最新の観てきた!クチコミ一覧

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棄てられし者の幻想庭園

棄てられし者の幻想庭園

中二病演劇集団Schwarz Welt

中野スタジオあくとれ(東京都)

2017/11/17 (金) ~ 2017/11/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

  チュウニ病という言葉がどこからどのように出て来たのか、自分は良く知らない。

ネタバレBOX

その定義も知らない。だが、今作がそのチュウニ病と言う単語のコンセプトによって創られているのであれば、それは草莽と近かろう。現代日本では絶滅した精神である。結果、世の中は下司ばかりになり、下司が大手を振って歩いている。これも思考する頭脳と恥を知る心を失い、金と金に繋がる効率だけを求めてひた走り、より根本的で大切なもの・ことを切り捨てて恥じない厚顔無恥と無思考の為せる業だ。
 そんなアホなポピュリズムとエポケーの時代に物申し、正鵠を射ている為にこそ、排斥の憂き目に遭っているのが、チュウニ病と名指される精神活動なのではないか? だとすれば、そのような精神活動はより活発にして誇るべきであり、断じて照れたり、自嘲して見せるべきもの・ことでもない。
 但し、より高き者は、憐みをも持つべきではある。あらゆる生物に於いて、各個体はその能力に差を持つ、優れた者は、生得的能力によって他を凌ぎやすいのである。但し、例えば先天的に有利な者であっても、努力を怠るとか、他のそれほど先天的能力に恵まれない者が努力し続けることによって生得的に勝る者を追い抜くことが起こるし、起こり得ることを実際に目の当たりにしてきた者は多かろう。それが現実の世の中である。
 今作が描いているのは、実際の世の中で理不尽な死を遂げた者が、その理不尽を糺そうと、己を常に陰に置きながら、現実社会で起きる様々な理不尽を少しでも減らし、何時の日か、人々が理不尽な思いをしないでも済むような世界へ向けて、一つ一つの理不尽を清算してゆくことである。表現形態は結構擬古典的でちょっとゴシックロマン的な調子を感じる人もいるかも知れないが、寧ろ、ギリシャ・ローマ的、キリスト教神秘主義的な要素が多い。例えば、ミッションのコードネームの付け方にしてもラビリンスは、無論ミノタウルスやアリアドネの糸を想起させるし、フェニックスとは、ポイニクスを指しギリシャにもその名を知られたエチオピア生まれの霊鳥、更に666の数字はキリスト教神秘主義で聖なる数とされている。神が6日で世界を創造したこと、その約数、1・2・3は足しても掛けても6になること、逆に2で割り3で割ると物事の基本単位である1が生まれること、引くと、∞を回帰する零という有とは別次元の概念を生むことなどから聖なる数とされたのである。オーメンで主人公の誕生日が6月6日6時とされるのも、サタントリスメジストはこの時に生まれるとされるからである。
 まあ、若い人々は、ゲームやアニメでこういったギリシャ・ローマ由来、或いはキリスト教由来の知識を援用したキャラ作りやコンセプトから、ある程度、今作のそれらをイメージできようし、我々のような年代は、ギリシャ・ローマからキリスト教、ペルシャ、ケルト神話、アニミズム研究を含む民俗学、クルアーンなどは読んでいて当たり前なので簡単に類推できよう。お勧めである。
安吾二篇

安吾二篇

劇団肋骨蜜柑同好会

新宿眼科画廊(東京都)

2017/11/10 (金) ~ 2017/11/13 (月)公演終了

満足度★★★★

「散る日本」
観戦記が基にある、動作と描写の芝居
描かれる棋士も人物も、作者の依代であって、きっとそこに人間性は無くて
ただそこに美しさとか滑稽さを勝手に感じ取れる観客という自分の不思議
石の並びに表情を読み解くのと似てる

「白痴」
るんげさんが欲情的で扇情的でエロかった
美しいものにも醜いものにも呪いのような苦しみを感じる作品で、主人公にとっても僕たちにとっても、世間や世界は手の届く矮小なものでしかなくて
ややぼんやりと世界に布団を被せたくなった

エンれぱ!Vol.2

エンれぱ!Vol.2

しむじゃっく

あさくさ劇亭(東京都)

2017/11/10 (金) ~ 2017/11/12 (日)公演終了

満足度★★★★

テイストの異なる3本はそれぞれ気軽に笑えて、掌に納まる感じの安心感で観られた
「恥」は太宰治作品の現代風咀嚼版。役者さんみんな芸が細かい。便利な言葉で言えば平野さんはチャーミング。てか、ぬけ感のある雰囲気が役柄に合ってた
表情豊さんの「ファンシーゲリラ」は、会社にこいつらいるいるの嵐。そこからの無意識の手管感を出す後輩が面白すぎた
「LiePhone4s」はやっぱり面白い。鎌田さんはさすがにこの作品を良くわかってるなという感じの張り方。北城さんの電話のかける声マネが緩くて逆に面白かった
トラブルが重なる典型的なシチュエーションコメディなんだけど、上手くまとまってる脚本だとあらためて感心

墓掘り人と無駄骨

墓掘り人と無駄骨

MCR

ザ・スズナリ(東京都)

2017/11/08 (水) ~ 2017/11/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

どこ見ても怪優だらけの舞台上。あの情景を観せたいがために積み上げられ、論じられてくシーン
佐藤有里子さんをあんな綺麗に見せられちゃ、そりゃこっちの負けですよ
今回は、ズレた精神の会話を笑うというより、純な気持ちに笑われた感じ
知っていること、知らないこと、知ろうとすること、それぞれの人物が知ることに対して立ち向かい、
舞台上に浮かび上がったその光景は僕も知っているはずの光景だった
演劇が人の心から何かえぐり出し形にするものであるのなら、MCRこそがそのど真ん中なのだなと

『青いポスト』/『崩れる』

『青いポスト』/『崩れる』

アマヤドリ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/11/04 (土) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★

物語上に落とされた一つのシステムによって作り上げられた世界観、舞台上で交差する役者の台詞と動き、正に小劇場作品の王道というスタイル
自分も他人も傷つける言葉でコミュニケーションをとる登場人物たちが無力な自らの正しさを語る。人物の軸がちょっと浮いた物語

アレルギー/日曜日よりの使者

アレルギー/日曜日よりの使者

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/11/02 (木) ~ 2017/11/04 (土)公演終了

満足度★★★★★

アレルギーがとにかく面白かった。二人の呼吸が絶妙でその掛け合いに凄い笑った
本来害のないものに拒絶反応を示してしまうアレルギー、その拒絶は作り出したものなのか、言い訳なのか
対人関係を笑いながら考えさせられる良作
手話通訳として米内山さんも舞台上にいたんだけど。手話は手の動きだけじゃなく表情とかも伴うので、二人の間に立つ米内山さんが「ほらこの人こう言ってるよ、あんたどうなの?」とか見える時があって面白かった。「エヘッ」の手話は覚えた!

くれなずめ

くれなずめ

ゴジゲン

駅前劇場(東京都)

2017/10/19 (木) ~ 2017/10/29 (日)公演終了

満足度★★★★

同時に幾つもの可能性の世界が重なる舞台上のストリーム
昔馴染みのノリ、結婚式や高校の文化祭の出し物のような、主観でなければいけない、俯瞰してはいけないノリ
そんなノリを続けて大事な人が生き続ける物語
人が頭の中で思い出す記憶が、一番身近な虚構の物語

とりかえこ

とりかえこ

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2017/10/26 (木) ~ 2017/10/31 (火)公演終了

満足度★★★

IT用語に例えられる現象の説明がこの時代に演るホラーとして面白い
まぁホラーというより暗闇と感情を利用したSFかも
ヒステリックな体質で感情の共感がしにくい主人公と、現象によって解決する(していない)心のすれ違いが趣向

新宿コントレックスVol.18

新宿コントレックスVol.18

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/11/17 (金) ~ 2017/11/18 (土)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/11/17 (金) 19:30

座席1階1列

Aga-risk Entertainment『新宿コントレックスVol.18』新宿シアター・ミラクル

今回は4団体とも観劇経験のある劇団でした。
相変わらず高コスパな演劇イベント。楽しめました。

GRahAMBox
 勢いが凄かった。
 オチが独特。好みが分かれるかも。

ThE2vs2
 シチュエーションが面白かった。
 2人のバトル?はもっと観てみたかった。

かわいいコンビニ店員飯田さん
 一番笑いました。
 が、一度観たことのある作品でした。

アガリスクエンターテイメント
 どちらもチャレンジング。
 最初の作品はある意味タイムリー。
 2作目は発想が凄いし、それをやり切っちゃうのも凄い。

「15」

「15」

雀組ホエールズ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/11/15 (水) ~ 2017/11/26 (日)公演終了

満足度★★★

ドタバタ系と言えましょうか
なかなかに明るく楽しめる話ではあるのだが
・・・何とは無しの
あと一つ感が拭えなかった90分の作品

ネタバレBOX

心臓病の手術費用の為に銀行強盗をする兄ふたり
舞台は
その銀行の窓口~入り口がセットです
いろいろと絡み合った人間関係の中で
突入してくる某亀有公園前の警官さんと同じ苗字の二人組など
こまかな笑いを入れつつも
リアルな移植などの会話は良かったかな
このリアルを突き詰めると映画「ジョンQ -最後の決断-」があるけどね
お奨めっすよ この映画は(冒頭の交通事故のお姉さんのキャスト名がGood(^。^)
 
いまひとつな感じは
他の方も書かれてる通り
吉本新喜劇風なトコかなぁ・・・
「フエルサブルータ」(FUERZA BRUTA)

「フエルサブルータ」(FUERZA BRUTA)

アミューズ

ステラボール(Stellar Ball)(東京都)

2017/08/01 (火) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/12 (日)

世界30ヶ国・60都市以上で500万人以上の観客を魅了しているという『フエルサブルータ』の日本公演「WA ! ‒ Wonder Japan Experience- 」を初鑑賞。”仮想バーチャルじゃない、リアルな幻想世界へ—。熱狂の70分!!” と紹介されている通り、重力に逆らって壁や宙を舞うパフォーマンスや客席の頭上で繰り広げられる巨大な透明プールでのパフォーマンスなど、とにかく今まで観たことがないありえない光景の数々に会場が熱狂に包まれていました。薄暗い独特の雰囲気の中で繰り広げられるアクロバティックなパフォーマンスは圧巻。会場でしか経験出来ないライブ感、一体感があると感じました。ただ、70分のステージパフォーマンスは一つ一つが単発であり、連続して押し寄せてくるような圧倒的な興奮が少なかったのが残念。シルク・ドゥ・ソレイユさんの作品のように、ある程度テーマが決まっていて、ストーリー仕立てになっているとより良かったと思います。とはいえ、非日常体験には満足です。

三人義理姉妹

三人義理姉妹

年年有魚

駅前劇場(東京都)

2017/11/15 (水) ~ 2017/11/19 (日)公演終了

満足度★★★★

妙な”マ”を持った台詞や芝居

どことなく&しっかりと癖のある登場人物
なかなかにユニ~クな作品世界が楽しめた90分(^-^)

劇団M.M.Cオリジナルミュージカル『星の王子さま』

劇団M.M.Cオリジナルミュージカル『星の王子さま』

劇団M.M.C(マルチミックスカンパニー)

新宿村LIVE(東京都)

2017/11/15 (水) ~ 2017/11/19 (日)公演終了

満足度★★★★

こころがあたたまるミュージカルでした。

ネタバレBOX

場面場面でしっかりと演技されていたことを強く感じます。曲が、歌声がいつまでも頭の中に残りました。とてもいい曲が多いと思いました。ただ、それぞれのシーンの話が浅く感じました。もっと内容に奥行きがあればなあと感じました。
逃避行

逃避行

カマトト

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2017/11/17 (金) ~ 2017/11/19 (日)公演終了

満足度★★★

■70分強■
タイトルに偽りはないものの、なぜ逃避したのか、そこが全然描かれていないことに不満。修羅場は面白く観た。あそこはもっと笑いが起きてもよかったのでは?

ネタバレBOX

修羅場というのは、整形までして過去を打ち捨て逃避に走ったヤリマン女のもとへこれまで関係した男たちが揃い踏みして大揉めするシーン。女は身重、しかも赤ちゃんの父親が誰だか判らないと知らされた男たちは次から次へと女から身を引くが、そんなシングルマザーの身の上でなぜ女は当面の生活に不安も抱かず、「生まれてくる子はいずれ私が死んだとき泣いてくれるだろうか?」などとずっと未来のことを想って感傷的な気分に浸っていられるのか? ここには強烈な違和感を覚えた。まずは当面の生活だろがっ!! そして父親の特定もっ!!
煙が目にしみる

煙が目にしみる

パンドラの匣

TACCS1179(東京都)

2017/11/15 (水) ~ 2017/11/19 (日)公演終了

満足度★★★★

おばあちゃんにだけ幽霊が見えるのは向こうの世界に近いところにいるからなのでしょうか?でも、こんなおばあちゃんはそうそういないのだから、相手に伝えることができるうちに素直に想いは伝えましょう・・・と思ったのでした。

「15」

「15」

雀組ホエールズ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/11/15 (水) ~ 2017/11/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑いもありちょっと泣ける場面もありました。観に行って良かったと思いました。

ちょっと、まってください

ちょっと、まってください

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2017/11/10 (金) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

初めてナイロンを観劇。
すごかったでいっぱいです。
あの映像技術にはただただ驚きです。

「15」

「15」

雀組ホエールズ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/11/15 (水) ~ 2017/11/26 (日)公演終了

満足度★★★★

「15」という数字に纏わる、たくさんの想いが詰まった素敵な公演でした。
お金を扱う場だからこそ垣間見える、人の様々な業が恐ろしいとすら感じました。
命の次に大事と言われる事も多いと思います。
当たり前の様に目の前にあるものが失われた時、その人の本性が見えるんだなと。

大人にこそ観て欲しい生々しい作品。面白かったです。
音楽の歌詞もとても心に響きました。

煙が目にしみる

煙が目にしみる

パンドラの匣

TACCS1179(東京都)

2017/11/15 (水) ~ 2017/11/19 (日)公演終了

満足度★★★★

通路側の席だと役者さんが横の階段で演技をしてくれるのでとても楽しめた。
強い女性と少し頼りない男性という構図がなかなか面白くストーリーもよかった。
特に桂役の大橋さんがとても凛とした姿が素敵で「私も葬儀があったら喪服!」と訳の分からない決意をしてしまったほど(喪服は持っていないが)帰りに出口で役者さん達がお見送りをしてくれたのだが、間近で見た大橋さんの笑顔はやはり素敵でした。

くれなずめ

くれなずめ

ゴジゲン

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2017/11/11 (土) ~ 2017/11/12 (日)公演終了

満足度★★★

結婚披露宴・2次会がメインなのですが、昔仲が良かったグループの一人が亡くなっている裏設定のお話。
メンバーの想いが故人を具現化する。
構成はわかりにくいのですが、慣れてくると集中できます。

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