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第20回公演 『君♡ふりーく』 第21回公演 『ジェニュイン・ケア』

第20回公演 『君♡ふりーく』 第21回公演 『ジェニュイン・ケア』

劇団天然ポリエステル

小劇場 楽園(東京都)

2017/07/26 (水) ~ 2017/07/30 (日)公演終了

満足度★★★★

妙な説得力と妙なリアルが時々ちくっと刺すように入り込む。ちくっとではなくて一箇所グサッとが欲しいなと(多分劇団のカラーとしてそれはあえてしないのであろうと思うが)思った。個人的には“おねえちゃん”、あなたの気持ちはとってもよくわかります!と同調。ぶっ飛んだ面白い存在感、好きですねぇ!

還刻門奇譚〜リローデッド・ゲート ゼロ〜

還刻門奇譚〜リローデッド・ゲート ゼロ〜

ZERO Frontier

萬劇場(東京都)

2017/07/26 (水) ~ 2017/07/30 (日)公演終了

満足度★★★

もう少し“おどろおどろしい”とか“幻想的”とか、フライヤーからの創造とは離れたもので残念。どうも視覚的に殺陣(この種の作品の殺陣であれば、迫力だけでなく、もう少し美しさも必要では?)も衣装(幽霊だから白なのか?)も受け付けず・・・。セットにももっと妓楼の華やかさが欲しい。こなす役者さんも数人いらしたが、ストーリーのベースに対して登場人物が無駄に絡まるせいか、見える話が見えない部分もあり。パラレルワールドとして考えると、別に問題ないんじゃないかと思わないでもない。

受付

受付

芝居屋さんプロデュース

音太小屋(大阪府)

2017/02/03 (金) ~ 2017/02/04 (土)公演終了

満足度★★★★★

別役さんの不条理劇。
日枝美香Lさんの押しの強い受付嬢。
戎屋海老さんの気弱な患者。

無茶苦茶なのに、何故か納得してしまう美香Lさんの強引さ、そしてブラックな笑顔。
楽しかったです。

仁義なきROCK!

仁義なきROCK!

ハネオロシ

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2017/02/03 (金) ~ 2017/02/04 (土)公演終了

満足度★★★

ヤクザ×ロック!
日本をも揺るがすヤクザの抗争。
最強(自称)のヤクザと天才のロッカーが…
土井さんのチンピラ役、良かった。

後ろの席で、音楽中の台詞がほとんど聞こえなかったのが、少し残念。
この回、前の席に空席あったけど…。

新たな地 人水流れて 開く花

新たな地 人水流れて 開く花

遊気舎

神戸アートビレッジセンター(兵庫県)

2017/02/03 (金) ~ 2017/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★

WS参加の方など、沢山の役者さんが出演されており、とっても賑やか。
空襲や地震を含め、下宿に済む様々な方の人間模様。
涙される方も多数…。

神戸の事が沢山出て来て嬉しい。
諏訪山動物園、初めて知った。
亡き父から聞いた神戸空襲の話「神戸が真っ赤に燃えてた」と。

奇想の前提

奇想の前提

鵺的(ぬえてき)

テアトルBONBON(東京都)

2017/07/21 (金) ~ 2017/07/30 (日)公演終了

満足度★★★★

鵺的4公演目の観劇。「この世の楽園」あたりで劇団名を認知、「丘の上、ただひとつの家」で漸く初観劇、ヒューマンドラマかサイコドラマか・・「悪魔を汚せ」でサイコホラー路線を確信。これは作者の志向というより好みの問題だろう、と。また同公演から寺十吾を演出に迎え、今回も同コンビ。そして少年王者館・夕沈ほか俳優陣のユニークさが目を引いた。
装置はパノラマ島に建設された異様な建造物の内側。照明効果で闇になじむ建物を、若者三人(男一人女二人)が訪れ、二人に「ここすごく気に入った」と言わせ、一人に「耐えられない」と言わせる。その台詞が納得の舞台上の空気がまず観客を引き込み、事態の経過が見守られていく。
結論的には、脚本の粗さを、大胆にホラー色に突っ込んだ演出がフォローしたか、むしろ粗さを際立たせたか・・評価が分かれる所だろうか。

ネタバレBOX

江戸川乱歩「フリーク」ではないが嫌いでない一人としては、ストーリーそのものはオリジナルではあっても、完全に「パノラマ島奇談」有りき(登場人物と原作のストーリーはそのまま借用)である作品にもかかわらず、乱歩の歩の字もチラシに謳っていないのはどうも・・ちと反則ではないか?
人格の一貫性が描ききれていない人物が一人二人でなく、これでは肝心のどんでん返しの効果が薄まる。演出で盛り上げていたが・・本の問題と、役の造形の問題も振り返ればあった気がする。
ダークな方のヒロイン役の狂気を帯びた人物像、内側からやむにやまれず陰惨さにのめり込んでいく、殺人が嗜癖のように彼女を捕らえているという、哀れさを催す乱歩作品のヒロイン像(黒蜥蜴とか)がほしいのだが・・どうもニュアンスとして復讐心や、極限状態で気が触れてしまう狂気の笑いをちょっぴり織り交ぜた定型的な演技に終始して勿体ない。もう一方のヒロインも「居なくなった」後、忌まわしい血と闘っている=本来の自分の欲求を自傷のように押し殺す(自己犠牲の)様が想像され、観客の胸を熱くする・・と行きたい。
そうなってこそ、最後に残ったもう一人の末裔が「自分自身の本当の願望」を問われ、示唆される像というものが真実味を帯びてくる。そう見えてこなければ正解でない作品だったと思う。

パノラマ島の屋敷の爆破、気球、人間花火と、血のクライマックスを演出するアイテムは揃っていたが、このパノラマ島の来歴が、後の世の人々(登場人物)にどんな影を落としていたか、リアルに腑に落ちる「形」として見えてこなかった事がそのクライマックスに乗っかる事を妨げていた。理由の一つには、時期についての説明がうまくない事が言える。
まず、原作の話。M県の資産家・菰田家の亡くなった主に、うり二つの人見という男(実は大学の同級生)が、故人に成りすまして当家に入り込み、資産を転用してかねてからの夢を実現すべくパノラマ島を建設する。その後の血塗られた顛末がまずある。そして現代(殆ど現在に近い時期である事が何かの台詞で示されていたが忘れた)、その末裔である姉弟とその従姉が興味を惹かれて(祖母の言いつけに背いて)パノラマ島にやって来る。この現代の話と、前史としてその15年前の話が入れ替わりつつ展開する。重要登場人物は、菰田家の三姉妹、その使用人で財産管理その他の一切を切り盛りする男、そしてパノラマ島に取りつかれた男(島で管理人を一人で続けている)。先ほどの若者の内姉弟の母は三姉妹の次女で、従姉の母は三女であるが、親となり得ない資質のため三人は菰田家の邸には住まず養子に出され別姓を名乗っているという、特殊な状況がある。
ところが現代の三人は良いとして、三姉妹の異様さが、昔な雰囲気なので、時代感がいまいち掴めない。私は原作を知らなかったので、踏まえられている原作のエピソードがどこまでで、三姉妹の時代との境界を敷きにくかった。
三姉妹の生活と「現代」の風俗との接点ないし距離感を示す一つ要素があれば、立体的に浮かび上がったように思う。原作の話のあった時代から、遠く隔ててなお、三姉妹、その子の世代に忌まわしい呪いのように付きまとうもの、それは何なのか・・対象化され、思わず考えてしまう話として見えたかった。
演出として既に見えている事実が、台詞として改めて語られたりという、重複感も、サスペンスとしては停滞を生んでいて、もう一歩、人間の闇の真実へと迫る視点が欲しくなる。
舞台効果が優れていただけに、惜しい感じが残った。
いろいろなおんな

いろいろなおんな

演劇ユニット「みそじん」

OFF OFFシアター(東京都)

2017/07/26 (水) ~ 2017/07/30 (日)公演終了

満足度★★★★

全体的にゆるふわなオムニバス公演-
この座組みありきだったのかな!?
ロングラン「ドアを開ければいつも」ですっかりお馴染みの面々のまた違った一面を観られて、とてもいい時間を過ごせました。

その鉄塔に男たちはいるという

その鉄塔に男たちはいるという

劇団祝人

ウイングフィールド(大阪府)

2017/01/28 (土) ~ 2017/01/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

初めて拝見する演目でしたが、秀逸の脚本、とっても良かった。
戦時中、人を殺すことに疑問を抱き、逃亡した男達。再び人に笑顔を届けることを夢見るが…。

男達の微妙な間を、若い役者さんが熱演。
淀川工高OBOG劇団さんの旗揚公演との事、「劇団祝人」さん、応援します。

還刻門奇譚〜リローデッド・ゲート ゼロ〜

還刻門奇譚〜リローデッド・ゲート ゼロ〜

ZERO Frontier

萬劇場(東京都)

2017/07/26 (水) ~ 2017/07/30 (日)公演終了

満足度★★★

 アヤカシというタイプの妖魔・カウの悪戯によって創られた還刻門と言う名の門を通ることができれば、時間を遡って、人生をやり直すことができる。

ネタバレBOX

人間の短命と愚かさ、欲と狡猾を秤に懸けることは実に面白いゲームだとして、妖怪と人間の間に生まれた存在・シキを門番による開閉とは別の開閉の鍵として設定した妖魔。
 そのアヤカシの罠に嵌って、失くした大切な人を取り戻すべくきろうに集まった成仏できぬ霊や生霊の如き人士たち、数百年、千年以上の時を超え、更に幾度も戻された時の積み重なる時空の中に繰り広げられるのは愛憎の縺れと魂を救済する導師・ガラン&シキVSアヤカシ・カウの戦い。
功夫調の殺陣や郭の遊女たちのダンスを織り交ぜて、いつどこで、誰が誰を恋し、どんな事件が起こって大切な人を失くし、その人と事件前に戻ってやり直そうと、他の無関係な人々の人生の歯車を狂わせ乍ら還刻門をくぐろうとする者達の門の鍵・シキを担う亡者たちと己のエゴで他人の人生を狂わせてはならぬと考える人間との三つ巴、四つ巴の戦い。
総じていえば、描かれているのは、人間の色恋を巡る欲を焚きつけた悪戯者と、その災いを人間に被せることを阻止しようとする導師たちの戦いに人間の様々なカップルの愛や友情が絡んで輻輳化してゆくのだが、時間軸、空間軸の遷移による様々な問題点をきっちり詰めるという形を採っておらず、主役、脇役の区別も不分明で焦点が不明確。当然、メインプロットとサブプロットの相互補完によるダイナミズムの構築も疎かになりがちである。劇的であるとはどういうことか、シナリオレベルでもう少し検討を加える必要があろう。
その代わりと言ってはなんだが、功夫を多用した殺陣は中々の迫力で見応えがあると同時に遊女たちのダンスも花を添えてグー。
いろいろなおんな

いろいろなおんな

演劇ユニット「みそじん」

OFF OFFシアター(東京都)

2017/07/26 (水) ~ 2017/07/30 (日)公演終了

満足度★★★★

いろいろなおんながいましたが、みなさん明るくてパワフルで面白かったです。しかし説明にあったようにいろいろある人を羨ましがっているようには見えませんでした。もっと暗い面もと思いましたが、今公演ではふさわしくないのかな。

ネタバレBOX

倉垣さん演じる一見性別不明の人物がかっこ良かったです。
第20回公演 『君♡ふりーく』 第21回公演 『ジェニュイン・ケア』

第20回公演 『君♡ふりーく』 第21回公演 『ジェニュイン・ケア』

劇団天然ポリエステル

小劇場 楽園(東京都)

2017/07/26 (水) ~ 2017/07/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

ストーカーの生態が大げさに(いや、事実なのか?)描かれていて笑えました。兄弟を見守るおとんとおかんが良かったです。

ネタバレBOX

あんな兄弟ではおとんとおかんも心配で成仏できないですよね。笑って見ていたはずなのに、結構シビアな顛末でしたがそこも良かったです。
デトックス述懐

デトックス述懐

ひとりぼっちのみんな

スタジオ空洞(東京都)

2017/07/27 (木) ~ 2017/07/31 (月)公演終了

満足度★★★★

もしかすると演者の皆様はこう称されるとイヤかもしれませんが
「若いって素晴らしい!」と思いました。
そう!溢れ出る想いを、
今スパークさせないで、
いつスパークさせるのだ!
年寄りはいつの時代も口を揃えて
「お前だって、あっという間に歳をとるんだよ」と言ってくる。
その言葉に反発心を感じていた若かりし頃の自分を投影しました。
「若いって素晴らしい」
皆に幸あれ!
デトックスTHANKS。

お題、「白鳥の湖」。

お題、「白鳥の湖」。

「ダンスがみたい!」実行委員会

d-倉庫(東京都)

2017/07/18 (火) ~ 2017/07/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

7/28川村美紀子。90分。古典の名作に負けることのない、強い人だ。ビートに乗った原点ともいえる序盤、迷いのない下ネタ、ひょっとして綿密なのではと思わせるドラマトゥルク、ぶっ飛んだ終幕、川村美紀子の陰と陽が発揮された。仏前のおばあさんのに関する字幕の「いい人」が英語では「my prince」となっていたのが印象的。劇場が傷まないか心配。

「REVIVER・リバイバー 〜15老人漂流記〜」「ダンパチ15・獣」

「REVIVER・リバイバー 〜15老人漂流記〜」「ダンパチ15・獣」

ショーGEKI

「劇」小劇場(東京都)

2017/07/27 (木) ~ 2017/08/06 (日)公演終了

満足度★★★★

あの変わり身にの速さはさすが役者ですね。どうやったらあれだけ変身できるのだろうか。現場を一度見てみたいものですね。
お芝居小屋でのミュージカルを堪能させていただき感謝、感謝。
一生懸命に歌い、演技され、メッセージを伝えようとする姿には、すごいなと思いました。

潮のバッキャロー!!

潮のバッキャロー!!

株式会社Ask

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/07/26 (水) ~ 2017/07/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

本当に質の高い演劇だった。
役者さんは皆自然体(良い意味で余計な力が入っていない)の演技で、かつ力量が高かった。
スタッフワークも素晴らし過ぎました。

ネタバレBOX

潮飛沫(しぶき)の表現、すご過ぎでしょ。
なつめろ

なつめろ

花まる学習会王子小劇場

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/07/28 (金) ~ 2017/07/30 (日)公演終了

満足度★★★★

夏の日の思い出の欠片をロックのメロディに乗せて、祝祭的で賑やかでとても眩しい、いい時間でした。
中高生向けワークショップ参加の現役学生による発表公演-
物語性よりも等身大の痛々しさや煌めきがライスシャワーのように引っ切り無しに降り注ぐような構成が、切なさや忘れかけていた感覚を呼び起こします。

新宿コントレックスVol.17

新宿コントレックスVol.17

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/07/28 (金) ~ 2017/07/29 (土)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/07/28 (金) 19:30

座席1階1列

Aga-risk Entertainment『新宿コントレックスVol.17』新宿シアター・ミラクル
日本のラジオ/壱劇屋/小西耕一

初っ端からド下ネタでどうなることかと思ったけど(^^;)
最終的には前回のVol.16より満足度は高かったです。

ネタバレBOX

壱劇屋
昨年観劇した作品とは全然方向性の違う作品で驚きました(^^;)
VRネタは面白かったです
食べ物で遊ぶのは賛否あるかと。舞台上に飛び散ってましたし。

小西耕一 ひとり芝居
説明台詞なしでひねりのある展開が綺麗に描かれていて上手いなぁと思いました
ラブホのポイントカードのくだりが好き(笑)

日本のラジオ
いつも以上にシュールな感じ。独特の間が良かったです。
ジワジワ来ます。
人の死なない話を観たのは初めて?かも

アガリスクエンターテイメント
詭弁というか屁理屈に近いような。得意ジャンルだけあって外さないですね。
賽の河原の後半の怒涛の展開が面白かったです。
大当たりの相続人

大当たりの相続人

DRAMA MISSION Z號

表現者工房(大阪府)

2017/07/27 (木) ~ 2017/07/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/07/28 (金)

とっても良かった。眼の前で展開されるドラマの中に、自分もいるような錯覚を覚えた。それだけ、演技も登場人物も生き生きしたものだった。時代に巻き込まれてしまう人間達、色んな愛の形、お金と欲望、夢のような話と現実の話、おいしいだし巻き卵は人を集める。様々な要素が詰まったお芝居でした。

沈黙の奏者

沈黙の奏者

子の掌に月

SoapOperaClassics(大阪府)

2017/07/28 (金) ~ 2017/07/29 (土)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/07/28 (金)

旗揚げ公演同様アダルトでムーディーな空気感が何とも心地良かったです♪そしてミステリー小説を読み進むかのようなストーリーに引き込まれてオシャレなこの空間を後にするのが勿体無く感じてしまった程ハマリました☆正装して観たいと思う素敵な時間でした♪♪

夜をとおして

夜をとおして

CoventGardenClub

レンタルスペース阿倍野長屋(大阪府)

2017/07/22 (土) ~ 2017/07/29 (土)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/07/23 (日)

【1人の男の死】にまつわる【6人の女】を演じるのが超豪華女優陣なんで見応え十分でした★全員が主役級の贅沢なキャスティングは映画【阿修羅のごとく】を思い出すくらい全員のオーラが眩しかったです☆火花バチバチな空気感はもはや芸術的な表現で圧倒されました★舞台の長屋が物語にマッチしてて良い空間でした♪

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