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「さまよう男篇」「夢みる女篇」

「さまよう男篇」「夢みる女篇」

極東退屈道場

山本能楽堂(大阪府)

2017/02/05 (日) ~ 2017/02/06 (月)公演終了

満足度★★★★

初めて能の一節を見た 能「清経」をモチーフにあらたな現代演劇 それぞれの妻を演じた岡部尚子さん、後藤七重さん それぞれの妻が面白い。

仁義なきROCK!

仁義なきROCK!

ハネオロシ

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2017/02/03 (金) ~ 2017/02/04 (土)公演終了

満足度★★★

出演陣は、若手役者 中堅役者 ドラム ギター ボーカル 幅の広い出演陣がいい。 物語は、組同士の抗争 警察 メディア 下剋上 取材 友情 パンデミック ゾンビ ロック 詰め込み どんでん返し とても面白い物語。 ボーカルが、弱く歌う時に、大音量のため、自分の声が聞こえなく音を捕らえらてなかったんじゃないか、モニター(ボーカル用スピーカ)を設置してない?、大好きな声質なのに、大変残念。

ネタバレBOX

日常 歯車は機能を止めた この物語は爆音から始まる。// 銃の撃ち合い // バンド 乗れないんだよ 何がしたい 上手く言えない 上手く言えないのが音楽 今日はここまで // おい 竜二 笑わせんじゃねえぞ 糞やろう // 路上で歌う パチパチパチ。ありがとう あんたも1人か 俺と一緒に羽ばたいてくれんか // 紗綾さん 昨日はマジヤバかった 至近距離 何言ってるの 乗り込む // みんな 言いたい 言えない ほらほら 薬だよ // どう落とし前。何が。銃 うちとやる気かい。一番狙っているだけ、どうなるか 分かってるさ。うちも黙ってられない。誠意が足らない。指を噛み切った。鮫川さんのもちょうだいよ。顔を切る 戦争じゃ。いいね // ただいま お兄ちゃん やくざ 怖いよね 大丈夫。俺にもはまるもんが出来たんや ROCKや 俺は武田竜仁 いいね 男って感じで。// 竜仁さん 今すぐ戻って来なさい 犬養組と戦争です。// 優秀なバックが付いた 犬養組 // 鮫川組 教訓 ・・・ 犬養組の規模は?。ミサイル 生物兵器まで 国が動くレベル。佐藤たまには言うじゃねえか 今回は命が 毒を食らえば皿まで ですね // ライブ ・・・ これじゃねえんだよ // バリバリ 二人を囲む銃 ギターの爆音 走れ 警察 面白いじゃねえか これこそ ロック。// 佐藤:そろそろ話しましょうか // 竜さん大丈夫ですか心配したんですよ。ありがとう クルスマスは?。え。ひまです。// 良かったじゃん。// 鮫川組へ // 撃ち殺せ 何も話さないぞ 竜仁、殺れ 出来ない。どけ バン。お嬢さん 帰れ 圭介かたずけろ。竜仁 最強目指すんやったら このくらい殺れ // 犬養組の組員はウィルスに感染 死体が生き返って。ギター 爆音で脳が止まる。// さ 下らない世界にピリオドだ // 警察: 鮫川組 手を組ませんか。目的は、?。犬養を捕らえて 出世したい。鮫川組 教訓 ・・・ // 戦場カメラマンじゃ無い クビ // 私 佐藤と申します 私の為に死んで下さい 苦しみながら生きるのと 幸せに死ぬのと これからのは空気感染します すてきでしょう。// 行くよ 最高のライブ見せたんぞ。間に合いますかね。流して下さい 警察です 流すからな 終わらない歌を歌おう ゾンビが止まった。 撃ち合う この国はお前の物でもやくざの物でもない 日本 竜仁お前の手で止めてくれよ。俺がお前を殺さんとあかん世界はくそくらえ お前の背中に憧れてたんや。鮫川組 教訓・・・ 。私 歌った 悔しくても 今だから 声に成らない 叫ぶよ // 流し 続ける 竜さんに出会えて楽しかった。雪。ありがとう // 竜仁 今ならまだ引き返せるぞ 組長  佐藤は犬養組長と圭介を感染 意のままに使う  犬養 鮫川 抗争 生存者0 竜仁さんの墓に参っているハナ 竜さんまたね。これでいいのか。いいんですよね、今は。
ファントム・ビー

ファントム・ビー

X-QUEST

駅前劇場(東京都)

2017/02/24 (金) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

とても美しいステージにカッコ良く綺麗なダンスと殺陣
なにより熱く心に届く言葉
瞬きをする事を忘れて魅入って居ました
キャストさんの個性輝くキャラクターが素敵で可愛かった〜

見上げたら、ものすごい星空

見上げたら、ものすごい星空

らちゃかん

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/02/23 (木) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

メインのドラマ班と座長率いるアドリブ班!?の振れ幅が凄かった!
緩急が素晴らしいです。

Peach

Peach

INUTOKUSHI

シアター風姿花伝(東京都)

2017/02/22 (水) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

満足度★★★

火星に行ってほしかったです。

ネタバレBOX

2070年、火星に移住できるために特別に育てられたモモ太郎を巡る話。

人類は火星で住めるものと、思い付きと感覚だけで研究していた科学者の生き方が面白く、モモ太郎には火星に行ってほしかったのですが、すぐに頓挫して、それからは特にウダウダでした。自分で頭をポコポコ叩く仕種などもすぐに慣れてしまい、出オチ的面白さの感動も薄れてしまいます。

血が繋がらないとはいえ、桃太郎で言うところの青鬼がわざわざ桃太郎で言うところの妹の赤鬼と結婚しようとするなど、随分と近親との関係が好きなようです。以前の作品では鬼気迫る近親関係がありましたが、今回はこれもウダウダでした。
月の姉妹

月の姉妹

(旧)下北澤姉妹社

シアター711(東京都)

2017/02/22 (水) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★★

チケットプレゼントにて鑑賞。
本多さんと井上さんを楽しみにしていたけれど、期待が大きすぎたのかもしれない。言いたいことはわかるけど、なんというか「腑に落ちない」感じ。
つまらなくはないんだけど、友だちにはお薦めしないかな。
役者さんはみな素敵だった。それは本当。なので☆ひとつ増やしてみっつです。

ピーピング・トム『ファーザー』

ピーピング・トム『ファーザー』

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2017/02/27 (月) ~ 2017/03/01 (水)公演終了

満足度

鑑賞日2017/02/27 (月)

座席1階L列6番

初日の公演を観てきました。4度目の来日ということなので、以前の公演はそれなりに高評価だったのだろうと思います。日本ベルギーの友好150周年記念のイベントいうこともあろうけれど。
世田谷パブリックシアターの演目は、比較的安く上質のものが演じられるので、先週の「たくらみと恋」に続き、今回はダンスとはいえ期待大。(でも、チケットはこちらの方が高額だった)
席は2,3階を眺めて8割程度の入りだと思います。
上演時間は80分。

ネタバレBOX

飽くまでも、身体表現で見せるということなのでしょう、字幕はなし。私も英語くらいは判るのだけれど、飛び交う言語は、劇団の人種の多様性を反映してか、中国語、ドイツ語、韓国語(らしい)などなどで、ストーリーがどこに進んでいるのかよく解らない。

女性陣の身体表現は素晴らしいと思えるのですが、老男性の裸や下着姿はなんともはや見ていて辛いものがある。日本で募ったご老人も出演しているのだが、どれくらい舞台の意図・方向性を理解しているのだろうか。(彼らは、ただ指示に則って、動いているだけにしか見えないし。)

とにかく長く感じた。つまらない、とも違うのだよなあ。訳わからない、というのが正確なのかもしれない。

笑えるツボもあり、時々、会場を笑いが包むのだけれど、時として1人、2人だけが声をあげて笑う。それが悪いということもないのだけれど、私には面白さが判っているぞ的な自己主張に思えて、何かそれが白々として物寂しい雰囲気を漂わせていました。

それなりに期待してきたのに残念。
ファントム・ビー

ファントム・ビー

X-QUEST

駅前劇場(東京都)

2017/02/24 (金) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/24 (金)

価格4,200円

この劇団さんはいつも世界観が素晴らしい。今回はダークファンタジー。
「考えるより感じる」舞台。美しい衣装とメイクのビジュアルで描き出すキレキレのダンスに終始うっとり。照明も美しさを増幅させていたが、音響は…音圧が大きすぎて割れていたし、少しズレていたのが残念。いつも完璧なのに。これは初日ゆえのことだろうが。
なにか物足りないと感じたのは「段差」がなかったから。飛び降りたり飛び乗ったりの縦の動きがなかったから。仕方がない、駅前劇場は天井が低くステージも狭いのだから。

広島ジャンゴ

広島ジャンゴ

公益財団法人広島市文化財団 アステールプラザ

JMSアステールプラザ 多目的スタジオ(広島県)

2017/02/16 (木) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/18 (土)

価格3,000円

演劇の面白さが沢山詰まってて面白かったです。

脚本が三人の共作なので、お互いの良いところを消し合わないかなぁと思ってましたが、どちらかというと選ばれた役者さんを土台に、それぞれの役者さんを生かすために、三人のものとは少し違うものを立ち上げたのかなぁという印象で、それはそれで良かったです。(それぞれの個性は何となく少し垣間見えましたが。。)
本来、三人とも少ない役者さんで、ひとの繊細な部分を掘り下げるのを得意としてる印象だったので、まあ、ここはあくまでもプロデュース公演ということで楽しみました。

いつもとは違って抑えた演技を要求された役者さんもいた感じでしたが、それぞれにスポットライトがあたり、五十嵐伝のときよりバランスも良く、まとまった感じで好印象でした。(主役のひとはもう少し弾けたかったんじゃないかな・・とふと。)

広島のプロデュース公演なので、観る前は、東京等からの役者さんとかもいて、何だかなぁ・・・っていう気持ちもありましたが、観始めると・・まあ、半端な気持ちじゃ違う土地で舞台とかつくれないし、まあ、舞台に広島とか県外とか境を決めること自体ナンセンスだったなぁと・・観ながら思いましたし、この広島で舞台に携わったひとたちがほかの土地でも活躍すればそれはそれで良いかなぁ。。
地元の演劇が活性化するには、地元に劇団が沢山いないと駄目なのになぁ・・・という思いは変わらないけど、それは舞台に携わってるひとたちが考えることだし、まあわたしの考えることではない。。

舞台装置も、生の演奏による音楽も凝ってて、アクションもあるし、ただ舞台が好きで観に行ってるお客さんや、あまり舞台観劇回数が少ないひとにとっては、演劇をほんと楽しめる舞台だったと思うし、
何かしらの形で演劇に携わってて、この舞台に物足りなさや、これは違うぞ・・という思いがふつふつと湧き上がったひとは、それはそれで自分の演劇に思いをぶつけてください。。それが次へと繋がると思うし。

役者的にはマリア役のひとは普通にうまいなぁと思ったし、ケイ役のひとは自分にとっては、この舞台の肝でかなりの好印象です。好みもあるんでしょうけど。。

来年のプロデュース公演も楽しみにしています。

(具体的なことにあまり触れない感想になっちゃったけど。。)

ファントム・ビー

ファントム・ビー

X-QUEST

駅前劇場(東京都)

2017/02/24 (金) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/02/27 (土)

実はもっとダークな芝居を期待していたのだが「え~ ?!今回はコメディなの?」と思いながらも笑って楽しんできました。キレのある殺陣とダンスは期待通りだし女の子たちは可愛いし。文句なく楽しめました。

ファントム・ビー

ファントム・ビー

X-QUEST

駅前劇場(東京都)

2017/02/24 (金) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/27 (月)

あの狭さであの人数であのダンスは圧巻。
照明は(当たり前なんだけど)いろではなく陰影が綺麗でした、音が割れたりしてましたが必要な音量音圧と設備とのせめぎ合いの結果か?個人的には気にはならなかった。

ネタバレBOX

30代40代でしかもSF的なものが好きな男性は話もわかりやすいと思うんだけど、若い子には難解なネタ満載で、ストーリーわかるのか不安。個人的には好きですが
「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

満足度★★

なるほど、大衆演劇ってこんな風になってたんだ、と思いました。

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

満足度★★★★

大衆演劇の面白さ。場所は浅草東洋館、あの浅草フランス座です。北野武、萩本欽一、伊東四郎はもちろん、伴淳三郎、八波むと志、三波伸介らの名前を思い出させる劇場です。他に迷惑をかけなければ飲食OK、かけ声もあり、リピーターの温かい雰囲気のある舞台でした。カーテンコールで、役者も観客も全員で叫びました「目指せ、浅草公会堂!」。その後の全員でのお見送り。次回も楽しみになりました。

のばらのばらのばら

のばらのばらのばら

ヅカ★ガール

新宿眼科画廊(東京都)

2015/06/05 (金) ~ 2015/06/10 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

自分は初見なんですが、評判の高かった作品の再演です。上演時間80分・出演者5名。会場はアットホームに狭い空間(笑)。小品です。
ですが…劇団の主宰でもある、飯塚未生さん演ずる「キリコ」。小劇場演劇の世界にいそうでいない、コケティッシュな魅力の、上埜(うえの)すみれさん演ずる「ミカちゃん」。このお二方の、友情と愛情と希望の入り混じった関係…正直言うと、途中でエンディングが読めたんですが、そんな些細なことなぞ、押し流してしまうほどの感動、ラストシーンで体感しました。ガサツなオッさんのハート、ちょいと震えました。セリフの一つ一つが、劇伴が、スクリーン越しに透ける影絵のようなシルエットが、滑らかで繊細でシルクのスカーフのような手触りの芝居でした。

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

満足度

鑑賞日2017/02/27 (月)

座席1階

8公演目の千秋楽の観劇
素敵な舞台、素晴らしい所がたくさんある舞台、
満足度:★★★★★ としたい、
でも、あえて。
千秋楽で起きた事、7公演目までの舞台を観劇していて心配していました。(予測できました。)
色々と事情があるみたいですが、舞台の上に上がれば、皆様、プロだと思います。
また、あのような事が起きたらフォローしていただけるように、しておいていただくのが、プロの集団、本物の役者の集団では、ないのでしょうか?
批判するのは簡単で何もわかっていないと思われるかもしれませんが。

サバト

サバト

ヅカ★ガール

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2016/09/09 (金) ~ 2016/09/13 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/09/11 (日)

新進画家と売春婦という、奇妙な関係の若い女性二人が、ふとしたきっかけから、悲劇の結末へと一気に転落していく…昨年6月に拝見した『のばらのばらのばら』という作品で、すっかりファンになってしまったヅカ★ガールさん。この『のばら…』と同じく、今回も作・演出は団体主宰の飯塚未生さん。そして…2時間弱ほどの上演時間中、「退屈」の二文字に付け入る隙を全く与えない、観客をグイグイと作品世界に引きずり込む彼女の腕力?もまた、前作同様、健在でした!

飯塚さんが丁寧に紡ぎ出した濃密な劇的時空間の中で、若い女優さん達は上演の最中にも役柄をどんどん昇華させていくように感じました。
反面、男性陣に関しては、役者さんお二人の熱演にも関わらず、彼らの描かれ方・葛藤が、今一つ、類型に過ぎるように、世俗にまみれたオッサンの目には映ったのが、少し不満ではありました。

卍珠沙華

卍珠沙華

ヅカ★ガール

レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都)

2017/02/12 (日) ~ 2017/02/15 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/12 (日)

若尾文子&岸田今日子版、樋口可南子&高瀬春奈版…名作映画2本の影響で、年上の女優さんたちが演じる、何やら怪しげな禁断の世界!と子供ごころにも認識していた谷崎潤一郎の『卍』。それをウン十年後、自分よりはるか下の世代、しかも全キャスト女性の芝居で観ることになろとは!と期待半分・不安半分で臨んだヅカ★ガール版『卍』。
柿内園子・結崎あゆ花さん
徳光光子・片山歩美さん
柿内孝太郎・かまくらあやさん
先生・石黒徳子さん
の4人で臨まれた舞台は、観劇前に危惧していた「背伸びし過ぎの学芸会」に陥ることもなく、丹念に描かれた、でも進行自体はテンポ良く…大人の鑑賞に耐え得る60分でした。特に終盤、柿内夫妻と光子が●●●●を図るシーンでは、辺りが一瞬、極彩色に!(包まれた気がしました、笑)。
とはいえノー文句という訳でもありません。「先生」の文机の位置。狭い会場なもので、アクティングエリア前方の「文机」で座った姿勢で演ずる「先生」の姿は、後列におられるお客様にはさぞ見えづらかったろうと、座高の低いオッサンは上演中、他人事ながら案じる羽目に陥ったことは付記しておきますね。

月光町月光丁目三日月番地

月光町月光丁目三日月番地

藏下右京×渕上夏帆 二人芝居

小劇場 楽園(東京都)

2017/02/02 (木) ~ 2017/02/05 (日)公演終了

満足度★★★

唐十郎の初期の戯曲だが、唐作品特有のオドロオドロしさを感じさせない、詩のリーディングのような舞台。(私の誤解かもしれないが)若いお二人の演じ手の熱演には清々しささえ覚えた55分。

Happy Spell

Happy Spell

劇団わ

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2017/02/23 (木) ~ 2017/02/26 (日)公演終了

満足度★★

価格6,000円

正直に感想書かせていただきます。
顔見知りの役者さんが数人この作品に客演していたので観に行って来ました。
ミュージカルと聞いていたのでどんな感じかと楽しみに行きました。
が、残念ながらミュージカルというのは名ばかりの作品でした。
なによりミュージカル・・・と宣伝してるわりには全体を通して歌うシーンが少ないような気がした。
オープニングの役者紹介しながらのダンスや歌まではまだ良かった。
その後の話の展開があまりにも単純過ぎて単調過ぎて2時間の上演時間だったのにもかかわらず、途中眠くなってしまったほど。
シーンの中でこの作品を脚本演出してる方が歌う場面が何度かありましたが、私には音程が外れて聴こえました。
あと元宝塚出身の役者さんも出演されてたみたいですが、イマイチ魅力的に描かれてなかったように感じました。
それから一番気になったのは劇中女性ダンサーが登場し、この作品をイメージしてのダンスを踊っていましたが、私からはそのダンスがかなり雑に見えました。
女性らしいしなやかな動きが足りなかったように見えたからそう思ったのかもしれない。
そんな中での悪役の土屋さんの存在感と特に歌声は群を抜いて素晴らしかった。
これだけは高評価します!
だから土屋さんが逆に目立ってしまってるように私からは見えてしまった。
目立ち過ぎるのも全体的にバランスが悪くなると思うのですが・・・。
演者の実力の差が出過ぎた?
全体的に見て大人に見せるミュージカル?・・・というよりどちらかと言うと子供向けに作ってる感じだったのでもう少し内容を凝って欲しかったですね。
何よりこの作品内容で6000円のチケット代は納得いきませんね。
私は観劇終った後かなり損した気分になりましたよ。
この舞台より安いチケット代でかなり質の高いダンスや歌を披露してくれてる他の劇団に失礼なのでは・・・?
かなり厳しい事を書いてしまいましたが、これからまた頑張って欲しい気持ちも込めて満足度は★2つにしました。


ミュージカル「ビッグ・フィッシュ」

ミュージカル「ビッグ・フィッシュ」

東宝

日生劇場(東京都)

2017/02/07 (火) ~ 2017/02/28 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/24 (金)

切なくて温かい、大きな大きな愛のお話でした。川平慈英さんの底抜けの明るさが奇想天外なキャラクターに合致していて、舞台に朗らかな歌声が響きました。随所での魚の映像がとても綺麗で、あんなに映像を効果的に使うのに、告白のシーンでの黄色い水仙はきちんと黄色い水仙を用意する。舞台の強みを存分に活かしていました。演出は「ペール・ギュント」寄りかな?賑やかでところどころちょっとシュールな空想の世界観でした。浦井くんもとっても良かったです。ご本人は天然の香りが拭えないのに、どうして役作りはあんなに繊細なのか……。

アフタートークには白井さん・川平さん・霧矢さん・ROLLYさんがご出演。
白井さんはやはり熱心な方で、幕が開いてもこまめに見てダメ出しをするとか、映画と舞台の脚本が同じ方なので変更点があっても納得しながら作れたとか、霧矢さんが「歩き方が恰好良すぎる」と白井さんに指摘されまくったとか、そんなお話でした。

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