
レ・ミゼラブルin西宮2017
スイング西宮♪
兵庫県立芸術文化センター 中ホール(兵庫県)
2017/06/28 (水) ~ 2017/06/29 (木)公演終了
満足度★★★★★
いよいよ兵庫芸文C中ホールに進出!力の入ったミュージカルでした。オペラ歌手主体なので歌がうまいですね。熱演に感動しました。

月経ファンタスティック
美貴ヲの劇
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2017/06/29 (木) ~ 2017/07/02 (日)公演終了
満足度★★★★
■ノーマル編鑑賞/約85分■
女にしか来ない「月経」がタイトルに入っていても、描かれるのは誰彼なく自意識と自尊心を持つ人間固有の、性差を超越した苦しみ。「アタシはあのコよりマシ!」とか「あんな奴に見下された!」とか、そうした方面のことを扱うとジメジメと陰湿な劇になるのは避けがたく、本作も例外ではなかった。
作者の乾いた作風をもってすれば自意識問題も笑いの種に変えられると思ったし、事実、同種のテーマを扱った前作『ブスも美人も死ねば土』ではそのことに成功し、多くの笑いを取っていたのに、自意識問題にまつわる湿気をユーモアで蒸発させて笑いに変えることが本作でかなわなかったのは、前作よりもヒロインに近いところに身を置きながら作者が作劇を進めたせいか?
主役に寄り添うような立ち位置で書き進めるのは別に問題ない。
ただ、主役以下劇中人物全員を鳥の目で冷ややかに見下ろし突き放すような立場をも同時に保持しつつ書かないと、笑える作品は生み出せない。
むろん鳥の目も持ってはいるのだが、報われないヒロインに感情移入しすぎて鳥の目を忘れているシーンが多々あったように私には見受けられた。
思うに、作者は自分に近い人物をヒロインに据えてしまい、最後の最後まで“突き放しきる”ことができなかったのではないか?
突き放して対象と距離を置かねば対象を笑うことはできないし、距離がなければ対象に乾いた大風を送ることもままならない。
もちろん対象が自分の分身であろうとも、頑張れば突き放すことは可能なはず。

Mariage
CAT-A-TAC
神楽坂セッションハウス(東京都)
2017/06/24 (土) ~ 2017/06/25 (日)公演終了

さよならだけが人生か
青年団
吉祥寺シアター(東京都)
2017/06/22 (木) ~ 2017/07/02 (日)公演終了

普通
劇団時間制作
サンモールスタジオ(東京都)
2017/06/28 (水) ~ 2017/07/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
あらすじだけ見るとかなり重い話です。
実際もかなり重いのです。
でも作り手側が一体となって伝えてくる感がとても強く瞬きをするのが勿体無いほど響いてきます。
オススメです。

ライブ イン トーキョー
青春事情
OFF OFFシアター(東京都)
2017/06/28 (水) ~ 2017/07/02 (日)公演終了

レ・ミゼラブルin西宮2017
スイング西宮♪
兵庫県立芸術文化センター 中ホール(兵庫県)
2017/06/28 (水) ~ 2017/06/29 (木)公演終了
満足度★★★★
今日行ってきました。ミュージカルかなと思っていたら、クラシックの匂いが強い声楽劇でした。実質2時間40分、大勢の方が歌い、歌詞も全部暗譜し、それはスゴイ迫力です。
本当にご苦労様でした。人間業ではない感じがしました。

江戸怪奇譚~ムカサリ
劇団青年座
青年座劇場(東京都)
2017/05/25 (木) ~ 2017/05/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/05/28 (日)
最終日観劇。
藤原文翁原作落語を元に、噺家さながらの巧みな話芸で高座の背景の変化に適応しつつの1人舞台。
品(しな)を作る山路、笑わせる山路、威嚇する山路、怖い山路、などなど、多様な人物を演じ分け、気がつけば舞台上を走り回っておられた。しかし結末についホロリとさせられる良い舞台を見ました。

天の敵
イキウメ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2017/05/16 (火) ~ 2017/06/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/05/26 (金)
冒頭レシピ、オシャレがウリのカフェメシ(これも死語なのか?)でワンコインメニューで提供されてもなんら違和感ない。
タイトルと中身の関連はよくわからなかったけど、天=天国という事なのかな?
ボケもせず、健康に生きていけそうな気はあまりしないが、それも自分の寿命なんだろうな。
ヤクザ衆の場面のワチャワチャした場面、好きだ。
面白かった。

祖国は我らのために
マコンドープロデュース
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2017/05/18 (木) ~ 2017/05/28 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/05/26 (金)
低層労働者、カリスマ指導者を支えるインテリ達、周囲の盛況とは裏腹に中央の人は状況冷ややかに判断して行動起こすから、余計にイラっとくる。
舞台上の彼らの青臭くも鬼気迫りくる熱意に、舞台からスクラム組んで突進されるとつい避けてしまう力強さに好感。

黒塚家の娘
シス・カンパニー
シアタートラム(東京都)
2017/05/12 (金) ~ 2017/06/11 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/05/24 (水)
チラシのインパクトからゴシックホラー的な話かと思いきや、和洋折衷の可笑しく可愛く柔らか宗教哲学を踏まえたようなアングラ舞台ぽかった。冒頭、誰が納付を演じているのかすぐにはわからず、他に誰か出てたっけ?と考えてしまったが、某さんがやっているとわかってビックリ。役名に「鷺」の字が付いているからって、汝、騙されてはいけないな。
意外と外国人に受けそうな舞台かな、と思った。
約90分。

クヒオ大佐の妻
ヴィレッヂ
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2017/05/19 (金) ~ 2017/06/11 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/05/24 (水)
大佐の元ネタを知ったのは雑誌だったか、テレビの再現番組だったか。その後、映画にもなったが、今回の舞台作はその妻である女の話。お人好しの女性なのかなー、本人がそれで良いと自覚してんならそれでいいじゃない、所詮他人事なんだし。最後の女のアジテーションのようなセリフを聞いた後だと、彼女が生業にしているミシンの音も機関銃の銃声のようにも聞こえてくる。詳細は公式プログラムで言及していたそうだが、出来ればそれらも舞台の上で見せて欲しかった。
劇場座席設定の都合をあまり考えてない舞台装置だった。前方平場席付近に座って見ていたので、終始見上げるような形になり女優さんの表情にも、ほうれい線なんだかゴルゴ線なんだかよくわからない陰影表情をよく見るハメに。せっかく綺麗な顔立ちなのにねー。今回に限っては EX列以降から見たら仕掛けも見やすいと思う。今回のような引きで見せるような作り方には不満。

ダニーと紺碧の海
パルコ・プロデュース
紀伊國屋ホール(東京都)
2017/05/13 (土) ~ 2017/05/21 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/05/19 (金)
治安はあまりよろしくないアメリカの都市の一角で出会った男女。
1幕からの2人の喧騒なやり取りから、ああ、苦手な戯曲かもと危惧した印象は終了してからも変わらず。
恋愛、男女の享受、正直に話す事の難しさ、それが受け入れられるかの悩み。
海外の宗教倫理主義を理解する難しさを表したような戯曲、だったのかな。
天幕に映る月夜のような水面が綺麗だった。
久々の紀伊国屋ホール。忘れていた、前席の座る人によっては、舞台が見えない劇場だったってことを。

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】
壱劇屋
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2016/02/10 (水) ~ 2016/02/16 (火)公演終了

新しい生活の提案
壱劇屋
HEP HALL(大阪府)
2017/05/26 (金) ~ 2017/05/31 (水)公演終了

大帝の葬送
ロデオ★座★ヘヴン
インディペンデントシアターOji(東京都)
2017/06/28 (水) ~ 2017/07/02 (日)公演終了

オレアナ
パルコ・プロデュース
森ノ宮ピロティホール(大阪府)
2015/12/12 (土) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
最高に良かった!
プロの役者さんってほんとにすごいと思った。言葉の暴力と物理的な暴力はほんの少ししか変わらないことを知った。

ドラゴンカルト
劇団ショウダウン
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2017/03/23 (木) ~ 2017/03/26 (日)公演終了

罠々
悪い芝居
HEP HALL(大阪府)
2017/04/08 (土) ~ 2017/04/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
いろんな解釈が可能なので、観る人によって感じ方が変わってくるだろうというのが面白いなと思った。
あんな舞台、初めて観た!

レモンキャンディ
匿名劇壇
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2017/05/18 (木) ~ 2017/05/22 (月)公演終了