも、それに対して何か言わなきゃ気が済まないという気持ちから生まれたステージなんでしょう、きっと。共感。

売春捜査官
★☆北区AKT STAGE
北区AKTSTAGE 西が丘アトリエ(東京都)
2017/01/14 (土) ~ 2017/02/19 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/01/14 (土)
【K】【A】チームの2本観劇。
本日は、男性陣が目立った日でしたね。
込山さん、池田さん、山口さんがそれぞれ暑苦しいバカさ加減が良かった。(一応、褒めているつもりです。)

ダンサロン vol.3
ダンサロン実行委員会
スパイラルホール(東京都)
2017/01/14 (土) ~ 2017/01/14 (土)公演終了
満足度★★★★
しょっぱなに子供ダンサーが登場したのには驚いた。学校教育で教わらない種類のダンスのはずで、よく覚えたものだ。そのほかにも個性的な出演者がそろっていて、リラックスしながら楽しめたし、気になるダンサーを再発見できたのが収穫。
![盗聴[The Play]](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/631/stage63132_1.jpg)
盗聴[The Play]
獣の仕業
吉祥寺櫂スタジオ(東京都)
2017/01/14 (土) ~ 2017/01/15 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/01/14 (土)
価格2,000円
本当は☆4つです。ここには評論家ではないいち観客の私情でしかないことを自覚して書くと決めているので、あえての3つです。
獣さんの感想は、いつも似たものになってしまうのですが、とにかく完成度!社会人劇団と腹をくくっている人たちにここまでやられたら、プロを目指して活動している人たちはどうしたらいいやら(・・;)
立夏さんの才能に感嘆。いわゆる「演出」の部分と、役者さんを使うことのうまさ!引き出す意味でも、部品として使いこなす意味でも。
言葉やストーリーに依らない抽象的なお芝居は得意ではないので、実はあまり心が動くことはなかったのですが、「なんかすごいもの観てる」感がビシバシ。
完全素舞台で役者が引っこまないということは、常に6人が見えている、常に6人が表現している、行き届きっぷりも素晴らしかったです。
あと、衣裳がかなり好きでした!黒一色でありながら、キャラクター分けが明確でかつバランス良くて。
これで2000円。理想の小劇場劇団のひとつです。
寒波来襲中で寒すぎて電車で行きました。これがなかったらグッズ買ってました。

ジュラシックな夜
円盤ライダー
山野美容学院マイタワー27階(東京都)
2016/12/20 (火) ~ 2017/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★
こんな寒い所で待たないといけないの・・・と思っていたら早めの案内でほっとしましたが、寒いのでせめて中に入れてくださいな。と言うちょっぴり不満は会場に入ったとたんに払拭されました。東には登る満月(多分)、西には暗く沈んだ明治神宮の彼方に続く町の灯り。新宿駅方面も眺める事ができます。晴れた日中なら富士山も見えるそうでその時間にも行きたいものです。こんな空間で始まる物語。それだけでワクワクしてくると言うものです。