
La Isla Bonita
Dance Entertainment REACH
座・高円寺2(東京都)
2017/09/13 (水) ~ 2017/09/14 (木)公演終了
満足度★★★★
終演後、ロビーで出演者と観客が挨拶などをかわす際、興業としての全体を見て統括する制作が居ないのか、団子になって通路を塞いでいる演者・観客に対し、帰る客が通れないのを注意するスタッフは1人も居なかった。エンターテインメントを自認するのであれば、こういった点にも注意を払うのが当然。舞台レベルでの技術が高いだけに、そしてこれだけのパフォーマンスを展開する為にどれだけの修練を必要とするかが分かるだけに残念至極である。舞台は評価5だが、反省を促す為、この点で-1、総合点☆4つとした。

しろつめくさ の、はなかんむり
teamキーチェーン
シアター711(東京都)
2017/09/14 (木) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

「班女 HANJO」
劇団アニマル王子
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2017/09/13 (水) ~ 2017/09/17 (日)公演終了
満足度★★★★
原作を知らずとも、まったく気にせず楽しめる現代劇です。
いつものアニマル王子らしさありつつ、新しいアニマル王子もありつつ、意欲的な作品だと思います。
番外公演特有のオープニングアクトもあり、安心のタイトルコールもあり、華やかさもありつつ、強いしっかりとした話を展開していきます。
公演は17日までなのでたくさんの方に見てほしい作品です。

先輩、服を着てください
劇団東京都鈴木区
遊空間がざびぃ(東京都)
2017/09/14 (木) ~ 2017/09/24 (日)公演終了
満足度★★★★
そう言う事情では役者と言えど難しいですね(笑)。あの一団がよく分からなかったのと、あの演出はちょっとくどいかなと思いましたが、不器用な先輩が良かったです。

ノー・サイド NO SIDE
トツゲキ倶楽部
小劇場 楽園(東京都)
2017/09/12 (火) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
満足度★★★★
いつものことながら、『トツゲキ倶楽部』の作品は感想がむずかしい。
なにげない感想のひと言がネタバレにつながり、バタフライ効果のごとく
多大な影響を及ぼしかねないからだ。

アンネの日
風琴工房
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2017/09/08 (金) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/09/12 (火) 19:30
ノンケミカルの生理用品を開発しようとする女性8人の群像劇。初潮の告白から始まり、開発に向かう経緯と多くの困難を乗り越えて進む登場人物達は力強い。男である私には、生理に関して、理解はできるけれど「腑に落ちる」というのは難しいが、それでも、開発に向かう要因になるという状況は充分に伝わる。ともすると深刻になりそうな物語だが、最近の風琴工房らしくエンターテインメントを充分に意識した演出は楽しい。むしろ、プロフェッシュナルのあり方という視点が適切に思える作品だと思う。ししどともこが演じるような存在を出す必要があるのかと、少し心配したが、うまく収束させて取り込む作り方は見事だ。このような凄い作品で空席があったりするのは勿体ないとしか言いようがない。

みちゃダメ♡
アフリカ座
TACCS1179(東京都)
2017/09/14 (木) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/09/14 (木) 19:00
みちゃだめ、みちゃいました。歌あり踊りあり、単純に楽しかったです。
で、エロコメホラーとのことですが、実はホラーの部分はさほど期待
してなかったのですが、

La Isla Bonita
Dance Entertainment REACH
座・高円寺2(東京都)
2017/09/13 (水) ~ 2017/09/14 (木)公演終了

君の名前を藍色の空に呟いた。【ご来場ありがとうございました!】
劇団えのぐ
南大塚ホール(東京都)
2017/09/09 (土) ~ 2017/09/10 (日)公演終了

笑顔。(すまいる)
劇団光希
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/09/06 (水) ~ 2017/09/10 (日)公演終了
ストーリー中の人物が善人ばかりですね。
結果オーライで良かったな~と思いました。
でも、(セリフが長いためか?)数人の役者さんの「台詞」のカミが
とても気になりました。残念でした。

売春捜査官
稲村梓プロデュース
サンモールスタジオ(東京都)
2017/09/05 (火) ~ 2017/09/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
初見。前回公演の評判がよかったので、再演されれば必ず観ようと決めていた。結果、ものすごい物を観られた。稲村梓演じる木村伝兵衛、惚れた。
前半の小気味のいい芝居に演出、少し飽きがくるような場面もあったにはあったけど、こういうやりとりが結果、後半の緊張感漂う場面に生きてくる。後半の熱海でのシーンは圧巻。鳥肌が立つほどの役者の迫力だった。
次回また再演があるとしたら必ず観たい。中毒に似た感覚、稲村梓の木村伝兵衛をまた体感したい。

STAR☆JACKS act#011「じんない」
STAR☆JACKS
あうるすぽっと(東京都)
2017/09/09 (土) ~ 2017/09/11 (月)公演終了
満足度★★★
長い。
1幕でもっと話を進められるでしょう?
隅から隅まで丁寧に描き過ぎもどうかと。
台詞は皆さん言えてたので◎
アンサンブルの殺陣が酷かった。
人数は少なくていいから、出来る人が魅せないと。

涙は雨に
空想実現集団TOY'sBOX
シアター風姿花伝(東京都)
2017/08/31 (木) ~ 2017/09/03 (日)公演終了

同郷同年
公益社団法人日本劇団協議会
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2017/09/13 (水) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
核廃棄物の最終処分場の誘致がテーマの男性三人芝居だから、気を引き締めて劇場に行ったんだけど、すごくよくできた90分の会話劇でとっても面白かった!
「反吐が出る」と言っていいぐらいの醜悪さにムカムカするんだけど(笑)、俳優さんに愛嬌があり、宮田慶子さんの演出でコミカルにも見せてくれる。場面ごとの変化にわくわくする。
劇作家のくるみざわしんさんは色んな戯曲賞を受賞されている現役の精神科医。今回の劇作家協会新人戯曲賞の一次審査も通過されている。
ひとつの言葉の意味が意図的に変えられ、何度も利用される様に胸が苦しくなる。今の日本の報道、政治家の発言とぴったり重なった。

第2回本公演「12人の噦く女子生徒」
演劇ガール☆フューチャ
シアター風姿花伝(東京都)
2017/08/25 (金) ~ 2017/08/27 (日)公演終了

悪について
小田尚稔の演劇
新宿眼科画廊(東京都)
2017/09/08 (金) ~ 2017/09/12 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/09/12 (火) 19:30
価格2,400円
無題2135(17-138)
19:30の回(曇)
ちょっと早めに受付だけ済ませ18:58開場(1ドリンクあり)、奥が客席、桟敷+椅子席。
入り口側に大きなベッド(艶ありグリーン、シルク?)、ハンガーコート、マイク、茶のバッグなど。
19:35開演、長身の伊藤さんから~21:36終演。
単位がとれない大学8年生、大久保、傍聴、サイゼリア、日比谷公園、松本楼、つり革、マーティ・フリードマン、ネズミ、ブレードランナー、目黒寄生虫館、キッチンドランカー、ミラーボール、ブロードウェイ、新井薬師...
散歩に付き合って話を聴いている風。
知っている場所、未見の場所。
追加公演、ギリギリで観劇できました。
今回、ヌトミックで観ていた宇都有里紗さん出演。「それからの街(2015/11@Site)」「シュガドノッカペラテ(2016/11@みんなのひろば)」
「Saturday Balloon(2012/2@BankART Studio NYK)」。
「***の旅」(TV)を観ているような気楽さ、内容は普段的なもので、当パンにあるように終始「リラックス」して観ることができました。
だいぶ遅れていらっしゃったお客さん、役者さんのお知り合いのようでそれはいいのですが、内容と関係なく(とみえました)頻繁に吹きだすのでちょっと気になったのは器が小さいからか。
観客(聞き手)がそこにいる、ということを、意識している、ということが前提。
少し遅れたお客さん、役者は中断、席へ案内をし、再開する、開始早々の時間帯ではきっと毎回あるのだろうと思いながらここのやりとりがとても「生(なま)」っぽく新鮮でした。
台本は売り切れだったのでまたの機会に。

ノー・サイド NO SIDE
トツゲキ倶楽部
小劇場 楽園(東京都)
2017/09/12 (火) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
満足度★★★★★
短編が3本。それぞれ別々に観ても納得できる内容だが、なんとうまいストーリー展開なんだ。ちゃんと一本につながっている、という芸の細かさ。間の取り方が上手く、誤解を生むすれ違いや会話の妙でクスクスと笑ってしまう。ドカンとくるバカ笑いはないけど、全編に散りばめた伏線がだんだんと腑に落ちる小気味良さが見どころ!楽し〜い舞台だ。

泥棒たち
東京演劇アンサンブル
ブレヒトの芝居小屋(東京都)
2017/09/08 (金) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

SHERLOCKIAN Aの項目
Project S.H
ワーサルシアター(東京都)
2017/09/13 (水) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
満足度★★★★
さすがホームズをメインとした探偵物ですね。
色々な登場人物がそれぞれに自分を隠し、それぞれに謎解きするのは見ていても面白いですね。今度どんな謎解きをするのだろうかと、わくわくしながら観させていただきました。
初日ということもあり、セリフを噛んだり、がくがくした部分がありましたが、自分としては満足です。

夜の学校
公益社団法人日本劇団協議会
萬劇場(東京都)
2017/09/13 (水) ~ 2017/09/17 (日)公演終了
少年の意思によって歪められた不思議な町は、他人の夢の中に紛れ込んでしまったが如く、走りたくても足がもつれてしまう様な浮遊感と、実に胡散臭い閉塞感が漂い、段々と現実が遠のいていきます。
奇妙な登場人物の奇妙なやり取りを居心地よい空間で観ていると頭の中がフワフワしてきて、もし寝不足気味で挑んだ場合それこそ気持ち良~く夢の中に連れて行かれるのではないかと思うのでご注意を。
霞んでいたものがパーッと晴れていく様なラストにスッキリ。
タイトルの「夜の学校」から受けるイメージが観る前と後では全然変わっていました。