ピーピング・トム『ファーザー』 公演情報 世田谷パブリックシアター「ピーピング・トム『ファーザー』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度

    鑑賞日2017/02/27 (月)

    座席1階L列6番

    初日の公演を観てきました。4度目の来日ということなので、以前の公演はそれなりに高評価だったのだろうと思います。日本ベルギーの友好150周年記念のイベントいうこともあろうけれど。
    世田谷パブリックシアターの演目は、比較的安く上質のものが演じられるので、先週の「たくらみと恋」に続き、今回はダンスとはいえ期待大。(でも、チケットはこちらの方が高額だった)
    席は2,3階を眺めて8割程度の入りだと思います。
    上演時間は80分。

    ネタバレBOX

    飽くまでも、身体表現で見せるということなのでしょう、字幕はなし。私も英語くらいは判るのだけれど、飛び交う言語は、劇団の人種の多様性を反映してか、中国語、ドイツ語、韓国語(らしい)などなどで、ストーリーがどこに進んでいるのかよく解らない。

    女性陣の身体表現は素晴らしいと思えるのですが、老男性の裸や下着姿はなんともはや見ていて辛いものがある。日本で募ったご老人も出演しているのだが、どれくらい舞台の意図・方向性を理解しているのだろうか。(彼らは、ただ指示に則って、動いているだけにしか見えないし。)

    とにかく長く感じた。つまらない、とも違うのだよなあ。訳わからない、というのが正確なのかもしれない。

    笑えるツボもあり、時々、会場を笑いが包むのだけれど、時として1人、2人だけが声をあげて笑う。それが悪いということもないのだけれど、私には面白さが判っているぞ的な自己主張に思えて、何かそれが白々として物寂しい雰囲気を漂わせていました。

    それなりに期待してきたのに残念。

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    2017/02/28 14:40

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