満足度★★★★
Bチーム観劇。
毎年観ていて前年から少しだけ設定引き継ぐのが面白い。
どんな話だったか忘れちゃうけど…
ドッと笑うのではなくクスッとじんわり笑える
満足度★★★
鑑賞日2017/01/11 (水)
去年の正月に観た『新春の短篇集2016 軽い重箱』。
大爆笑…ではないんですが、クスクス笑いの小気味よさ、かなり気に入ったんです。
ということで、今年の正月もまた、11日の晩(Bチームの回)に行ってきました。
動物好きの店主が営むクリーニング屋の求人に応募してきたアルバイトの女性。
面影がどこかアノ動物に似て…
壱の重「いいひと」
配属された意欲満々の新人刑事に捜査一課長がつけた愛称とは…
弐の重「つちにんげん」
喫茶店で張り込み中の女性警部補。隣りのテーブル席に座った、どこか犯罪の匂いのする男性客やら、何やら自分の顔を覗き込む風な女性客やらに心乱されて…
参の重「張り込み 喫茶店・午後」
追突事故に遭った新婚夫婦と看護師・レンタカー業者・加害者の息子夫婦との「なんくるないさー」なやり取り…
与の重「沖縄にて」
短編4本で計80分弱の構成。
個人的には、『新春の短篇集2016…』からの続編である、壱の重「いいひと」が前回からの流れを知る者として懐かしく⁈もあり、また、途中から見え見えだったオチを実にしゃあしゃあと決めてきたことといい、とりわけ好みでした。
最後に、ひとこと。
昨年からの出演者であり、さらには先月拝見した舞台『コーヒーが冷めないうちに』にも出ておられた与古田千晃(よこた・ちあき)さん。
4本全てに登場の八面六臂のご活躍、とっても印象に残りました。
満足度★★★★
鑑賞日2017/01/10 (火)
恒例のお年玉的(いや、おせち料理的か?(笑))短編オムニバス2プログラム。
Aチーム(10日マチネ)の4編はコントやコメディでなく、ほぼ日常(あるいは某業界)の1コマのスケッチながら「ありそー!」満載で、ごくわずかにデフォルメすることでそこはかとない可笑しさが漂うのが巧い。
Bチーム(12日マチネ)は「あー、これこれ♪」なシリーズものに始まりドタバタ気味の2編目でも笑わせた後に一転し、心の動きを読ませる3編目と人情系の4編目を配することにより「ドラマ編」な印象。
なお、開演5分前頃から流れる「いわゆる諸注意」のアナウンス(になるのか、アレは?(笑))もラジオ番組を模したスタイルの凝ったツクリで面白い。
満足度★★★
鑑賞日2017/01/12 (木)
価格2,500円
今年の観劇初めは何にしようかと演劇サイトを巡っていて、「そうだ、新年早々重かったり長かったりする舞台を観るのは辛い。短編オムニバスの舞台はないかな」と思い、行き着いたのがこの公演。まだ観たことが無かった劇団なので、期待も膨らんでの鑑賞だった。
会場は、新宿眼科画廊。箱から考えて、短編と言っても大規模では無く比較的軽めの作品だと予想がついた。会場に着くと、上演時間は75分。プログラムでは4作品の上演となっているので、1作品平均15~20分という計算になる。
1作品目…クリーニング屋のバイトが主役。動物の恩返し的な話を織り込んだもの。
2作品目…警察の捜査一課の新人を巡る、同僚や逃走犯とのやりとり。
3作品目…張り込みに使っている喫茶店ででの主任警部補と、偶然居合わせた警部補の学生時代の知人との会話中心の話。
4作品目…沖縄で交通事故に遭った新婚と、病院の看護師、加害者夫婦との交流。
どの話も、大爆笑ではないが「フフフ」と軽い笑いが起こるシーンが盛り込まれている、軽いタッチの話。
後半に行くほど話に入りやすくなっていった。これは、演出と役者のノリの問題なんだろう。
ただ、2作品目はちょっと話に入りにくかったのは確か。
この4作品を、8人の役者が役柄を変えてこなしていた。
特に注目できた役者としては、2作品目や4作品目で頑張った相楽孝仁、1作品目や3作品目で熱演した斉藤麻衣子、1作品目・4作品目で味のある演技を魅せた村岡あきこの名前が挙げられるだろう。
満足度★★★★★
A・B両チーム。
どちらもクスッと笑えるお話で好き。
なんか芝居に変な力(リキ)が入っていないのが心地よい。
リピりたいけど、行ける時間のチケット売り切れ。
今度あるベスト盤を楽しみにしよう。