
この熱き私の激情
パルコ・プロデュース
J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)
2017/11/25 (土) ~ 2017/11/26 (日)公演終了
満足度★★★★
10枠の中に6つの部屋、正面はガラス張り。6名の女優は居続けます。
ダンサーの奥野さんのみ移動します。これが効いていたかな。
難解と聞いてましたが、枠毎のひとり芝居でオムニバスで、つながりがあるという視点で観るといいのではないでしょうか。

第22回公演『素人』
劇団天然ポリエステル
シアター711(東京都)
2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了
満足度★★★
ちょいカオスな感じの話だったかな~
でもまぁ・・らしい感じでのまとめでした
ただストーリーの骨組みがワンパターン化していた気もしたですね(^-^;)
ほぼ満席状態だったのに座席に自分の荷物を置いて隣の席を占有したり
上演中に入ってきて上演中に電話受けて
そのまま扉を開けっ放しで出てゆくような自己中心的な方々が
観劇していたのが痛かったですねぇ・・・・・正直驚きましたわ

マナミの正解
劇団ペリカン
阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)
2017/11/28 (火) ~ 2017/12/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/11/30 (木) 19:00
価格3,500円
最初にこれからご覧になる方にアドバイス。前回とコンセプトを変えてモチーフとなった乃木坂46の楽曲3曲にかなり即した部分もあるので、早めに行って当日パンフレットに掲載されている歌詞に目を通しておくことを強く推奨。ニヤリとできます。(いや、終演後の方がワカり易いか?)
悪く言えば教科書通りで優等生風、もっと悪く言えばあれこれベタだが逆に言えば基本に忠実で手堅いし、それに何より会話の上手さ(受け答え・ラリーの続け方など)や演技がそれを補って余りあるし面白い。
冒頭の高校時代の場面など誰でも似た思いをしていそうで郷愁をそそられかつ共感を抱き、物語に入り込み易くしているし、電話の交差からの全員登場は良いアクセントとなり効果抜群。
女子トリオが7~8年経ってもキャラが変わらないのもいかにも、な感じで可笑しいし、3人と言えば酔っぱらいトリオもあるある・いるいる的で楽しい。
前回ちょっと気になった舞台と客席の位置が通常と逆なので上手の席だと入口斜め上にあるオペブースの動きと薄明かりが視野に入る点も改善されていたし、総じてかなり満足。
以上、個人の、そして贔屓目での感想であることを悪しからず御了承くださいませ。(爆)
そう言えば当日パンフレットの出演者紹介、役名も併記して欲しい。次回以降の検討を望む。

サンタクロースが歌ってくれた
演劇ユニット百酔sya
ウッディシアター中目黒(東京都)
2017/11/30 (木) ~ 2017/12/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
演劇ユニットの探偵ロマン!文句無く面白かったですね。観る前から期待していた、銀幕から飛び出して中目黒という設定も楽しめたし、あり得ないはず(?)のストーリー展開もドキドキしながらのめり込ませてくれたし、何よりしっかりと探偵の世界観が堪能できました。ほんと素敵なサンタのプレゼントでしたね。パート2もありでは?次回作に大いに期待してしまいます!

『ゴールデンバット』『セブンスター』
うさぎストライプ
アトリエ春風舎(東京都)
2017/11/29 (水) ~ 2017/12/09 (土)公演終了

D・ミリガンの客
劇団6番シード
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/11/22 (水) ~ 2017/12/05 (火)公演終了
満足度★★★★★
伏線を張りに張った物語、その後の回収が本当に見事。
台詞もよく考えられていて、緩急交えてそれに応える役者陣もさすがの上手さ。
一人一人、独演による見せ場があるのも面白く、それぞれに感情移入してしまう。
ふざける所はとことんふざけながらの2時間、満腹感と爽快感で一杯であった。

~ 上海ラプソディ ~ ミステリアス・ミス・マヌエラ
サンハロンシアター
テアトルBONBON(東京都)
2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了
満足度★★★
魅力的なフライヤーに惹かれ期待して出かけました。ミスマヌエラ役のダンスは圧巻でした。でもストーリーの展開がいまいち面白さに欠け芝居に入っていけないのです。周りで居眠りしている人もちらほら。

月はゆっくり歩く
シアターノーチラス
新宿眼科画廊(東京都)
2017/11/23 (木) ~ 2017/11/28 (火)公演終了
満足度★
「もうひとつの月が見える」のフレーズに哲学的なロマンチックさを感じたのですが・・・ 自分の現状から逃げたい人たちの願望と屁理屈のように思えてしまったのは私だけなのかしら。キャストの滑舌はよく声も出すぎるくらい出てました。

ふしぎな影
世田谷シルク
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/11/24 (金) ~ 2017/11/29 (水)公演終了

あの人&あの人
五反田団
アトリエヘリコプター(東京都)
2017/11/23 (木) ~ 2017/11/26 (日)公演終了

サランドラ
ミュージカルグループMono-Musica
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2017/11/23 (木) ~ 2017/11/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
長い…夢を見ていたのだろうか…
映画の主人公が命果てる間際に言いそうな言葉が浮かびましたw
それくらい壮大で、今現在自分が生きている世界とは違う世界を見ていた数時間だった。
芝居のこと、ド素人なのでよく難しいことはわかりませんがw
この物語は確かに自分の中の感情を沢山動かしていき、今も心に残っています。
自分が生き体感したかのようです。
どの人物も迷いつつ自分の人生を歩んでいて、その様子がとても愛しく、
幸せを願わずにはいられなかった。
ビジュアルの美しさが標準装備な劇団さんなのですが、
それだけでなく熱い血の流れを感じる舞台はやはり圧巻だなぁと。
毎度のことながら感じる点です。(こと見た目だけにこだわって
箱をあけてみたら中身があれぇ??みたいなことも、ままあるじゃ
ないですか 毒 それがないのよね)
再演、観に行くことができて本当によかったです。
お疲れさまでした。

D・ミリガンの客
劇団6番シード
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/11/22 (水) ~ 2017/12/05 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/11/29 (水) 19:00
価格3,800円
横川良明さんのコラムで知り、初6C体験してきました。
系統的には伏線回収コメディでしょうか。
前半は同じ台詞ややり取りがキツかったのですが、「ライスカレー」から空気一変。
郵便屋さんもはじけていたなぁ。丁度のこの二人の千秋楽だったのでイイものを観れました。これで3800円は安い!
最後に。やはり時間は気になりました。横川さんは演劇初心者向けと語っていましたが、それならせめて100分ぐらいかな。
それと短編の演劇祭にも是非出演して欲しいですね。初めて体験する人にはこっちかな。色んな団体を知りきっかけにもなりますしね。
6C次回作も期待しています。

~ 上海ラプソディ ~ ミステリアス・ミス・マヌエラ
サンハロンシアター
テアトルBONBON(東京都)
2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了
あのチラシとタイトルで、和田妙子さんの波乱万丈の物語をやるのかなと勝手に想い描いてしまったのが悪かったのか、こちらの期待が過大だったのか。初日でいろいろあったのだろうということを割り引いても、ちょっとね。李香蘭は知っていても和田さんの名は知らない、本を読んだこともないという人が観るとどう思うのか分りませんが…。モノローグの音響も違和感。赤いドレスのマヌエラはきれいでした。

グレーのこと
ONEOR8
浅草九劇(東京都)
2017/11/29 (水) ~ 2017/12/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/11/29 (水)
良かったです☆ この劇団さんは いつも素晴らしい作品を見せてくれます。 役者さんは もちろん素敵ですが、 照明や音響などでの演出が 本当に うまい! と思います。

~ 上海ラプソディ ~ ミステリアス・ミス・マヌエラ
サンハロンシアター
テアトルBONBON(東京都)
2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/11/30 (木) 19:00
座席1階1列
どこまでをここに書いて、どこからネタバレとするか迷います。
まず、多くの観劇者が、このフライヤーに惹かれて、少ない説明にそそられて足を運ぶ(運んだ)と思います。戦前の上海租界の魅惑に溺れたいがために。
確かにその魅力は十分に舞台で表現されています。
マニュエラ役のYOSHIEさんは、フライヤーを飾っているとおりに妖艶で魅惑的です。
ベリーダンサーとして、舞台を縦横に舞います。
李香蘭を再演する田宮香苗さんの歌は、ミュージカル女優ならではで十分に魅了されます。そして2役となる川島芳子の軍服姿で演技は、短いながらも彼女の悲劇的な運命を感じさせてくれます。
劇作の長い中盤を占める上海での情景、よく雰囲気を醸し出していて、舞台の大きさや予算のことを考えれば非の打ちどころがありません。むしろ、豪華絢爛です。しかしこの舞台の骨格はそこにはありません。
マニュエラの物語でも、ましてや李香蘭の物語でもないのです。
これは1人の作家ないし編集者の物語。
「現代日本と戦前上海とを行き来する」と説明がありますが、現代日本とは老人介護施設。登場人物たちの立ち位置はまさにミステリアス、でもこの幻想譚はそれなりの方法で伏線を回収し、カタルシスを開放してくれます。
これ以上はネタバレですね。ストーリーとしてはもちろん楽しめますが、上述のような上海を味わいたければ、できるだけ前で、かぶりつきで観るべし。

D・ミリガンの客
劇団6番シード
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/11/22 (水) ~ 2017/12/05 (火)公演終了

夫婦漫才
博多座
THEATRE1010(東京都)
2017/11/29 (水) ~ 2017/12/04 (月)公演終了

三人義理姉妹
年年有魚
駅前劇場(東京都)
2017/11/15 (水) ~ 2017/11/19 (日)公演終了
満足度★★★★
投稿未遂につき書き直し。記憶が薄まり不正確はご容赦の程。・・地方議会の議員とは言え先代の地盤を継承した一家、家屋の奥行など劇場を贅沢に使い(その分客席数を減らしている)、運転手や、正体の知れない婦人(幽霊のようでいながら皆に認知されているらしい、正体不特定の不思議な存在・・実力派を配し、笑いを取っていた)も出入りして不自然でないセミパブリック空間を「広さ」で実現していた。
この舞台で、地方の名家の内部、にしては割合い健全な人間模様が、微妙な間、という異化を馴染ませた「語り口」で描写される。
議員(候補?)である家主(30代後半位の設定か)の妻、働かない兄の妻、教員である実の妹・・タイトルも吟味せず観ていて「姉妹の物語だな」と感じさせるのは後半。それぞれが別個の人生を歩んで居り、言わば他人、単に空間的に接点を持つに過ぎなかった者同士が、会話を交わす程度には繋がりはじめ、互いの人生をささやかな眼差しではあるが照射し合うという仕立ては、テキストと演出、舞台の設えが関連し合って全体を構成した結果としての効果に思われ、才能のありかを感じさせた。
観劇後も瞼に残るのは、「家」。生き物のようで、人間の儚い人生を見詰める存在を体現させたような。悪くない後味であった。
そんな訳で、活動停止とは恐らく発展的解消であろうと、勝手に推察している。

リタの奇妙な友情~ヘッジホッグ・ジレンマ~
劇団108
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2017/06/24 (土) ~ 2017/06/25 (日)公演終了

JOE MEEK
ピストンズ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2017/10/18 (水) ~ 2017/10/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
初演に関わった人間だとまた違った見方ですが
安定感がとっても増したと思います。手探りでやってた感じが確信を持ってやってる感じに変わった気がします。
観やすくなったと思います。
ビートルズが出るシーンはずっと最高です。