軽い重箱 公演情報 殿様ランチ「軽い重箱」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    鑑賞日2017/01/12 (木)

    価格2,500円

    今年の観劇初めは何にしようかと演劇サイトを巡っていて、「そうだ、新年早々重かったり長かったりする舞台を観るのは辛い。短編オムニバスの舞台はないかな」と思い、行き着いたのがこの公演。まだ観たことが無かった劇団なので、期待も膨らんでの鑑賞だった。


    会場は、新宿眼科画廊。箱から考えて、短編と言っても大規模では無く比較的軽めの作品だと予想がついた。会場に着くと、上演時間は75分。プログラムでは4作品の上演となっているので、1作品平均15~20分という計算になる。

    1作品目…クリーニング屋のバイトが主役。動物の恩返し的な話を織り込んだもの。
    2作品目…警察の捜査一課の新人を巡る、同僚や逃走犯とのやりとり。
    3作品目…張り込みに使っている喫茶店ででの主任警部補と、偶然居合わせた警部補の学生時代の知人との会話中心の話。
    4作品目…沖縄で交通事故に遭った新婚と、病院の看護師、加害者夫婦との交流。

    どの話も、大爆笑ではないが「フフフ」と軽い笑いが起こるシーンが盛り込まれている、軽いタッチの話。
    後半に行くほど話に入りやすくなっていった。これは、演出と役者のノリの問題なんだろう。
    ただ、2作品目はちょっと話に入りにくかったのは確か。

    この4作品を、8人の役者が役柄を変えてこなしていた。
    特に注目できた役者としては、2作品目や4作品目で頑張った相楽孝仁、1作品目や3作品目で熱演した斉藤麻衣子、1作品目・4作品目で味のある演技を魅せた村岡あきこの名前が挙げられるだろう。

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    2017/01/15 12:25

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