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ミラクル祭’17(ミラフェス’17)

ミラクル祭’17(ミラフェス’17)

新宿シアター・ミラクル

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/18 (土)

初日である18日にマチネのAversionとソワレのBversionを4500円のセット券で観劇。

【Aversion】
明るく楽しいいつも(いや、「いつも以上」か?)のたすいちと近未来の話なのに「昭和の文学臭(もしくは「あらすじ名作劇場」っぽさ(?))」がハンパないフジタタイセイ×アリソン・グレイスのダブルフィーチャー。

たすいち「堕天のスゝメ」
ポジティブなヒロインが次第に○○するが、最後にフッと○○されるという王道中の王道な物語。明るく楽しいたすいちど真ん中!
フェスティバルのオープニングに相応しい快作♪(嬉)

フジタタイセイ×アリソン・グレイス「Transcendent Express」
舞台は近未来だが、モノローグ部分と列車内の出来事という設定とで昭和の文学のような印象が強くそのアンビバレンツにトリップしてしまいそう(笑)。
そう言えばメーテルだけでなく車掌も……いや、何でもないです(謎)

【Bversion】
連作短編というよりは3場の中編に薄めの毒と笑いを盛り込んだハセガワアユムグループ、ロバート・ゼメキスの映画をキャラメルボックスが翻案したような劇団ミックスドッグスともに作家性丸出しあるいはモロ出し(笑)。

ハセガワアユムグループ「CANDY CITY」
3編の連作短編と言うよりは多少の時を隔てた3場で構成された中編、なオモムキ。
日常の「あるある」「ありそー!」を少しだけ誇張した絶妙な虚実のバランスと微かな毒(というか本作ではワサビ的なレベル?)がいかにもアユムさん作品。
女性を演ずる男優に違和感どころかコント感すらないのが不思議。

劇団ミックスドッグス「やねうらコスモス」
初期作品の短縮改訂版とのことでキャラメルボックスの影響がまだありありと出ている上にタイムマシンSFにさらに別のSFネタも組み合わせて、まさに「大人向けジュヴナイル」。
少年時代にSFものをを読んだり観たりしてワクワクした「あの気持ち」が蘇るよう。
時間ものでは定番の1つである「存在の輪」的なアレにもニヤニヤ。

なお、エレベーターの階床ボタンに「ミラクルは開場まで1Fでお待ち下さい」と書いた紙片を貼っておくの、妙案だね。

ギンノベースボール

ギンノベースボール

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/02/15 (水) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

ラビット番長に外れなし!!今回も良かった!得意分野を程よく融合させて(笑)素晴らしい作品。
勇気を貰いました。

ギンノベースボール

ギンノベースボール

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/02/15 (水) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台の作りと場面転換がマッチしていてよくできた芝居だった。役者も達者だし、台詞も含め脚本もよくできていて、楽しめた。

福祉フェス応援します。

ネタバレBOX

戦時中に青春時代を送り、かつ震災で家族を失った世代はどう考えても90歳前後で、設定に整合性が欠けるのが残念。
全段通し 仮名手本忠臣蔵

全段通し 仮名手本忠臣蔵

遊戯空間

シアターX(東京都)

2017/02/16 (木) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

始めは時代言葉に戸惑い私にこの芝居が理解できるかと危惧しましたがだんだん違和感がなくなります。6枚のパーテーションを使いこなしいろいろな場面に変化させています。3時間夢中で観てくたびれました。ともかく面白かったの一言に尽きます。役者さんたちの演技力もさすがです。

ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた 〜末広がりのやっつめのお噺〜 & ミニコンサート

ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた 〜末広がりのやっつめのお噺〜 & ミニコンサート

楽劇座

THEATER Rrose Sélavy (東京都)

2017/02/17 (金) ~ 2017/02/22 (水)公演終了

満足度★★★★★

新キャラクター可愛かったです!節分の鬼と、またうまく絡めたお話になっていて物語の構成もよくできてるなと感動しました!新曲2曲もお気に入りです。次々と展開される音楽劇、こんなお芝居他で見たことない。独特の世界観に今回も大満足です!

大勇者伝〜大勇者への道〜 / 大勇者内伝〜大勇者として〜

大勇者伝〜大勇者への道〜 / 大勇者内伝〜大勇者として〜

シアターブラッツ(東京都)

2017/02/16 (木) ~ 2017/02/20 (月)公演終了

満足度★★

人間側は、勇者としてではなく、人としてダメ人間しか出てこない。魔王側はいい話を作っていて、想定の範囲内だけど、どうなるのかと興味を持たせる。と思ったら酷い結末。とにかくタイトルに騙された。しかし、結構受けていたのが謎。僕の感性が違うのか?

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

11年目に入ったドガドガ+の新春公演。(ネタバレ追記2017.2.21 )

ネタバレBOX

舞台は浅草吉原。時は江戸、五代将軍、綱吉の時代。生類憐みの令をだし、犬公方と呼ばれたことで有名な将軍だ。様々な生き物のうちでも特に犬を大切にしたのは、彼の干支が戌年であったからだという。何れにせよこの吉原に於いては世俗の権力もそのままでは通用しなかった。武士であっても刀を持ち込むことは禁じられていたし、籠に乗って吉原に入ることもご法度であった。この吉原で権勢を揮っていたのが弾左衛門である。弾左衛門とは、亡八者、六道の外れ、河原者など士農工商に属さぬ被差別者を牛耳っていた統領である。この弾左衛門には、女信長と仇名される美しく強い娘、じゅりえが居た。一方、赤穂浪人、毛利 小平太は赤穂家中最強の武士であった。この二人が運命的な出会いをするが、郭の者が武士に懸想することはご法度であった。これを破れば傾城の世界と尋常な世界との黙約が破れる為、弾左衛門は断じてこの恋を許す訳にはゆかないのである。だが、障害があれば恋が増々燃え上がるのは必定。運命は、この二人を見逃さなかった。然し、恋を成就させれば恋人を奈落に着き落とすことになるのも必定。二人は悩みに悩むが、討ち入りまでの間はじゅりえが小平太に技を伝授するという形で夜毎会う。然しながら、いざ討ち入りとなれば、小平太は武士の本懐を遂げ、成就すれば切腹は免れない。闘争の過程で火が付けばその目が狼の目と変じる所から人呼んで狼目男(ロメオ)とは彼の通り名であった。一応、今作でメインストリームを形成する二人の名が、若い恋人の悲恋を描いた「ロミジュリ」に関連付けられているのみならず、今作では多くの登場人物名が、様々な文化的遺産、歴史などと密接に絡んでいる。弾左衛門の姓は、今作では犬神だが、歴史的には浅草である。だが、犬神となっているのは、犬公方との関わりを表していようし、サブストリームで自ら破瓜を為す気の強い女郎を演じる品寅はその気性の気高さを表す品に東洋の猛獣の王、虎を掛け更にフランク・シナトラを掛けている訳だし、品寅の先輩格に当たる看板花魁大鳥居(オオドリイ)はヘップバーン、後輩でライバルでもある花魁は得比寿(エルビス)プレスリーに掛かっていると同時に浅草寺の弁財天の七福神仲間である寿老人や恵比須とも掛かっていよう。大鳥居にした所で、神社の鳥居に掛かっていると読める。更に、この朝日楼の女将は、その名を毬鈴(マリリン)という。無論、モンローだ。朝日楼は名歌に出てくる女郎屋の名である。また深読みすれば、虐げられている女郎たちの名は、日本の宗主国であるアメリカに対する庶民の歯軋りと取れなくもない。まして、ここは吉原である。権力が無暗に手出しできぬエリアでもあるのだ。そこで、最も虐げられた者達が自由の声を挙げることは必然である。
 女の意地や差別・被差別と弱者たちの置かれた立場をさらりと忍び込ませることで作品は、単なるエンターテインメントに終わっていない。先ず、赤穂最強の武士狼目男に剣技の手ほどきをするのが、じゅりえであること。小平太より強いじゅりえが恋の炎故に心中の道行を選ぼうとすることが若く美しい二人の恋に似つかわしく、故にこそ、この愛は実に美しい。この美しい恋が、狼と犬の遠吠えで象徴的に表現され、一幕と二幕の印象的なシーンと交感すると同時に、ファーストシーンと二幕の頭のコレスポンダンス(交感)も歌って踊れる劇団というコンセプトを目指すドガドガ+のコンセプトに見合う所迄若手が成長していることを作・演出が認めたということでもあろう。



「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

最初から最後まで釘付けでした!
期待以上です♪
ロミオ丸山さんのかっこいいこと💕

初日でみなさん緊張されていたのか、カミカミもあったけど(笑)ご愛敬。
テンポがよくて本当に面白かったです。

全段通し 仮名手本忠臣蔵

全段通し 仮名手本忠臣蔵

遊戯空間

シアターX(東京都)

2017/02/16 (木) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

3時間と聞いて長そうだと思いましたが、終わったら短く感じました。
区切りがあるので観やすく、脇にいる人の説明で状況がわかり、入場時のチラシのあらすじでおぼろげだったことが、劇の進行ではっきり分かって繋がりました。
衣装や舞台の簡素な作りが、ちょっとした工夫で着物になり羽織になり、場所が変化するのも驚きでした。

陥没

陥没

Bunkamura/キューブ

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2017/02/04 (土) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★

何となく予想していたのとはちょっと違って、ファンタジー要素もあるコメディだった。毒気の少なさが物足りなくもあったけど、登場人物達の会話の妙のケラらしさは楽しめたし、ほっこりと温かい気持ちにも。キャストも装置も豪華で、贅沢な作品だった。

陥没

陥没

Bunkamura/キューブ

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2017/02/04 (土) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

■約200分(途中休憩込み)■
相関図が描きにくそうなややこしくて込み入った人間関係を生かした、とても面白く、惹きつける舞台でした。トリプルコールにも納得♪

ネタバレBOX

キヨハルという「道化」が登場したり、幽霊が出没したり、惚れ薬が話を混乱させたり、シェークスピアの喜劇を彷彿させる要素が多々。ハッピーエンドで幕を閉じるのも沙翁の喜劇と一緒。あの2人が元サヤに納まるのは予測がついたこととはいえ、やっぱり感動しちゃいました。。。
皆、シンデレラがやりたい。

皆、シンデレラがやりたい。

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2017/02/16 (木) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

■100分強■
猫背椿、新谷真弓、高田聖子、3人の熟女優が熱演! 駄弁芝居の要素あり、ドタバタの要素あり、そこへ加えてねもしゅうらしい屈折もあり、じつに見応えある一作でした!! 話のまとまりもとても良かった。

ネタバレBOX

地味で倹約家の女を演じた高田聖子さんがきらびやかな衣裳でホストクラブを訪れ、自分のために築かれたシャンパンタワーの前で黒服のイケメンたちに囃されながら幸せそうに微笑むラストシーン、ハンパないカタルシスがありました。
このシーンを観て救われた気分になった女性、大勢いたのでは?
皆、シンデレラがやりたい。

皆、シンデレラがやりたい。

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2017/02/16 (木) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

ねもしゅう、流石です。

いつかモンゴリと眠る

いつかモンゴリと眠る

東京ELECTROCK STAIRS

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/02/15 (水) ~ 2017/02/22 (水)公演終了

満足度★★★★

80分。

ネタバレBOX

カジュアルな作品で楽しめる。
横山彰乃と高橋萌登がモノ憂げに眺める中踊るKENTARO!!のソロシーンが、照明やBGMも手伝って、とても美しかった。
ウズベキスタンにムラムラする

ウズベキスタンにムラムラする

こまばアゴラ演劇学校“無隣館”

アトリエ春風舎(東京都)

2017/02/17 (金) ~ 2017/02/20 (月)公演終了

満足度★★★★

面白い。80分。

ネタバレBOX

宮部純子が天明留理子と川隅奈保子と一緒に芝居を作っていくというテイの作品。
ファミレスだかカフェだかわからんシーンから大阪の万博、民博を経由し、三姉妹の話からウズベキスタンをちょっと経由し、サンタルチアを歌って〆る。妙なユーモアが溢れ、空気感が作られてたせいで、あっちゃこっちゃに飛んでも受け入れられる舞台になってた。
意思があれば死ねるという宮部に、じゃあ意思があれば結婚できるという天明のやりとりが異色な哲学さを纏ってて好き。
「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/18 (土)

座席1階

台詞が飛びはね、役者も飛び跳ねる。
各役者のパワーがすごい、そして、それに歌・ダンス、がそえられる。
殺陣も迫力。
照明も綺麗で、素敵にこの舞台を表現してくれている。

溶けて解せない

溶けて解せない

劇想からまわりえっちゃん

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/02/15 (水) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★

歌あり、踊りあり、

ネタバレBOX

芽生えと言うチン毛が生える事象によって成人が定義される時代の、初恋の人を思い続ける大人になれない28歳男の子や仲間たち、それに芽生え制度に反対する組織が絡んだ元気いっぱいの話。

笑いの部分などは全く合いませんでしたが、久し振りに、バカバカしくも元気いっぱいの劇団に遭遇しました。貴重です。
ギンノベースボール

ギンノベースボール

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/02/15 (水) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/15 (水)

ラビット番長さんの作品を拝見させて頂いたのは今回が3回目。これまでに数々の賞を受賞されている劇団だけあって、今回も非常に完成度の高い流石と思わせる作品だったと思います。開演前の注意事項をウグイス嬢がアナウンスする演出も面白かったですし、役者さんの演技力、舞台セットなどどれを取ってもクオリティーの高さを感じました。個人的に野球観戦が好きなので冒頭から流れていたとある高校の応援BGMにも少し興奮してしまいました。心温まる素敵な作品だったと思います。

雨の森、砂の国

雨の森、砂の国

陽だまり座

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/02/09 (木) ~ 2017/02/13 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/10 (金)

平均年齢66歳のシニア劇団。ベテランの役者さん達がランドセルを背負って小学生役を演じる姿はインパクトがありました。学校のシーンと病院のシーンが少し不気味な感じでリンクしていてなかなか奥深い作品だと思いました。面白かったです。

ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた 〜末広がりのやっつめのお噺〜 & ミニコンサート

ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた 〜末広がりのやっつめのお噺〜 & ミニコンサート

楽劇座

THEATER Rrose Sélavy (東京都)

2017/02/17 (金) ~ 2017/02/22 (水)公演終了

満足度★★★★★

今回のルーシーも現実世界の時事ネタと物語が絶妙に絡んでいておもしろかったです( ^ω^ )

他人に知らぬ間に流されちゃってる自分に気づきをくれるルーシー。まさに絵本のような世界なのにしっかり哲学!新曲も歌詞と音楽とのギャップが好き♡♡♡


コンサートも、久しぶりに天使メドレーが聞けて大大大満足の公演でした!

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