最新の観てきた!クチコミ一覧

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ホテル・ミラクル5

ホテル・ミラクル5

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しい年末ありがとうございました。

ネタバレBOX

暗転までも芝居でした。ほんのり薄明かりの中で次の回の役者さんたちが整列していたり、ベッドメーキングをするところを見せたり、ワクワク感が醸成されてとても良かったです。役者さん達の熱演がすごく、劇場を出た後もしばらくホッカホカでした。
ホテル・ミラクル5

ホテル・ミラクル5

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★

お目当ての河西作品・屋代作品は満足。初めて観る藤原作品、後半の意外な展開は面白いんだけど、前半が特に良かったから、あのテイストで最後まで観たかった気も…。

だいじょうぶ?マイフレンズ

だいじょうぶ?マイフレンズ

コンプソンズ

中野スタジオあくとれ(東京都)

2017/12/06 (水) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/06 (水) 19:00

目が点。だいじょうぶじゃないでしょ。登場人物全員の将来に関して心配しかありません。前2作ほどの陰謀や裏歴史がないのは残念でしたが、ナンセンスなせりふがマシンガンの弾のように飛び交い、ちょっとバッドトリップな2時間を堪能しました。

ホテル・ミラクル5

ホテル・ミラクル5

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★

同じ場所が舞台の4本の短編、脚本の力比べ的なものをどうしても感じてしまいますが、今は4本とも変化球な感じの作品だったのではないでしょうか⁉︎
あと、どれも男子にはチクリとくる部分がありましたね!ただ、1本くらい直球なストーリーも観たかったです。バリエーションに富んだ4編、どれも楽しかったのですが、中でも4つ目の設定にはやられました‼︎

星の記憶

星の記憶

アンティークス

シアター711(東京都)

2017/12/06 (水) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

以前に食した福岡の駅弁を思い出させる創りの作品でした。
それは一口大に取り揃えられた名産品が沢山並んでおり、一品ごとにどれも味わい深いのですが、前後の味も絡み合い絶妙なハーモニーを生み出します。

説明文から、もしかすると哲学的な作品かも、と白紙の状態での観劇でしたが、日常のひとコマひとコマが生活の機微を添えて実に味わい深く描かれており、ストーリーが進行していく毎にそれぞれが絡み合い、更なる深みを増していきます。・・・ホラそっくりでしょ!

良い人も悪い人も微妙な人も皆それぞれの生き方で、そして何等かの形で繋がっており、その果てしない広がりを彷彿させる世界観からなのか、それとも一個人が織り成す人生の奥深さからなのか、宇宙にも通ずる拡がりと生命力の輝きを感じました。

ネタバレBOX

艶っぽい情事の後、帰宅して父親から説教。。確かにこれも光と闇(笑)
群像劇の様でありながら、父親教師の人生が軸になっているのだと徐々に判明。
早死にこそ勘弁ですが、彼のように人生の末期に、過去や現在の甘いも酸いもキラキラと心に舞い降りてくる幕引きを迎えられたら素敵だなーとしみじみ浸ってしまいました。
高速を降りて、国道を2キロ走った、モミの木に囲まれたカフェレストラン

高速を降りて、国道を2キロ走った、モミの木に囲まれたカフェレストラン

初級教室

OFF OFFシアター(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

綺麗事では許されないことが世の中には多くありますが、それを綺麗に思いたい、
そんなことって誰にでもあると思います。
そんなことを深く考えさせられる作品でした。
お父さん役の方の迫力あるお芝居に、お母さん役の方の包容力のある雰囲気、それを取り巻く個性ある役者さん方の演技が必見でした☆

島へおいでよ(九州初上陸)

島へおいでよ(九州初上陸)

扉朝陽プロデュース公演 第一弾

ぽんプラザホール(福岡県)

2017/11/28 (火) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★

舞台は、集団お見合いの集会所らしき場所。
閉鎖的空間を照明の出し入れで、立体的に見せる努力はわかります。

ネタバレBOX

役者さん方が若いからか、演技が薄く感じてしまいました。
恋ばなダンスは、想像できるのでやらなくてもよかったかな。
月はゆっくり歩く

月はゆっくり歩く

シアターノーチラス

新宿眼科画廊(東京都)

2017/11/23 (木) ~ 2017/11/28 (火)公演終了

満足度★★★★

新宿眼科画廊は初めてでしたが、作品の雰囲気と合っていたように思います。隠れるように生きているような?

ネタバレBOX

二つ目の月が見える事で、周囲から浮いてしまっている自分。でも、自分以外にも見える人がいる事で、自分はおかしくないのだと証明したい。自分以外の人と二つ目の月を見ることで安心したい。。。のだと思って観ていたらまんまと騙されました。
二つ目の月が見えたら何か変わるかもしれない、と思うのはおそらく彼らだけだはないはず。新宿歌舞伎町から空を見上げながら余韻に浸って帰れました。おもしろかったです。
いと、といと。〜りりあん〜

いと、といと。〜りりあん〜

インプロカンパニーPlatform

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/12/05 (火) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/12/05 (火) 19:30

価格3,500円

福岡、明石と異なり女子高生が主人公になったことで以前とは違った華やかさが生まれました。
時間が長くなったことで途中休憩が入るようになったため途中でだれないか心配しましたがそんなことはありませんでした。

いと、といと。〜りりあん〜

いと、といと。〜りりあん〜

インプロカンパニーPlatform

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/12/05 (火) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日の回を観てきました。
過去の主人公とはまた違う女子高生らしい可愛いドタバタ感と新しいギミックと大恋愛がとても楽しくて感動しました!初日含め2回しか見られないのが勿体無いですが目一杯楽しみます!

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岩渕貞太 身体地図

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/05 (火)公演終了

満足度★★★★

忖度っていったい

ネタバレBOX

進化の過程における化石に残っていない中間形などを意味するミッシングリンクを創作ダンスで演じたもの。

金属の板を担いだときは頭部に硬い骨を持った魚に進化したのかな、うなり声を上げたときは声を獲得したのかなとか、背中の方でくねくねと腕を動かすので、鳥に進化するのかなとか忖度しながら観ていました。

と思ったら、「もっと、もっと」と日本語をしゃべるので、ああまだ人間だったんだって思いました。

そもそも観客が忖度しながら見なければいけないなんて何なのだと思います。
出てこようとしてるトロンプルイユ

出てこようとしてるトロンプルイユ

ヨーロッパ企画

西鉄ホール(福岡県)

2017/11/30 (木) ~ 2017/12/01 (金)公演終了

満足度★★★

無限ループでのスクリーンの昇降は20回だそうです。笑ろた。

黒蜥蜴

黒蜥蜴

花組芝居

あうるすぽっと(東京都)

2017/12/02 (土) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★

花組芝居も30年か! ベニサンでやっていたころは、近松心中物語とか、子午線の祀りとか、歌舞伎ネタのものは大舞台と言う風潮だったから、とても新鮮。しかも20歳代の若者が伝統芸能の人たちは入れないでやる(現実にはかなり勉強していたのだが)、と言うのが新鮮でもあり、無鉄砲でもあった。
歌舞伎と言うこの国固有の演劇伝統をどう取り入れるかは、さまざまで、今世紀には木下歌舞伎など面白いものも出てきた。とり付きにくい伝統芸能に若者が尻込みしないで取り組むのに花組も大きな力になったkとは疑いない。筋書でも言っているようにパイオニアの役割は果たしたのだ。あっぱれ!
今回は「歌舞伎浪漫劇」とうたっているが、中身は新派狂言の「黒蜥蜴」。加納幸和の組を見た。
基になる歌舞伎がないので、新しい脚本・演出で、歌舞伎の音曲や振付を取り込んで、物語はほぼ江戸川乱歩に忠実。三島本のように妙に黒蜥蜴美学に酔ってもいない。加納幸和はさすがによく歌舞伎のいいとこどりに慣れているし、今の流行にも目を配って花組らしい健闘なのだが、全体としては、この「黒蜥蜴」はどこが見せ場なのだろうと思ってしまう。
江戸川乱歩の著作権切れでこのところ山ほど、と言うのは大げさだが、多くの江戸川作品が上演された。舞台向きの猟奇原作も多いのだが、これは、と言うのは「お勢登場】位だったのではないか。黒蜥蜴もこの後次々に上演されるが、三島本を超える新しい黒蜥蜴を見たい。それは多分、この原作にもあり、花組も着目した「浪漫」を越えたところにありそう思えるがどうだろうか。

『ゴールデンバット』『セブンスター』

『ゴールデンバット』『セブンスター』

うさぎストライプ

アトリエ春風舎(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/09 (土)公演終了

満足度★★★★

上演前には「青春時代」「なごり雪」などの昭和歌謡が流れており、その時に青春時代を謳歌、過ごした人達には懐かしい曲ばかり。歌手を夢見て上京した女の半生を喜怒哀楽をもって描いた一人芝居である。自分では何故か”悲哀”という言葉が浮かんでしまう。
「ゴールデンバット」(国内で販売されているタバコの中では現役最古の銘柄らしい。翻って人の夢…時代は移ろうともそれを持つことは変わらないということだろうか?)
(上演時間1時間10分)

ネタバレBOX

セットは、中央に逆さまにしたビールケース、やや下手側に折りたたみパイプ椅子・マイク・ペットボトルが置かれ、天井にミラーボールという、ほぼ素舞台である。

全体観…当日パンフによれば、かつて歌手を夢見て宮城県から上京した「海原瑛子」の人生を、現在東京の地下アイドル「憂井おびる」(元:梅原純子)の視点を通して追っていく物語と説明されている。菊池佳南さんの一人芝居であることから、瑛子(60歳前後)とおびる(実31歳、自称26歳)という人格を行き来し昭和歌謡曲を挿入しつつ物語を紡いで行く。舞台空間を菊池さんが縦横無尽に動き回り、明るく楽しく、時に切なく悲しく演じ分ける。その表情・表現力は実に見事であり、歌謡ショーのようでもあった。

物語は、純子が池袋パルコ前でビールケースの上で歌っている瑛子のことをマネージャーであり恋人である角田義晴に語りだす。それがいつの間にか”瑛子”自身の語りにすり替わってくる。昭和時代に遡り「木綿のハンカチーフ」「かもめが翔んだ日」「喝采」「イエスタディ」などの曲が歌われ出す。曲によってはミラーボールの輝き、葉影の照明など舞台技術にも工夫が見られる。

演技は、瑛子と純子で声トーンや口調・速さを変え人物の違いを強調させていた。またビールケース上での歌はもちろん、パイプ椅子に片足を乗せたり、舞台裏に回り込むなど躍動感溢れる動きが人物を生き活きとさせていた。

構成は、純子の視点で始まり瑛子の半生に移り、再び純子へ戻る。そこに倒錯的な意味合いも感じられ、今の純子-喪服の似合う未亡人アイドル-という売り込みは、瑛子が夢見た歌手での栄光に繋がるのか。現在と過去のアイドルの意識が入れ替わるようで、同じような途を辿るのか、少し悲哀を感じてしまった。

次回公演も楽しみにしております。
サンタクロースが歌ってくれた

サンタクロースが歌ってくれた

演劇ユニット百酔sya

ウッディシアター中目黒(東京都)

2017/11/30 (木) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★

劇中で演じられている出来事が、劇から飛び出してくるような立体型のミステリー物語である。魅力的な脚本・演出であるが、劇中の設定である大正時代の登場人物(芥川龍之介、平井太郎(後の江戸川乱歩)が、いつの間にかその役を演じている役者に代わる。そのことによって有名作家という魅力的な人物像が失われるという勿体無さが感じられた。
(上演時間2時間10分)

ネタバレBOX

セットは横一面に段差を儲け、上手・下手側にギザギザに切り抜いたような厚手の布(奥から黄・緑・赤色)が掛けられているだけのシンプルな、端的に言えば素舞台に近い。全体イメージはクリスマスツリーを連想させる。この劇場ならではの下手側の別スペースを利用し、別空間を現している。

梗概…ゆきみはクリスマス・イブに友人すずこに中目黒の映画館で「ハイカラ探偵物語」を観に行こうと誘う。しかし、すずこが約束の時間に来なかったことから1人で中へ。「ハイカラ探偵物語」は、大正5年のクリスマス・イブ。華族の有川家に怪盗黒蜥蜴から宝石を盗みに来ると予告状が届く。警部が来たが何となく頼りない。有川家の令嬢サヨは友人のフミに、小説家芥川に探偵役を依頼できないか相談し、芥川は友人の太郎と共に有川家を訪れ、怪盗黒蜥蜴と対峙する。
映画は序盤のクライマックスシーンにさしかかり、芥川は犯人の名前を言おうとするが口籠る。本来ならその場に居るはずの黒蜥蜴が突然消失する。部屋は厳重に警備されていて、外に逃げる事は不可能。何処へ逃げたのかと焦る登場人物達だが、突然芥川は黒蜥蜴が「銀幕の外」に逃げたと言う。そこで芥川・太郎・警部の三人は銀幕から飛び出し、ゆきみは彼らと一緒に黒蜥蜴を追いかけることになる。一方、すずこは映画館から出てきたメイド服の女性とぶつかる。その女性は映画から出てきたと言う。

有名作家である彼らが、映画監督に事情を聞こうと訪ねる過程を、現代の東京見物と重ね合わせている。時代(感覚)の違いは人の見方、考え方にも影響する。現代の見知らぬ東京の街を右往左往しながら監督の家へ。いつの間にか芥川・太郎という人物が、それを演じている役者に代わっているようで現実的なイメージへ変化してしまう。映画という現実、その中の登場(役名)人物という架空(実在したが、故人という意で)、その虚実綯い交ぜの世界観のまま観せて欲しかった。

役者の演技は確かでバランスも良い。それだけにファンタジー感を大切にしてほしかったと思う。
次回公演を楽しみにしております。
暮れゆく箱庭の中で

暮れゆく箱庭の中で

PAPADOG

下北沢Geki地下Liberty(東京都)

2017/11/30 (木) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★

タイトルやチラシは叙情豊かな感じを思わせるが、内容は難解にも思えるような。人によって解釈や楽しめ方が分かれそうな作品ではないだろうか。
正気と狂気を行き来するような展開の先にあるのは…。
(上演時間1時間20分)

ネタバレBOX

舞台は素舞台に近く、クッションのような椅子が数個あるのみ。
物語は1人の少女が学校(教室)から帰らないため、男子生徒が一緒の帰宅を促す。何回か同じようなシーンが繰り返され、その合間に学校の風紀委員なる者たちが自己アピールを兼ねたパフォーマンスをする。このシーンが冗長に思え、劇全体のコンセプトや雰囲気を曖昧にしていたようだ。

登場人物はクラスメイトと担任教師と先に記した風紀委員(3人)である。ラスト近くに解ってくるが、それまでの内容は主人公自身の経験・投影した姿のようでもある。劇中で語られる分身(ドッペルゲンガー)であるとすれば、現在と過去のバージョンがお互いを照らし二重人格的な描き方になっている。一方、現世ではなく、苦悩・苦痛からの逃避を試み臨死的な世界にいるとすれば、自分自身を別の場所から俯瞰しているとも思える。”こちらの世界へ”という台詞が意味深であった。
一つの舞台からこれだけ解釈・印象の異なる作品を作っている手腕は素晴らしい。人の底深さ、底知れなさを覗いたようで少し不気味に思った。

具体的には少女・朱音(天野麻菜サン)の心の嘆き、その流れを静かに受け止めているが、いつの間にかぐにゃりと歪められてくる怖さ。クラスの男子生徒・蒼太(石田達成サン)が親から虐待を受ける、女子生徒・真白(鶴田まこサン)が担任との不倫やその過程で起こる援助交際などは、朱音自身の体験か妄想か?一種のサスペンス風に展開しているところは面白い。ラストは、先に記したような朱音の脳内をあたかも現実のように表現させて行く。それまで見たシーンを幾層にも絡め深層の世界に誘い込むような感覚にさせる。

しかし、描きたい内容をある程度ストレートというか素直に展開させなければ、観客にその意図は十分伝わらないと思う。例えば、シリアスなシーンと風紀委員のコミカルなシーンが交互というのはどうだろうか?緩衝と緊密の落差狙いであれば、ワンパターンの多様で冗長であり違和感を覚えたのは残念。

次回公演を楽しみにしております。
新宿コントレックスVol.18

新宿コントレックスVol.18

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/11/17 (金) ~ 2017/11/18 (土)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/18 (土) 14:30

価格2,000円

前菜三種盛り、スープ、魚料理、肉料理のコース的な印象。前半2組は巧いが落とし所が予想できてしまう(1組目1編目を除く)のが惜しい。対して後半2組はさすが。エクストリーム・シチュエーションコメディは研きがかかっていたしなぁ。

冨坂さんが書いた「本来の形の」エクストリーム・シチュエーションコメディは複数回観たので、「ゲイ・ルーニーが書いた(笑)」5人バージョンも機会があったら観てみたいもんだ。(ほぼ真顔)

暮れゆく箱庭の中で

暮れゆく箱庭の中で

PAPADOG

下北沢Geki地下Liberty(東京都)

2017/11/30 (木) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

物語の展開がまだ見えない序盤は、多くのパーツがファジイに動き現れる。
最大の鍵である主人公の精神世界と障害が見えると物語りの霧が晴れ渡る。
確かに面白い展開で見ごたえはあるものの、序盤の展開なり当日パンフなりで
もう少しわかり易く匂わせてくれると優しかった。
散らばったパーツが一つになる醍醐味も良いが、
序盤のモヤモヤ感も居心地悪い。
相対的には良く出来た物語で役者さんもキャラの濃いいい顔ぶれで面白かった。
次に何を出してくるのか楽しみなところ。

散歩する侵略者

散歩する侵略者

イキウメ

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2017/12/03 (日) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

愛情をもっていかれるシーンはやはり泣けます。

『なんども手をふる』ご来場ありがとうございました。

『なんども手をふる』ご来場ありがとうございました。

Antikame?

ギャラリーLE DECO(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/11/29 (水)

11月29日ソワレ(125分)を拝見。

目を閉じて、役者さんのセリフに耳を傾けていると、渋谷のスクランブル交差点や駅前の状景が浮かんでくる感覚…
すれ違った赤の他人の心の声が、一方的に、自分の心に流れ込んでくる感覚…
静かな会話劇、居眠りすることなく(笑)、きっちり最後まで起きていられました。

役者さんで印象に残ったのは…女優陣でなく、杉原敏行さん・壇上太郎さんのお二方。上演中、その「駄目な中年男ぶり」に身につまされて、肩身の狭い思いをし続けていました、とさ(苦笑)。

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