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『座敷わらし ―眠るは我が愛し子―』

『座敷わらし ―眠るは我が愛し子―』

鬼の居ぬ間に

古民家 asagoro(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

 衣擦れの音一つに、こちらの神経がピリリと反応する。そんな舞台だ。約55分と尺は短い。然し、実に濃密な時空を体験した。(花5つ☆)

ネタバレBOX

役者の演技は無論のこと、緊張感を持続させる演出、上演場所である古民家の風情、しっかり練られた脚本等、何れも素晴らしい。
 時は昭和初期、東北の寒村を思わせる小作農の家。妻・栄が人形を持って部屋に入ってくるが、子守唄のようなものを口ずさんでいる。と鋏を取り出し居もしない子の名を呼びながら、人形の首を切り落とす。その後、腹を裂き、中から内臓を取り出すという異様な導入部である。
 良く観ると暗がりの中たった1つの裸電球に照らされて、障子には何かの札が貼ってある。やがて野良仕事を終えた入り婿の夫・耕六が帰宅するが、食べる物も碌にないこと、妻の父・善次郎が病で臥せっていることなどが、徐々に明らかになる。
 居もしない子供の名を呼び、幻影と遊ぶ妻は、子を失くしたショックでおかしくなっている。而もその有様が並大抵のことではない。妻の幼馴染・礼子が、立ち寄っては何かと助けてくれるのだが、村の掟に縛られ地主には逆らえないという弱点も持つ。即ち貧乏籤は常に小作が引くという不条理が成立しており、余所から婿入りしてきた耕六には不合理極まりのない掟に映る。耕六の持ち出す逃散には、栄も善次郎も応じない。貧乏が嵩じてニッチもサッチも行かなくなっているのに、この地に留まり亡くなった子・三千夫のことは忘れて、新たに子を設けろと善次郎は言うのである。
 こんな状況下、耕六は栄を道連れに無理心中を図るが果たせずに終わる。
 閑話休題。初日が終わったばかりなので、これ以上のネタバレは控えておく。代わりと言っては何だが、ヒントを書いておこう。こけしという人形は誰でも知っていよう。ところで、この人形の名は何故ひらかな表記なのか? 漢字で表すとヤバイ事実が明らかになってしまうからではないのか? 因みに漢字では子消しと書くのではないか? 即ち間引きという歴史的現実を背景に親が自ら殺めた子の魂を弔い、自らの罪を忘れることの無いよう刻んだのが子消しの発祥ではなかったか? ということである。
 今作の抱えている歴史的闇は更に深いのだが、このヒントから、読者は何かを想像して欲しい。
『ゴールデンバット』『セブンスター』

『ゴールデンバット』『セブンスター』

うさぎストライプ

アトリエ春風舎(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/09 (土)公演終了

 ゴールデンバットを拝見。
 昭和の頃、地方から上京して歌手を目指した女性の人生を、地下アイドルが追想するという作品だが、描き方が変わっている。実際に“憂井おびる”と名乗る地下アイドルが歌ったり踊ったりして再構築もしてゆくのである。破綻あり落胆あり、たった1度だけだが事務所に所属して大盛りカレーライスをぱくつくCMに出たこともある。そんな人生だから察しはつこう。イタイ人には痛い作品かも知れぬ。が、自分はもう入ってゆけない世界になった。故に評価は控えさせて頂く。

STARTER

STARTER

劇団Turbo

駅前劇場(東京都)

2017/11/22 (水) ~ 2017/11/26 (日)公演終了

満足度★★★

町のFM放送局から始まる物語で、最初から中盤にかけて、笑いが沢山盛り込まれていたが、ちょっと間延びするところがあって、退屈を感じた。しかし、登場人物、物語の筋が明確になってからラストの感動のシーンに至るまでは見応えのある舞台演出だったと思う。もう少しリズム感があった方が良かったか?

ちょっと、まってください

ちょっと、まってください

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2017/11/10 (金) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/11/29 (水) 19:00

座席1階K列

ナイロン100℃『ちょっと、まってください』本多劇場

疲れた(笑)不条理もので3時間越えはキツイ…(>_<)
仕事帰りに観に行ったのは失敗だったかも

舞台セットと映像効果が大変素晴らしかったです。
特にOPの演出と終盤のとある演出は今年観たどの作品よりも印象に残る出来栄えでした。
それだけでも観に行った甲斐があったかな。

金持ち夫婦のなんかちょっとズレてる感がすごくツボでした。

天職

天職

演劇企画アクタージュ

荻窪小劇場(東京都)

2017/11/23 (木) ~ 2017/11/26 (日)公演終了

満足度★★★★

怖いラストでした!!!
なんとなく予想はしていたけど・・・
でも楽しめました。

『ゴールデンバット』『セブンスター』

『ゴールデンバット』『セブンスター』

うさぎストライプ

アトリエ春風舎(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/09 (土)公演終了

満足度★★★★

一人芝居、なかなかの熱演でした。70分もの時間をたった一人で、ノンストップでほぼほぼ全開ですから。お疲れ様と言いたくなるくらい、見応えありましたね!

管理人

管理人

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2017/11/26 (日) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/27 (月) 19:00

 ハロルド・ピンターの出世作となった不条理劇を日本で初演だとか。不条理と言っても、ピンターのは、ベケットとは違って、日常の会話としてありうるものなのに不条理という奇妙な舞台だった。ピンター作品は『ダム・ウェイター』『背信』くらいしか観ていないが、かなり多いセリフが実は何の意味も持っていないという不条理も感じる。温水洋一が、ホームレス寸前から兄弟の部屋に住まわさせてもらっている立場から、段々と偉そうに語っていくというポジションの変化を巧みに演じていたが、若い2人も独特の雰囲気を醸し出して名演と言える。

ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ

ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ

シス・カンパニー

世田谷パブリックシアター(東京都)

2017/10/30 (月) ~ 2017/11/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/11/26 (日) 14:00

 3度目のロズギルは千秋楽。菅田の、とてもゆっくりとしたセリフ回しから入り、段々とテンポを上げていくという、メリハリの効いた演出がやや目立った。今回も生田のボケ的ポジションが活きているなぁ、と思え、また、半海の「道化」的な演技が冴えていて、3幕に短く区切ってあるせいもあるが、全く飽きない2時間半だった。しかし今回も、本来の『ハムレット』を(とくにエンディングを)知らない観客はどう思うのが、気になる舞台だった。

ふしぎな影

ふしぎな影

世田谷シルク

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/11/24 (金) ~ 2017/11/29 (水)公演終了

満足度★★★

ファンタジー

ネタバレBOX

少年が森の中を歩いて愛を知る話なんだとか。

争っている人を見ての対応は、つまらないからやめろ的な宮沢賢治風心境かと思い、茶碗を持っているのは一日四合の米を食べる証かと思いきや、一日二杯の酒を飲む河島英五のようでした。

少年の人形を三人で動かしていましたが、物を投げるとき右手と右足が同時に前に出ていました。別にかまいませんが、遠くにまでは投げられないと思います。
出てこようとしてるトロンプルイユ

出てこようとしてるトロンプルイユ

ヨーロッパ企画

JMSアステールプラザ 中ホール(広島県)

2017/11/28 (火) ~ 2017/11/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/11/28 (火) 19:00

価格4,500円

いつものヨーロッパ企画らしくて楽しかった。これは良いです。
上田さんが岸田國士戯曲賞取って変に大人になるのかなぁと思ったりもしましたが、全然今までと変わらず、らしくて嬉しかったです。
舞台装置、小物すげえ色々つくり込んどいて、けっきょく終わりはそこへ行くか。。って(笑)

チケットは前売り。。

ネタバレBOX

ラスト、延々と続く無間ループには笑いっぱなし。
無間ループ地獄じゃなく無間ループ笑い天国やな。。
誰か席に着いて

誰か席に着いて

東宝

はつかいち文化ホール・さくらぴあ(広島県)

2017/11/25 (土) ~ 2017/11/25 (土)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/25 (土) 12:00

座席1階H列9番

価格8,000円

ひとのドロっとしたところを 俳優たちと本の魅力で、 サラッと楽しく…な感じ。かな。
作・演出/ 倉持 裕の中では終わりが何とも潔いので、意外と好きな方かも。。

希望の星

希望の星

希望の星

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/11/08 (水) ~ 2017/11/12 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/09 (木) 14:00

価格3,000円

地球外生命体の発見が期待される星への宇宙船の到着を報じる特別番組のスタジオと宇宙船内の様子を交互に見せて、実は……。
少年時代に胸をときめかせて読んだSFのような懐かしさと「大宇宙で地球はひとりぼっちではない」的なスケールの大きなロマンが好み。よくある手口ながら「あるシカケ」にも気持ちよく騙された♪

『青いポスト』/『崩れる』

『青いポスト』/『崩れる』

アマヤドリ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/11/04 (土) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/11/28 (火) 19:30

『崩れる』観劇しました。
ラストを見て怖いと感じるか、刹那いと感じるか。

ネタバレBOX

ツーリングをしている全員が騙し騙され合っている。

…それはある意味自転車のレースのようで。
なるほど上手く書いているなあと思った。

宿の主人が同窓をリストラした若者をたしなめるが、それは自分の若い日を投影したのか。

言い過ぎたかもと立ち止まる所で崩壊が始まる。

嵐の中飛び出した若者たちだけは生き残ったんだうか?

よく考えればこんなこと、民間会社に入ればしょっちゅうで、自分も断ったが就活のとき、内定者と楽しく語らった後で別室に呼ばれて社長に気にいられたので誰をクビにしてもいいと言われた。

後で内定と一緒に周りに黙って辞退した。

賢明だとそうなんだ。辞めるにしろ辞めないにしろ。

誰にも言いはしない。だからこそのトップ指名。

そういう意味では賢明ではなかった。

あれは厳しさではなく優しさだったのか。
ロクな会社ではないので早く辞めたほうが良いよと。

それが良いのか悪いのか。
蜘蛛の巣。救いなのか破滅なのか。
月はゆっくり歩く

月はゆっくり歩く

シアターノーチラス

新宿眼科画廊(東京都)

2017/11/23 (木) ~ 2017/11/28 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/28 (火)

当日パンフに目を通した時、以前、この劇団さんで拝見した『スカイ』の二の舞…頭ん中でこしらえた感の強い芝居かなぁ、と一瞬引いてしまったが、いざ拝見してみると、「今」の日本社会を強く意識させられる、リアルな作品(85分)でした。

ネタバレBOX

Twitterの呼びかけで集まった、月が2つ見える人々の群像劇。

いつものノーチラスさんらしく、登場人物一人ひとりにスポットを浴びせ、丁寧に描写していく手法は健在。ただ、個々の人物造形、どことなく、過去作品で見かけた人物像のような気がします。

決して軽い題材を扱っている訳でもないのに、ノーチラスさんの作品にしては珍しく(笑)、観ていて肩の凝らない85分でした。
過熱しがちなストーリーの展開を、石田茜子さん演ずる(ノーチラスの芝居には珍しい、過度に深刻ぶらないキャラである)千枝が示すクールさが、程よく冷ましてくれたからかなぁと。

ただし、肩が凝らずに観られた代わりに、ノーチラスさん独特の、ジリジリした焦燥感が、今回、希薄だったように思われます。
例の座間の事件に影響されて、筆が…いや、キーボードを打つ指が鈍ったのかなぁ?
それとも、今回、木村香織さんが出演されていないからかなぁ?

色々と考えさせられる、水準以上の良い芝居だったと思います。個人的には満足しています。
ですが、ノーチラス印の包装紙を信頼して来られたお客さんには、封を開けてみて、中身の、ちょい喰い足りなさに拍子抜けしたんじゃないのかと、勝手ながら案じてしまいました。団体さんのカラー、というか持ち味、大切になさった方がよろしいかと。

最後に、記録として役者陣に関して。
鈴木響さん…引きこもり。呼びかけ人。隠れた目的を持つ。
北村とうこさん…姉と交代で、父の介護。未婚。主婦売春等。実は…
山岸香菜さん…主婦。妊娠中。夫の性格が面倒。
石田茜子さん…医療系の専門学生だが、実は画家志望。今回、唯一のクールな人物。
渡辺航さん…面倒な夫。外弁慶。オトナ子供。
竹田真季さん…母と二人暮らし。独身。初めはクールでシニカルだったが…
小玉賢太さん…かっての売れっ子SF作家。今は小悪党の詐欺師。実は…
戰御史 -Ikusaonsi-

戰御史 -Ikusaonsi-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/11/24 (金) ~ 2017/11/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

なんと言っても赤星さんの半端ない運動量!
変幻自在に変わる舞台を縦横無尽に駆け回る!
セットの上に登ったり降りたり!
何回ぐらいあっただろうか(^^;
赤星さんの体力が持つのかと心配するぐらい動いてたなぁ!

話の内容はちょっと難しかったけど
まるでノンストップムービーの様で最後まで楽しめた!

大熊さんも久しぶりに見れて良かった!マイムの動きは流石!何度か切られてたような気もするけどそれは愛嬌で(^^;
その他のゲストの人も魅力的な役で楽しめました!
満腹満さんの迫力のある圧倒的な体格での殺陣!
サリngROCKさん(突劇金魚)は衣装も似合っていてキュート印象
伊藤駿九郎さん(KING&HEAVY)もかなり動いてたなぁ(^^;
河原さんのアクロバティックな殺陣も見応え充分!

そしてアクションモブのメンバーも素晴らしい!
壱劇屋のチームワークの良さも感じられて、壱劇屋のいつも圧倒されるこれでもかこれでもかと怒涛の後半!
今までの中でも今回が一番、皆さん動いていた印象!
最高でした!
次回が益々、楽しみ!

笑った分だけ、怖くなるvol.2

笑った分だけ、怖くなるvol.2

株式会社MTP(MTP Inc.)

THEATRE1010(東京都)

2017/11/25 (土) ~ 2017/11/26 (日)公演終了

満足度★★★★

白石加代子さんと佐野史郎さんによる贅沢な朗読劇です。

以下の二つの話がそれぞれ50分と休憩20分で構成されます。
第一ラウンド 筒井康隆 作 「乗越駅の刑罰」(新潮文庫刊『懲戒の部屋』より)
第二ラウンド 井上荒野 作 「ベーコン」(集英社文庫刊)
公演全体の表題は「笑った分だけ、怖くなる vol.2」ですが、第一ラウンドは怖いというより気持ちが悪く、第二ラウンドは笑う話ではありません。そういうわけで表題は無視して無心にお二人の芸を楽しむのが良いでしょう。

朗読劇では役者が台本を持って読みますが、今回はかなりセットを作ってあってお二人はかなり動き回ります。地の文が長いと単調になりますが、それを避けるために駅員の帽子を持っていると読む権利(読まない権利?)があるというような遊びがありました。また、大声で怒鳴られて唾がかかったというところでは霧吹きを吹いていました。

音楽は短時間しか流れませんが佐野史郎さんのチョイスなのだそうです。
第一ラウンド グレン・キャンベル:ウイチタ・ラインマン
第二ラウンド メリー・ホプキン:悲しき天使
佐野さんは1955年生まれ、さもありなんという選曲ですね。

北千住シアター1010は1階553席、2回148席合計701席という中規模劇場。ここの問題点はマルイの11階にあってエレベータがいくら待っても来ないことです。待っているうちに爺さんになってしまうなんて話が筒井康隆の作品にあってもいいくらい(笑)。エスカレータで地道に行くことをお勧めします。

月はゆっくり歩く

月はゆっくり歩く

シアターノーチラス

新宿眼科画廊(東京都)

2017/11/23 (木) ~ 2017/11/28 (火)公演終了

満足度★★★★

登場人物の内面が赤裸々に描写されるシアターノーチラスさんの作風はとても好きです。
今回は「2番目の月が見える人々」という事で、この人達を一体どう捉えたら良いものか悩ましいスタートではありましたが、隠れた根っこの部分を引っ張ってみれば芋の様にゴロゴロ出てくる心の異形物。
初めて会う人の言動、表層面からどれだけ本当の姿が読み取れるというのか、過信する事に対して注意信号が点滅します。

SNSでの怪しい呼びかけ。
今までも、これからも縁の無いモノだと思いますが、本作を観ればもう絶対近寄りたくない。そうNEVER!

月はゆっくり歩く

月はゆっくり歩く

シアターノーチラス

新宿眼科画廊(東京都)

2017/11/23 (木) ~ 2017/11/28 (火)公演終了

満足度★★★

展開が工夫されてておもしろかった。

RISE ~unit of brand new choose~

RISE ~unit of brand new choose~

super Actors team The funny face of a pirate ship 快賊船

萬劇場(東京都)

2017/11/22 (水) ~ 2017/11/28 (火)公演終了

満足度★★★★

すばらしかった。感動しました。

フィガロの結婚

フィガロの結婚

若い演奏家の為のプロジェクト

渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)

2017/11/28 (火) ~ 2017/11/29 (水)公演終了

満足度★★★★

とてもわかりやすい。一つの役に役者と歌手が配される。歌ごとに、まず日本語で役者が演劇してから歌手がオペラを歌う形式。「フィガロの結婚」は比較的短い歌から構成されるので、頭に入りやすい。音楽としても演劇としてもすぐれている作品なのでこの企画にうってつけだ。次回は同じくモーツアルトで「コジ・ファン・トゥッテ」とのこと。こちらは万人に有名なメロディーはないが、話は面白いので期待できる。

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