最新の観てきた!クチコミ一覧

55381-55400件 / 189910件中
髑髏城の七人 Season風

髑髏城の七人 Season風

TBS/ヴィレッヂ/劇団☆新感線

IHIステージアラウンド東京(東京都)

2017/09/15 (金) ~ 2017/11/03 (金)公演終了

満足度★★★★★

今まで何で観なかったんだろうと後悔しました。
本当に面白かったです。

サンタクロースが歌ってくれた

サンタクロースが歌ってくれた

空想実現集団TOY'sBOX

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/12/13 (水) 15:00

座席E列5番

価格3,500円

初日初回(12/13の15時の回)を観劇。既存脚本の公演ということで、ストーリー以外にも気を配りながらしっかり見させていただいた。初日はどこもまだ気持ち等が上がりきっていないところが目立ったり、調整するところが分かってしまったりと、ある意味マニアックな観劇になる場合が多いが、今回のトイボさんは中々良いものをぶつけてくれた。ここから上がっていくと思うと何度でも見たくなる魅力満載。人の良さ、雰囲気の良さが感じられる。トイボさんは普段の作品も、観劇初心者(普段観劇されない方)にも優しいが、シーズン的にもオススメしたい。初日以上を更新していくことを願い、☆4評価。

室温 ~夜の音楽~

室温 ~夜の音楽~

天幕旅団

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2017/12/12 (火) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴い戯曲、素敵な演出,見事な演技。いろいろな意味で,震えが来ました。渡辺実希さんの罵倒シーン、迫力もありますし,素敵ですね。狂気がほとばしり圧倒されます。全体として,これは観なければいけない素晴らしい舞台です。あと,梟門で観劇する最後の芝居になるだろうと思いますが,梟門で挟み舞台ができるとは思いませんでした。こんな素敵な空間を作れるとは・・・,梟門の存在も記憶に残ると思います。

時代絵巻AsH 其ノ拾壱『朱天〜しゅてん〜』

時代絵巻AsH 其ノ拾壱『朱天〜しゅてん〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/12/14 (木) ~ 2017/12/19 (火)公演終了

満足度★★★★★

初めての劇団さんでしたが、なかなか本格的な舞台でした。平安の時代劇、どんな世界観なのかと楽しみにしてましたがストーリーが面白くてどんどん引き込まれて行きました。まるで大河ドラマをワンクール見たような大作でしたね!

断罪

断罪

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★

「新劇系」に書き下ろした中津留作品、以前民藝に書いた舞台は、中津留節の生臭さが新劇系演技によって緩和され、良い具合にリアルでメッセージ(作者の意図)の伝わりやすい舞台になっていた。
今回も同様のことが言える。
難点も多々あるが、主人公に課せられた正論をごり押しに叫びまくる役が、中盤までの「浮いた」(役の人物的にも俳優の演技的にも)存在から、最後には、そうする以外に手がない業界の惨状をそれよって表現していたのだ、と周囲に納得させることになる。つまり、あの男のようにガナり、叫び、語りかける事によって辛うじて、無残な現状の「無残さ」に見合う。その事に気付けよ、という作者の直の声が、役者を通して叫ばれている。確かに、その通りだ、と私は思う。

ただ、この芝居にもユートピアが描かれる。叫ぶ男のアクションに対して、「怯む」という受けの芝居で周囲の社員が男を立てる。観客から見ればそれによって男は救われる。また一方のヒロインの正義を貫こうとする女性社員の「涙」も見事で的確、貢献は多大であった。
「芸能事務所」という場に日本の情報統制を巡る問題の縮図を描こうとする作者の執念は、勝つか負けるか、殆ど勝負に出ている感がある。同様の主題を扱った芝居が今年は「ザ・空気」(永井愛)、「白い花を隠す」(石原燃)と続いたが、今作は中津留流でこれに果敢に迫った印象だ。
強引さはあるが、現状肯定したい人間の習性の前で、荒んだ現状を「荒んでいる」と言い切る困難に挑戦する姿勢には素直に感じ入る。現実の背景が、メタ・メッセージとしてこの芝居を成立させていた。という事は、現実をそう見ない観客には、届かないという事になるが。

変身

変身

SPAC・静岡県舞台芸術センター

静岡芸術劇場(静岡県)

2017/11/18 (土) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

久々のSPACへの贅沢な旅。『変身』は原作からして気になる演目で、戯曲というより舞台構成に関心。数年前森山未来主演で上演されたのも(未見だが)舞踊を中心に作られたというし。朝目が覚めたら毒虫に変わっていた始まりから、家族に見放され死に至るという単線的な物語を舞台化するとは、ストーリー説明でない要素、物語全体をどういう心理的情景の中に描くか、どういうスタイルで描くか、非言語表現を駆使して構成するという「創作」がなされるという事だ。
小野寺修二の身体言語をSPAC俳優は舞踊家と遜色なく使いこなしている。もっとも小野寺の動きはダンサーでない俳優にも可能なもので、秀逸なのはコンビネーション。だから時間的な正確さがむしろ要求されるだろう。
それにしても小野寺の持つ引き出しの多さと言い、阿部海太郎の音楽の緻密な絡み具合と言い、唸らされる。個人的には音楽がツボであった。
動作の緩急、場面の変遷、喧騒と静寂・・パフォーマンス全体が一つの音楽だと言っても良い。人間の恐ろしさ、興味深さ、哀しさが、視覚的快楽であるパフォーマンスの間隙から滲み出てくる。
ラストのニュアンスは私の原作への思いとは違ったが、いずれにせよ優れた「芸術作品」、という語を使って憚らない。

ちゅらと修羅

ちゅらと修羅

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2017/12/07 (木) ~ 2017/12/13 (水)公演終了

満足度★★★★★

最終公演にかける気合の表われか、どストレートに沖縄の今に言及する芝居になった。言いたい事、知っておかねばならない事、書き殴った印象さえある。ただし現実は今時点日本の南西の地にあり、事実をぼやかす脚色は許されない。高江ヘリパット、辺野古基地建設反対行動の現場は現実だ。闘争の現場に本土の人間が駆けつけているのも現実で、その事情を反映した登場人物が配置され、主人公は本土から今日やってきた若い青年だ。「彼と沖縄の人たちとの出会い」を縦糸に、「現在の沖縄の状況の推移」を横糸にドラマが紡がれる。坂手洋二の戯曲を思い出させるのは、「沖縄の闘争に言及している」からで、それだけの事が特色になる位、日本ではこの問題を自由に語る場がない。触れてはならぬ項目の一つだ。なぜならそこに権力の強い意志を感じるからだ。下手すれば抹殺されかねない。
作演出の詩森はこの舞台にも風琴らしい演出を施している。登場人物紹介コーナーが戦隊物のメンバー紹介に使われそうなBGMの中、戯曲が実際この運動の立役者的な人物を配している事で紹介も声高に。それでいいのか?(人選が)と懸念ももたげるが、それで良いのだ、という戯曲上の答えが後にわかる。
もう一つの「仕掛け」は、主人公とのみ対話をし、主人公に選ばせて沖縄のエポックメイクな事件へタイムトリップをさせる、時空を超越した「人間でない者」の存在だ。
タイムトリップの場面は実質2つだが、これは沖縄の歴史を俯瞰させる役割にとどまらず、もう一つの重要な命題が隠されている。各時代に登場する人物が皆、「現在」の場面で登場したのと同じ衣裳をまとって登場するのだが、トリップ先の風景は最初と変わらず衣裳さえ変わらないので、主人公も観客も、「あなた、××さんでしょう」(つまり「時代変わってないっしょ」と突っ込みたくなるのだが、ちゃんと聴いていると、その時代の状況でなければ出てこない台詞を喋っている。次の旅の時も同じ。そして次の時、「結局同じ人たちなんでしょ」と思わず「人間でない存在」に向って言った後、気付くのである。沖縄の状況は戦前戦後もずっと変わっておらず、人々が演じてきた役割も同じなのだ・・という、不変の構造を主人公は知ることになるのだ。
終盤、主人公は既に、自分がある宿命にあること、つまり「人間でない者」の指し示す所へ行くしかないことに気付いているが、「次に行く場所は100年後の沖縄だ」と言われ、その意味する所を吟味しつつそれを受け入れる。そして現実世界、次世代を担う本土から里帰りした学生の女の子との会話の中、「100年後の沖縄が見れるとしたら、見てみたい?」と訊いてみる。彼女は「見たくない」と答え、その理由を語る・・もし基地がなくなってたとしたら、自分は今その時のために頑張るんだし、悲しい現実があったとしてもそれが今の自分を変えることはない。私が居る場所は今ここなのだもの(殆ど意訳)。
青年はこれから100年後へと旅立とうとしている。戻れるかどうか判らない。だが恐らく100年後を「今」と感じた瞬間、彼はその沖縄の時間から生きようとするのだろう、とぼんやり想像した。同時に、ここから百年後へ旅立とうとしているのは、今の私たちなのである、という含意も無論ある。二重三重の含みを持たせた戯曲を書くこの作家は、着想の時点で快哉を叫ぶのだろうか。苦悶の末そこに辿り着くのか。それとも、たまたまそうなっただけなのか。
昨年に続き、年末の風琴工房秀作を出すの巻であった。

ジ・アース

ジ・アース

十七戦地

ギャラリーLE DECO(東京都)

2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★

ギャラリーLE DECOを初めて訪れた。同じく狭小スペースのspaceEDGEは複数回訪れているが、画像からしてもっと小洒落た空間、また3フロアあって、地理的に近いのにステータス的に随分上、という印象を勝手に持っていた。
が、今回訪れたその場所、5Fがそうなのか、単なるギャラリーである。照明設備はなし(あり物使用)、イスは数は少ないのに平坦な分、二列目でも見づらい。
その条件の中での上演、観劇である。
題材(というか作品)は三つあり、それらは変則的に繋げて一つの作品として上演されたという事だ。
私はその事が判らず、別作品を接続しているなら脈絡が見えなくて当然だが、脈絡があるはずなのに見えてこない・・その事が(この所の体調のせいもあるが)睡魔に繋がった。いつまで待っても「次の作品」にならない。実は3つの作品を別ステージで上演するのだったか? という考えが頭を巡ったり。場面(作品)が変わるたびに目を開くが、繋がりが見えてこない(当然だが)。
「最初の作品はよく判らない作品なのだな」と、次に期待しようと決め込んだというのもある。大いなる誤解であった。

要は、3つの作品を転換のたびに頭を切り替えて「観る」観劇の仕方を、知っておくか早々に気付く必要があったわけだ。
今思えば「着替える」時間が作品転換の合図だったが、照明が使えない事による芝居のルール伝達の不十分は、何らか埋め合わせをすべきでなかったか。
今後観ようとする方には、その事に注意をされたし。

そんな事で、作品の内容について評する事ができないが、共通するのは二人の役者による会話劇だという事。現代を反映したどんな会話が交わされたのだろう・・少しでも耳にとどめたかった。

ネタバレBOX

苦言を呈するなら、こういう環境でやるなら二列目は立って観ても良いことにしてほしい(席の並べ方をずらすとかもアリ)。
また、上演環境的には路上演劇に近いので、気楽な姿勢で観ることができ、そして劇中役者から時おり客いじりがあったりする・・そんなのも良いのにな、と勝手ながら思った次第。
劇場としての機能を削ぎ落とした「エンゲキ」の形を探る、という試みの機会として、突き詰めてみても良かったかと。

十七戦地が「久々の公演」とは認識しなかった。柳井作品は方ぼうで上演されていたので・・。「劇団」活動を大事にされるなら、劇団色を打ち出して行きたい。もう一人の役者が「十七戦地」の役者なのかどうかも、明示してほしかった。
ザ・バラエティーショー

ザ・バラエティーショー

トランク企画

アバンギルド(京都府)

2017/12/15 (金) ~ 2017/12/16 (土)公演終了

満足度★★★★★

何が飛び出すかわからない楽しみと、引き起こるそれぞれがとんでもないものだったりして大爆笑不可避です。そしてちょっぴり涙がこぼれたりもするのです。音楽も素晴らし。そして、トランク企画さんのアットホームな雰囲気もあいまってずっとそこにいたくなる空間でした。ありがとうございました。

ネタバレBOX

即興ダンスも初めて拝見しました!すごく綺麗でした。
ティアーズライン

ティアーズライン

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2017/12/15 (金) ~ 2017/12/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

ファンタジックなコメディ(?)でした。まだ初日なので詳しくは書きませんがとても面白かったです。

クローズ・ユア・アイズ

クローズ・ユア・アイズ

キャラメルボックス俳優教室

ザ・ポケット(東京都)

2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

本公演も観ましたが、本公演にも引けをとらないほど、若さとやる気、本気の詰まった演技でした。
心が動かされる。そんな舞台でした。
正直、生徒の演技でここまで感動できるとは思っていませんでした!

相談者たち

相談者たち

城山羊の会

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2017/11/30 (木) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★

この劇団を初めて観た池袋での舞台を思い出した。(最低な舞台・・とどこかで書いた感想の原因を思い出した。)
三鷹での前回は同じく吹越満出演で、リアルを踏み外す要素があってもうまく作られた濃密な芝居だった。それと比較すると、演技陣の仕事には感心しきりだが、作劇が苦労の途上に感じられ、隙間が多い。観劇後に穴を埋めていく事は可能だが・・面白いが惜しいという感想。

ネタバレBOX

舞台はゆったりとした夜のリビング。富裕層のそれらしく大きな絵画が吊られたりしている。人物は吹越演じる父(何か忘れたがある分野で一定の評価と地位を得ているらしい)、若い浮気相手(鄭亜美)、別れようとしない妻、会社勤めの娘、その交際相手、そして若い女とのかつての交際相手(父と元同じ職場の後輩)。リビングにはまず熟年の夫婦、そこへ娘とその同僚兼交際相手(どうやら初めて紹介するつもり)、最後にたずねてくるのが外部の者たち。何やら抜き差しならぬ事情がありそうだが、実は父の浮気相手とその元?交際相手である彼らがなぜ夜に時間帯にやって来たのか、彼らの正体は何かが顕わにならない時間が長い。誰もそこを突っ込まないのも不自然。修羅場と化すはずのリビングだが、表面上冷静さが装われ、説明的な台詞のやり取りも可能。だが冷静さが表面上だけでなく実際冷静なんではないかと見える憾みあり。話題に直接関係のない娘と恋人のカップルが、父に「あっちいってろ」と言われても何だかだとタイミングが合わずに去らない、というのも娘のデリカシー的にどうか・・結局殆どの時間、引っ込まずにリビングで父の醜態も含めて「見ている」。そのシュールさは狙いであろうし、それ自体はよいのだが。緩急という面ではスピーディに展開する時間の割合が低いことと「リアル」を潰している部分の総合点で、評価は下がるのだろう。
 だが、全体としてはリアルに「あり得る」話だ。たとえば台詞には微かなヒントしかない要素が、女にとってのステータス。すなわち若いその浮気相手が、前の交際相手の男性を見限った理由だ。・・離婚してくれといくら頼んでも彼が煮え切らなかったので冷めてしまった、と女は説明したが、その「彼」は本気で妻との離婚協議を粘り強く進め、何もかもを失ってついに離婚を成立させた、ところが彼女は「父」に乗り替えていた、そこでこの邸に踏み込み、熟年夫婦に「離婚しない」よう哀願しにきたという経過であった。
前の男性と交際期間が「かぶっていた」指摘に対してもめげず、女は父に向かって言葉を紡ぎ、如何に自分が父を敬い慕っているかを必死にプレゼンする。その見え透いた台詞が父には(彼女を生理的に(性的に)求めているので)ジャブとして効いていることも舞台上に見え、社会的ステータス的に「父」のほうがうんと上だという値踏みが、女をして彼を絶対得るべき相手と判断させ、「惚れた」という自己暗示を殆ど無意識に施したらしい軌跡が目に見えるような・・こういう役を演じる鄭亜美は無二である。
自立した娘にとっては父のスキャンダルも単なる軽蔑の対象でしかないが、今日は父母に自分の交際相手を正式に紹介しようとしてやってきた、という事が、この一件と「完全に無関係」を決め込めない要因になっているが、一方その交際相手は無関係を決め込んで良いはず・・なのだが、その彼が客観的な視点で身も蓋もないコメントや質問を「当事者」に差し挟んで介入していくのが笑いになる。恐らくどこか恵まれた環境で育ち、就職もして社会人としての常識も的確に身につけているが、どこか「天然」を感じさせるキャラが作られているのが、この介入の行為にも生きて笑える。
吹越夫の妻に対する「離婚」の申し出も、何やら子供がプラモデルを買いたいからお金をくれ、と言っている態度に似ていて、彼にとって若い女への欲求が「物」をほしがることと本質的に同じである事が仄めかされている。若い女もそのように自身をアピールして「売ろう」としており、男の方もこの種の欲求を育てる環境(社会的地位、経済力)にある。だが落語「千両みかん」の最後の番頭のようにトチ狂ってしまうのがこの男で、既に勝っているはずの恋敵の頭を玄関ロビー(客席から見えない)での乱闘の合間、大きな灰皿で殴打してしまう(見えないが死亡が予想される)。騒ぎの興奮を性的興奮に転化した二人は母の見ている前で互いに唇を奪い合い、二人の荒い息遣いと、力ない母の「ここではやめて」の台詞を残してフェードアウトとなる。ストーリーラインは女の元交際相手からの直談判と、その中で事実関係が説明されていく、というもの。説明の順序の工夫で「謎解き」の面白さ、それに対するリアクションの面白さはあるが、コンテンツ的にはやや淋しい。
最後のキスシーンも不要に長いが、この作り手は観客が「濡れ場」を期待してやってきていると勘違いしているのではないか。
清水宏の世界を笑わせろ ロシア編~ロシアからホワィをこめて!~

清水宏の世界を笑わせろ ロシア編~ロシアからホワィをこめて!~

清水宏

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2017/12/15 (金) ~ 2017/12/16 (土)公演終了

満足度★★★★

■約145分(トーク主体のライブにつき前後する可能性あり)■
このシリーズは初見だったが、面白さよりも熱さが勝っている印象。でも、元気もらった。51歳でロシアのコメディクラブに殴り込み。清水宏の辞書に「年甲斐」なんてくだらん言葉はない。

サンタクロースが歌ってくれた

サンタクロースが歌ってくれた

空想実現集団TOY'sBOX

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

まずは今回の舞台の内容とは関係なく、トイボさんの舞台で思うこと。
・座席が指定で客入れがスムーズ、かつ客入れ役の団長さんなどがとてもフレンドリー。
・客入れ時の音楽が単なる時間つぶしのBGMではなく、選曲の意図やセンスが感じられる。
・主催(団長)さんの前説が面白い。(今回は主催さんの演技にも注目)
・基本的に舞台自体は楽しくて優しさにあふれていて清々しい。
・終演後の名場面撮影会が面白いしお気に入りのシーンの写真を残せてうれしい。
・キャストとの面会代わりのハイタッチでのお見送りがキャストとの距離を縮めてくれる。
・キャスト、スタッフ全員が観客を楽しませようとする気持ちが強く感じられる。
などなど…若者中心の劇団さんですが、とても素敵です。
今回の舞台は、オリジナル脚本ではないのが少し残念でしたが、トイボらしい味付けがされていたな~と。キャストも全員役にはまっていてのりのりではっちゃけていて、とにかく楽しくて気持ちの良い2時間でした。今回はなかでも横井めぐ美さん、門倉美穂さん、新加入の中舘早紀さんがぶっ飛んでいて、強く印象に残りました。
次回公演も期待しています。

【blank of WALTZ】【no melody BOLERO】

【blank of WALTZ】【no melody BOLERO】

BIG MOUTH CHICKEN

ザ・ポケット(東京都)

2017/12/06 (水) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/12/10 (日) 12:00

座席1階D列

BIG MOUTH CHICKEN『blank of WALTZ』ザ・ポケット

魅力的なキャラクターたちが舞台狭しと活躍する爽快なアクション活劇。
殺陣がカッコ良かったなぁ。スピード感もあったし見応えがありました。
武器や衣装といった舞台美術も大変素晴らしかったです。

泣くことを忘れたいつも笑顔の少女、みたいなヒロインの設定は当て書きだったのかな?
折角魅力的なキャラだったので、過去話などでもう少し掘り下げて欲しかったかなぁという気がしました。
(あえて詳細を描かなかったのかもですが)

室温 ~夜の音楽~

室温 ~夜の音楽~

天幕旅団

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2017/12/12 (火) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★

本家のケラさん版も、大根さんのドラマ版も、室温の肝は“たま”だって事をしっかり理解している公演ですね。

新選組

新選組

Blue Shuttle

あうるすぽっと(東京都)

2017/12/15 (金) ~ 2017/12/23 (土)公演終了

満足度★★★★★

お初観劇。暁ノ章観劇
思いがけず大満足!演出のセンス・細やかさがイイ!飽きの来ない魅せ方が次々と繰り広げられる。またそれに応える出演者も落ちがなく、見応え有り。衣装も派手なものではないが、月光のような光の中に浅葱色の羽織が実に美しい!どのシーンを観ても絵になる。前半しか観られないのが、とても惜しい!

赤と青

赤と青

ラビット番長

演劇制作体V-NETアトリエ【柴崎道場】(東京都)

2017/12/15 (金) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

ラビットアトリエ公演赤と青観劇してきましたがこれはACTゲームした下ろし作品だそうだ!
病院の夜勤ではいろな事件おきる!同意書サイン貰う話場さまざまな事おきる面白くなおかつ真剣に演じている!
あっと言う間50分でした
凄く面白かった

アカメ

アカメ

wonder×works

座・高円寺1(東京都)

2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

観て来ました!今回、いつにも増して主語が省かれて物語が進行していきましたが、何の事か語られずに会話が進んでも、それぞれの登場人物が何を想いながら話しているのかがダイレクトに伝わってきて、早い段階で泣いてしまいました…。でも、それは予め戯曲集を読んでいたからかもしれません。戯曲を読まずに観ていたら、引っ掛かり「? 」からの理由が分かった時の「そういう事かー!」の興奮度、満足感が高まり、より一層wonder×worksを満喫出来たのかもしれません。
でも、戯曲を読んでも深くは分からなかったところが、劇場のナマモノならではの空気感や役者さんの芝居の巧みさで「そういう事だったのかー!」と、やっぱり脳内に報酬を与えられて、結果的には頭フル回転、感情も揺さぶられて、そして、様々な根深いテーマについて自分はどうなのかと問われました。

それから、今回も役者さん達が凄かったです。プロ中のプロの集まりが、これだけ魂全部で闘っていると、派手な動きがある訳でもないのにガンガン伝わってくるものなのだなと思いました。最後まで0.01秒も飽きることなく引っ張り込まれました。

また、舞台美術も素敵でした。
最後の方で出てきたある物があまりにリアルで神秘的で、ゾクッと鳥肌が立ちました。

たぶん、見逃した部分や解釈を深められるところがまだまだあると思いますので、もう一回観る予定なのですが、更にwonder×worksからの挑戦状を受けとめるのが楽しみです。

「仕事クラブ」の女優たち

「仕事クラブ」の女優たち

劇団民藝

三越劇場(東京都)

2017/12/02 (土) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★

舞台上演中に中止させようと官憲が客席後方から登場する場面では
今回はこれを含めて芝居だけれど実際に上演中止させられたことがあったのだと...。
なんだか考えこんでしまいました。

このページのQRコードです。

拡大