
行進曲-マーチ-
プロトテアトル
ウイングフィールド(大阪府)
2017/04/28 (金) ~ 2017/04/30 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/04/29 (土)
ようやく本公演が観れた。ペレイラさんはよく覚えておられ僕の観劇歴を完璧になぞられ驚き。夢が混濁した話しでかなり揺さぶられる。飛び火する記憶の断片を拾う繋ぎ方だから歪にこちらの感情も歪む。確信犯めー

ロックンロール
劇団冷凍うさぎ
OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)
2017/04/28 (金) ~ 2017/04/30 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/04/30 (日)
繰り返す同じシーンの積み重ねがロールとして中身がRockかというと、
それよりは変わってはいるが演劇ゆえに平凡ながらの日常でありRockには思えないが思えなくもない。出演者全員の声が通るのは強い

舞台版うしおととら 第47弾 第49章「雷鳴の海-後編-」第50章「獣の槍破壊」
シアターOM
シアターOM(大阪府)
2017/04/27 (木) ~ 2017/05/03 (水)公演終了
満足度★★★★
サービス精神の塊だと思う。
この公演ひとつに詰め込まれたあれやこれやは全部お客様を楽んで頂くこと前提だから『愛』しか感じない。
満員御礼の為に千秋楽後中2日あけて5月3日追加公演決定!(笑)

『火曜日との遭遇 × The Stone Ageヘンドリックス』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/05/02 (火) ~ 2017/05/02 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/05/02 (火)
火曜日との遭遇
3姉妹の饒舌なやり取りが上手く唸る。流石
The Stone Age ヘンドリックス
いや本公演やん!くらいの情報量と本メンバーの中継ぎな使い方の上手さ。主役親子のブレない直球芝居、脚本が好きだからこその『愛』が溢れ過ぎ涙

中之島春の文化祭2017
ABCホールプロデュース公演
ABCホール (大阪府)
2017/05/03 (水) ~ 2017/05/04 (木)公演終了
満足度★★★★★
劇団ZTON『狂犬(やまいぬ)』
5回目を数えるこの作品は、
すてらさんが持つ以蔵の想いが更に加速していて僕が思うより遥かに異常で愛に渇望する姿に満ち溢れてました。
また以蔵を取り巻く人々の歪みが龍馬を筆頭に息苦しいほど迫る。
STAR☆JACKS『君が為〜恋風は楊梅の薫り〜』
STAR☆JACKSの以蔵の何たる愛らしさよ!
いや、これは銀ちゃんに憧れるヤス!
そのエッセンスがSTAR☆JACKSメンバーにダブり胸に迫る!
こんなんされたら泣いてまうやろ!
ドヰ以蔵と望海銀ちゃん対比にゆいさん可憐!
他のものがメモがない。すみません。

りゅう君のベイビー産んじゃってゴメンね…。でもうちアンタのことメッチャ好っきゃねん。
がっかりアバター
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2017/05/05 (金) ~ 2017/05/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/05/06 (土)
タブーとなるワードを盛りに盛る!
作演出が客演を喰うというアウトラインを堂々と踏み荒す。更に文字に起こせない言葉で美しい世界を蹂躙する様はダブルインパクト。声を大に、がっかりアバターはやはり面白い!

舞台『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』
トライフルエンターテインメント
森ノ宮ピロティホール(大阪府)
2017/05/05 (金) ~ 2017/05/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/05/07 (日)
不意にも涙。
熱い作品。障害物走リレー競技!
少年漫画の熱い部分の抽出が上手い相乗効果を生み出しそこかしこからすすり泣きが洩れる。
舞台だけではなく客席を縦横無尽に駆ける姿はときめく

無名稿 出家とその弟子
無名劇団
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2017/05/12 (金) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/05/14 (日)
この芝居がお寺さんのホールでされる意義が凄い。
脚本で取り除かれた生々しいエロさが欲しいのだが、
演出でシュッと観やすいのが逆に思えてしまう。
ラスト南無阿弥陀仏を誰に言わせれば正解問題(笑)

ストアハウスコレクション・日韓演劇週間Vol.5
ストアハウス
上野ストアハウス(東京都)
2017/10/04 (水) ~ 2017/10/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/10/04 (水) 19:00
3作品とも秀作。これは絶対観るべき。
初日の『ゲシュタルト崩壊』を観て、休憩時間にすぐ、翌日の『サイコパスは猫を殺す』を予約。一早く3作完全制覇に乗り出しました。
『ゲッペルス劇場』では、ドイツの話をハングル語でやることへの違和感(でも、日本語だったら何の違和感もないのに)と、演技と字幕との視線の移動の慌ただしさで、かなり観劇に戸惑いましたが、ものの10分もすれば慣れて、舞台を満喫できました。
翌日の『サイコパスは猫を殺す』では、現代の韓国が舞台で、字幕の位置も把握できていたので何ら問題なく楽しめました。
『ゲシュタルト崩壊』
「突如発見された謎の回転物」が何かが判らず、とても抽象的な説明書きを読んだ時には、シュールな演劇なのだろうなあ、と思いましたが、実はかなり土着的(日本的)で人間の業に迫る話。舞台は地獄です。
役者さんが素晴らしく、役柄に応じた変幻自在の立ち回りを見せます。劇後に役者さんを拝見して驚いたのは、役者さんのサイズは普通なのに、舞台上では異なるサイズに見えたこと。見聞鬼(小鬼。とてもチャーミング)の磯部さんは、舞台では子供らしく小さく、閻魔大王の細村さんは、舞台では最高権力者としてとても大きく見えました。
審判を取り仕切る秘書官の鬼は、審判の時には背筋を伸ばして溌溂としていたのが、職を辞し賽の河原で石運びをするようなると、とたんにショボクレた生気のない存在になる。複数の役を兼ねている役者さんも、役に応じて大きくなったり小さくなったりする。演技とは身体表現なのだな、と改めて思いました。
鴻上尚史さんの舞台の影響ですか、ダンスあり、仕掛けあり、小ネタあり。
『ゲッペルス劇場』
ヒトラーと共に、自分たちの強大なコンプレックスを糧に、ひたすら社会への報復に邁進するゲッペルスの姿は、おかしくもあり醜悪でもある。わずかな被害者は、自らを巨万の人々への加害者となる。神とは、平等とは。
舞台に投影される当時の映像は鮮烈で、時折ふりまかれるユーモアで弛緩した気持ちに、すぐに冷や水を浴びせる。
ヒトラーを前大統領になぞるとすれば、ゲッペルスはあの人かな。
『サイコパスは猫を殺す』
ひたすら滑稽な団地の会議は、各々の狂気を披見させ、次第に背筋を寒くさせていく。サイコパスは誰だ?ラストも衝撃(笑劇?)の2段落ち。とにかく、嫌~な作品。後味は決して良くないのが魅力かな。

『にくいやつら』
ThE 2VS2
AI・HALL(兵庫県)
2017/06/02 (金) ~ 2017/06/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/06/02 (金)
ThE2VS2の作品はやはりキレが抜群!
初めての客演の方も、その流れに対応出来る方ばかり。
安心のクオリティを維持。
今回、下ネタを封印し、
ぶっちぎりで笑える新鮮ネタを、
叩いて伸ばして吟味する演出徳山さん!それは職人のようですぜ!

ミロクとホクシン
NOLCA SOLCA Stage
AI・HALL(兵庫県)
2017/05/19 (金) ~ 2017/05/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/05/20 (土)
若干23歳の作品。
映画サントラを巧妙に使い、
まるで映画一本観た後のような感覚になる作品。
今迄、色んな方がやろうとしていた事のある意味 正解に近いベースだった!
凄いぞ、これは!

BLUE ~龍宮ものがたり~
teamオムレット
新宿シアターモリエール(東京都)
2017/10/04 (水) ~ 2017/10/09 (月)公演終了
満足度★★★★
キャストの多い舞台ですが、技術の高い役者さんが多いなと思いました。
童話を基にした舞台を観るのは初めてだったのですが、
私的には、初めてボカロを知った時と同じくらいの新鮮な感じを覚えました。
ダンスがあったり、笑えるところがあったりと、すごくエンタメ性のある舞台でした。
ですが、2時間の公演。集中力が続かないという方にはちょっとおすすめし辛いかも...。
ただ、作中のセリフの言葉選びがどれも美しくて、作・演出の方は相当本を読んでらっしゃる方なのではと思いました。
あくまで私個人の意見ですが、物語のテーマが幾つもに分散しているように感じ、舞台の軸となるテーマがイマイチわからず、結局何が一番伝えたかったことなのかがうまく受け取れませんでした。そこがとってもおしいです。
しかし公演中、物語の世界観の中にずっといることはできた気がします。
お芝居の勉強を始めた方なんかには、すごく勉強になるところがたくさんある舞台だと思います。
お客さんに楽しんで帰ってもらおうという気持ちがすごく感じられた劇団さんでした。
今後も楽しみにしています。

ベッドルーム・ファース
演劇集団 笹塚放課後クラブ
劇場MOMO(東京都)
2017/10/04 (水) ~ 2017/10/08 (日)公演終了
満足度★★★
プレ公演だったためか、若干ぎこちない感じでした。
お父さん役、もっともっと役になりきってほしいなあ。
やっぱり外国の作品ですね。日本人の感覚とはちょっと違う感じのストーリー。
それぞれのカップル(夫婦)、それぞれの人物の特徴がうまく表現されていておもしろかったです。

かっぽれ!〜締〜FINAL
green flowers
シアター風姿花伝(東京都)
2017/09/21 (木) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

あ、カッコンの竹
コトリ会議
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2017/05/26 (金) ~ 2017/05/29 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/05/28 (日)
何処を切ってもラストシーンではないか?ここでも良いのではないか?そうした無限ループに近い流れの中、山本さんの生み出すシュールでありながらエッジの効いた台詞の言い回しは流石。素敵

非常の階段
アマヤドリ
AI・HALL(兵庫県)
2017/05/26 (金) ~ 2017/05/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
正にリアルに東京のテッペンだと思う。どの役者さんにも関西にはないオーラとスキルが備わり不敵である素敵を持っている。ラストの舞踏でアマヤドリの真骨頂を見るが今回失くそとしたと聞き驚愕!

エンドルフィン
モノモース
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/06/02 (金) ~ 2017/06/06 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/06/06 (火)
32歳の特濃な分泌されるものが撒き散らされた空間。芝居と呼ぶにも生々しく、また辛く極限のサヴァイヴに徹する叫び。布をグロテスクに錯覚させる。三人の脂が載った演技力に見事に翻弄された無償の愛。非愛。

空腹者の弁
dracom
ウイングフィールド(大阪府)
2017/06/09 (金) ~ 2017/06/11 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/06/10 (土)
コロンブスの卵 的なところが面白い。
公演後に再度投稿するが、その破壊力にセリフがあろうが無かろうが、聞こえようが聞こえまいが関係ない。
先ずはウイングの始祖に対しての愛に満ち溢れていて素敵!

木の葉オン・ザ・ヘッド
超人予備校
道頓堀ZAZA HOUSE(大阪府)
2017/06/09 (金) ~ 2017/06/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/06/10 (土)
大人の御伽噺 本領発揮!
狸の世界に人間が迷い込むという設定が超人予備校 流に変化するとこんなに胸を打つ!何なら完全な上手い人が居なくて、こんなに揺さぶる劇団は他にない

レクイエム
満月動物園
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2017/06/09 (金) ~ 2017/06/11 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/06/11 (日)
鹿殺しテイストの満月動物園さん。
不可思議な空間が広がっている。グロい展開も何故か現実感なく、諏訪いつみさんの優雅な舞がそこはかとなく胸に刺さる!何なら狂人だらけの中でこそ尊いポジション!