
一万個 ~いちまんこ~
チームまん○(まんまる)
萬劇場(東京都)
2017/10/25 (水) ~ 2017/10/29 (日)公演終了
満足度★★★
出演する知人の役者・高坂汐里に薦められてチームまん○の『一万個』の男版を観てきた。会場は大塚の萬劇場。この舞台、男版と女版があって若干内容に違いがある。劇名からなんとなく想像できるのだが、内容はソフト下ネタ系なのである。
舞台の中心は、裕貴という妻のいる会社員の体内。妻がいるにもかかわらず、会社の同僚慶子は彼に積極的にアタックしてきて、妻、慶子どちらの夜の誘いにも性器が勃起しなくなってしまう。その裕貴の体内の交感神経、副交感神経、神経伝達成分、勃起中枢神経などを擬人化して、勃起に関する体内の神経の動き・葛藤を描いているのだ。
笑いも混ぜ、あまりどぎつい下ネタに落ち込まず勃起という行為を扱っていたのはなかなか上手い発想だろう。まぁ、内容的に「深み」を求めるのでは無く、一種の娯楽として楽しめればこの舞台を観る価値はあるだろう。
ただ、出演者がやや多くてのその役割が中途半端に感じたのは残念。
会社員の妻役を演じた高坂汐里と彼を誘惑する会社の同僚・慶子の色気というかセクシーさの差はなかなか絶妙であった。

いちたすいちは2!?
親泊企画
Gフォース アトリエ(東京都)
2017/10/30 (月) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞させて頂きました。役者さんの演技力に引き込まれて、舞台にあるはずのない空間が本当に見えるかのようでした。(私の妄想力がある事もありますが、役者さんの演技力がなせるものと思います)
笑いあり、涙あり、謎解き?(鋭い方なら早目に気付くかもしれませんが、)あり、最後までグイグイと引き込まれました。
観ようか観まいか悩んでる方
が、いらっしゃいましたら是非、観劇される事をお勧めします。
決してステマでも無く、私自身、今日の午後にふらっと見つけての観劇でした。
オススメいたします。
追記 パンフにあった役者さんの書かれてた居酒屋も堪能してきました。😋安くて美味しくて、確かに良いお店でした

心踏音 -Shintouon-
壱劇屋
HEP HALL(大阪府)
2017/10/27 (金) ~ 2017/10/30 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/10/28 (土)
正直理解力乏しい僕にはストーリー把握するの難しかったです。なのに全てのシーンにグッとくる風景が詰まってるお芝居でした★竹村作品の魅力はそこなんです♪全てが報われるラストシーンはもはや【成仏】の思想まで描いていて【命の尊さ】に満ち溢れる名場面でした★感動しました♪♪残り2ヶ月の公演も楽しみです♪

散歩する侵略者
イキウメ
シアタートラム(東京都)
2017/10/27 (金) ~ 2017/11/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/10/29 (日) 18:00
座席1階G列
イキウメ『散歩する侵略者』シアタートラム
面白かった!こういうミステリアスな雰囲気の作品すごく好きです。
シアタートラムって椅子が固いので2時間越えと聞いてちょっと不安もあったのだけど、
話に集中できて全然気になりませんでした。
興味を引くような筋立て、構成が上手いですね。
関数ドミノでも思ったのだけど、設定やルールありきでぐいぐい押してくる作風なのかしら。
(謎を解き明かすのでなく謎を謎として楽しむ感じ?)
私はHOWやWHYが気になる方なので、その辺にもう少し触れてくれると嬉しかったりします。

サスライ7 パート1起ーサイカイー“ちょっとだけ改訂版”
東京アンテナコンテナ
南大塚ホール(東京都)
2017/11/01 (水) ~ 2017/11/05 (日)公演終了

狂おしき真夏の一日
株式会社メイ・コーポレーション
東京文化会館 大ホール(東京都)
2017/10/27 (金) ~ 2017/10/31 (火)公演終了
満足度★★★
う~む いろいろと豪華さは前面に出ていたけど・・・・
何か食べ足り無さを感じた3時間=20分休憩2回含む
全3幕であります ~千秋楽~でしたね

変な子ちゃん
kazakami
スタジオ空洞(東京都)
2017/09/27 (水) ~ 2017/10/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/09/30 (土) 13:00
価格2,700円
「青と遺伝子シリーズ」は理系の話だが、本作を0とする「存在と証明シリーズ」は文系の様子。中盤あたりから芸術とは?才能とは?なんてことがアタマの中を駆け巡る(後述)。また、奏絵のコミュ障っぽさと春真に猛抗議する時の彩歌の演技が真に迫っていて説得力があった。
奏絵の描いた絵に魅かれる彩歌、彩歌を最初は拒絶するがその歌を耳にして彼女を理解し自分と通ずるものを感じる奏絵……言葉を交わさずとも通じ合えるというの、似た体験をちょくちょくするので共感。
奏絵のコミュ障を緩和し、ひきこもりの義春を外出させた彩歌は内向的な人に外向性をもたらす「触媒」か?(笑)
また、奏絵のことを思って去ろうとする彩歌に「泣いた赤おに」の青鬼をも想起……そう言えば彩歌の衣装は青だし奏絵の衣装は赤だし、さしずめ本作は結末も勘案すると「幸福な泣いた赤おに」?
春真が彩歌に「もう奏絵と関わらないでくれ」と頼む場面で浮かんだのは「芸術家か人間性か」的なこと。しかしその二択ではなく「新たな面が現出する」ということもあろう。春真は「今までの売れ線の絵ではなくなる」ことを恐れたということか。芸術家の作風の変化は是か非か?の問題でもある。
絵画でなく言葉でコミュニケーションがとれるようになることでその後の絵が駄目になるならそれまでの絵は「何らかの欠損」によって産み出されていたことにならないか? それは「真の芸術」か? また、その欠損が補填されることで失われるようならそれは「真の才能」とは言えないのではないか?
奏絵が描く絵、彩歌と理解し合う前は暗い色彩でとがった部分もあるが、それ以後は柔らかくて色合いも明るくなる。毎回それをその場で描いている依田玲奈さんってば……。
あと、義春・春真兄弟の父親は名前に「春」の字が使われているよね?(笑)

愛の回転式(2018/8/26迄アカウント)
朝劇 西新宿
GLASS DANCE 新宿店(東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビルB1)(東京都)
2018/01/01 (月) ~ 2018/08/26 (日)公演終了

田園にくちづけ
ブルドッキングヘッドロック
ザ・スズナリ(東京都)
2017/09/22 (金) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

亡国ニ祈ル天ハ、アラセラレルカ
黒薔薇少女地獄
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2017/09/23 (土) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

「振り子時計物語」「The Last Snow 雪女物語」
劇団暴創族
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2017/09/06 (水) ~ 2017/09/10 (日)公演終了

バルバトス
TABACCHI
小劇場B1(東京都)
2017/08/16 (水) ~ 2017/08/20 (日)公演終了

新~とんびと鷹の捕物帖~『酔いどれムスメとお転婆オヤジ』
劇団岸野組
俳優座劇場(東京都)
2017/10/28 (土) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
とても面白く、楽しい時間でした。
着物姿で踊っているのに違和感なく見れたのは、役者さん達の笑顔のおかげかな?
揃っていて、素敵でした。

SUGAR WORKS
フロアトポロジー
明石スタジオ(東京都)
2017/08/16 (水) ~ 2017/08/20 (日)公演終了

幸福は今日もヒトゴミを歩く
劇団5454
ザ・ポケット(東京都)
2017/08/09 (水) ~ 2017/08/13 (日)公演終了

散歩する侵略者
イキウメ
シアタートラム(東京都)
2017/10/27 (金) ~ 2017/11/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/10/31 (火)
再演を重ねても満足の完成度。今という時代にあわせたさまざまな恐怖。ラストシーンは会場内ですすり泣きが。

青の鳥 レテの森
ハグハグ共和国
萬劇場(東京都)
2017/11/01 (水) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★
公演の全体的な展開の丁寧さは好感。また情熱はとても感じる。しかし、う~ん。悲しいかな、劇自体は学園祭レベルと言わざるをえない。(ノ_・,)

一人芝居「バカの苦悩」
町田一則×浅川芳恵
OFF OFFシアター(東京都)
2017/11/01 (水) ~ 2017/11/05 (日)公演終了

泳いで。
青色遊船まもなく出航
PRiME THEATER(東京都)
2017/10/14 (土) ~ 2017/10/15 (日)公演終了
満足度★★★★
15分位のオムニバスで1つ、1つしっかりしたストーリーなおかつ現代劇で合って面白みと心に響く作品そして1つ1つ作品にテーマがり面白かった

「表に出ろいっ!」English version”One Green Bottle”
東京芸術劇場
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2017/10/29 (日) ~ 2017/11/19 (日)公演終了
満足度★★★★
i人それぞれが勝手放題の今の世界をパッチワークした喜劇。本人も出ているので野田調全開、ハチャメチャなまま舞台はどんどん進んでいく。そうだよな、とは思いながらも、最後に野田節の祝詞があるかと思えば今回はなし。それでも1時間20分だから走り切ってしまう。いろいろな仕掛けがあるのはいつも通りだから、劇場からの帰り道で、アァあそこはそういうギャグだったのかと思い当たる楽しみもある。英語なので、それに気づくのに時間がかかったわけだ。これは新しい手だ(笑)
これはこれでいいのだが、世界の現状はこのように笑っていられる自縄自縛のレベルを越えてしまっているようである。われわれは死児を抱く犬か??