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前人未到の観光地へ

前人未到の観光地へ

GRahAMBox

小劇場 楽園(東京都)

2017/01/16 (月) ~ 2017/01/18 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/01/16 (月)

深夜放送している新進の若手によるコント番組という感じ。本当に毎週テレビで見たいです。演じる男達はみな格好良いです。お客さんがややついていけずに拍手と笑いが少なかったのが残念。音楽は特にカッコよかった。

憑依だよ!栗山ハルコさん!

憑依だよ!栗山ハルコさん!

ホットポットクッキング

赤坂RED/THEATER(東京都)

2017/01/13 (金) ~ 2017/01/19 (木)公演終了

満足度

鑑賞日2017/01/16 (月)

座席k列5番

シーンで見れば面白いシーンはあった。シナリオも嫌いじゃない

ネタバレBOX

入ってすぐスカジャンを着た無愛想なスタッフなのか客なのかわからん人が突っ立っており、案の定運営は頭数はいるのに客の誘導が恐ろしいほど出来ていない。(劇場がちょっと使いずらい感じの構造なのは差っ引くとしても)主役格の二人の役者さんがあまりに下手すぎてオープニングの映像までで「後は知ってる役者さんたちの芝居を観て帰ろう」ぐらいに開き直った、正直下手な役者さんはいるし下手でも主役にしなくてはいけないこともあるとは思うのでそれで全体でつまらないものになったのなら脚本家の問題で有りかつ演出の問題だと思う。(熱量も感じなかった)初めから下手はある程度織り込み済みだったこともあり、そういった意味でも残念だった。
爆発寸前の中狭い通路での見送り。サービスなんだと頭では理解しているが、列になっておらず前にいた関係者らしい一名がさっさといけば、見送りに出てくれてるキャストさんたちに粗相せずにさっさと出られたのにそうはならずに初めて劇場でキレそうになった。この内容でこの金額で運営もこうなの?バカなの? 的なことを吐く前にとっとと撤収。 正直ポップンさんの公演も次観るかはちょっと考えると思う。
とりとめないが今思うと、コンサートシーンで初めては憑依される側のアイドル役の役者さんが踊っていたのから憑依する側の霊体の役者さんに変わったところから会場からまばらな、1つ1つは大きい手拍子が始まった時がフラストレーションMAXだった、そういう企画なんだから当たり前だとはわかるが、憑依される側の役者がすごくバカのされたように思えてしまい。客までもか(怒) てな感じで あー最終的には迷った挙句に観に行ってしまった自分に腹がたつ。
前人未到の観光地へ

前人未到の観光地へ

GRahAMBox

小劇場 楽園(東京都)

2017/01/16 (月) ~ 2017/01/18 (水)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/01/15 (日)

座席1階1列

GRahAMBox『前人未到の観光地へ』 於:小劇場 楽園

シュールで脱力系なショートコント集。
結構ツボなネタもあって楽しめました。
もっとがっつり笑わせる系なのかと思っていましたが、ジワジワくるタイプのネタが多かった印象です。

「転がる石のように」「明日の太陽に向かってほえろ!」「ball」
が好みでした。
特に「ball」はラストのオチが秀逸。

あと、開演前の諸注意がとても手が込んでいて面白かった。

PREMIUM 3D MUSICAL『英雄伝説 閃の軌跡』

PREMIUM 3D MUSICAL『英雄伝説 閃の軌跡』

㈱NEGA

Zeppブルーシアター六本木(東京都)

2017/01/08 (日) ~ 2017/01/15 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/01/13 (金)

3Dというと立体的に飛び出すイメージが強かったが 今回は背景に奥行を感じ良かったです。ただミュージカルとするには皆さんもう少し歌の練習してください。

天一坊

天一坊

弌陣の風

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/01/12 (木) ~ 2017/01/15 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/01/15 (日)

作品についてはそこそこ楽しめました。衣裳の煌びやかさと殺陣が良かったです。が、ど~しても気になってしまったのが①お寺の場所は上手なの?下手なの?左右からきた者が同じお寺から来るのは変!! ②置屋の中で女郎達は素足なのに天一坊一行は地下足袋のまま・・・それも変!!

聲香(こゑかほる)  北原久仁香 ひとり語り

聲香(こゑかほる) 北原久仁香 ひとり語り

語りと和楽の芸人衆 かたりと

登録有形文化財 島薗家住宅(東京都)

2017/01/15 (日) ~ 2017/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/01/15 (日)

無題2006(17-009)

15:30の回(晴)

15:10会場着、受付。

ここは「紅梅振袖(2014/11)」で初めて「かたりと」と出会った場所ですが、この界隈では何回か公演が行われているので、それほど前のことのようには感じません。

しかし、お天気はよいのですがなんとも寒い(冷たい)。受付の列に並んでいると(2月にもここで公演あり)「通し券」を、という方が結構いらっしゃいました。

定員25名とこぢんまりとしているものの、みなさんかたりとがお好きな方ばかり。

会場の登録有形文化財「島薗家住宅」は1932年に建てられたそうですが手入れが行き届いているからでしょう、古さを感じさせない造り。

今日は藤沢周平作「雪明かり」、藤沢氏の作品は読んだことはありませんが、今まで北原さんが採り上げた作品に一度もハズレはありませんでしたのでどんな情景が(雪とあるので、今日のように寒いだろうなと思いながら)見えてくるのか。

15:31前説、15:34開演~16:38終演(トーク含む)。

『人情馬鹿物語』(1955年・昭和30年初出)からの「紅梅振袖」と「雪明かり」(1976)。年代は大きく違えど、男女の儚くも辛くもあるつながりを描いた作品で、二人が最後にどうしたのか...異なる選択をお客さんはどう感じ取るのか。決めることなどできないのが恋する二人。

いつものように着物姿の北原さんは、背筋を伸ばし真っ直ぐ立ち、登場人物に代わって心情、情景を見せてくれました。

「ロミオとジュリエット」は全然ダメなのにこういった作品は好きなのはどうしてだろう、といつも思うのでした。

メロン農家の罠

メロン農家の罠

桃尻犬

OFF OFFシアター(東京都)

2017/01/12 (木) ~ 2017/01/18 (水)公演終了

満足度★★★★

狭い世界の物語であるが、その向こうに現代都鄙の問題が垣間見えるようだ。日常の生活をデフォルメして奇妙に描いているが、そこには「人」を表出、息をのむような生々しさが…。登場する人物の本音にざわざわし息苦しさを感じる。そぅ、「自分はこういう人間である」という叫び声である。この肉体と性格を持って生まれ、こう思っている、感じているという強烈な主張のぶつかり合いに緊迫感がある。平凡な生活に僻々している、その裏返しにメロン泥棒という刺激を与えることで物語を牽引する。
この物語は東京近郊の農家を舞台にしているが、シチュエーションこそ違うが、1980年代のある映画を想起してしまう。青春群像劇ならぬ猥雑な土着群像劇は見応えあった。
(上演時間1時間35分)

ネタバレBOX

舞台セットは、茨城県にある農家の和室(畳)。上手側に別空間をイメージさせるスペース。和室の下手側に飾り棚があるが、そこに色々な小物。正面は襖であるが、その絵柄はメロン。

梗概…この農家には姉・自分(30歳)・妹(10歳)の3兄弟が住んでいる。10年間に亘ってメロンを盗まれ続けている。毎年防犯対策を講じるが効果がない。表層は、メロン泥棒という日常ありそうな出来事を設定しているが、実のところ変化の乏しい生活、姉妹・自分が置かれている環境の閉塞感にイラついているようだ。10歳の妹が、暴走(万引きの繰返し)・狂気(ラストの行動)のような行為を展開するが、その心底には自分の面倒を見るために姉・兄が犠牲になっているという負い目のようなものを感じている。
この家に出入りしている中国人、姉の婚約者(後に夫)を巻き込んで、お互いの感情が爆発させる。この家族またはその周囲にいる人の思惑が誤解と勘違いでねじれ錯綜する様が面白い。

この公演は、映画「遠雷」(根岸吉太郎監督)を思い出してしまう。都市化の波に呑み込まれていく1980年代初頭の宇都宮を舞台にした青春もの。日々の鬱屈を晴らすかのようにトマト栽培に励む主人公は、お見合いした相手とその日のうちにベットイン。ふたりは結婚することになるが、披露宴の夜、人妻と駆け落ちした友人がひそかに主人公のもとを訪れ…。都会でもなく田舎でもない中途半端な日常への苛立ちや、青春風俗がリアルに描かれる。特にセックスに対してあっけらかんなヒロイン像などが話題になった。ラスト、主人公カップルが歌いながらのエンド(この公演でもラストは歌を…)。

公演では、学歴詐称してでも嫁探し(お見合いパーテイ)をしているが、近郊農家における苛立ちと閉塞感が漂う。また猥語の台詞が並び…そこに鬱積と焦りが見える。本来は坦々な話(生活)であるが、その状況や環境に通底する問題を、住んでいる人間の欲望を借りて表現させているところが巧い。物語を面白くしているのは、登場人物のキャラクターと関係性であるが、それをしっかり体現している役者陣の演技は見事。この個性豊かな登場人物が、脚本の奥深さを一層掘り下げて表現し、面白さを倍加させている。

次回公演を楽しみにしております。
幽霊やしき

幽霊やしき

劇団テアトル・エコー

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2017/01/13 (金) ~ 2017/01/22 (日)公演終了

満足度★★★

王道の劇団の一つ。対応も時間の正確さも。劇の練習も確実にこなしてきているイメージ。ただ基のストーリーが古くさく、面白さに欠けた。

憑依だよ!栗山ハルコさん!

憑依だよ!栗山ハルコさん!

ホットポットクッキング

赤坂RED/THEATER(東京都)

2017/01/13 (金) ~ 2017/01/19 (木)公演終了

満足度★★★

■約100分■
ギャグ漫画調のタイトルながら、内容はそこまでノーテンキでもなく、ダークな一面も。そのせいか、笑いは抑え目。ギャグ目白押しで娯楽劇に徹していた前作『失神!タイムスリドル』のほうが私は好き。

ネタバレBOX

劇作品として評価すると、話がややこしい割には、物語の動きが小さかった印象。
主人公が目立ってないのもどうなのか? むしろ殺人鬼の写真家が主役のようでした。しかもこの写真家がキャラクターとして魅力に乏しい。
ホチキスミュージアム

ホチキスミュージアム

ホチキス

劇場MOMO(東京都)

2017/01/14 (土) ~ 2017/01/22 (日)公演終了

満足度★★★★

全体に緩い中、日替わり一人芝居だけは秀逸でした。

ネタバレBOX

日替わりメニューのうち、小玉さんの一人芝居か、ゲストと小玉さんが絡む二人芝居のある日を選ぼうと思っていましたが、ゲストと小玉さんが絡む二人芝居があり、加藤さんの一人芝居の内容に興味が惹かれたのでこの日を選びました。

そして、多くのコントや短編の中で、加藤敦一人芝居『潜考の博物館』が秀逸の出来でした。

夜間の博物館を巡回警備する警備員が新人警備員に巡回のコツを話し、展示品に警察官時代に出会った人物を重ね、過去の事件を思い出し口にするにつれ、すわっこの新人は過去の事件の関係者かと思いきや、他人と話しながら回ると時間が短く感じられる、そういうテクニックを身に付けたという独白に、これぞ理想の一人芝居と思いました。
Heart Journey

Heart Journey

演劇革命企画

四谷フラワースタジオ(東京都)

2017/01/10 (火) ~ 2017/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

じ〜んとしました…沁みました。

メロン農家の罠

メロン農家の罠

桃尻犬

OFF OFFシアター(東京都)

2017/01/12 (木) ~ 2017/01/18 (水)公演終了

満足度★★★★★

コミカルなのにシリアス、そしてブラック。イイですね~、好みです。
役者の皆さんの演技も素晴らしく、ストーリーも面白かった。

気になるドラマの収束も、「なるほどね」と、納得の結末。。。

渇いた胸の音 ~ボクトワタシ~

渇いた胸の音 ~ボクトワタシ~

TOKYOハンバーグ

サンモールスタジオ(東京都)

2017/01/12 (木) ~ 2017/01/17 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/01/13 (金)

無題2005(17-008)

19:00の回(晴)

18:00受付(整理券あり)、18:30開場。最前列はミニ椅子、役者さんは舞台上に。

「黒」床、中央に2段の舞台、ソファ、バッグ、ヘッドホン。「赤」正面に格子(途中が黒くなっているので照明の加減ではつながっていないようにみえる)、小さなテーブル。それ以外にも手帳の色(赤と黒)、色には拘ったそうで(光藤さん談)、黒で示される「この世界」と生きていることの証「赤」、と勝手に設定し作品を観るのでした。

2016/7@楽園の再演。会場の雰囲気、広さ、高さ、座席の配置、なによりも役者さんが替り(2バージョン)ました。

観たのは「ワタシバージョン」。

白石花子さんは、オレの劇団で「劇王 天下統一大会2015/1東京予選@ミラクル」...もともとB LET'Sが出るので観に行ったのでした、と「楽屋(2015/3@眼科画廊)」。

余談ですが、さきほど「オレの劇団」大川健斗さんは神奈川県立大船高校卒ということを知りました。「大船」といえば(元)わたしの地元、昨年末の高校演劇では関東大会まで勝ち進んだところでした。※昨年後半は神奈川の地区大会~県大会~関東大会とたくさんの高校演劇の作品を観ました。

と、「ゾーヤ・ペーリツのアパート(2016/7@ウエスト)」「羽とままごと(2016/11@SOOO)」。

本多由佳さん、みそじんで「ドアを開ければいつも@atelier.TORIYOU」「ひなあられ(2016/9@風姿花伝)」。

星野真央さん(ボクバージョンですが)「ベルナルダ・アルバの家(2016/3@サニーサイド)」を観ました。

19:05前説(白石さん、80分)~開演~20:24終演、初演より約10分長い、初日乾杯。

認識していることと(仮にそう呼ぶとして→)事実との違いは、誰にでもいつでもあることで、そうすることも含めて生命は進化してきたのではないかと思うのです。脳科学の本を読むと、外界の刺激と脳が認識することが違ってくることがあるという記述によく出会います。網膜=上下左右が反転した像など。

事故で毀損した神経系統、薬物による影響、自己の認識などなど。

生きているのか死んでいるのか。生きているという実感とはどういう状態をいうのでしょう。

2つ以上の人格、「死」の定義、ストーカー心理等々、興味深い要素がたくさんあります。

流れている時間が異なる、というのは意外と効き目のありそうな設定。リアルな時間ではなく意識している「断片」のように。

こんな合わせ鏡をみているような作品はとても好み。

ネタバレBOX

ノックスの十戒などには反するような気もしますが...いいか。

奥にある赤い棒、縦の影はいいが、どうして横の影ができるのでしょう。
トリスタンとイゾルデ

トリスタンとイゾルデ

ネルケプランニング

DDD AOYAMA CROSS THEATER(東京都)

2017/01/12 (木) ~ 2017/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/01/15 (日)

まだ古代の神々が生きているヨーロッパ中世に、現代的なダンスや音楽がミックスされ、見ごたえのあるステージになっていました。現代的な要素が重苦しい雰囲気にとってマイナスになってなかったのはプラス。青春群像劇でよく見かけた俳優さんが貫禄たっぷりの王様役で出演していたことも印象に残った。

メロン農家の罠

メロン農家の罠

桃尻犬

OFF OFFシアター(東京都)

2017/01/12 (木) ~ 2017/01/18 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/01/15 (日)

ほんわかした部分と過激な部分が絶妙にミックスされている面白ステージでした。あの一家とまわりの人の今後に関しては、心配で仕方ありません。登場人物全員が個性的。

ネタバレBOX

冒頭でチラシと同じ人が同じスイカのメイクで登場したのはインパクト大。
僕たちは、世界を変えることはできない

僕たちは、世界を変えることはできない

夕暮れ社 弱男ユニット

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2017/01/14 (土) ~ 2017/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★

テーマはよくわからないけど、戦争を自己実現の手段にした若者の失敗談(笑)かな?。爆音が飛び交うアクティビティな演出は大いに楽しめました。マペット(?)も実にコミカルでいい。

ビートバン・ゴー!ゴー!

ビートバン・ゴー!ゴー!

ジグジグ・ストロングシープス・グランドロマン

上野ストアハウス(東京都)

2017/01/11 (水) ~ 2017/01/17 (火)公演終了

満足度★★★★★

3本立てのオムニバス公演。3作品ともテイストは違って(エロいところは共通か(笑))、しかもハズレなし。大いに楽しめました。

月刊彗星マジック 「ヒーロー」

月刊彗星マジック 「ヒーロー」

彗星マジック

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2017/01/10 (火) ~ 2017/03/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

探偵編
津戸もとむ:maechang(ブラック★タイツ)
嵐ヶ丘秋:中島久美子
無限オメガ子:米山真理
鹿島馬彦:小永井コーキ
大滝ネジレ:ネコ・ザ・メタボ
御国偉人:鈴木太海

決別編
御国偉人:鈴木太海
無限オメガ子:米山真理
噂野英雄:小永井コーキ
よしこ:中島久美子
なつお:ネコ・ザ・メタボ
監視官:maechang(ブラック★タイツ)

面白かった 物語と役者の圧倒的な熱と力 会話 握手 全てが、繰り返す悲しさ。 人間と壊滅災害と人 人の心の中を見透かしている様な優しさと悲しさ 素晴らしい御芝居でした。

フォトジェニック

フォトジェニック

鵺的(ぬえてき)

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2017/01/10 (火) ~ 2017/01/15 (日)公演終了

鑑賞日2017/01/15 (日)

無題2004(17-007)

12:30の回(曇)

12:10会場着、受付、指定席へ。狭い舞台には4人の写真と椅子。

「不滅(2010/6@劇)」「昆虫系[改訂版](2011/7@雑遊)」「カップルズ(2012/1@劇)」「荒野1/7(2012/8@DECO)」「幻戯(2013/2@劇)「この世の楽園(2013/10@雑遊)」「昭和十一年五月十八日の犯罪(2014/6@楽園)」ここらあたりででちょっと感じるものがあったのか「丘の上ただひとつの家(2015/2@雑遊)」で途切れ、本作へ。

12:28前説(アナウンス)、12:34開演~14:16終演。

冒頭、導入として映像を織り込み、舞台上の5人+それ以外の人、について語られるお話。

推理ものではなく、ホラーというほどではなく、サスペンスにしては...と、個人的にはよくわからない薄味仕上がりでした。

一種の(被写体)猟奇殺人かと思うものの、「怖さ(見た目などではなく、考え方/信念)」はなく、知的な狂気(凶器)にしては底なしの深みがあるというものでもなく。

観ながら「ドラゴン・タトゥーの女」のような連続殺人と違うなぁ、と余計なことを考える。

冷静な男でいいのだけど、殺しの美学、凍るような冷たさを感じず。

滅多に歩かないので、じっと座っているシーンにどうも落ち着かないものを感じる。

人の死に至るまでの絶対に避けて通ることができない「定め」がないと単なる偶然で死にました...で終わってしまう気が。

現場に残すものにもっと工夫があれば...「ウォッチメイカー」みたいに。

男か女か、という設定になにか付加価値的なものがあったのかわからず。

カメオ主演(もちろん終わってから知った&福永さんは初めて)という手法はなかなか面白いと思いました。

Social talk

Social talk

VOGA

京都府立文化芸術会館(京都府)

2017/01/13 (金) ~ 2017/01/16 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/01/15 (日)

思春期の疑問は青年を成長させる原動力だが、周りの環境などによって進むべきベクトルを狂わせてしまうことがある。主人公は悪の方向に、プロ野球選手になった青年は善の方向に進めました。Social talkという表題は、この周りの環境そのものを表現しているのではないでしょうか。

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