最新の観てきた!クチコミ一覧

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六本木少女地獄

六本木少女地獄

劇団 Sakura Farm

学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)

2017/02/10 (金) ~ 2017/02/11 (土)公演終了

満足度★★★★

循環する大きな流れをになう女 ”性” 、その受け入れに葛藤する少女な感じが 滲むように無垢を染めていく。理不尽さに折り合うための物語に救いを求める頼りの無さ。”ズルい性” には思いが及ばぬまでも、物質性を離れて生理的・心理的な世界の中に在る感覚に浸る。

俺とお前とアイツでファンキー

俺とお前とアイツでファンキー

劇団ステラビア

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/02/11 (土) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

垢抜けない所が魅力になっている不思議なグループ。

ネタバレBOX

オムニバスに近い挿話の全体が緩やかに一作品を形成しているように感じさせる点でもユニーク。
主人公は、とし・ゆう・しんの仲良し三人トリオだが、いつも授業などそっちのけで、自分たちがビッグになる夢を追っていた。が、3人が3人とも夢を夢見るばかりで、その夢を実現する為に具体的な努力もしたことが殆ど無いので、夢の根拠を一切持たぬまま社会人となった。然し、当然のこと乍ら挫折する。人の良い者は、詐欺商法に引っかかって言われるままに要りもしない物を高額で買わされ続ける。一人は、器量の悪い女性がタイプなのだが、そういう女性に出会うと、歯止めが効かなくなって、通常男女間にある暗黙の了解事項を飛び越えて、いきなりキスに走ることが災いして彼女を作れないことがトラウマになっている。最後の一人は、夢見ていた自分の実力が幻影でしかなかったことを、どんどん後輩に追い抜かれて、己はシュレッダー係に迄落ちることで納得させられ、プライドも人間性もズタズタに引き裂かれてしまう。そんな中、学級委員をやっていた早弁だけは商社マンになって輝いていた。3人が3人とも何か困ったことがあった時に、自分達を助けてくれたのは早弁だと思っていたのだが、実は、互いを利用したりもしてエゴイスティックな行動などもありはしたが、互いに互いを助け合って来た側面もあったことが明かされる。まあ、置いてきぼりを食った3人の人生のペーソスと情けなさを、泥臭い手法で描く作品だが、この内容にこの手法がマッチしているのがグー。最後には3人にも一抹の光が示されるが、それは観てのお楽しみだ!
夜明前

夜明前

実験劇場企画公演

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2017/02/10 (金) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

とどまりたい本能、とびだしたい理性。ぬくぬくとした焦燥が崖っぷちに誘う。のぞきながらもふみとどまる、その継続こそ ”答え” らしきもので、想像の衰えは ”夢” の終わり、コトはトランプに興じるだけで済まなくなる・・・ 彼方に消える暗転、不思議な名前が活き返るラストはハッとトリック、原稿用紙の似合うスクエア。

六本木少女地獄

六本木少女地獄

劇団 Sakura Farm

学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)

2017/02/10 (金) ~ 2017/02/11 (土)公演終了

満足度★★★★

 原作は女子高生が書いた作品だ。

ネタバレBOX

身体が劇的に変化し、自分でも何が何だか分からないというような戸惑いを抱える時期にある少女たちと言い換えることができるかもしれない。何れにせよ心理学者の祖父を持つ少女と姉の首枷から逃れてきた少年が六本木で邂逅する、という設定で始まるのだが、様々なサイズの楕円が、彷徨う子供達、人々に投影される演出は、時に天使の頭上に掛かる輪のようにも見え、とても美しい。流石に女子大のセンスを感じる。
 ところで、物語のテーマは、不安定な少女たちの想像力が生み出した幻影を心理学者が繙き、現実に対峙させて大人への一歩を踏み出させるという内容だと捉えられるが、こういう通常の論理は幾度もひっくり返され、遂には姉と六本木少女の母子関係が語られたり、母と子の入れ替わりに至ったりもするので、姉弟を六本木少女の幻想が生み出した想像上の存在と看做すこともできよう。ただ、この幻影が想像妊娠を契機として成立する幻影だとすれば、生み出された幻影もまた幻想によって実際には居ない父親を理想の存在として造形したりと、冒険譚や未だ見ぬ国への旅などではなく、産む性である女性の、人間の創造に関わっている所に、女性が自らの身体をうざったく感じる視座があるのかも知れない。
夜明前

夜明前

実験劇場企画公演

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2017/02/10 (金) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

久しぶりに学生演劇を観ましたが、作品だけでなく劇場空間に至るまで、ここまでレベル高い公演に触れたのは、今までそうありませんでした。
さすがです!

間の取り方や、難しそうな場転も滑らかに演技していく様は見事でしたね(^^)脚本に関しても、伏線の張り方が上手であったし、言葉数の少なさゆえの観客に想像を促す要素が魅力的だなと感じました。
ただ、まれに聞き取りづらいセリフがあって多少の消化不良を感じました。また、上演時間1時間では間に合っていない印象があります。後半がかなり駆け足だったかも…。


いろいろ書きましたが、総合すると「みんなに観てほしい作品であり団体である」ということです!

女の壁/憧れの雪国

女の壁/憧れの雪国

劇団献身

スタジオ空洞(東京都)

2017/02/01 (水) ~ 2017/02/06 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/03 (金)

「女の壁」
ある高校の卒業式の日、2年前の卒業生が体育館裏によりによってタイムカプセルを掘り出しに来て……な状況から始まる物語。
今まで観た献身作品とはオモムキを異にするが、ベタなほどの「ありそー!」満載のキャラ合戦、再演ながら女優陣それぞれがハマり役な印象で愉しく、いくつか入るメタ系の部分にもニヤニヤ。

見どころは出だしの掛け合い漫才感(大竹、永井)、当り役的なぶりっ子キャラ(石澤)、2年間も待ち続けることで変化してゆく顔つき(武川)、典型的な手下(三下?)感(金)か?

【勝手にキャッチコピー】「乙女ゴコロは……フ・ク・ザ・ツなの♪」

「憧れの雪国」
疾走感……というよりはやはり暴走感(笑)がいかにも献身っぽい。
終盤で明かされる「あること」が古典的なネタと21世紀の技術の融合、な感じで面白く、また、「あるもの」の造形も(大道具的に)ステキ。(全体像が見えた時に構造?がワカった)

なお、奥村主宰の場内誘導、当たりが柔らかい感じで心地よく、なおかつ的確でお見事!

ネタバレBOX

「憧れの雪国」で降雪機に搭載されたA.I.が5年前に出ていった妻の姿で現れる、というのはいかにも21世紀っぽいハナシだが、鶴の恩返し的でもあり、古典的ネタと21世紀の技術という意外な二者の融合が面白い。
その降雪機、大きさの違うポリバケツ(?)を使ったと推察されるが、なかなかよきデザイン。
探偵物語1980

探偵物語1980

劇団東京ドラマハウス

明石スタジオ(東京都)

2017/02/09 (木) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★

鑑賞日2017/02/11 (土)

座席1階1列

劇団東京ドラマハウス『探偵物語1980』 於:明石スタジオ

♢チームを観劇
青臭ささはあるけれど、主人公の真っすぐなところに好感が持てました。
後ろで見守る大人たちも味があって良かったです。
所長の切れ者っぷりが痛快で、ノウハウやハウツーの説明台詞は思わず聞き入ってしまいました。

序盤は場面転換が多いのが気になりましたが、全体で観るとテンポが良かったです。
背もたれの無い席だったのですが、2時間の上演時間も全然気になりませんでした。

前の方が観やすいとのアナウンスがあったので最前列に座ってみたのですが
ステージ手前で演技をされることが多いので、最前列は近すぎて逆に物凄く観づらいです・・・(^_^;)
常時役者さんを見上げる形で、それでも表情が見えないこと多々。
2~3列目が良いかもです。

ネタバレBOX

主人公が探偵を辞めていたのは驚きましたが、
ラストは全員集合の大団円なハッピーエンドで観劇後感が良かったです。

「事実と真実」のくだりが印象に残りました。
売春捜査官

売春捜査官

★☆北区AKT STAGE

北区AKTSTAGE 西が丘アトリエ(東京都)

2017/01/14 (土) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★

【Fチーム鷺谷美和伝兵衛】鑑賞-
去年同様声量が足りてない。
膨大な台詞の量を早口でまくしたてるシーンでは、初めて「熱海-」に触れる観客には果たして聞き取れているのか怪しい。
それでもこの人の演技は泣けます。去年より泣けた。
もうね、完成度とか関係ないんだよね。泣ける芝居が観たいから。

女の壁/憧れの雪国

女の壁/憧れの雪国

劇団献身

スタジオ空洞(東京都)

2017/02/01 (水) ~ 2017/02/06 (月)公演終了

満足度★★★★

価格2,300円

女の壁。面白い。90分。

ネタバレBOX

リナ(大竹沙絵子)…すずと友達。元ネジ部。東京で大学生するも寂しい毎日を送る。
すず(永井久喜)…リナと友達。元ネジ部。地元で大学生するも、不良に毎日カツアゲされリナの分も支払っている。
しまちん(石澤希代子)…今日卒業した女子高生。ネジ部。優子さんがセカンドとして考えてた男と付き合うもけっこうすぐフラれた。
優子さん(武川優子)…リナたちの級生だが、ラブレターの男がやってくるのを待つため留年し続けている。
出口(金佳奈美)…優子さんの舎弟。優子さんへのラブレターは自分が書いたものだと嘘をついた心優しい舎弟。
とある高校の体育館裏。リナとすずは、校舎立て壊しを前にタイムカプセルを掘り出そうと訪れるが、優子さんや出口にからまれる。そこにしまちんも参加し、優子さんの過去が明らかになり、女子トークを繰り広げる。そして、残った優子さんの前にラブレターの男が現れる…。

序盤から終盤までボケがバシバシ決まり笑える快作。それでいて優子さん絡みのストーリー的な揺れ動きもあって楽しめる。キャラクターも愛すべき性質で舞台と客との距離が近くに感じられるのがいい。
六本木少女地獄

六本木少女地獄

劇団 Sakura Farm

学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)

2017/02/10 (金) ~ 2017/02/11 (土)公演終了

満足度★★

鑑賞日2017/02/11 (土)

座席1階3列

劇団SakuraFarm『六本木少女地獄』 於:学習院女子大学 やわらぎホール

映像演出が印象的ですごく良かったです。
特に冒頭のタイトルの出し方は近年観劇した作品の中でもトップクラスのカッコよさでした。
作中の雨のシーンの表現方法も素晴らしいと思った。

気になった点は
兼ね役に変化がなく場面的にもシームレスな演出だったので
今どこで誰が喋っているのかに戸惑うことが何度かありました。

道案内含めてスタッフさんの対応の良さも印象に残りました。

Next to None!

Next to None!

インプロカンパニーPlatform

ART THEATER かもめ座(東京都)

2015/11/18 (水) ~ 2015/11/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

Platformが中心となり、他のインプロチームも交えた公演。
ここから別の団体にも興味を持つようになって交流も増えた。
忘れられない公演です。
様々な団体があって、様々な公演がある。それを改めて知りました。

Platformのゼンフォーマットも凄かった。
孤独と孤独を元にした繋がりが巧みに表現されていた。

その探偵の名、

その探偵の名、

インプロカンパニーPlatform

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/09/23 (水) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

招待隠匿系の要素のある公演。人狼などを経験した人には特におすすめ。
「即興推理」というとんでもない事をやっている。
会場で一緒になって推理するのも楽しかったです。

正義のみかた。外伝

正義のみかた。外伝

インプロカンパニーPlatform

東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)

2017/01/12 (木) ~ 2017/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

正義のみかた。の明石公演をベースにした東京公演と全くの新作。
戦隊モノというのは正義の悪の分かりやすい物語を基本としているが、
そのなかでも悪が純粋な悪ではないところが良かったです。

「いと、といと。〜あやとり〜」

「いと、といと。〜あやとり〜」

インプロカンパニーPlatform

東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)

2015/06/26 (金) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

女性主人公が男性を選ぶというのは受けが良いと思う。
Platformの作品をここから舞台で見始めた思い出の作品。
2017年は「いと、といと」が上演されるのでとても楽しみです。

愛というのは普遍的なテーマなので、初めての方にとてもおすすめです。

売春捜査官

売春捜査官

★☆北区AKT STAGE

北区AKTSTAGE 西が丘アトリエ(東京都)

2017/01/14 (土) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★

H。90分。

ネタバレBOX

木村(武川美聡)…オリジナリティも出しつつ、強い部長像を打ち出せてた。大山を打ち据えるとこからパーフェクトのシーンとか超かっこよい。
熊田(上田健介)…けっこういい感じ。いろんな表情だせればもっといい。
大山(田中圭)…一本調子な感じがなんかコミカル。あっさりした大山という意味では面白い。
万平(関屋裕太)…感情的な表現はみててわかりやすい。

舞台的な面白さもあったし、内容もよかった。
ゆめのーと

ゆめのーと

grAzie

マルチスペース・エフ(北海道)

2017/02/11 (土) ~ 2017/02/11 (土)公演終了

満足度★★★★

純粋にいいなーと思える芝居でした。
起承転結の流れがきれいで、どんどん芝居の中にひきこまれていく。
そしてほんのりあったかくなる。
1時間という短い芝居でしたがほっこりできました。
はじめから最後まで理想通りなお芝居。幸せな気分になりました。

ネタバレBOX

見ていてクマちゃんほしかったなっと。
クマがマイムじゃなくて本物があったらもっとほっこりできたんじゃないかなーっと。ふと思いました。
探偵物語1980

探偵物語1980

劇団東京ドラマハウス

明石スタジオ(東京都)

2017/02/09 (木) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

探偵物語、どんな内容なのかワクワクして拝見致しました。とても深いお話で、感動しました。自分にも思い当たる事もあり、共感できました。1980年の本当のお話との事で、昭和を感じる部分がとても新鮮で、なんだか懐かしく、楽しく拝見できました。素敵な出演者のみなさま、楽しい時間をありがとうございました。

俺とお前とアイツでファンキー

俺とお前とアイツでファンキー

劇団ステラビア

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/02/11 (土) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しかった。仲の良さを感じさせる3人が、場面をテンポ良く進めていく。今を感じさせる、若さあふれる舞台だった。年に1公演と言わずもっとやって欲しい。また観に行きたい。

ゴーストシスターズ!

ゴーストシスターズ!

合同会社シザーブリッツ

ウッディシアター中目黒(東京都)

2017/02/09 (木) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/11 (土)

座席1階E列7番

価格4,000円

舞台を見るのは、何度かありますが、この規模は初めてでした。
初めてがこの作品で良かったです。Aチームの柿崎裕美さんのインスタで知り
出掛けた次第でしたが、最高の「誕生日プレゼント」になりました。良かった。

①キャラクターに配役がハマっていた(と思いました)
②テンポが良くて、抑揚が効いてて、最後まで飽きなかった
③また観たいと思った

演者さんが皆さん魅力的でした。楽しいひと時ありがとうございました。

ゴーストシスターズ!

ゴーストシスターズ!

合同会社シザーブリッツ

ウッディシアター中目黒(東京都)

2017/02/09 (木) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/12 (日)

座席1階B列7番

先程、観てきました。前回、上野でも観ましたがその時のシーンを思い出しつつ、今回も笑って泣きました。キャストかんもはまっていて良かったですね。特に幽霊のお姉さんが妙にはまっていました。笑いましたが最後は涙ながらです。楽しい舞台でした。

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