最新の観てきた!クチコミ一覧

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犬大丈夫5『人間失格』

犬大丈夫5『人間失格』

早稲田大学演劇倶楽部

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2017/05/06 (土) ~ 2017/05/08 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/08 (月) 13:00

犬は大丈夫だけど、太宰だけあって人間は壊れてましたね。日本文学の名作にところどころ現代的な(内容とは関係ありそうでなさそうな)コメントが入り、ステージに緩急を作ってたと思います。

1999の恋人

1999の恋人

NICE STALKER

駅前劇場(東京都)

2017/05/04 (木) ~ 2017/05/08 (月)公演終了

満足度★★★★

ノストラダムスの大予言「世界の終わり」は1999年7の月ではなく?と言うのが新解釈?振り回されながらもしっかり成長して行く少女達や、そうでもない少年たちも大人になってたんですね。
初NICE STALKERさん、楽しかったです。あ、劇団名の由来聞くの忘れました。

舞台版ドラえもん「のび太とアニマル惑星(プラネット)」

舞台版ドラえもん「のび太とアニマル惑星(プラネット)」

サードステージ

森ノ宮ピロティホール(大阪府)

2017/04/29 (土) ~ 2017/04/30 (日)公演終了

満足度

残念ながら自分の求めていた芝居とは違った。鴻上さんだからこそ、自分としては納得できる芝居ではなかった。勝手な思い込みと言えばその通り・・・

60'sエレジー

60'sエレジー

劇団チョコレートケーキ

サンモールスタジオ(東京都)

2017/05/03 (水) ~ 2017/05/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

快作。今年前半の演劇では白眉だろう。ほめる人は多いだろうから少し視点を変えて。
1)方言指導(ダイアローグコーチ?)がよく俳優と共に頑張った。最近の小劇場の作者は台詞の言い方にはあまり頓着しないが、それは舞台のリアリティの基本である。佐藤が現れ最初のセリフを言った瞬間、舞台にリアリティが生まれた。家族兄弟の会話、従業員との会話は、いささか同時代を生き東京を知っている私はもう少し頑張れと言いたいが、ここまでやった青年座の女優さん?(文芸部?)に金賞だ。
2)演出が狭い舞台をよくさばいた。出入りなどこれしかない平面なのに立体的に見える。日澤演出は今度は銀河をやるようだが、大きな劇場でも、また少し大衆的なテイストの作品でも挑戦してほしい。ミュージカルをやるなら、ダンスに新しい工夫を切望する。美術も悪くはないが、小道具などはもう少し考えてほしい。
3)一見、三丁目の夕日のように見えるが、ぜーんぜーん違う。私は同時代に働き出したが、オリンピックそのものには世間はそれほど萌えなかった。なにかうすら寒い感じがあって、そこもこの芝居は人情もからめてうまくとらえていたと思う。
4)俳優もよく頑張っていて好演だが、華がない。一度、この芝居を三越劇場あたりで、西尾佐藤の他は松竹仕込でやってみるといい、というのは冗談のようだが、この芝居は、私の世代が久保田万太郎の「大寺学校」を見るような風俗劇の古典になる素地があるが、そういうところをくぐれれば、ということだ。。

春のめざめ

春のめざめ

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2017/05/05 (金) ~ 2017/05/23 (火)公演終了

刺激強くて面白かったー!白井晃さんの耽美で残酷な世界を小空間で堪能。思春期の子供達と一緒に観客も息が出来ない水槽の中に閉じ込められる。徹底した閉塞感はラスト10分のためかな♪性描写過激だけど必要と思えた。残席ないみたい。5/22(月)14時の追加公演あり。

別役実「正午の伝説」フェスティバル

別役実「正午の伝説」フェスティバル

die pratze

d-倉庫(東京都)

2017/04/25 (火) ~ 2017/05/09 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/05 (金) 14:00

【トレモロ/IDIOT SAVANT theater company】
前半のトレモロは冒頭の「下駄タップ」はいかにもトレモロだった(笑)もののそれ以降は極めてオーソドックス。
がしかし控え目な照明とエッジの利いた台詞回しによって生み出す緊張感と「フィーチャリングえみりーゆうな」によって漂う(「エロティック」でも「色っぽい」でもなく)「えっちな」感覚が特色。
また、あの会場の舞台機構/構造を利用したラストシーンの構図もステキ。

後半のIDIOT SAVANT theater companyは「そのテもあったか!」なリーディングの第1場、他所で撮った映像中心の第2場、その第2場では舞台から客席を通り抜けるだけだった2人も交えた第3場、という変則的な構成が考えようによっては一番前衛的。
第1場での「男」の徹底して誇張した台詞回しと動きがウザく煩わしく喧しく、そのおかげで「女」は彼に対してこういう印象を抱いていたのかもぁと気付かされる。
が、第2場の映像は意図が読めず(かつて観たボクサーが主役の芝居でクライマックスの試合場面において第1ラウンド終了後にスクリーンをおろして映像を見せ、最終ラウンドでまた芝居に戻したことを思い出した)むしろ邪道に思えてしまい、そうして迎えた第3場はそのちぐはぐさに輪をかけるような混沌状態でもはや何が何だか……。
後日気付いたのは第2場「だけ」が映像メインだったからかも、ということ。
あれで第3場がリーディングと映像のセッションのようなものであればまだまとまりを感じることができたのではないか?

とはいえこの組み合わせもそれぞれ特色があって楽しめた。

TTTTT『人柱が炎上』『景観の邪魔』『非公式な恋人』

TTTTT『人柱が炎上』『景観の邪魔』『非公式な恋人』

キュイ

アトリエ春風舎(東京都)

2017/05/04 (木) ~ 2017/05/14 (日)公演終了

満足度★★★

110分。

ネタバレBOX

「人柱が炎上」
鶴田理紗が、デモとかに対する意見を主張するような作品。序盤のイス組み上げて、潜って拡声器とか、絵的にも面白いななんて思ったけど、その後は退屈だった。

「景観の邪魔」
その土地の神様らの話。結構面白い。役者も達者だし、三品の中で一番バランスよかったかな。そもそも、「土地(景観)」への信仰ってとこが、いい着眼点。民俗学的な要素を今風にしたようなね。

「非公式な恋人」
セクハラなセリフが飛び出しながらも、序盤からワワフラミンゴな空気が充満した舞台。毒っぽくて柔い感触の作品で、笑えた。原口茜のおばあちゃんルックとおばあちゃんしゃべりが、おばあちゃんっぽくて好き。
桜の森の満開のあとで

桜の森の満開のあとで

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2016/09/28 (水) ~ 2016/10/04 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/09/28 (水)

28日の夜、新宿・歌舞伎町にあるシアターミラクルで、feblabo(ふぇぶらぼ)さんプロデュースの『桜の森の満開のあとで』(1時間40分)観てきました。

ネタバレBOX

とある大学の政治学科のゼミ研究室。ここでゼミ生の卒業をかけた模擬会議が行われていた。舞台は、日本海を望む古い街道都市・安宅市。テーマは、安宅市が独自に提出した、通称「姥捨山」条例。老人から選挙権を返上させるという条例である。この条例の是非を問う会議に、「地域社会各層の代表」の役柄を与えられた学生たちが喧々諤々の議論を重ねていくが、理屈、理想、感情、私情が結論を揺さぶっていく。卒業か、それとも矜持か…。

まず、最初に断っておくと、坂口安吾の『桜の森の満開の下』との関連性は、特にありません。大学の政治学ゼミを舞台にした、男女学生と指導教授の『12人の怒れる男』といったテイストの作品です。
でっ、模擬会議の題材は「シルバーデモクラシー」。超高齢者社会における有権者の過半がシルバー層であるため、どうしても高齢者の利益にそった政治になりがちで、若者の意見がなかなか通らない、といった、今日的な民主主義の課題を指します。さらに架空の街・安宅市に代表される、地方都市の行政・政治・人口減の問題まで絡んできます。
本作品では、こうした議論を「地域社会各層の利益代表」=「オトナ」でなく、「〃」のロール(役割)を与えられたゼミ生に、学生間のディベート、という形でやらせます。そうすることで、現実の生臭さを排し・意識としてフリーハンドで、観客である私達まで巻き込んだ「思索」する場を創造したのかな…とかなんとか考えながら拝見させてもらいました。


それから役者陣。

どうしても秋元康にしか見えない(苦笑)…は冗談として、最後の最後にメンター(助言者)の殻を自ら破らざるを得なかった、池田智哉さん扮するゼミの指導教授

「悪役」として模擬会議を終始リードした、学生役の加藤海帆さん、浅井慎ノ介さん

そして『12人の怒れる男』における「陪審員8番」…ただし理知的なだけでなく、年相応の豊かな感受性も併せ持つヒロインの学生役・土佐まりなさん

この4人を初めとして、それぞれに個性的な「等身大の学生」を演じられた若い役者さん達の熱演、大変見応えがありました。

【追記】
土佐さん、浅井さんの他は、初めて出逢った若い役者さんのおかげで、これ以降、彼ら・彼女らが出演する!ということで、従来なら手を伸ばさなかった部類の作品にも視野を広げられるようになりました。若き才能たちに感謝!です。
夜の来訪者と朝の来訪者

夜の来訪者と朝の来訪者

制作「山口ちはる」プロデュース

OFF OFFシアター(東京都)

2017/05/04 (木) ~ 2017/05/10 (水)公演終了

満足度★★★

朝の来訪者。95分。

ネタバレBOX

塾講の宮内(遠藤留奈)が一念発起して、ライバル塾の野望を阻止する…というストーリー。

B級グルメな、気軽に楽しめる作品。序盤はイマイチのめりこめなかったトンデモなストーリーも、いろんなキャラクターの登場で程よく味わえた。にぎやかなでエンタメな舞台だった。
僕たちは他人の祈りについてどれだけ誠実でいられるか(仮)

僕たちは他人の祈りについてどれだけ誠実でいられるか(仮)

Ammo

Space早稲田(東京都)

2016/11/23 (水) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/11/26 (土)

前口上いわく「我々の隣人となりつつある」イスラム教をテーマに据えた、短編2本の舞台。26日の晩、Space早稲田で観て来ました。Ammoさんの『僕たちは他人の祈りについてどれだけ誠実でいられるか(仮)』【女たちの祈り】編(95分)。

ネタバレBOX

『六月の長い夜』
1967年6月の或る日の夜。エジプトの首都カイロに住む一組の夫婦。互いに敬虔なイスラム教徒でありながらも、西欧的な価値観で行動する妻に耐え切れなくなった夫は、ついに離縁を決意した。イスラムの教義に従い、自宅に招いた長老の許しさえ得れば、妻と正式に別れることが出来る…しかし長老は一向に姿を見せない。おりしも、聖地・エルサレムでは、敵国イスラエル軍による侵攻が最終段階を迎えつつあることを二人はまだ知らない。

『兄はイスラム原理主義者になった』
長年、引きこもりだった兄ジェームスがロンドンで過激なイスラム原理主義者になったと知った、ジャーナリストのエマ。彼女はジェームス本人に、自分の母や妹に、ジェームスと同じ宗派に最近入信した信者に、ビデオカメラを向けながらインタビューを試みる。どうして兄はイスラム原理主義に身を投じたのか? 兄と互いに理解し合えることはできないのか? インタビューを・対話を重ねるにつれ、エマの疑問と願いは…。

9月28日に拝見した『桜の森の満開のあとで』と同じく、南慎介さんのホンですが、まるで外国の作品のような乾いたタッチで描かれた舞台です。2作とも西欧社会・キリスト教社会の価値観とイスラム教義における価値観とのパラダイム(支配的規範)の対峙を通して、人間の「個」と「個」の間の断絶、その断絶を乗り越えての相互理解・宥和の可能性を問うた作品だと、自分は解釈しました。
でぇ~、かなり重いテーマです。転び伴天連で讃美歌も唄えるけど、浄土真宗の檀家でお経も読める支離滅裂なオイラ、観ているうちに考え込んでしまい、終演後も普段使わぬ脳みその回路、フル稼働したおかげで、その日の夜10時、頭がパンクしちまいました(笑)

100%の理解はできないまでも、自分と異なる価値観の存在を認め・尊重する…結局、この程度の凡庸な結論しか導き出せなかったのですが、宗教に限らず、政治・社会問題・レイシズム等々、今の世の中に点在する様々な衝突のインパクトを少しでも和らげていくには、それしかないのかな?
チル、幻滅。

チル、幻滅。

しあわせ学級崩壊

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2017/05/04 (木) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/05/07 (日)

正直、何回観ても難解!な作品だとは思いますが、実は当初、予定に無かった観劇ゆえ、普段なら、事前には避けている、他の方の感想ツイートの類、目を通してしまっていた怪我の功名⁉︎か、難解→拒絶反応とはならず、割と落ち着いた気分で味わえました。

ネタバレBOX

サンプリングに乗せて語られる「ワタシはヒトを殺しました」からの一連のやり取り、それぞれのペアで意味合いは違うのでしょうが、その意図までは察し切れませんでした。
あと、セリフ回しは、ラップではなく、まさしく台詞を口にしているのですが、徐々にグルーヴィーな感覚に囚われ、ラストまでグルーブ感に「吞み込まれた」ままで過ごすことに!…ということで、決して世間受けする内容ではないものの、不思議と、また「体験」してみたいという気にさせられた60分でした。
夜が掴む

夜が掴む

魚クラブ

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2017/05/05 (金) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★★

人間の心理を抉るような作品
殺人事件を扱った作品なのであまり暗くなり過ぎないように所々、力の抜いた見せ方で笑いを誘って緊張と緩和のバランスを保っている
最後まで役者さんの熱演と脚本の面白さで惹きこまれます!
舞台も上の階と下の階を上手く表現されていて分かりやすい
後半になって犯人の心理がぐるぐると渦巻いていく…
観ていてそんな犯人に感情移入している自分の姿が見え隠れする面白いお芝居

1999の恋人

1999の恋人

NICE STALKER

駅前劇場(東京都)

2017/05/04 (木) ~ 2017/05/08 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/04 (木)

舞台美術は前作『量子的な彼女』に譲るとして、芝居としては、本作、よりクリアで足回りのいい(☜小型車のCMかぁ!笑)構成だなぁ、と感じました。

ネタバレBOX

「めんこい」という表現がしっくりくる藤本紗也香さんに、江口寿史作品に登場するポップ&不条理な美少女キャラの池田萌子さん…『量子的な彼女』から引き続きの役者さんが多い座組は、互いに息もぴったりで、まさしくNICE STALKER COMPANYといった趣き。さらに、配役は、ひょっとして当て書きされたのかな?と今でも半ば、そう信じている程に、それぞれがハマり役。
そんな見事なキャスティングの上で、「1999年12月チーム」「予言者3人組」「2017年の公園チーム」の各エピソードを、巧みなハンドリング操作で進行させていくのですから、面白くない訳がない!…という訳で、存分に愉しまさせてもらいました。

次回本公演、来夏まで待てないぞ!とイトウシンタロウさんに文句の一つも言いたいほど、次回作が愉しみな団体になりました、とさ♪

【追記】
山本光さん演ずる女子高生「光」の等身大の存在感、とても印象に残り…いや、目に焼き付きました、
一葉の恋

一葉の恋

千代田区立内幸町ホール

内幸町ホール(東京都)

2017/05/01 (月) ~ 2017/05/02 (火)公演終了

満足度★★★

千代田区内幸町1町目、今の内幸町ホールがある所が、樋口一葉の生誕の地である。
本公演は、朗読劇「一葉の恋」、解説「一葉日記」、ひとり語り「十三夜 上・下」の三部構成で、彼女の作品を中心に生い立ち、人柄なり、その魅力を伝えるもの。

明治27(1894)年12月から明治29(1896)年2月の間は「奇跡の14カ月」と呼ばれ、一葉の五大作品「大つごもり」「にごりえ」「十三夜」「わかれ道」「たけくらべ」ほか多くの作品を次々発表したと言われている。その作品を取り込んで描いた”一葉の恋”は改めて樋口一葉の人物像に迫っていく。
(上演時間2時間20分 途中休憩10分)

ネタバレBOX

舞台セットは、朗読劇では すすき と切り株のような椅子。そこに枯れ葉が舞い落ちている。遠方から汽車の走る音、風の音という朗読の邪魔にならない程度の音響効果を入れる。ひとり語りは、落語の高座のような舞台。座布団に座ったり、高座に上がったり下りたり動作を加え、心情描写をする。

第一部 朗読劇「一葉の恋」
出演:坂本有子、松島邦(NPO日本朗読文化協会会員)
構成・台本・演出:成瀬芳一(劇団新派)
概要:舞台は明治25年。夏子(一葉)が小説の師と仰ぎ思慕の情を抱いていた半井桃水と疎遠になってから2年後、次々に傑作を送り出して注目され始めた夏子が、谷中・感応寺の墓原で偶然桃水と再会する。当時、師の桃水を凌ぐほど作品を発表しており、その作品「雪の日」「琴の音」「やみ夜」「たけくらべ」「大つごもり」「闇桜」「たま欅」、桃水の「胡砂吹く風」の批評をしながら、この2年間の思いを紡いで行く。昭和41年、劇団新派により新橋演舞場で上演された北條秀司作「明治の雪」から新派の演出家・成瀬芳一氏が一葉の原作を織り込み、朗読劇へ構成し直したという。

第二部 解説「一葉日記」
解説:澤田章子(一葉研究家)、日記朗読:坂本有子、松島邦、ギター演奏:作山貴之
概要:その文学性で高く評価される一葉の日記は、「一葉恋愛日記」として知られるほど、複雑な恋愛感情の吐露の場であった。女心の動揺、桃水への恋心と追憶の日々など、数々の名作とともに一葉文学を代表する。
解説は落ち着いた語り口。映像で資料や当時の写真を映写し視・聴覚で分かり易く説明する。

第三部 ひとり語り「十三夜 上・下」
出演:熊沢南水(朗読家)
概要:(上)高級官吏の原田に見初められ原田家へ嫁いだお関。身分の違い、夫の暴言      や背信にも耐えていたが…。
   (下)実家からの帰路、乗った車の車夫は幼なじみ。思いがけなく出会った幼な      じみとの思いの行方は悲しい。

父を亡くし母と妹の手間賃便りの貧しい日々の中で、暮らしを立てるために売れる小説を書こうとしている。一家の長女として貧しさと闘う一葉の姿を淡い恋や今も読み継がれる小説の世界。明治が近代化する過程で、庶民を襲う社会の理不尽さを映し出した一葉の小説、その世界を織り交ぜながら劇中音楽とともに綴った評伝劇は面白かった。
河童村ブルース

河童村ブルース

ものづくり計画

赤羽会館(東京都)

2017/05/03 (水) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/05/07 (日) 16:00

価格4,900円

多少のアレはあったけど、本当に面白かった!役者さんが何ともハマってた。

ストーリー的には、自分自身、実際に親の出身地である限界集落の街興しをやっていたので、何度も泣きそうになりました。
そうそうあんな感じ。自分もあんな美貌があれば成功させられたんだろうなという確信もあったりして、本当にあんな感じでした。

東京でやるよりも、地方都市でやるともっと意味があると思います。

ネタバレBOX

「合併を拒んだ村の村長」でなく「合併後の地区の区長」とかならもう少しリアルだったかも。そのリアリティが必要かはともかく、もう少し筋が通る。インパクト減るでしょうけど。

ポスターの写真て何故あれだったんでしょうね。全然違う話を想像してました。何故あのビジュアルイメージなのか。

事前に何の情報も入れずに観たんですけど、冒頭の説明台詞で状況は掴めたんですけど最初凄い早口で、皆さん焦り気味で演技してたんかな?という印象が。
そして、これは最後まで続きましたけど、冒頭は特に台詞が聞き取りにくい箇所がありました。

元宝塚の方が主演だからなのでしょうか、客層がちょっと独特で、最後カーテンコールで何人かの女性が立ち上がったんですけど、そしたらつられて全員立ち上がって手拍子し始めて、ちょっとどうしていいか分かりませんでした。観劇の邪魔にはなりませんでしたけどね。

自分は実際に限界集落で街興しやってたので他の方とは感じ方が違うとは思いますが、いい話でしたよ。池田努さんのセリフが本当に突き刺さりました。

どなたか、カンフー映画大好きなんでしょうね。あの3人組に爆笑しました。
熱狂パンク

熱狂パンク

ソラカメ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/05/05 (金) ~ 2017/05/09 (火)公演終了

満足度★★★★★

過ぎ去りし数十年前の甘酸っぱくも切なかった高校時代が甦る。やはり少し窮屈な思い出が残り、あの時ああすれば良かったと…この公演はそんな感傷を和らげてくれる様な作品。
公演の魅力は、登場人物の造形がしっかり見て取れ、生き活きと描かれリアルな実態が浮かんでくるところ。笑えるようなシーンが多いにもかかわらず、隣席の女性は泣いており、観客それぞれ(高校時代)の思い出に浸るようであった。
(上演時間2時間)

ネタバレBOX

舞台セットは、2階部(上手側-生徒会室、下手側-別部屋、もしくは両スペースでお好焼店)、1階部は幕で隠されている。”何か”あることは分かるが、それは観ての楽しみ。
舞台設定は、会話から福岡県の中央高校(実際モデル校にしているかは不明)のようである。何回か表れるモノレールのシーンは北九州のそれをイメージさせる。

高校時代という青春真っ盛り、今何をしたいのか、将来どんなことをしたいのか。理由はハッキリしないが夢と限界、希望と不安という表裏のような揺れるような心。その不確実で不安定な気持が痛いほど伝わる。捉えようのない苛立ちを、学校の管理(体制)という判りやすい”壁”を設けて描く。一方、その管理予備軍のような教育実習生への指導を通して教育現場の厳しさを見せる。そこには子供が大人へ変わる、変わらざるを得ないような姿がリアルに映る。教師といえども人間、その本音(学校という閉じた社会)を実習生歓迎会という飲会の場で吐露させるあたりは上手い。

管理された社会(学校)は、レール上にあり楽のようであり、息苦しさも同居する時間と空間。多くの人はその道と歩んで来ており、また歩もうとしている若者がいる。公演で描かれた人の姿…誰か(生徒同士、生徒と教師など)との関係や思い出を自分のそれと重ねることが出来る。そんな気持が共感を呼び感動するのだと思う。

真面目・優等生、そんな体面を気にするほど窮屈になって行く。自分の居場所はどこにあるのか?そんな問いを抱かせるが、それは高校生活に限ったことではないような…。当日パンフの「叫びたくてたまらない」は、実感のこもったメッセージだ!
そんな中、自分も公演にあるような文化祭実行委員会へ入ってみたいと思わせるような、楽しい雰囲気が心を和ませる。
ところで、高校中退した友永なつき(お姉ちゃん=江田恵サン)はどうなったのでしょう?気になる。

次回公演を楽しみにしております。
ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』

ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』

ギア公演事務局

ギア専用劇場(京都府)

2015/10/08 (木) ~ 2018/03/31 (土)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/05/08 (月)

久しぶりにヤス子ドールに会いに行って来ました☆★やっぱりいつの日もヤス子ドールは可愛く素敵です♪最前列から観るGEARは迫力がパネェ☆★最前列から観るヤス子ドールはCUTEさがパネェ☆★個人的に今日の赤ロボのパフォーマンスクオリティは低く感じました☆★

TTTTT『人柱が炎上』『景観の邪魔』『非公式な恋人』

TTTTT『人柱が炎上』『景観の邪魔』『非公式な恋人』

キュイ

アトリエ春風舎(東京都)

2017/05/04 (木) ~ 2017/05/14 (日)公演終了

満足度★★★★

ネタばれ

ネタバレBOX

三本の中で、ワワフラミンゴが群を抜いて面白かった。
まるで今作の作家が、この劇団の為にわざわざ書いた様で、ワワフラミンゴの過去の中でも最高傑作に入るくらいだ。
そして自分で書かなくとも、自分の作品にしてしまう演出家の実力には恐れ入った。
毎作、何と説明して良いか分からないワワフラミンゴの世界観に、社会性を加えると、こんな怖い世界が構築されてしまうとは.....。
これこそがワワフラミンゴの本質なのであろう。
傑作である。

黒木絵美花が一皮剥けて、かなり良い。

熱狂パンク

熱狂パンク

ソラカメ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/05/05 (金) ~ 2017/05/09 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/05/06 (土)

初見のソラカメさん。チラシを見るとソラカメの劇団員さんは2人のみで、大半は様々な団体から集まった役者さんで公演されていたようですが、非常にまとまりがあり、完成度の高い作品だったように感じました。高校を舞台とした作品でしたが、生徒と生徒、生徒と教師、教師と教師、それぞれにリアリティーのある会話が織り込まれ、実際にとある学園の一コマを見ているような感覚にもなりました。舞台空間の使い方も上手く、電車内での会話シーンなどは細かい動きがよく表現されていたと思います。単に学校教育を否定している訳でもなく、勉強以外にも大切なことがあるということを程良く伝えてくれた作品。クライマックスのバンド生演奏も迫力があり楽しめました。

夜が掴む

夜が掴む

魚クラブ

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2017/05/05 (金) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

初めて見ましたが、開始早々ベテラン俳優陣の演技に魅了され、テンポの良い進行に感心しました。見応えのある芝居で朝から得したなあと思いました。

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