満足度★★★★★
鑑賞日2017/03/09 (木)
無題2024(17-027)
19:00の回(晴)
18:31受付、開場。
やみ・あがりシアター4作目(2016/1@東演から)。
過去公演を除くと、依田玲奈さん「息が苦しくなるほどに跳ぶ(2016/11@NICA)」※加藤さんも...ですね。笠浦静花さんは「ビハインド スコアボード(2016/11@ラビネスト)」。
開演前、諸注意の中に上演中は帽子を...という内容があり感心(なかなかそこまでは聞かない。
19:02開演~20:37終演(ぴったり予定通り)。
真ん中に丸いちゃぶ台、永久に回り続ける星のように場面はグルグル回り、時間は戻りながら跳び、どんどん多次元化していくような錯覚。
夢には追いつけずブラックホールのごとき「東京(寒い)」でタイムループ、食事と家族と過ごす団欒(暖かい)には花びら(食用花)だけが鮮やかな色を放っている。
前作とはだいぶ違う印象。でも、よく考えると4作とも違っていました。
絵に描いたようにハッピーな人はひとりもいない、揺れながら消えてゆく蝋燭のように儚く脆い人生、そんなものだ。散った花は物悲しく、いつになったら(タイム)トンネルを抜けるのか。
※終演後、前作のDVDを購入、自宅でチラ見。やっぱり面白い。