最新の観てきた!クチコミ一覧

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「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

今回も演出・衣装すべて華やかなステージ。舞台が狭く感じられました。もっともっと、思いっきり大きな動きを観てみたい!……ということで、引き続き浅草公会堂公演を楽しみにしております。

オルゴール

オルゴール

劇団Birth

上野ストアハウス(東京都)

2017/02/15 (水) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

友情、若さ、恋愛、生命、思いやり、いろんな内容が凝縮され、成長を描いた出し物です。
キャラがそれぞれ特徴的で、でもそれが上手くバランス取れててすごく見応えありました。
特に、カンナさんの悪ぶってるところは、個人的にはかなりツボです。

ギンノベースボール

ギンノベースボール

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/02/15 (水) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

今回も楽しませていただきました!年齢設定も他人事とは思えず……役者さんたちの脚の運び等、演技力にも「流石〜」と感心し、ギン世界の様々な笑いネタにも親近感。ほんと、ハズレ無しの劇団ですね。余談になりますが、初めてのラビット番長さんがクマだった関係で、本来の味わいとは違う白い世界の恐怖も再演されないかなぁ……なんて、贅沢な期待もあったりして。

オルゴール

オルゴール

劇団Birth

上野ストアハウス(東京都)

2017/02/15 (水) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

とても良かったです。曲も歌声も素敵でした。

大型

大型

3.14ch

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2016/08/25 (木) ~ 2016/09/03 (土)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/08/28 (日)

誰もいない深夜のプールで大麻⁉︎パーティに興じていた4人の若い男女。
だが、そのうちの1人、フミカの様子がおかしくなり…気がついたら女は宇宙空間に漂うプールの中にいた。

途中からセリフらしいセリフが殆どない、音響と照明と身体表現の世界が延々と続きます。
綿密にストーリーを追っていくタイプの観客は戸惑ったんじゃないかなぁ?
反対に、コンテンポラリー、現代舞踏とかのダンス系、シルク・ド・ソレイユのようなアトラクションの舞台に慣れた方ならば、舞台上の出来事を感覚的に捉えてスンナリと受け入れられる展開だったと思います。

終盤、イメージ的な描写から、プロジェクションマッピングで映し出される映像が、より具体的なメッセージを帯びてきます。
ここまで来て漸く、上述の「綿密にストーリーを追っていくタイプの観客」にも作者の抱くテーマが伝わってきただろうなぁ…と、さも自分は最初から理解していた風な口をきいていますが、実は、事前に「難解!」との評判を目にし、ある程度「覚悟?」を決めて舞台上の流れに身をまかせていただけです。ですが、それでかえってスルっとテーマが飲み込めたようです。
正直、万人向けの作品ではありません。観るヒトによって、解釈も評価も分かれる舞台かと思います。

百花繚乱 花街仇討絵巻

百花繚乱 花街仇討絵巻

Project JUVENILE

d-倉庫(東京都)

2017/02/17 (金) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/19 (日)

涙ポロポロ止まりませんでした。

ダブルエンディング、もう1つのエンディングも観たかった…。ちょっぴり後悔してます💦。

ネタバレBOX

千秋楽、最後の「紅」でさした。

こんなに、純粋で、優しくて、強くて、もろい…、そんな鴇風。そのあまりにも不条理な運命が切なくて、切なくて。

周りの遊女たちの優しさ、そして、最後に幸せになれたことで本当に救われた気がしました。
息が苦しくなるほどに跳ぶ

息が苦しくなるほどに跳ぶ

オーストラ・マコンドー

NICA: Nihonbashi Institute of Contemporary Arts(東京都)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/11/30 (水)

11月30日の初日に行って、ちょいと心揺さぶられたもんで、12月6日のソワレも観て来ました。メインキャラの4人のストーリーを軸に、幾つものサブストーリーを絡ませた群像劇。それらのストーリーは、かなり大胆に枝葉末節をそぎ落とした状態で、客席に提示されます。

初日の舞台が終わった後、観客の声に耳をそばだててみると「途中からついていけなかったワ(苦笑)」とおっしゃる方もチラホラ。ただ、同じ方の口から、ほろ苦さ混じりの郷愁に浸った旨の感想も漏れて来たのが印象的でした。

2回目の観劇。上述の通り、群像劇なもんで、メインないしはサブストーリーに登場する大勢の「誰か」のうち、自分と似た(あるいは親近感のわく)人物に自然とフォーカスが当たります。
私にとっての「誰か」は、生真面目な学生時代を送った割には、30代の今、あまり人生がうまくいっていない様子の藤代クン、というキャラ。
この舞台では語られることのない、更なる10年後はどうしているんだろう…藤代クンに幸あらんことを!

大勇者伝〜大勇者への道〜 / 大勇者内伝〜大勇者として〜

大勇者伝〜大勇者への道〜 / 大勇者内伝〜大勇者として〜

シアターブラッツ(東京都)

2017/02/16 (木) ~ 2017/02/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

Bを観て来ました。

最初は剣と魔法の世界の話とかでFFとかDQをやったことがある人じゃないと理解できない世界感なんだろうなと勝手に思ってました。。。得にそういったゲームをプレイしたことのない世代にはどうせわからない。。。話なんだろうなって・・・

ネタバレBOX

結論から先にいうと、
役者陣の自然な演技(恋人同士?あれやこれや。の演技とか)、素晴らしかったです。

途中からテラスハウス?あいのり?みたいな展開になるのも予想外だったし、
序盤に勇者要素を出していたおかげで、そういうノリも楽しく受け入れました!

なんかいい意味で生生しくて最高でした!!

DQ、FF的な作品を序盤で出してきた部分のおかげでそういう場面が立ったと思います。
役者さんのキャラとてもマジメで決して嘘は言ってないです。
ただテラスハウスなんです・・・
序盤の世界感のおかげでヒシヒシと感じました。
最近観た芝居の中では一番面白かったと思います。
千秋楽頑張ってください!
シュレディンガーの家と哲学的な家族たち

シュレディンガーの家と哲学的な家族たち

The Park

APOCシアター(東京都)

2016/12/02 (金) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/12/03 (土)

タイトルの「シュレディンガー」とは、量子力学の著名な学者センセィでぇ…なんてこたぁ、チャキチャキの私立文系出身者が無謀にも能書き垂れていい話じゃないんで、今回の作品と大いに関連はあるんですがキッパリ無視!
それはさておき、一つ同じ屋根の下、オーディションに受かる自分、受からない自分、のどちらもがまだ存在する、人生の分岐点に立った9人の若い男女。
何回目かのインプロで、一人の女優の「家族設定」が自身の実体験とクロスしてしまい、感情が高ぶった彼女は演技を中断してしまいます。
それをきっかけに、「オーディションのライバル」から、互いに胸襟を開き始める「疑似家族」へと化学反応を起こしていく役者たち…作品上のおはなしだけでなく、実際に演じておられる役者さんたちも公演を重ねていく毎に変わっていくんじゃないのかな?とか、観劇の帰路、そんな空想にも陥りがちな、様々なことを考えさせられた110分でした、とさ♪

君は素敵

君は素敵

弦巻楽団

扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/25 (土)公演終了

満足度★★★★★

今回も心が元気になりました。
小気味いい会話、さりげなく染み込む音楽。
弦巻楽団さんの舞台は、どうしていつもこんなに心地いいのだろう。
必見です♪

ミュージカル『キャバレー』

ミュージカル『キャバレー』

パルコ・プロデュース

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2017/01/26 (木) ~ 2017/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★

初演を青山劇場で観劇済み。
物語を覆うカラフルさとダークな世論なモノトーンの落差がありすぎるリアルファンタジーな世界で、気が重くなりながら帰路についた覚えが。
六本木の劇場はもともとスルーしてたが、日が経つうちに、どうしても石丸秋山小松村杉平岩のキャストの活躍を見たくなりKAATのチケットを確保。
最上階の座席からでも音響が聴きやすかった。

小ネタ改変はなく、初演とほぼ同様だったような気がする。
今回の長澤サリーは女性としての成熟さより溌剌さが優れて見え、小池クリフとの愛情が薄いように見えたが戯曲そのものがそうなっているからしようがないんだけど、2人を見ているとなんか妙に幼すぎるというか。
石丸MCのジョニーデップ風なメイクが意外とお似合いで、久々に楽器演奏も聴いた気が。やっぱ歌上手いなー、聴いてて安心する歌声。
最後の場面の全員の虚無な姿と、世の無残を感じさせる締め方は美しい残像のようにも見えたが、初演の時より目に見えない規制の増えた今の時代に妙にあって例えようのない現実感が襲ってきた。

話自体はそれほど面白いとは思わないけど、舞台として、見てよかったです。

凍てつく夜にはライムを温め

凍てつく夜にはライムを温め

サンハロンシアター

小劇場 楽園(東京都)

2017/02/14 (火) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/01/18 (水)

18日午後、下北沢演劇祭に参加しているサンハロンシアターの第21回公演『凍てつく夜にはライムを暖め』を小劇場・楽園で観た。これは、タイトルに惹かれてコリッチのチケットプレゼントに応募したのだが、落選したので自腹で観に行くことにした公演。タイトルのライムとは、最初酒のことかと思ったのだが、実際に観に行くと、これは酒ではなくラップ系の音楽用語のことであった。また、タイトルばかりに目が行ったため出演者に既知の役者がいないものと思い込んでいたが、プログラムを見て、何度か舞台を観ているよこやまよしひろが出演していることを知って、開演前何となく舞台に親近感を抱いた。

前説に立った作・演出おおきてつやによると、こうした小劇場に合わせて上演時間を70分にまとめたとのこと。最初は短めだなぁと思ったのだが、舞台が始まってみるとこの長さにして良かったと思えた。

舞台は、とある場所をテリトリーとする男6人、女2人のホームレス、そして舞台に華を添えるヴァイオリン弾きを加えた9人からなるストーリー。過去に様々な職業に就いていたホームレスの特技を利用して、ホームレスの1人のイカサマ師がホームレスによるラップグループを作り、YouTubeにその動画を配信して一儲け仕様と企んだのだが、楽器調達のトラブルからホームレス2人が殺され、まとめ役であったイカサマ師も殺されてしまい、ホームレスたちは結婚したり施設に預けられたりとバラバラになっていく…。

スタートして気になったのが、どちらかといいと狭い部類に入る劇場の舞台全体にホームレス姿の役者が多数立つと息が詰まるような気持ちになった。特に役者がホームレス役に徹すれば徹するほどその気持が強くなる。別にホームレスを差別するわけではないが。特に前半の彼らの日常生活の様子を長時間観せられたら、おそらく気分は滅入ってしまったろう。そこから救われたのは、彼らがラップグループとして生きようと一致団結して練習を始めるシーンあたりからか。これで彼らが成功してハッピーエンドで終わると思いきや、仲間の死によって挫折するバッドエンド的な終わり方がちょっと中途半端だったのが残念。ストーリーを切り上げるのを急いだのが原因か、死に至るプロセスが突飛すぎたのが痛かった。

役者では、元祭り太鼓の花形だったギスやん役・ナガセケイと。元流しの永ちゃん役・よこやまよしひろ、女性ホームレスの1人レイコ役・宮咲久美子の存在が光っていた。話の進行役でもあるガッソ役・山岡弘征とイカサマ師役・内藤トモヤはちょっと頑張りすぎ。もう少し、演技に遊びがあっても良かったのではないだろうか。

陥没

陥没

Bunkamura/キューブ

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2017/02/04 (土) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/15 (水)

座席1階M列14番

前2作に比べると、ケラさん流毒気がほとんどない、一般的な、ファンタジーコメディの印象でした。

これは、やはり、ミュージカル界の貴公子を主人公に据えたから、上品な仕上がりを狙ってのことでしょうか?

とても、面白く拝見しましたが、ケラファンとしては、ちょっぴり期待外れだったかもしれません。

井上さんが、役として演じている時は、歩き方とか工夫して、演じ切っているのに、台詞がない時に、傍観者として、舞台上に入る時、ついついいつもの癖で、立ち姿がカッコよすぎて、個人的に受けました。
声のみの出演の御二人、早替りで、別の役を演じる皆さんの、名優ぶりを堪能させて頂きました。

ネタバレBOX

シェークスピアの「真夏の夜の夢」のオマージュ的な、大人のファンタジーと言った趣でした。
丸山窓子役の、緒川たまきさん、儲け役過ぎて、存在感抜群の活躍でした。

「はるが来た」で、注目した、瀬戸さん、難解な役を愛嬌を持って、魅力的に演じられていました。
好舞台には、必須の、山崎さん、今回も、大活躍。
生瀬さん、高橋さん、達の乞食役などの早替り、舞台の趣向として最高でした。

久しぶりに、客席に笑いの絶えない舞台で、ケラさんのこういう作品も、たまにはいいなあと思いました。
ギンノベースボール

ギンノベースボール

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/02/15 (水) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/17 (金)

日に日に至高へと上って行く作品☆
新作ながら随所に笑いどころも散り嵌められていて、井保さんの味付けが効いているところが堪らない魅力になっています☆

売春捜査官

売春捜査官

★☆北区AKT STAGE

北区AKTSTAGE 西が丘アトリエ(東京都)

2017/01/14 (土) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★

N。100分。

ネタバレBOX

木村(鈴木万里絵)…いろいろサマになってた。トップになっちゃるのトコはもうちょい迫ってくる感がほしいかな。
熊田(川口徹治)…熊田っぽい熊田。弱さが滲んでて好き。
大山(関屋裕太)…情的な演技ができてた。
万平(此村太志)…余裕のある演技ではある。バランスよいというのか。

卒業生とは違う舞台を作ってた。ズドンと重い感じがあると好みだけど。
売春捜査官

売春捜査官

★☆北区AKT STAGE

北区AKTSTAGE 西が丘アトリエ(東京都)

2017/01/14 (土) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★

L。95分。

ネタバレBOX

木村(高橋枝李)…悪くはないけど、アクの強さがほしいかな。単純に強さ的な感じが。
熊田(高杉久志)…主張的な感じが弱いかな。鬼気せまる感とかね。
大山(大石拓磨)…堂々とした印象。なかなか良い。
万平(山口将也)…万平演技も李大全演技も上々。もっと良くしてもらいたいけど。

浜辺のシーンとかけっこうよかったし、全体通してもけっこうよかったかな。
もらいもの

もらいもの

日本女子体育大学ダンスプロデュース研究部

DDD AOYAMA CROSS THEATER(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/18 (土)公演終了

満足度★★★★★

天才的なひらめきの連続で、型にはまらない自由なダンス公演だった。冒頭では寺山修司のアングラな雰囲気を連想。その次の無音のデュエットは激しい跳躍や転倒、舞台外も使ってアトラクションにはならずに作品として圧巻、どうやって作るのだろう。そのほかラフマニノフの名曲に食われない群舞等。1日のみの公演とはもったいない。

ゴールデンブラフ

ゴールデンブラフ

ホチキス

劇場MOMO(東京都)

2017/02/15 (水) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

すごく面白かったです
ネタが満載で各シーンが絶妙に絡み合うストーリーに飽きる事なく存分に楽しむ事ができました

ヴァレンタイン・バレエ

ヴァレンタイン・バレエ

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2017/02/17 (金) ~ 2017/02/17 (金)公演終了

満足度★★★★★

バランシンはこのバレエ団にとても合っていると思います。
一糸乱れぬ美しいダンスが、素晴らしいです。
そして、男性ダンサーさんたちが粒ぞろいなのもこのバレエ団の強みです。
「トロイゲーム」での力強さ、表現力の豊かさ、とても楽しかったです。
2日間とも大満足でした。

ミラクル祭’17(ミラフェス’17)

ミラクル祭’17(ミラフェス’17)

新宿シアター・ミラクル

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/18 (土)

初日である18日にマチネのAversionとソワレのBversionを4500円のセット券で観劇。

【Aversion】
明るく楽しいいつも(いや、「いつも以上」か?)のたすいちと近未来の話なのに「昭和の文学臭(もしくは「あらすじ名作劇場」っぽさ(?))」がハンパないフジタタイセイ×アリソン・グレイスのダブルフィーチャー。

たすいち「堕天のスゝメ」
ポジティブなヒロインが次第に○○するが、最後にフッと○○されるという王道中の王道な物語。明るく楽しいたすいちど真ん中!
フェスティバルのオープニングに相応しい快作♪(嬉)

フジタタイセイ×アリソン・グレイス「Transcendent Express」
舞台は近未来だが、モノローグ部分と列車内の出来事という設定とで昭和の文学のような印象が強くそのアンビバレンツにトリップしてしまいそう(笑)。
そう言えばメーテルだけでなく車掌も……いや、何でもないです(謎)

【Bversion】
連作短編というよりは3場の中編に薄めの毒と笑いを盛り込んだハセガワアユムグループ、ロバート・ゼメキスの映画をキャラメルボックスが翻案したような劇団ミックスドッグスともに作家性丸出しあるいはモロ出し(笑)。

ハセガワアユムグループ「CANDY CITY」
3編の連作短編と言うよりは多少の時を隔てた3場で構成された中編、なオモムキ。
日常の「あるある」「ありそー!」を少しだけ誇張した絶妙な虚実のバランスと微かな毒(というか本作ではワサビ的なレベル?)がいかにもアユムさん作品。
女性を演ずる男優に違和感どころかコント感すらないのが不思議。

劇団ミックスドッグス「やねうらコスモス」
初期作品の短縮改訂版とのことでキャラメルボックスの影響がまだありありと出ている上にタイムマシンSFにさらに別のSFネタも組み合わせて、まさに「大人向けジュヴナイル」。
少年時代にSFものをを読んだり観たりしてワクワクした「あの気持ち」が蘇るよう。
時間ものでは定番の1つである「存在の輪」的なアレにもニヤニヤ。

なお、エレベーターの階床ボタンに「ミラクルは開場まで1Fでお待ち下さい」と書いた紙片を貼っておくの、妙案だね。

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