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『GFT版 贋作・桜の森の満開の下』

『GFT版 贋作・桜の森の満開の下』

GoldFishTheatre

藝術工場◉カナリヤ条約(大阪府)

2017/12/22 (金) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

ストーリーは大学を辞めようかと悩む美大生が友人の忘れていった舞台の台本を読むことから始まります。

"空が落ちてくる"
ラストにはその言葉がふっと、胸に落ちてきました。
過去作をまとめた動画を拝見したときには、アングラチックで観る人を選ぶ作品かと思ったのですが……

全然そんなことはなく!!

個性豊かなキャラクターにおかしくてつい笑ってしまう場面もありました。
夜長姫の狂気に憤怒し恐れていた耳男が、どんどん姫の狂気に引き込まれ惹かれていくようにその狂気に魅せられていきます。
消えた照明の中 胸に迫る音楽、照らされた照明の下 役者さんの息遣いや目が視線を奪います。

あっという間の90分でした。
ハラハラする緊張感が、ゾクゾクと興奮に変わっていくこの感覚。
癖になりそうです。

ハッピーエンド・チェイサー

ハッピーエンド・チェイサー

7thシアトリカル

テアトルBONBON(東京都)

2017/12/20 (水) ~ 2017/12/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/22 (金) 14:00

脚本の小森さん、一年前の星のレストランから大ファンで見に行きました。とても良い役者さんが揃っていました。舞台セットがとてもとても綺麗でびっくりしました。

愛と混在

愛と混在

劇団不透明

ウイングフィールド(大阪府)

2017/12/23 (土) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

満足度★★★

独特の世界観でした。同感を得られる場面もありましたが、良く分からないところもありました。次回の成長を期待したいと思います!!

時代絵巻AsH 其ノ拾壱『朱天〜しゅてん〜』

時代絵巻AsH 其ノ拾壱『朱天〜しゅてん〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/12/14 (木) ~ 2017/12/19 (火)公演終了

満足度★★★★

物語というよりは寓意あるメッセージ性の強い作品。この劇団の特長である殺陣は観応えがあるが、そのシーンが少ないようで残念だった。
(上演時間2時間)

ネタバレBOX

セットは平安時代の貴族または武家屋敷のような造作。
具体的な史実は解り難いだけに、物語に描かれる内容如何が公演全体の方向性を決める。それゆえ作・演出の灰衣堂愛彩女史は、意識して寓話的な描きにしているのか、結果的にそう観えるようになったのか判然としないが、鬼であっても人であっても”己の存在する意味”を問うているように思う。

梗概…棲家を追われた者たちが切り拓いた「隠人(おに)」の国。都人は彼らを人ならざる者_鬼と呼んでいた。平安時代は関東以北を蝦夷(えみし)と呼んでいたようだが、イメージ的には都(京)以外は辺境の地として異端視・異族視した呼称をし、差別的な扱い。また公演では鬼=身体障碍者を指すようで、差別と蔑みの対象として描いている。主人公・”鬼”王丸(黒崎翔晴サン)は平将門の子孫だが、目が不自由という設定である。一方”人”として描く清和源氏の流れをくむ源頼光(村田祐輔サン)は鬼王丸と友情を育んでいたが、朝廷の命により鬼王丸とその仲間の蝦夷を討伐しなければならず苦悩する。
2人の望まぬ相対する立場と信念は、そのまま現実(侵略)と理想(安寧)の対決を投影している。この思いは通じ合うことなく物語は悲劇に向かう。

人の欲とは…富と権力を握っていても、更なる欲望が生まれる。その根底にはいつも没落という疑心と慄きがある。自分の本当の姿を見失っている人、富や権力の中身が人の価値を決める訳ではないが…。それが大江山で採掘した鉄(鉱山)で富を蓄積し、それを奪うための討伐とも描く。重層的な提起は物語性よりも印象深くなる。不寛容が広がる世界に生きる現代社会への警鐘とも思える。同時に朝廷が蝦夷を討伐するシーンは、世界を覆う排他主義を想起させる。

公演は舞台美術が素晴らしい。セットは殺陣を意識したスペースの確保、それも観客に十分楽しんでもらうための工夫として、客席寄に設けることで身近に迫力を体感できる。照明はハイ・コントラストのモノクロ感、殺陣(鬼気迫る剣筋)はその激しさとストイックな要素が鬩ぎ合い、全体演出が印象と緊張感を倍加させる。ラストはいつもながら余韻に浸れる見事なもの。

次回公演を楽しみにしております。
アキラ君は老け顔

アキラ君は老け顔

劇団高校四年生

東京大学駒場キャンパス学生会館215(東京都)

2017/12/20 (水) ~ 2017/12/23 (土)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/12/22 (金) 19:00

 くによし組の傑作を東大の学生劇団が上演するというので観に行った。学生が多いのだろうが、演技的には問題はないのだが、アキラ君の母親・その恋人・ネットカフェの客、という、1世代上の役を演じる役者が、そう見えないというのが惜しい。それと、アキラ君は老け顔だが、実際に老けているわけではないので、老けた動きにするというのはどうなんだろう、とも思った。当パンに潤色・演出の松浦祐矢が「この芝居で何かが言いたいわけではない」と書いていたが、作者の國吉は何かを言いたかったのではないかと、くによし組の公演を観た時は思った。そこはどうなんだろう。

あたま山心中 散ル散ル、満チル

あたま山心中 散ル散ル、満チル

ハイリンド

小劇場 楽園(東京都)

2017/12/19 (火) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

満足度★★★★

さくらんぼの種を食べて頭に桜の木が生えた男を描いた落語「あたま山」と、幸福の青い鳥を探すため旅に出た兄妹の話「青い鳥」を交錯させて描いた2人芝居。奇妙な構成の中にごく普通の人が存在する、そんな独特な感じが面白い。
妄想か幻想か、夢か現か幻か…そんな現実離れしたところの日常が見えてくる。
(上演時間1時間20分)

ネタバレBOX

セットは、中央に木組みや木の椅子が重なり合う。周りには開いた旅行鞄、帽子がある。

2人の関係が短い間隔で夫婦、兄妹、父娘等に変わり、細分化させたシーンを繋ぐ。精神的な繋がりを持って新たな関係を築けず狂気妄想的な衝動や思い込みに世界が変わる。また年齢も子供から大人(中年)という離れた年代を行き来し展開する。その突拍子もなく現実離れしているかと思えば、リアルな情況として浮かび上がるという不思議感覚である。

ベースになる「あたま山」は、ケチな男がさくらんぼの種まで食べたところ頭に桜の木が生えた。人々は珍しがり頭の桜見までする。男は木を抜くが、そこに穴が出来た。そこに雨水がたまり池になる。これにも人々は玩ぶ。我慢を重ねたが煩さが高じ男は頭の池に身を投げてしまう。どちらかと言えば悲劇的だ。
「青い鳥」は 、2人兄妹のチルチルとミチルが、夢の中で過去や未来の国に幸福の 象徴である青い鳥を探しに行くが、結局のそれは自分達に最も手近にある 鳥籠の中にあった、という幸福が見られる。この全然関係のない話を不思議という共通する感覚で結ぶが、本公演の観せ方は一つの物語として紡いだとは思えない。

「あたまと心が、散る、満ちる」という駄洒落のようなチラシのキャッチ。公演全体を貫くイメージは、夢想の旅路の果てに辿り着いたところは二つのベースによって違う。「あなたと呼ばれた時、たまに(自分が)誰だか分からなくなる」という台詞が少し悲しい。心が彷徨し、その先にあるのは病(病院)か死か。そんな情景が現実の問題に近づいたり離れたりする。リアルな問題を柔らかく包み込み不思議感覚で訴える見事な公演。それを体現する2人の役者の演技力も確かだ。

次回公演を楽しみにしております。
SMOKIN'  LOVERS〜紫煙〜【30名様限定公演】

SMOKIN' LOVERS〜紫煙〜【30名様限定公演】

惑星☆クリプトン

Cafe Bar LIVRE(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★

「Cafe Bar LIVRE」という会場で、その場所に相応しい大人の会話劇(オムニバス全11話)。どちらかと言えば真面目な展開で、政治や芸能界で話題になっている不倫に関する話はない。ドロドロとした痴話喧嘩のような話はなく、あくまで正面から捉えた恋愛話は心落ち着いて観られる。
(上演時間2時間)

ネタバレBOX

特にセットは作り込まず、会場の雰囲気を大切にしている。その中で他人の恋愛話を覗き見、聞き耳を立てる感覚である。役者は基本的にはカウンターに座る、またはその内に入っている。男女の心が揺れ動き、人間としての機微が垣間見えてくる。ドキュメンターを観ているような濃密にしてリアルな会話劇。登場人物の視線が交差し、そこに漂う都会の雑踏と孤独が浮き上がり、自分の恋愛経験の一部のように侵食してくるようだ。雰囲気とタバコの活かし方が絶妙だ。

①OP-
「Cafe Bar LIVRE」という大人の社交場でこれから繰り広げられる導入話。
②SEVEN STER-
ロック歌手をインタビューするが、その応答が聞き取り難くバーテンダーに通訳を依頼するが、意訳し過ぎるのか全然関係のないあらぬ方向に話が進む。
③VOGUE-、女同士の深い悲しみが浮き彫りになる。女優で生計を立てているが、芸能界で生きていくことは難しく、AV女優へ転身しようとするが…。
④PIANISSIMO-
父親の会社を継いだ男と先輩らしき男の男同士の会話。先輩の幸せな結婚と妻が新宿のホストクラブにはまり家出された後輩。そこにタバコに関するアンケート。今の心情を傷つけるような内容が…。
⑤PEACE-
4年前に別れた男女(遠距離恋愛)が再会し_男は既に結婚し、女は別れたことへの悔やむ気持を引きずり…。
⑥ECHO-
いい加減なその日暮らしの男、それに対比するようにカウンター内から女が醒めた目で見ている。
⑦LARK-
別れた女がBarを訪れ、近々結婚するという。「好き」という言葉に応答するのが「ありがとう」。その微妙なニュアンスの違いが男女の気持の前に立ちはだかる。
⑧CAMEL-
怖い話。らくだ色の服を着た女が街灯の下で佇み、それを見つけた人は死んでしまう。実は話を聞いている女が怖い。
⑨HOPE-
隣合う男2人の慟哭を誘う会話。男のジッポは親友の形見。親友は交通事故死であるが、その原因を作ったのが自分だと苛む。一方、年配の男には年の離れた弟がいたが交通事故死したと語り出し。2人の会話が交差し…それでもHOPE(希望)を捨てるなと。
⑩MEVIUS-
全体を纏めるようなBarの人間模様。
⑪KENT-
路子とケントが初デート。ケントのスーパーマンの話から人の在り方を巡る話に発展し、正式に付き合うことに。初々しく、清清しい若者の少しくすぐったいような。

演技は「Cafe Bar LIVRE」という会場であることから後姿が多いが、顔や体そのものを横にしたりして表情を観せる工夫をしていた。本当の「Cafe Bar」であるだけに雰囲気は十分。タバコの銘柄に合わせた話も洒落ており味わい深い。話も人生の滋味、残酷な別れ。そして関係も大人から若者まで演じ分ける。

次回公演を楽しみにしております。
君のそれはなんだ

君のそれはなんだ

オイスターズ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/12/22 (金) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

満足度★★★★

普通のしゃべりとの絡みが絶妙。

ネタバレBOX

タクシー運転手が山中で怪しい乗客を拾ってからの不思議な話。

ハイテンション、前のめり傾斜型演劇。

幽霊は大きな荷物を持っているという前提に立つと理解が進む話。
廃墟に佇む二編

廃墟に佇む二編

アムリタ

北千住BUoY(東京都)

2017/12/02 (土) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/12/02 (土) 20:00

価格1,500円

「から、へ、流れる」:一軒の家を日本列島やその村(?)に見立てて出身地やそこでの行動を表現する(アムリタお得意の)パフォーマンスの映像。ゲネの様子と客を迎えての様子の2テイクが編集によりうまく繋がれていて「どういう風に撮ったの?」などと思いながら観る。

「6畳の白い部屋その壁面にあなたは水平に横たわる」:生身の役者と当人がその場で演じた映像(や外の景色などの映像)とが共演する「1.5人芝居」にして台詞のように発せられるのはすべて短歌という個性派。一部の表現にmiel「 み ち 」と通ずるものがあってニヤリ。

アンチゴーヌ

アンチゴーヌ

日本大学藝術学部演劇学科

日本大学藝術学部 江古田キャンパス(東京都)

2017/12/21 (木) ~ 2017/12/23 (土)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/22 (金) 18:00

価格0円

18:00の回(晴)

17:15受付、17:30開場。舞台上席はそのまま舞台(左右のベンチシート席)へ。

少し盛り上がった土状の舞台、小さな人形、椅子。

この会場で演劇を観るのは2度目(ほとんどがダンス公演)、
その「crisisters!!!!(2017/8)」に出ていた神代樹里菜さん、坪倉楓果さん。
「パピヨン(2016/4@眼科画廊)」道廣オリヴィエ一真さん。
「踊る阿呆を見る阿呆(2017/8@荻窪小)」河口敢太さん。
「【SAF11】TangPeng30 B(2017/8)」新田周子さん。
演出の桐山知也さんは「THE GAME OF POLYAMORY LIFE(2016/1@KAAT)」。

18:07開演~19:48終演、アフタートーク19:57~20:30。

「アンティゴネー」はゲッコーパレード(2016/4)で観たくらい(あらすじ程度)。
ギリシャ悲劇は苦手なので敬遠中。とはいえ、日芸の公演なので観にきました。

開演してしばらくは普段着と全編状況説明のセリフの連打で・・あ~っ、やっぱりダメかもと思っていました。後方の席にしておいてよかったとも思いながら...。

ところが、なぜか突然、物語が立体的に迫ってきたのでビックリ。

そのあとはずっと高い緊張感を意識しながらアフタートーク終了まで充実した時間が続きました。

信じているという意識の根幹をなすものが時代の制約下にある意識なのか、そうではなく、あらゆるものから自由なものからくるものか。どちらもありえる、という考えと、どちらでも構わない、という考えとに大きな違いはない...のか?

扉のむこうのコト

扉のむこうのコト

東京エスカルゴ。

シアター711(東京都)

2017/12/20 (水) ~ 2017/12/26 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/22 (金) 14:00

面白過ぎました!劇場のロビーで起こる様々なハプニングに対応する姿が、本当に面白くて、ずっと口元が緩んでいました。登場人物のキャラクターも個性的で、役者の皆さんは好演していました。そして、登場人物が皆愛らしく感じました。特に、マネージャー戸次役を演じた内藤聖羽さんの表情や動きが面白過ぎて、しかも何だか可愛らしくて、私の笑いのツボでした。生演奏もあり豪華で楽しい時間を過ごしました。大満足の舞台でした!

雨宿りの後には

雨宿りの後には

学習院大学演劇部 少年イサム堂

学習院大学富士見会館401 演劇部アトリエ(東京都)

2017/12/20 (水) ~ 2017/12/23 (土)公演終了

満足度★★★★

 今回は、1,2年生の初公演だったのだが、フレッシュな感じが心地よい。(花四つ星)

ネタバレBOX

作・演も無論1,2年生である。或る建物の前を通りかかるとその建物が人々を呼び寄せでもしたように雨脚が急に激しくなり、何人かの男女が雨宿りをする為にこの建物に避難してきた。ところで、建物の中は、壁と言わず床と言わず何やら紙がびっしり表面を覆っていた。良く目を凝らしてみると、それらは脚本を1ページ1ページバラバラにしたものであった。偶々、体が雨で冷えた者が手洗いを探して奥に行くと、奥から1人の男が現れた。皆仰天するが、どうやらここはかつて劇場だった所で、奥から出てきた人は、この劇場のオーナー兼劇作家であった。但し、彼は作品原稿を残さぬ主義主張を持っていた。別にピーター・ブルックやつか こうへいを気取っていた訳ではない。唯、原稿をアップしそれが演じられ楽日が来た後には、作家の周りに集っていた総ての人が1人として居なくなってしまう。その寂しさから逃れようとしているうちに作家は作品を終わらせることが出来なくなってしまったのである。結果、劇場には閑古鳥が鳴くようになり、現在は開店休業状態に立ち至っていたのである。偶々雨宿りに集まった4人は、作家の作品作りに自分達を観察して作品を紡ぐという約束をし作品を完成に導く手伝いをすることになるのだが、無論、そんなに簡単にゆく訳もない。侃々諤々の議論が戦わされ終には作家が手伝ってくれていた人の中から学生時代に演劇部に所属していた女性を人質にとり、皆が劇場を出て作家を1人にしないよう要求する。無論素手ではなく手には刃物を持っている。必至の説得と皆が今後も作家の手助けをし、また劇場にも足を運ぶことを約束して人質は解放されるのだが、人質を解放するに至らせるまでの議論が白熱し最後まで対立軸がぶれない点、若々しい役者陣が背伸びせず、極めて好感できる演技をしている点も良い。
大人の条件

大人の条件

The Vanity's

ギャラリーLE DECO(東京都)

2017/12/19 (火) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

満足度★★★

 高級住宅地に住む3姉妹、長女は三十路も半ばに近い。次女は二十代半ば、三女が二十歳である。

ネタバレBOX

長女はプロポーズされたのだが、相手を振ってしまった。親切で優しく、いつも姉を大切にしていることは妹も知っているので、それは、事故で記憶を失くし、目も見えなくなってしまった妹を気遣ってのことだと妹たちは考えているのだが、姉は否定する。
 一方、この三姉妹を調査してくれとの依頼が或る女性から一人の女に依頼された。事情は明かされないが、依頼人は、かなり年配の夫人、依頼されたのは二十代の女性である。この女がひょっこり三姉妹の屋敷を訪れることで物語が動き始めるのだが、展開の仕方には新味がない。先行きがすっかり読めてしまうからだ。
ネット上でピアノの生演奏が入るとあったので、あの狭いLe decoにスタンドピアノを入れるのだろうか? 大変だろうなと思っていたら、シンセのようなマシンであった。電子ピアノとでも称するのだろうか? 何れにせよ、音は結構いい音が出ていた。演者の中にも声楽をやっていたな、と思わせる演者が居て音楽的には楽しめたのだが、いかんせん脚本にはドラマツルギーが成立しておらず、冗漫な展開になった。粗筋は、説明しても余り面白くなりそうでないので説明は控える。

夢追い少女は凍らない

夢追い少女は凍らない

ぱすてるからっと

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/12/20 (水) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

素敵な役者陣 13人全員がみんなキラキラ輝いてました。

その中からツボの役者さんを見つけるという贅沢が味わえます。
自分のイチオシはトナカイさんとサンタ先生の名コンビです。

コミカル&シリアス 笑いあり涙あり
最後は幸せな気持ちになれます。

ビーフシチューはビールで煮込んで

ビーフシチューはビールで煮込んで

ふれいやプロジェクト

劇場MOMO(東京都)

2017/12/20 (水) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

満足度★★★★

心温まる公演で間違いありませんでした。
クリスマスが決戦日となる舞台。
作品の空気を大きく支配するのは兄妹の二人。
どちらもズバシャキしていて似たもの兄妹といったところか。
(㊟ズバシャキとは:ズバズバ言いたい事を言ってシャキシャキしている様。今、造りました)

ズバシャキなのに、もしくはそれ故に、すぐ言い合いになる二人。
お互いの幸せを願う者同士 何とも厄介だが、二人だけのシーンはまるで役者対決のごとく火花バチバチ、見どころです。

妹の彼氏や親友はバランスをとってなのか控えめに感じましたが、いかにも超高級物件の彼氏には付き物というべき邪魔しいの女性が、中々味のある刺客として参戦。
(お若い方ですがパンフを見ると主宰でもある事が判明、なるほどヤリ手だなーと)

心温まる公演です。

ネタバレBOX

この日のゲストは浦えりかさん。
しっかり役柄をこなしたうえ、ちゃっかり宣伝も投入。

ニコニコ生放送(動画)は直接ストーリーとの繋がりはありませんでしたが、重要アイテム“ビーフシチュー”の存在感アップと、ちょっとした和みタイムにもなってました。
1 5/5  front back

1 5/5 front back

シネマ系スパイスコメディAchiTION!

しもきた空間リバティ(東京都)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/12/01 (金) 19:30

価格2,500円

公演初日の朝、次々に劇場入りする面々……という体で始まり「何か見られていないか…………始まってるーーー!」なメタなオープニングから劇中の(そしてそれは現実でもある)舞台場面と楽屋の様子を交互に見せるスタイルで各編をリンクさせ、しかも楽屋では「没ネタ」を演ずるというあたりがいかにもAchiTION!

同日マチネに観たguizillenが新進シェフ渾身のドカ盛りならこちらは老舗の職人が経験を活かして力まず作った新メニュー、的な。得意のオムニバスをある設定でリンクさせるスタイル、今回はメタ要素も入りつつ「やっぱりこの味だね♪」な感じ。

扉のむこうのコト

扉のむこうのコト

東京エスカルゴ。

シアター711(東京都)

2017/12/20 (水) ~ 2017/12/26 (火)公演終了

満足度★★★★★

初見の劇団さんでしたが、とっても良かったです。ちょこちょこ笑えて、楽しめて、みなさんすごいです。ベースとサックスの生演奏も得した気分!見逃せない劇団が増えました。

雪慕愛炎

雪慕愛炎

弌陣の風

ムーブ町屋・ムーブホール(東京都)

2017/12/22 (金) ~ 2017/12/22 (金)公演終了

満足度★★★★

フライヤーから受ける印象はもの悲し気な女の生きざまかと思いましたが、舞台はとても華やかでした。衣装も踊りも美しく観客を魅了しました。1時間30分は短く感じるほどでした。クリスマスシーンは興ざめでした。

THINGS I KNOW TO BE TRUE ーこれだけはわかってる-

THINGS I KNOW TO BE TRUE ーこれだけはわかってる-

幻都

black A(東京都)

2017/12/19 (火) ~ 2017/12/23 (土)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/12/21 (木) 19:00

座席1階1列

父母そして離れて暮らす4人の子供たち。
そこに恋愛や離婚や過去のできごとが次々にまき起こりストーリーは進みます。
決してありきたりではないけど、ありそうな語し。
ここまではいい。ややこしくもないし、台詞が聞き取れないこともない。

以下については個人差が出ると思います。(ネタバレBOXに続く)

ネタバレBOX

「怒鳴る」「苛立つ」「泣き叫ぶ」

それは生きていけば生活をしていけば当たり前の感情ですが、ある程度の「度が過ぎる」と観劇という枠を外れ、目の前の出来事に目を背けたくなります。
時間にして3分の2はこの3つの感情の繰り返し。

私がこの作品に感情注入をしていたのでしょう。
自分の家族を重ねていました。こんな親には怒られたくない。クソなんて言われたくない。
こんな家族にはなりたくない。隣にも住みたくない。セ○○スなんて言葉も軽々しく会話に含めたく無い。
だから私の感情は「演劇だから、作り物だから、そういう家族だから」という枠を軽く飛び越えました。
偶然でしょうが、隣に座る男性も私と同じような表情でした。
受け入れる人もいる、目を背けたい人もいる。

個人的には離れた子供たちの暮らしぶりをもっと観たかったです。
その中で家族をどう思うか。時間にしてどのぐらい家族のことを考えるのか。
そういった背景を持ちながら、ラストシーンは母親の死に対する個々の表情を観たかったです。

以上「目を背けたい人」の感想ですのでその辺をご考慮ください。
欲望という名の電車

欲望という名の電車

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/28 (木)公演終了

満足度★★★★★

少し寂しくなりました。

ネタバレBOX

財産を使い果たし、精神を病んで結婚詐欺師兼高級娼婦のような暮らしをしていた女が、住まいにしていたホテルを追い出され妹の家に転がり込んできたものの、妹の夫から過去の暮らし振りを暴かれ、無意識の中で起こる結婚詐欺師的な行動だったのかもしれませんが、妹の夫のポーカー仲間との最後の恋愛をズタズタに壊されたことで完璧に精神が壊れ、精神病院へと送られて行くという話。

彼女の症状は認知症だったのかどうかを確認したいと思っていました。やはり認知症ではなく、精神を病んだということのようでした。

最近のコマーシャルで見る大竹しのぶさんは丸顔ですが、かつらを着けているせいか面長で、裏返る声の様子も相まってまるでさとう珠緒さんのようでした。少し寂しくなりました。

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