普通
劇団時間制作
サンモールスタジオ(東京都)
2017/06/28 (水) ~ 2017/07/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
今回はAチームの公演を観劇させていただいた。
世間的に平凡である、一般的な意味での「普通」から離れた環境下にある登場人物達。各々が置かれた環境下で、苦悩し、必死にもがきながら生きている。
人それぞれ価値観があり、その人にとっての「普通」を一つの物差しで推し量ってはいけないと再認識させられた。
重たいテーマであると感じたけれど、観劇後に振り替えると、色々な発見ができ、当初感じた重さよりも奥深さを感じることのできる作品でした。1度だけの観劇だったけれど、きっと2度、3度と見ると、より奥深さを感じらると思う。登場人物それぞれの設定や、劇中での役割も考えるともっとこの作品の素晴らしさが感じられるはず。
それぞれ大変な設定の登場人物の生き様を、演者の皆さんも苦悩し、演じ切っていたと思いう。先日終幕をしたとのこと。演者やその他スタッフに皆様、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
まど/みそ味の夜空と
らまのだ
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2017/07/12 (水) ~ 2017/07/16 (日)公演終了
満足度★★★
初見の団体。とても薄味でした。淡白さの旨味はあり。
孤独の観察
シアターノーチラス
OFF OFFシアター(東京都)
2017/07/12 (水) ~ 2017/07/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
日常に散らばっていそうなちょっと不安定なコミニュケーションが少しづつ積み重なって、後に大きな恐怖の塊となり崩れ落ちてくる様な人間関係ホラーな作品。
この作品、もし女性仲良しグループでワイワイ観劇しに来た場合、お互い無口になって顔をこわばらせ劇場を後にするケースが続出するのではないだろうか。
女子グループのいびつなパワーバランスと過去の殺人事件の経緯が絡み合って見どころ満載。隅から隅まで楽しめました。
作・演出は男性の方にも関わらず、いろんなタイプの女性の人間性がエグいほど見事に描かれています。
見どころは男性陣も一役買っていますが、男は「女同士の世界」とは決して交わる事は出来ないのだなーと、男と女の壁をしみじみと感じさせました。
贅沢なほどにリアルで臨場感ある空間。
臨場感優先で俯瞰しにくい構造ですが、自分でカット割りする楽しみがあります。
この劇団さんの特徴であり最大の武器なのでしょう。
上演時間は予定よりちょっとだけ増えて、最終的に1時間40分の作品。
孤独の観察
シアターノーチラス
OFF OFFシアター(東京都)
2017/07/12 (水) ~ 2017/07/16 (日)公演終了
満足度★★
初めて見る劇団でした。この作品の「観察する者」は殺された女性の姉のことだったのだろうか・・・ 観察されていたのは妹なのか殺した男性なのかと気にはなったが それよりも私の心に入ってきたのは自称「女友達」の不快な存在であった。アレって友達なのか?あんな押し付けられたモノを友情と呼べるのか・・・ あれでは1人でいた方のがよっぽどいい。チャットの世界の方がよっぽど楽しい。私も孤独の時間は好きである。
『私を知らないで』
くろまく株式会社
ザムザ阿佐谷(東京都)
2017/07/12 (水) ~ 2017/07/17 (月)公演終了
満足度★★★★
12日ソワレ、初日の舞台(125分)を拝見。
ネタバレBOX
開演前、視界に飛び込んでくる、舞台下手の大天秤。左右の皿に「ぼく」の両親がそれぞれ腰を下ろしてスタンバっている訳だが、開演後も「ぼく」との心理的距離感の差で左右の皿の高低が変化していく様が興味深かった(このため、両親役・室田渓人、楊木賀央里のお二方がとりわけ印象に残った)。
そして、ラストの、姉(キヨコ)&高野 VS 「ぼく」の関係性の顕在化には、正直、うるっとさせられた。脚・演(松澤くれはさん)、舞台美術(三井優子さん)のクリーンヒットだと思う。
次に、芝居の内容。(原作を読んでいないので、あくまでも推測だが)内外の社会・時事・教育の諸問題を欲張りなまでに盛り込んだストーリー、舞台化にあたっては、相当、交通整理されたのだろうか? てんこ盛りのクドさを感じさせない、すっきりした後味のドラマに仕上がっていたと感じた。
最後に雑感だが、犯罪者となった少女を養子縁組するという、世俗の垢にまみれたオッさんには、あり得ない!話の展開も、アヤ(個人的には、一番心惹かれた登場人物。平本野百合さん好演!)に米国セレブの里親の事例を語らせることで、作中、充分な説得力を有することが出来た。遠くない将来、日本の社会でも彼の地と同様、特段奇異なことにも思われない、ごく自然な行為になればいいな、と強く思えた。
霞の中の少年
演劇企画集団Jr.5(ジュニアファイブ)
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2017/07/12 (水) ~ 2017/07/18 (火)公演終了
満足度★★★★★
とてもストーリーが良くて面白かった!
なにかあるだろうとは思っていたが、まさかあんな展開とは…。
じっくり見せてくれるが適度に笑いもあり飽きずに集中して観られた。
主人公の中原さんも凄かったし、ヒロインの清水みさとさんの存在感もgoodだった。
まど/みそ味の夜空と
らまのだ
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2017/07/12 (水) ~ 2017/07/16 (日)公演終了
満足度★★★★
らまのだW受賞おめでとう公演、初日レイトショー行ってきました。
味噌ラーメンで言えば、ちょっと薄味で、もう少し味が濃くてもよかったかな、という気がします(個人の意見です!)
「みそ味の夜空と」もよかったですが、おまけの1本が心に残りました。
初日特典で脚本を頂いたので、またじっくり世界にひたってみようと思います。
孤独の観察
シアターノーチラス
OFF OFFシアター(東京都)
2017/07/12 (水) ~ 2017/07/16 (日)公演終了
満足度★★★★
9年前に起きた大量死傷・刺殺事件にインスパイアされて綴られた今作。
ネタバレBOX
人間関係を築く力を失ってしまった現代の決して少なくは無い人々の孤独・孤立と、寂しさを抱えて苦悩する人間との差異を正確に見極めて描く秀作。果たして我々は寂しいのか? 或いはそれすら感じられない程孤立し、漂流していることにも気付かぬほど関係を欠いた存在なのか? ものと人の境界を問い掛ける作品でもある。深読みをすれば、関係を欠いた人間はそも人間という範疇に括ることができるのか? という問題迄提起さえしていると解釈することも可能だろう。
物語は、高校卒業12年後の結婚式場の待合場所で展開する。新婚カップルは高校の同級生同士。高校時代は唯のクラスメイトだったのだが、3年前に偶然出会ったことから交際に発展、結婚に至ったという経緯だ。新婦には高校時代4人の友人が居ていつもつるんでいたのだが、内1人が高3で亡くなっていた。比奈という名であった。引っ込み思案の子で、それが嵩じて人付き合いがまともにできず、ネット上で繋がる誰とも知らぬ人々とチャットで連絡を取り合う時だけ活き活きしていた。そんな彼女に懸想していたのが、この度結婚することになった新郎の雅也である。雅也の孤独も孤立の深さから、他人との正常な関係を築くには至らぬものであり、その意味で人間的な人格形成は疎外されていた。雅也は、こんな状態から比奈に恋心に似た何かを本能的に感じたというのが正確な所であろう。何れにせよ、ストーカー紛いの行為に及んでいたのだが、その深い孤立から、恋に恋するというレベルの相手へのアプローチのノウハウも分からず、ぶきっちょにもストーカー紛いの行為に及んでいた訳だ。
ところで仲良し5人組で既に結婚したのは、涼子1人。問題は、涼子の夫がDVを揮うことであるが、涼子は、子供の頃から皆の引き立て役。内心皆から一段低く見られることに悔しい思いは抱きながらも納得せざるを得ない、と諦めかけていた。然し無論のことながら、その心の奥底では悔しくてならなかった。そんな彼女を対等の人間として扱ってくれた初めての人こそ、彼女の夫であった。暴力を揮うことはあっても、見下されるより対等の存在として自分に対してくれる夫を決して憎む気にはなれないのであった。確かにDVは良くない。それは当たり前のことである。然し、内心軽蔑しながら、友人面する欺瞞は果たして正しいか? を問うならば、どちらの関係が人間に幸せを齎すかはかなり難しい問題であろう。新婦、亜季を除く2人(親分肌の千絵、研究者を目指すセリ)は独身のままである。
高校時代の夢が実現しているか否かは語られないものの、2人を含め皆性格が変化したとは感じられない再会であった。これら結婚式関係者以外の登場人物が1人いる。亡くなった比奈の姉、成美である。彼女も集まった他の人々の殆ども、比奈の死についての真相は知らない。ただ、比奈が無差別殺人を犯そうとしていた人物の犯行を止める為に、約束していた8月12日の涼子の誕生パーティーをドタキャンした時、厳しくそれを追求し、参加しないなら、今後、皆が比奈を無視し続けることを突き付け、何で誕生会を欠席するのかについて詰問した千絵の詰問の状況について、皆で一緒に行動していれば比奈が亡くなることはなかったと口裏合わせしているのは、如何にも在りそうな共犯関係であり、実際に罪を犯している訳ではないものの、その事実が各人に問い掛ける道徳的問いに悩む姿は必然であろう。同時に、比奈の姉が12年間、妹の死について「犯人」と思しき人物を追い掛け回し、かなりの手応えを得、状況分析から確信するに至った妹の死の容疑者が、3年前偶然に出会ったことになっている新婦との出会いの真相も示唆されている点、比奈が亡くなる場面の再現シーンなどから見えることは、殺人犯より重い病を患っているのは、寧ろ孤立する孤独者なのではないか? という重大な疑義である。この疑義については作品をご覧あれ。
客席が舞台を挟むサンドイッチ構造になっており鰻の寝床のように長辺の比率が著しく大きいので、客席によっては、役者の演技している表情が見えない。(例えばオープニング直後の女子たちが全員集まって件の話をする時などだ)本筋に関わるシーンなので無理に椅子に掛けず立ったままでの会話にしても良いのではないか? 自然な雰囲気を出すのなら小さな1本脚の丸テーブルを用意してドリンクセットでも載せておけば良い。こうしておけば、役者が顔をあちこち動かしても不自然にはなるまい。科白の順番で、どの観客にも観易い配置を取れば良いのである。それから、役柄によっては、高校卒業後自分の語った夢を実現したか否かが、ハッキリ見えた方が効果的な役柄もあろう。こういった所に注文を付ける演出をしてゆくと、更に深い作品に仕上がるのではなかろうか?
他重人格 WHO AM I ?
TATICA
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2017/07/12 (水) ~ 2017/07/15 (土)公演終了
満足度★★★★★
「多重人格」こういう切込みで来たか!と驚かされた。タイトルの割に作り過ぎない笑いもあり、流れがいい。メインカップルがカップルとして、しっかり成立しているし、その周りの人々もキャラにしっかりはまっている。ラストの仕掛けも意外過ぎて、演出の面白さを感じた。
まど/みそ味の夜空と
らまのだ
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2017/07/12 (水) ~ 2017/07/16 (日)公演終了
満足度★★★★
【らまver.】ちゃんとした劇場で、平日の9時からのレイトショー(しかも、たっぷり100分の上演)。サラリーマンにはありがたいね。初日特典で台本付きの至れり尽くせり。おまけ作品の『ひとりぶんの嘘』が、おまけとは思えないクオリティー。
まど/みそ味の夜空と
らまのだ
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2017/07/12 (水) ~ 2017/07/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
初日特典として上演台本をいただきました。「まど」もよかったけど、「みそ味」の方が自分好みでした。小河原さん、すごいです。でもそれより、最後のオマケが本当によかった!
トレーディングライフ
ピウス
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2017/07/12 (水) ~ 2017/07/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
先ほど観終わりました!面白かったーなかなか先の読めないストーリー展開がドキドキものでしたね。まさかっ!こんなラスト?いいですよーこの世界観。楽しいあっという間の2時間でした。あっ、でも冷房が効きすぎていて寒かったので行かれる方は上着を1枚どうぞ!
SKY RUNNER
SPINNIN RONIN
シアタートラム(東京都)
2017/07/06 (木) ~ 2017/07/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
切れのある集体と美しいプロペラと高度な旋子が見られて大満足です。
怒りをこめてふり返れ
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2017/07/12 (水) ~ 2017/07/30 (日)公演終了
前半のジミーのウザさ、マジぱねえ(笑)。それが後半にガツンと生きてくる。メロドラマの枠を借りて不条理を突きつける。後半は頭使いまくりで興奮。とても面白い演劇でした。セクシーだったのも良かった。約3時間強、休憩こみ。カーテンコールは3回。
ネタバレBOX
大学時代にジミーみたいな友達がいたから、全く他人事ではなかった(笑)。人の心はとんでもなく自由で、勝手で、つかめない。それを肯定する人間賛歌とも受け取った。
ブリッジ
サンプル
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2017/06/14 (水) ~ 2017/06/25 (日)公演終了
満足度★★★★
■約125分■
『地下室』のバリエーションだが、教祖の説く宇宙論が怪しいながらも体系だっていて、面白く観た。
ネタバレBOX
新興宗教団体のガイダンスという体で上演。ガイダンスの司会を務める信徒女性の話しぶりがいかにも“ぽく”て、のっけから引きつけられた。企業博のナレーターコンパニオンを思わせる洗練された話しぶりの中に“洗脳されてイっちゃってる”感じがそこはかとなくにじみ出ていて、見事でした。
おれたちにあすはないっすネ
なかないで、毒きのこちゃん
駅前劇場(東京都)
2017/07/10 (月) ~ 2017/07/11 (火)公演終了
満足度★★★
「こんにちわ、さようなら、またあしたけいこちゃん。」以来、久しぶりに観た。劇団「なかないで毒きのこちゃん」…らしい公演であった。面白いと思うが、自分の好みとしては前作のラストに向かって収斂する方が良かった。
(公表:上演時間45分、実際はもう少し長い)
ネタバレBOX
開演前から、女優が「劇場の扉を開けて下さい」と叫んでいる。劇場内に入ると客席(椅子)も並べていない。観客には好きなところに座って観てくれと。自分でパイプ椅子を出し見る人、床に座って見る人など、自分の自由・見やすいスタイルで観劇する。観劇といってもメインとなっている場内、ロビー、音響・照明ブース、トイレに通じる通路奥など分散して演じている。その小分けしたグループ毎の演技は時として移動し、違うパフォーマンスを見せる。斬新な演出、コミカル演技など、パーツ毎には面白かった。
劇場(扉内)全体を舞台と見做す独創的な発想。それがメイン舞台以外の各スペースでの演技として観せる。しかし、視覚で捉えられない演技を想像するのは難いのも事実。
パーツを組み立てた物語があったのか?「こんにちわ、さようなら、またあしたけいこちゃん。」では台本が出来ていない。そのリアルな裏切りがシャープで新鮮だった。この「おれたちにあすはないっすネ」の分散・離散したような構成は、小ネタの面白さに止まったようだ。もっと収拾し、同時にはじけた魅力を出してほしかった。
最後はメインの劇場内で歌を歌っての大団円。チラシ説明…大人になったらいつから今日でいつからがあしたなのかわからないと…。その曖昧とした感じを出したかったのだろうか?
ちなみに、チラシには映画「俺たちに明日はない」に出てくる ポニーもクライドもでてきませんと書かれている。その映画、公開直後は暴力性やセックス描写で、保守的な評論家からの非難に晒されたらしい。自分も不自由な観方になっているのだろうか?
次回公演を楽しみにしております。
先にぃ
劇潜サブマリン
シアター711(東京都)
2017/07/06 (木) ~ 2017/07/11 (火)公演終了
満足度★★★★
映画「ワーキング・ガール」(1988年)を思い出す。一人の少女が夢見た光景は、都鄙の違いほどに自身が変化していく。その姿は成長といえるものなのか、大いに考えさせられる。内容はシュールであるが、その見せ方はポップコメディという表現が相応しいようで観応えがあった。
劇団の紹介文...人間や社会に対するアイロニーにあふれた寓話的作風が特徴。軽妙洒脱な台詞回しを軽快なテンポでハイテンションに疾走するエンターテイメントの演劇集団だという。まさに真骨頂。 【1番線チーム】
(上演時間2時間5分)
ネタバレBOX
舞台は挟み客席、その間に線路をイメージさせる白線がある。左右に車内灯をイメージさせる電燈。時代は昭和の戦前期(台詞に戦争が終わった)であろうか。しかし衣装は必ずしも時代を反映していない。設定ギャップがあるかもしれないが、それを凌駕するほどのテーマが透けて見える。
梗概...一人の少女が都会での暮らしに憧れ就職する。慣れない営業活動、社長や先輩から小言を言われ落ち込む。それでも必死に仕事に取り組む。ある日、社長の指示で接待を命じられ、その変態・エロ行為以降、少しずつ好転していく。社長を追い落とし、自分が社長に就任する。前社長が行っていたダークなことを自分でも行うようになる。立場が人をつくる、その典型的な展開である。いつしか自分も崩壊するような...。
現在(都市)と過去(田舎)を往還するような場面転換、と言っても主人公A子(小川菜摘サン)が眼鏡をかけ、俚言になることで識別させる。”朱に交われば赤くなる”のか、都会暮らしの環境や立場の違いで性格も変わってくる怖ろしさ。
一方、田舎での暮らしは大らかな様子。鳥、牛という家畜が擬人化され登場し、少女の心の友、癒しになっていた。しかし人が生きるための食材になる視点も忘れない。
労働という行為を視点に、人の醜悪と純真という二面性、苦悩と解放という両局面を、都会・田舎という時間と場所の違いを交錯させ重層的に観(魅)せた秀作。
役者は主人公A子を演じた小川サンの熱演と、人生案内人・道化師の役割を果たす車掌・松澤太陽サンの沈着演技が対照的。車掌の白塗り顔、その無表情さがこの世のものとは思えないような...。
次回公演も楽しみにしております。
普通
劇団時間制作
サンモールスタジオ(東京都)
2017/06/28 (水) ~ 2017/07/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
初の劇団時間制作観劇でした。
舞台はファンタジーを見ることが多いので、
今回のは生々しく刺激的でした。
Aチーム1度だけの観劇でしたが、もう1度見たかったし、
Bチームも見たかった。
ネタバレBOX
舞台はスナックの休憩室。とのことでしたが、ただお酒を飲むだけのスナックではない。
ネットで調べたら、連れ出しスナックというところみたいだ。
主人公の3兄弟の母親は、体を売ったり斡旋で儲けてた。
母親の仕事のことで、妹は幼稚園でいじめられてたということは、
近所では、あの店は裏風俗の店と知られていた。
すぐに通報されそうなもんだが、法の抜け道みたいなもので免れていたのだろうか。
そんなツッコミみたいな疑問を頭の片隅に置いて見てました。
劇中でトイレが効果的に使われてましたが、トイレのドアが内開きなのも気になった。
これもネット検索して見たら、
「築30年より古い住宅の場合、トイレのドアは内開きが多く見られました」
と書いてあるのを発見した。洋式だったけど昭和っぽさを感じたのはその辺りからか。
関係ないが、サンモールスタジオのトイレって男女兼用なのがなんか嫌。
好き
劇団5454
赤坂RED/THEATER(東京都)
2017/04/21 (金) ~ 2017/04/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
もうね、ヤバ過ぎました。
好き。があふれすぎてリピートしたよね。
ちょっとズバ抜けてたなぁ。
美園オンリーノウズ
僕の劇団
サンモールスタジオ(東京都)
2017/04/19 (水) ~ 2017/04/23 (日)公演終了
満足度★★★★
劇中劇がどこからどこまでか
考え出すと頭こんがらがります。
面白かったです。
こやまりよかった。