
さよならシェルター
のびる
SOOO dramatic!(東京都)
2017/02/10 (金) ~ 2017/02/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/02/10 (金)
価格2,800円
時期を前後して同じ部屋をシェアしていた二組の女性(+α)を描いた85分。
冒頭部分で3つ(or more)の時制の出来事が相次いで出てくるので時期関係を把握するまでやや戸惑うし、導火線部分(伏線パート)がチョイ長(ではあるが吉田主宰のアタマの中をのぞき見するようで興味深い)ながらある人物の正体が明かされた時の爆発的な(=それまでのあれこれが短時間ですべてつながり「あれは何?」だったわずかなシーンやタイトルの意味も解る)伏線回収が快感。
また、黒い床に白でアレした美術(玄関が特に愉快)のセンスも良く、窓を開けるとか壁のスイッチを押して点灯するとかの身振りとの相乗作用アリ。
あと、壁がない(想像上の壁はある)装置につき、時として床からあおる照明で会場の白い壁に映る演者の影が独特の効果をあげて印象的。
なお、吉田主宰推しのお客様におかれましては入口に近いエリアを選択されますことをオススメ(爆)

俺とお前とアイツでファンキー
劇団ステラビア
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2017/02/11 (土) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

探偵物語1980
劇団東京ドラマハウス
明石スタジオ(東京都)
2017/02/09 (木) ~ 2017/02/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
初めてcorichに投稿します。劇団東京ドラマハウスの舞台に行ったのも初めてです。ネタばれしない程度でお話しすると、気の弱い若者が探偵事務所に就職し、とある会社の覆面捜査員として潜入し、勇気ある決断から、物事がいい方向に向かったという話。出演者数や熱量が多く贅沢な舞台でした。脚本は丁寧に描かれており、登場人物それぞれに特徴を持たせ、シーン中の解説も多いため、誰にでも分かりやすく、私も安心して楽しめました。役者の方の演技も良く、涙を流すシーンなど間近で観て、圧倒されました。笑いのポイントも沢山あり、性別や年代を問わず、お勧めしたい舞台だと感じました。会場は満席で、年配の方も結構いらっしゃったのも頷けます。これからの作品もチェックしていきたいと思いました。

ルート67
劇団あおきりみかん
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2017/03/10 (金) ~ 2017/03/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
最初は?
という感じでしたが、すぐに引き込まれました。
あおきりさんの舞台を2回観たのはこの舞台が初めてです。
台本も予約してしまった!
アゲアゲ。

Melody
TEAM 6g
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2017/02/08 (水) ~ 2017/02/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
笑って笑って大笑いして泣いて
笑って泣いて苦しくなって泣いて…。
とにかく素晴らしい舞台でした。
押し付けがましくなく、自然に笑ったり泣いたりできるお芝居でした。
そして役者さんのクオリティが高く、脚本も素晴らしいので、変な言い方ですが安心して身を預けてお芝居に集中できるというか…(^_^;)
みなさん素晴らしいのですが、今回は平田貴之さんのお芝居が光ってました。
team6gさんの舞台は、いつも観終えたあとに心に引っかかるもの(悪い意味ではない)があるのですが、今回は帰り道もずっとじわじわ涙が出てきてしまいましたね(^_^;)

ゴーストシスターズ!
合同会社シザーブリッツ
ウッディシアター中目黒(東京都)
2017/02/09 (木) ~ 2017/02/19 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/02/11 (土)
超面白かった☆
可愛いー出演陣たくさん!笑いあり感動あり!期待以上の良作!!
高橋明日香さんや荒木未歩さんの実力は今更言うまでもないけど、、庄野有紀さんに注目!物語全体をナイスアシストしてたね☆

マジメですがなにか?
マジメイト
インディペンデントシアターOji(東京都)
2017/02/10 (金) ~ 2017/02/12 (日)公演終了
満足度★★★
ホンダ版を観劇。ただ見ている分には面白かったけど,結局,伝えたいことは伝わったのかなぁ。トライダンスロンは良かった。キレキレでしたね。

ダークマスター東京公演
庭劇団ペニノ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/02/01 (水) ~ 2017/02/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/02/10 (金)
イメージを限りなくリアルに作りこみ、アゴラ劇場のステージの隅から隅まで、別世界となった。こだわりの度合いが尋常でない。そして、人がそこに入ると益々リアルに、場が生き生きとうねり出す。見事と言う他ない。「話」の着想と、それを徹底したリアリズムで作るこだわり、アトラクションに酔った。
この物語を前へ突き動かす原動力は、何か漠とした、原始的な感覚で捉える他ないものだ。それを感じようとする感覚と、目前で起きている現象への興味とが手を携えて、この観劇を強烈な体験にした。

クライングメビウス
劇団虚幻癖
Geki地下Liberty(東京都)
2017/02/08 (水) ~ 2017/02/12 (日)公演終了
満足度★★
鑑賞日2017/02/11 (土)
怒鳴ったり叫んだりする際のセリフがきちんと聞き取れる・・・演じ手達の日頃の修練が察せられます。
でぇ、観客の大半はこうした怒鳴り・叫びを「芝居の熱量」と受け取ったようですが、ゴメンナサイ!偏屈なオジサンの率直な感想は「劇場で激情を表現するのに、大声あげるしか能がないの?」。
登場人物の皆が皆、同じ反応(感情が昂る→大声を上げる)をするんじゃなしに、せめて一人ぐらいは、観客の心胆を寒からしめるほどに冷静(冷酷?)なキャラである、とかいったバリエーションが欲しかったなと。
パラレルワールドをつなぐ小道具(ノート)とか、アイデアは良いのですが、感情表現がどうも一様に「ぬいぐるみの演技(注.役者でなく脚本や演出の問題)」で深みや凄みに欠けるため、申し訳ないのですが、私はあまりストーリーに没入出来ませんでした。
なお、役者陣の中では、狂言回し役でもあった、若い浅倉祐太さんと、兎団でもお馴染みのベテラン・清水敏夫さんのお二方が印象的でした。

CABACRAT
junkiesista×junkiebros.
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2017/02/09 (木) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

六本木少女地獄
劇団 Sakura Farm
学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)
2017/02/10 (金) ~ 2017/02/11 (土)公演終了
満足度★★★★
循環する大きな流れをになう女 ”性” 、その受け入れに葛藤する少女な感じが 滲むように無垢を染めていく。理不尽さに折り合うための物語に救いを求める頼りの無さ。”ズルい性” には思いが及ばぬまでも、物質性を離れて生理的・心理的な世界の中に在る感覚に浸る。

俺とお前とアイツでファンキー
劇団ステラビア
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2017/02/11 (土) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

夜明前
実験劇場企画公演
アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)
2017/02/10 (金) ~ 2017/02/12 (日)公演終了
満足度★★★★
とどまりたい本能、とびだしたい理性。ぬくぬくとした焦燥が崖っぷちに誘う。のぞきながらもふみとどまる、その継続こそ ”答え” らしきもので、想像の衰えは ”夢” の終わり、コトはトランプに興じるだけで済まなくなる・・・ 彼方に消える暗転、不思議な名前が活き返るラストはハッとトリック、原稿用紙の似合うスクエア。

六本木少女地獄
劇団 Sakura Farm
学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)
2017/02/10 (金) ~ 2017/02/11 (土)公演終了

夜明前
実験劇場企画公演
アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)
2017/02/10 (金) ~ 2017/02/12 (日)公演終了
満足度★★★★
久しぶりに学生演劇を観ましたが、作品だけでなく劇場空間に至るまで、ここまでレベル高い公演に触れたのは、今までそうありませんでした。
さすがです!
間の取り方や、難しそうな場転も滑らかに演技していく様は見事でしたね(^^)脚本に関しても、伏線の張り方が上手であったし、言葉数の少なさゆえの観客に想像を促す要素が魅力的だなと感じました。
ただ、まれに聞き取りづらいセリフがあって多少の消化不良を感じました。また、上演時間1時間では間に合っていない印象があります。後半がかなり駆け足だったかも…。
いろいろ書きましたが、総合すると「みんなに観てほしい作品であり団体である」ということです!

女の壁/憧れの雪国
劇団献身
スタジオ空洞(東京都)
2017/02/01 (水) ~ 2017/02/06 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/02/03 (金)
「女の壁」
ある高校の卒業式の日、2年前の卒業生が体育館裏によりによってタイムカプセルを掘り出しに来て……な状況から始まる物語。
今まで観た献身作品とはオモムキを異にするが、ベタなほどの「ありそー!」満載のキャラ合戦、再演ながら女優陣それぞれがハマり役な印象で愉しく、いくつか入るメタ系の部分にもニヤニヤ。
見どころは出だしの掛け合い漫才感(大竹、永井)、当り役的なぶりっ子キャラ(石澤)、2年間も待ち続けることで変化してゆく顔つき(武川)、典型的な手下(三下?)感(金)か?
【勝手にキャッチコピー】「乙女ゴコロは……フ・ク・ザ・ツなの♪」
「憧れの雪国」
疾走感……というよりはやはり暴走感(笑)がいかにも献身っぽい。
終盤で明かされる「あること」が古典的なネタと21世紀の技術の融合、な感じで面白く、また、「あるもの」の造形も(大道具的に)ステキ。(全体像が見えた時に構造?がワカった)
なお、奥村主宰の場内誘導、当たりが柔らかい感じで心地よく、なおかつ的確でお見事!

探偵物語1980
劇団東京ドラマハウス
明石スタジオ(東京都)
2017/02/09 (木) ~ 2017/02/12 (日)公演終了
満足度★★
鑑賞日2017/02/11 (土)
座席1階1列
劇団東京ドラマハウス『探偵物語1980』 於:明石スタジオ
♢チームを観劇
青臭ささはあるけれど、主人公の真っすぐなところに好感が持てました。
後ろで見守る大人たちも味があって良かったです。
所長の切れ者っぷりが痛快で、ノウハウやハウツーの説明台詞は思わず聞き入ってしまいました。
序盤は場面転換が多いのが気になりましたが、全体で観るとテンポが良かったです。
背もたれの無い席だったのですが、2時間の上演時間も全然気になりませんでした。
前の方が観やすいとのアナウンスがあったので最前列に座ってみたのですが
ステージ手前で演技をされることが多いので、最前列は近すぎて逆に物凄く観づらいです・・・(^_^;)
常時役者さんを見上げる形で、それでも表情が見えないこと多々。
2~3列目が良いかもです。

売春捜査官
★☆北区AKT STAGE
北区AKTSTAGE 西が丘アトリエ(東京都)
2017/01/14 (土) ~ 2017/02/19 (日)公演終了
満足度★★★★
【Fチーム鷺谷美和伝兵衛】鑑賞-
去年同様声量が足りてない。
膨大な台詞の量を早口でまくしたてるシーンでは、初めて「熱海-」に触れる観客には果たして聞き取れているのか怪しい。
それでもこの人の演技は泣けます。去年より泣けた。
もうね、完成度とか関係ないんだよね。泣ける芝居が観たいから。

女の壁/憧れの雪国
劇団献身
スタジオ空洞(東京都)
2017/02/01 (水) ~ 2017/02/06 (月)公演終了

六本木少女地獄
劇団 Sakura Farm
学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)
2017/02/10 (金) ~ 2017/02/11 (土)公演終了
満足度★★
鑑賞日2017/02/11 (土)
座席1階3列
劇団SakuraFarm『六本木少女地獄』 於:学習院女子大学 やわらぎホール
映像演出が印象的ですごく良かったです。
特に冒頭のタイトルの出し方は近年観劇した作品の中でもトップクラスのカッコよさでした。
作中の雨のシーンの表現方法も素晴らしいと思った。
気になった点は
兼ね役に変化がなく場面的にもシームレスな演出だったので
今どこで誰が喋っているのかに戸惑うことが何度かありました。
道案内含めてスタッフさんの対応の良さも印象に残りました。