
出てこようとしてるトロンプルイユ
ヨーロッパ企画
ABCホール (大阪府)
2017/11/01 (水) ~ 2017/11/08 (水)公演終了
満足度★★★★★
いつものヨーロッパテイストで、とても面白かった!相変わらず大学生のようなノリが連続して、笑いが止まらない!
客演の菅原永二君は、安定の面白さ。楽しい舞台でした!

青の鳥 レテの森
ハグハグ共和国
萬劇場(東京都)
2017/11/01 (水) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
現代的なテーマをサスペンス(ダークファンタジー)風に描き、それを重層的に観せる手腕が素晴らしい。全体的に不気味な雰囲気を漂わせているが、それはテーマ(核心)そのものに言える事。自分にとっては十分観応えのある公演であった。
(上演時間2時間)

父母姉僕弟君
キティエンターテインメント
シアターサンモール(東京都)
2017/11/02 (木) ~ 2017/11/12 (日)公演終了
満足度★★★★
「私が亡くなったら(妻を)娶ってね。だけど私のことは忘れないでね」という遺言は、優しいようで、実は意地悪もしくは残酷のような気もするが…。生前の君との約束を果たすため旅に出るが、その旅路で出会う人達を通して”想い”が溢れ出る。
(上演時間2時間10分)

伊藤えん魔プロデュース「イカロス戦記」
ファントマ
近鉄アート館(大阪府)
2017/11/03 (金) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/11/03 (金)
壮大な宇宙のとある星の叙事詩だった。物語も役者さんも両方とも素晴らしかった。西原さんのとぼけたキャラと伊藤さんの人を食ったようなキャラの絡みは、絶妙だった。

柳生企画『ひたむきな星屑』
青年団若手自主企画 柳生企画
SCOOL(東京都)
2017/11/02 (木) ~ 2017/11/06 (月)公演終了

海岸線にみる光
SKY SOART ψ WINGS
SPACE EDGE(東京都)
2017/11/02 (木) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★★★
役者さんみなさんしっかりした演技をされていて見ごたえがありあり。
人としての役割、存在感についてとても考えさせらる作品。
役者さんだけでセットの配置転換されていて感心させられました。

しゃべらない人
劇団東京ドラマハウス
明石スタジオ(東京都)
2017/11/02 (木) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★★★
ただしゃべらい人を見つめるだけではなく、問題解決、家族愛をみせていく演出はにくらしいですね。
おとうさん役の妻との会話をそらすシーンはなんかすごくわざとらしいって感じ。
最後はとても心温まるとても感動的でした。とてもジーンときました。

「地獄谷温泉 無明ノ宿」横浜公演
庭劇団ペニノ
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2017/11/04 (土) ~ 2017/11/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
なるほど、精神科医らしい発想を色濃く感じるストーリーは奇妙ですが、とても惹き付けられました。舞台美術・照明・音響も素晴らしく、“動く紙芝”とでも云えばいいのか、独特の世界で楽しめました。

父母姉僕弟君
キティエンターテインメント
シアターサンモール(東京都)
2017/11/02 (木) ~ 2017/11/12 (日)公演終了
満足度★★★
最後は泣きましたが、★3つです。
ラストでは、自分が今まで経験してきた記憶と劇中のセリフとがリンクして、忘れかけていた思い出に、久々に思い巡らす機会を与えてもらいました。
しかし、一番伝えたいであろうメッセージがグッとくるものなだけに、結末に向かうまでの過程の部分が、この内容であるべきなのかなと疑問に思いました。
しかし、ラストの演出はすごかったです。

コントラクト
BASEプロデュース
BAR BASE(東京都)
2017/07/12 (水) ~ 2017/07/19 (水)公演終了
満足度★★★★
7月は判断を保留していたら満席となり見送った結果、評判が良くて臍を噛んだがアンコール上演のおかげで観ることができた。(9月18日17時)
最終的な解決方法(?)が巧い。下手をすれば俗の極致になりかねないのにそこまでの流れと演技で説得力がある、的な。
ヨナさん脚本なので脳内でエビスバージョンなど想像しながら観ていたりも。

テネシーウィリアムズ短編集 vol.2
有機事務所 / 劇団有機座
阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)
2017/11/02 (木) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★★
本をしっかり読み込めている役者さんと、そうでない方との差を感じました。
また、同じ役者さんの中でも、作品によってそのレベルが違ったり。
よく噛まれていた方は、そこらへんのセリフの落とし込みができていないのではないかと感じました。
役者さんの目の前にある物に対し、「あの」「その」という指示代名詞を何度も使っていた方がいて、その雑さも気になりました。
二作品目「あるマドンナの肖像」での、ミス・コリンズ役の翠野 桃さんの演技は非常に素晴らしかったです。
信じられない量の長ゼリフで、おまけに話す内容も、解釈や理解が難しいものだったのですが、
同じような言い回しをまったくしていないのが、心底「すごい!」と感じました。
本当に役が乗り移っているかのようなお芝居に、
観ているこちらに息をする暇も与えない、という感じ。とても惹き込まれました。
この芝居を観れただけでも、観に行ってよかったなと思いました。
最後の立ち去る間際に見せたミス・コリンズの表情もすごく印象的でした。
休憩時間にドリンクサービスを予定と書かれていましたが、私が行った時にはサービスはなかったので、そのことについてスタッフの方から一言ほしかったです。
また、場面転換をしている時に、途中で思いっきり照明がついてしまったのは残念でした。
狭い劇場なので仕方がないかもしれませんが、客席の一番前の列がステージととても近くて、座っていると照明の光が顔を直撃してくるので、眩しい&熱くてちょっとストレスでした。一番前に座る人は注意が必要です。
また、恐らく役者さんの携帯の切り忘れでしょうか?
舞台裏から度々着信音が聞こえてきていました。今後は気をつけて頂きたいです。

しゃべらない人
劇団東京ドラマハウス
明石スタジオ(東京都)
2017/11/02 (木) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/11/05 (日) 13:00
Cチームを観劇しました。
しゃべらない人の理由は何なのか?と、どんどん惹き込まれました。少し理由に無理があるようにも感じましたが、心温まる良い話でした。以心伝心という言葉はあるものの、やはり会話は大事だと思いました。面白かったです!

しゃぼん玉の欠片を眺めて
TOKYOハンバーグ
サンモールスタジオ(東京都)
2017/10/25 (水) ~ 2017/11/07 (火)公演終了
満足度★★★★★
年老いた主人公。その周りの家族。そして、一人で暮らす主人公の家に出入りする業者。
取り立てて大きな事件は起きない。
だからこそ、より、リアリティが増してくる。
これは、誰もが経験し、考えうる物語だと思う。
だからといってドキュメンタリーのような無機質な感じではなくてラストは、ほんのりと温かい気分にさせてくれる。

doubt -ダウト-
いいむろなおきマイムカンパニー
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/10/31 (火) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
いたずらに回る鉄路のうたた寝は、口元揺らす垂涎の面白さ! 当てのない行き先へ、それでもレールの上をガタゴトと。 たずね熱れた夢のあと、言い知れぬ寂寥がこみ上げる ”モノローグ” 。 劇場一体となって羽ばたく名残の拍手で見送った。

しゃぼん玉の欠片を眺めて
TOKYOハンバーグ
サンモールスタジオ(東京都)
2017/10/25 (水) ~ 2017/11/07 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/11/04 (土)
大括りで「社会派」と呼ばれそうなTOKYOハンバーグだが切り口は多様、「作風」という程明確な特徴はない・・とはここ最近の3作を見ての印象。その時々精一杯考え、作劇を行い舞台を上演して来たのだろう・・そんな想像をさせる+1=4本目となった今回の舞台は、「老い」と名指せば社会テーマとなるが、半径の小さなホームドラマと言えばそうだとも言える。
ある家に出入りする業者と、訪問先の家の事情という二つの「場」が過不足なく描出される、ありそうであまり見なかった設定がユニーク。
この劇団の作風を一つ挙げるとすれば、巻いた伏線が終盤でギュッと凝縮した形で回収される、その独特な仕方だろうか。
三田村周三の老人役を中心に涙を誘うよい芝居だが、ありきたり感がなく新鮮に観た。

散歩する侵略者
イキウメ
シアタートラム(東京都)
2017/10/27 (金) ~ 2017/11/19 (日)公演終了
満足度★★★★
NHKシアターコレクション2009の放映がイキウメを見た最初だから8年近くになる。劇団公演をやっと目にしたのが2011年「散歩する・・」(KAAT)だったが、終演後しばらくこのドラマについて考えた記憶がある。
その後何本かイキウメを観て、「俳優」の仕事について考える所あり、今回も俳優の演じぶりを目を見開いて凝視した。俳優が架空のドラマを具現し、フィクション性を支え、内実(と見えるもの)を注入している訳だが、その裂け目を見ようとしていたのかも知れない。
特に「愛」をめぐるラスト。前回の観劇で感じた、突けばほころびも見えそうなドラマの弱点と、そうしたくない心情により成立するドラマ性の両面が、今回どんな風に見えてくるのか・・気になっていた。だが場面が近づくにつれ、作りを見極めようという欲求よりは、ドラマに浸りたい欲求が勝り、思わず涙した訳だが、やはり初演と同じく、考えさせる要素である。
ユニークな設定で「概念」そのものを扱い、それぞれの概念について想像を逞しくし考える契機が各所にある。

バットシェバ舞踊団/オハッド・ナハリン『LAST WORK - ラスト・ワーク』
愛知県芸術劇場
愛知県芸術劇場 大ホール(愛知県)
2017/11/03 (金) ~ 2017/11/03 (金)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/11/03 (金) 15:00
1時間の公演は短い!?って思ったけど、あのダンスと、最初から最後まで後ろでリズムを崩さずずっと走る人を目れば納得でした。
初めの足をくねくねさせたものから始まり、バレエの動きや体全体をくねくねと......................、あれは体感が鍛えられてるなんてもんじゃないすごい動きでした!
ジムでもよく体感を鍛えなさいって言われます。
あそこまではとうてい無理ですけど、少しでもあやかりたいと!!
いい意味で1時間長かったです。

青の鳥 レテの森
ハグハグ共和国
萬劇場(東京都)
2017/11/01 (水) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★★★
千秋楽を観劇。
バトルロワイアル的ダークさと、童話をモチーフにしたコメディータッチの明るさ。
相反するカラーが共存した世界観には、ふんだんに盛り込まれたパフォーマンスも加わり「楽しめた」という意味ではかなりの満足感。
そして謎だらけだったレテの森の秘密が紐解かれる爽快感。
でもちょっと待った、出来上がったパズルは一見完成した様に思えるも、よく見返してみると不確かなピースがいくつも点在しているではないか!ガ~ン
この場合、
①リピートして更に掘り下げて観てみる
②観劇した人と感想を言い合い“気づき”を共有する
③役者さんを捕まえて問い詰める
しかし、う~ん・・・どれも出来ないっ! ガ~ン
観劇集中後のもうろうとした頭でひねり出したファイナルアンサーはDVD予約。
消極的ながら、たぶん正解。

くるんのぱー
ふくふくや
駅前劇場(東京都)
2017/11/01 (水) ~ 2017/11/12 (日)公演終了

青の鳥 レテの森
ハグハグ共和国
萬劇場(東京都)
2017/11/01 (水) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
5回観劇。
3年前から観劇してますが、ハグハグ共和国の作品の中でかなり好きな作品になりました。
メッセージ性ではInfinityのほうが強い気がしますが、ストーリーは面白い作品でした。
OPダンスに魅了され、いきまりさんの渾身の演技から涙腺が崩壊し、りんさんの殺陣に目を奪われ、菅野さん浅野さん教寛くんのトリオに笑わされた5日間でした。メンバー総出でスタッフ対応してくれてて、これから舞台出るのに凄いなぁって思ってました。あと、制作の松嶋さん素早い受付対応ありがとうございましたw