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「空想、甚だ濃いめのブルー」「赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み」

「空想、甚だ濃いめのブルー」「赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み」

キ上の空論

新宿眼科画廊(東京都)

2014/11/07 (金) ~ 2014/11/19 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2014/11/19 (水)

かなり遡って感想を書いています。

この作品は私が観劇をはじめて確か3本目だったと思います。
Twitterにある自分のリツイートを掘り返していますので、発見次第ここに加えていきたいと思います。

甚だ濃いめのブルー。とても深い青ということ。つまり青黒い=潤み(ウルミ)色。「はっきりしない色」である。いい名前だろうか?そこで「拓く(ヒラク)」。学生の頃はハッキリしない会話もソウコと出会い取り除かれていきます。

しかし「ヒラクウルミ」ってどうも不自然な名前なんだよね。アナグラムかなんか隠れてるかも。クウを抜いて残った文字で組み合わせて「ピータン」だったら奇跡だよな。

「ヒラクウルミ」と「ソウコ」には勿論クウとソウが含まれているが。実は「木村」も含まれていたことはご存知だろうか?

やはり青ファンとしては、焼鳥屋→おでん屋→BARとハシゴしてこそ本物でしょうか?

今日も頑張れ、空ちゃん、想ちゃん。青ちゃん。

なんて感想を並べていました。なんのこっちゃ。

わたしの、領分

わたしの、領分

松澤くれはプロデュース

小劇場 楽園(東京都)

2017/03/28 (火) ~ 2017/04/02 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/03/30 (木) 19:30

価格4,000円

少し遡って感想を書いています。

リジッター企画の真嶋一歌さんの「とてもいい芝居で柴田くんも出演している」とリツイートを見て、どちらもよく存じている演者さんなので「じゃぁちょいと行ってみるか」と軽いノリで行ってきました。

入場するとひとりの女性がひとり遊びをしている。
子供役であることは後で知ったけど、松澤さんってこういうプロローグ演出が好きなんでしょうか。この後に見た「私を知らないで」も同じように演者さんがポツンと座っていました。

さて本作ですが、ずっしり重いけどいいテーマでした。
ゆっくりでいいからみんな幸せになって欲しいと思いました。

そういえば2018年10月に再演しますね。ぜひもう一度。
それからこの冒頭に書いたおふたり。結婚しましたね。予感はしていました。

神の左手:coda

神の左手:coda

キコ qui-co.

サンモールスタジオ(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/12 (火)公演終了

満足度★★

鑑賞日2017/12/11 (月)

おそらく(と言わざるおえないのが残念なんですけれど)、私的にはとても好きな題材なのだと思うのですが、心に今一つ届かなかったです。
理由ははっきりしていて、とにかく怒鳴り合いばかり。
怒鳴るというのは、演技ではないですから。
ただ、うるさくてイライラするばかりです。

神の左手は、神の配剤だと思うのですが、それがどのように人間の選択と共存するのか。各場面での男女の会話でじっくり見たかったですね。

サンタクロースイントーキョー

サンタクロースイントーキョー

羽生一家玉組

劇場MOMO(東京都)

2017/12/06 (水) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

どんなお話なのか分からずただ知り合い(と言う程度でした)の役者さんが出ているからと言うだけで見に行ったのですが、行って良かったです。今までこちらのお芝居を見ていなかったのは残念です。登場人物の衣装もかわいかったり、かっこ良かったりで素敵でした。当日パンフに書かれた、羽生さんから役者さん達へのコメントも愛にあふれていて良かったです。

ネタバレBOX

八歩の独白で、てっきり死んでしまったのは赤ん坊かと思っていましたが「なんと!」と言うラストで持ち合わせのティッシュを使い切るくらい泣いてしまいました。あったくてクリスマスにふさわしい物語でした。
騎士ブルース

騎士ブルース

無頼組合

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/11 (月)公演終了

満足度★★★★

主人公風吹探偵を演じるシラカワさんの男臭い魅力と熱い気持ちに胸打たれるこのシリーズ。
見事な完結編でした。

深い社会派なメッセージや血みどろな展開の中、助手の紅ちゃんの魅力(イコール、演じる小川さんの魅力)と、ところどころ挟み込まれる爆笑ネタが大好きなシリーズでした。
ありがとうございました。
次回作も期待しています。 

神の左手:coda

神の左手:coda

キコ qui-co.

サンモールスタジオ(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/12 (火)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/12/11 (月)

生と死と業。左手はさほどフューチャーされてないのですが、言わんとするところはちゃんと伝わりました。
音楽はCDで物販しているのですが、カップリングの「みずいろ」がとても好きです。

SMOKIN'  LOVERS〜紫煙〜【30名様限定公演】

SMOKIN' LOVERS〜紫煙〜【30名様限定公演】

惑星☆クリプトン

Cafe Bar LIVRE(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

ブリッジ的な演目も含め、11のショートストーリーによる110分。ちょうどカウンターに座る役者さんを後ろから見る位置のテーブルについたので、バーテンが絡むときはともかく、カウンターに並んで座る二人芝居のようなときは、役者さんが横を向かないとその表情は窺えないし、バーテンと対面での芝居でもそう。でも1m前の役者さんの息遣いや肩の動き、高めのスツールごしに見える足元の様子とか、ちゃんと芝居してるのが分って面白い。機会があれば別の角度から再見したいが、カウンターの隣だとちょっと気恥ずかしいから、カウンター横の小さめのテーブルあたりがいいかも。

ネタバレBOX

ショートストーリーは、2つほどあまり好みではないものがあったものの、その他はみな面白く、この手のオムニバスとしてはかなりの高打率。開場時からすでに役者さんが客の体で店内にいるのだが、個人的にはこの30分(+前説のパート)は今イチかな。

明大前駅で降りたのが29年ぶりぐらいのことで、そのときは松田優作が変名でやっていた劇団の芝居を一軒家の地下で観たのだが、入場時から薄暗い座布団敷きの客席の後ろに座っていた優作氏は芝居を見ながら時折クックッと笑っていた。やっていた芝居は全然違う感じのものだったけど、今だったらこういう芝居を面白がって、それこそ店の奥のソファあたりからあの押し殺した笑い声をたてそうとか、そんなことを妄想した夜でした。
ちゅらと修羅

ちゅらと修羅

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2017/12/07 (木) ~ 2017/12/13 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/12/11 (月) 19:30

価格4,200円

力強い作品でした。
あらすじを読んで軽い気持ちで行くと火傷します。
時間が経過すると何かの運動に巻き込まれた錯覚に陥ります。

「私は戦いにいくんじゃない。当たり前のようにテントに行く。」

私は彼女のこの言葉だけを拾います。

黄金のコメディフェスティバル2017

黄金のコメディフェスティバル2017

黄金のコメディフェスティバル

シアター風姿花伝(東京都)

2017/11/10 (金) ~ 2017/11/19 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/11/19 (日) 12:00

価格9,000円

19日12時開演の千秋楽ぶっ通しスペシャルを。(その時のツイートを編集)

【映像・舞台企画集団ハルベリー「オトナモドキ」】
未回収気味の部分があるのとオチが今一つ決まらないのが珠に瑕だが全体の構成・運びや「本物とは?」という問いかけなどなかなか良い。

【OLヴィーナスはちみつシアター「りんごの答え」】
前半が平板なのが惜しい(※)が、テーマとオチが上手く、歌とダンスのシーンは楽しく、さすが。
※ 導火線が長いというか開けた景色に出るまでの細い道が長かったという印象。たまに小さな発破とか景色がかいま見える所があれば……的な。

【the pillow talk「ほってもほっても、穴」】
突飛な設定、突飛な人物たちを巧く組み合わせて笑いを連続して生み出すもオチがやや弱いか?(主人公が孤立するというビターさゆえ、ではなく)

【スズキプロジェクトバージョンファイブ「たとえ話サークル殺人事件」】
孤島の孤立した状況での殺人事件を解明する探偵……というありがちな状況を上手くコメディに仕立て上げた上に小ネタもちりばめて愉快。ラスト近くの喩えの連発も見事。

【MU「やっぱり猫が行方不明」】
典型的なMU作品。そう言えばMU作品って基本はオトナのコメディだもんなぁ。それが「ワカり易いコメディ」複数の中でどう受け取られるか、だね。

【ピヨピヨレボリューション「ボーイ・ミート・ガール!!~凝り性のサンタ、苦労する~」】
作品自体はハートウォーミングな秀作クリスマスファンタジーではあるが、「コメディ」という基準で見ると弱いのではないか?(「コメディ」の解釈にもよるが)

Gteam105分+休憩40分+Cteam105分+休憩45分+Fteam110分+休憩40分+でべそミニライブ20分+休憩25分+表彰式95分=585分

騎士ブルース

騎士ブルース

無頼組合

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/11 (月)公演終了

満足度★★★★

いや~、ホントに終わってしまったんですね~。
全10作からなる“騎士(ナイト)”シリーズの内、4作しか観ていない私は、かなり“人生大損”したかもしれません。番外編での復活をぜひとも希望いたします!

THE YASHIRO CONTE SHOW「ReLOVE」

THE YASHIRO CONTE SHOW「ReLOVE」

よしもとクリエイティブ・エージェンシー

紀伊國屋ホール(東京都)

2017/12/07 (木) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★

最初は「え?」と言う感じでしたが、最後は泣かされました。しかしそれをアンケートに書こうとしたら「館内掃除に入ります」とロビーに追い出されたのはまあ仕方ないとして、ロビーで続きを書いていたら「アンケート記入台にお移りください」と立って書くにはしんどそうな机を案内されました。私の熱くなった気持ちに水を浴びせられました。と言う訳で★ひとつ減らします。そう言うのも含めての満足度だと思いますので。そんなことを気にする私が狭量なのでしょうが、それでも言いたい「私の余韻を返してー」

昭和芸能舎版 パッチギ!~東京1968~

昭和芸能舎版 パッチギ!~東京1968~

昭和芸能舎

赤坂RED/THEATER(東京都)

2017/11/21 (火) ~ 2017/11/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/11/22 (水) 19:00

座席J列12番

価格3,300円

2009年12月に新国立劇場・中劇場上演された舞台のセルフカバー。
韓国や北朝鮮との摩擦が大きくなりつつある今、かつて日本が何をして隣国で何が起きたかは忘れてはいけない、知らなくてはならないことで、それを背景とした本作の上演は有意義。折に触れ再演していただきたい。

ミュージカル『メンフィス』

ミュージカル『メンフィス』

ホリプロ

新国立劇場 中劇場(東京都)

2017/12/02 (土) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★

今年、歌と踊りのショー系のミュージカルでは一番の出来ではないか。山本耕史は子役の頃から見ていて賢そうだな、とは思っていたが、こんなミュージカルを歌い演出する才能があったとは!
ドラマの筋は単純な黒人差別の物語で、常識的な展開なのだが、メンフィスと言う場所にこだわりがあって、上滑りしていない。黒人地域の中の下流白人で偏見を持たない、という役どころを山本はうまく演じる。ここも上滑りしていない。相手役が濱田めぐみで、歌唱力はあるし、動きもいい。テンポのいい展開で客席もミュージカルの楽しさに巻き込まれる。このジャンルならではの舞台である。脇も、根岸季衣とか、栗原英雄とか、芝居からの人をうまく使っている。
いつもはだだっ広くてしまりのないこの劇場をうまく埋めた。一幕の中ほどで上下に道具をいたシーンが唯一間が抜けて感じがあったが、狭いDJスタジオをサット広げていく演出など鮮やか。フレームを付けた美術もいい。踊りも型どおりと言うところが少なく、舞台が生きている。ホリプロ久しぶりの演出人材発掘大成功である。
年末の忙しい時期にいいものを見せて貰った。、

 十二月大歌舞伎

十二月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2017/12/02 (土) ~ 2017/12/26 (火)公演終了

満足度★★★

第三部を観に行って来ました。
目当ては、舞踊「楊貴妃」でしたが、
「瞼の母」も良かったですね。

断罪

断罪

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★

いいものを観られたと思う。
ある芸能事務所での不正、業界全体の問題を告発したのだが、問題が改善される方向へ行かずに追い詰められてゆく会社。
社員は沈黙し考えるコトをやめてしまう社員。
まるで私の職場みたいじゃないか!

今を演劇としている作家にこれからも注目したい。

『熱狂』『あの記憶の記録』

『熱狂』『あの記憶の記録』

劇団チョコレートケーキ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2017/12/07 (木) ~ 2017/12/19 (火)公演終了

満足度★★★

「熱狂」を観てきた。
この劇団ははじめてみるけれど、なかな骨太な作品でこれからも観たいと思う劇団でした。
残念なのは、怒鳴りすぎるのか台詞がよく聴こえない時があるところです。
あと、ワーグナーの音楽ファンとしては、どうしてもナチスから逃れられないのが苦しいとも思うのです。

男女逆転版・痴人の愛

男女逆転版・痴人の愛

ブス会*

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/19 (火)公演終了

満足度★★★★

原作があるので一味違ったブス会。安藤玉恵が可愛らしい。その演技に見とれた。

港町ベルナールの奇妙な住人

港町ベルナールの奇妙な住人

劇団PIS★TOL

アトリエファンファーレ高円寺(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/12/03 (日)

中世のヨーロッパ、ハリーポッターのような世界観な舞台。現実的なメッセージ性の強い芝居が多い中で、これぞ「演劇」というような好感のもてる舞台だった。
が、個性的なキャラをちりばめているにも関わらず、いまいちその個性を掘り下げられていない。主人公もその陰のある個性にバックグラウンドは見えてこない。みな中途半端。
物語的には解りやすいけど、いまいち入り込めない。こういう時代設定や個性のあるキャラ設定をしている割には最後のクライマックスに持っていくまでにこれという起伏もなく観ていて眠気も襲ってきた。
楽しくなりそうな設定だっただけに、もったいない。もう少し脚本、演出にひねりがあっても良かったのでは。
それでも久しぶりに観た「演劇」、新鮮で楽しめた。

営業ハート

営業ハート

喜劇団R・プロジェクト

遊空間がざびぃ(東京都)

2017/11/30 (木) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

あまり馴染みがないスナックでの話ですが、タイプの違う、こんな女の子たちいるよな〜と思わせるところ、楽しかったです!できれば、営業ハートの使い分けのもう少し詳しいところも聞きたかったですね〜

月のバッキャロー!!

月のバッキャロー!!

株式会社Ask

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/12/06 (水) ~ 2017/12/11 (月)公演終了

満足度★★★

実力のある劇団。人気もけっこうあるようだ。しかし自己満足感もいなめない。特に脚本と演出。このあたりの反省をすれば、かなり良い劇団になると思う。⭐️3つより上のレベルと思うが、あえて厳しくつけた。

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