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荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】

荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/12/22 (金) ~ 2017/12/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

荒人神が五彩の神楽の全てが盛り込まれた感じで、人間の生きていく上での理不尽さや不条理、笑顔、切なさ、希望あらゆるものが物語をつくっているのでしょうか?竹村さんの作品はノンバーバルでありながら会話が聞こえてくるような、殺陣までもが会話のような作りなのかな?って思っています。このような作品を5ヶ月連続でやってのけるなんて素晴らしい以外の言葉が見つかりません。観劇させていただいて感謝です。

果ての踊り子

果ての踊り子

劇団晴天

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/12/23 (土) ~ 2017/12/30 (土)公演終了

満足度★★★

初めから矛盾だらけでした。

ネタバレBOX

閉鎖的な砂漠のオアシスで暮らし、災害に対して人身御供を提供する因習のある人たちの話。

少々の作物とトカゲを食っているような言い方でしたが、その服はどこで仕入れたのでしょう。オアシスで、他の部族の人々が立ち寄らないなんてことはあり得ないことです。

アルトという娘がいた過去の話と現在の話が混在して分かりづらかったです。
憫笑姫 -Binshouki-

憫笑姫 -Binshouki-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/08/25 (金) ~ 2017/08/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

NMB48久代梨奈さんが出演するという目的で観覧しましたが、この舞台をきっかけに壱劇屋のノンバーバル劇にハマりました。言葉が無いのに、まるで在るかのように見えてしまう素晴らしい舞台でした

荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】

荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/12/22 (金) ~ 2017/12/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

これまでの集大成にふさわしい素晴らしい作品でした。歴代の主役たちが全員登場したときには感涙モノでした!

スピークイージー

スピークイージー

やみ・あがりシアター

荻窪小劇場(東京都)

2017/12/23 (土) ~ 2017/12/28 (木)公演終了

満足度★★★★★

重層的なところが素敵でした。

ネタバレBOX

寸前に東京都に禁酒条例が施行された後の馴染みの居酒屋で開かれた忘年会の様子を描いた話。

首相が酔っ払って暴言を吐いたため、オリンピックを前にして特にアラブ各国の参加を促すために東京都に限り禁酒条例が施行されたとのことでした。隣の県に引っ越した人もいたそうです。合言葉を伝えることで酒を飲ませてくれる店もありました。

そして、まさにそんな話で推移するのかと思っていましたが、さすがやみあがり、違っていました。

酒を飲むとその場での会話を覚えていない人がいてそれは不幸なことなのかという疑問が出され、実際には酒の席では大した話もしていないので覚えていてもいなくてもどちらでもいいのだけど、同じ時間をその場に居合わせた人々と共有していたことを覚えていることに価値があるのではないかって話になり、何でそのような話題になるのかなと思っていたら、思い出のシーンの度にグラスを持ってきたり片付けたりする男性がそういえば忘年会の会話に加わっていないってことに気付かされ、一人亡くなっていたことが判明するという展開になりました。

最後は民衆の力で禁酒条例は解除されました。

禁酒条例には反対派が多かったようですが、その前に施行された禁煙条例は全員が受け入れていたようでした。
無名劇団第27回公演「私戯曲 りんごのうた」

無名劇団第27回公演「私戯曲 りんごのうた」

無名劇団

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2017/11/13 (月) ~ 2017/11/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

初演とは設定等変わったところが多かったが、より伝わりやすく整理されていたと思う。
シンポジウムもあり、より作品について深く知る機会となって良かった。
祖母と孫という関係で、母娘と共通するところ、違うところがあると思うが、誰しも陥る可能性のある問題に、私戯曲という形で向き合われた事は賞賛に値すると思う。

『艶漢』第二夜

『艶漢』第二夜

CLIE

俳優座劇場(東京都)

2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/14 (木) 14:00

初演の幕が閉じたその日から、ずっとずっと待ち続けていた極彩色の宴を再び拝見することができた。脚本・演出ともにほさかよう、出演者も初演のまま続投という願い続けたかたちがそのまま現れて、ほんとうにほんとうによかった。第三夜も、引き続き同じメンバーで拝見できることを願ってやまない。

ネタバレBOX

原作のエピソードを巧みに縒り合せた物語は、唸るを通り越して感動してしまう。「合わせ鏡」の姉妹と、春澄&明人を一緒に食べ合わせるとこんなにも深みが増すのか…と鳥肌が立つ思いでした。

塾の捜査に関連して登場する警察関係者の筆頭は原作だと早乙女であったが、初演キャストである堀越涼が所属団体・花組芝居の本公演へ出演中ということもあってか、野田裕貴(梅棒)演じる若林にバトンタッチした形だったが、このアレンジもコメディパートを若林が務めてくれることにより息抜きでき、最後まで集中して見ることができた。
早乙女の役者を変えるのではなく、キャラクターを差し替えたことがナイスアイデア。これはぜひ、野田・若林と堀越・早乙女の競演を期待したいものだ。
スピークイージー

スピークイージー

やみ・あがりシアター

荻窪小劇場(東京都)

2017/12/23 (土) ~ 2017/12/28 (木)公演終了

満足度★★★★

忘年会シーズンに合わせ、禁酒法に纏わる物語。コメディタッチの観せ方だが、その内容は骨太でシュールであった。
(上演時間1時間40分)

ネタバレBOX

舞台は都内の雑居ビルの1階にある、居酒屋「たこはち」。恒例、会社(印刷会社)の忘年会だが、今年は少し事情が違う。セットは、中央に床底を高くした畳座敷、そこに横長テーブルが置かれ社長以下の社員が集う。上手側壁には洋服掛け、下手側壁には木札のお品書き。

物語は、東京オリンピックまでは禁酒にするという東京都条例が施行(11月1日)された状況。時は施行直前日の飲み会と施行後の大晦日の水での忘年会を行き来して展開する。そこには人への気持と社会(仕事を初めとしたモロモロ)への思いを絡め重層的に描く。10月31日に飲んだ後、社員の一人・河島が亡くなった。飲んだら記憶がなくなるという女性社員が当日の様子を聞きだそうとするが…。皆、口を噤み教えてくれない。社長は、忘年会は葬式のようなものだと言う。葬式は故人への悲しい思い流すようなもの。仕事関係では嫌な事を忘れ新年を迎える、という含蓄ある台詞。河島は忘れられない、思い出にすらなっていない。

禁酒に関する功罪が社員同士の会話から見えてくる。印刷会社は制度変更等があると、それを周知するため印刷の需要が増し、この会社でも過去最大の黒字を計上したという。また飲酒後の嘔吐が無くなりトイレがきれい。一方、都内から人口が流出し近県の地価や家賃が値上がりした。また盛り上がりに欠け、コミニュケーション不足になっているような気がする。さて忘年会の最中、度々デモの話が挟みこまれるが、これはラストへの伏線として観せる巧みさ。

改めて酒に力を借りてのコミュニケーションは…。酒席では場が盛り上がるが真剣に話しているか、そして聞いているかという問いを投げかける。水による忘年会だからこそ会話が成り立っているような。この真面目な会話も、社員が半裸になったりするなどの酒癖を取り入れ面白可笑しく見せる。どうしても酒が飲みたい…アメリカの禁酒法時代にもあった秘密・違法な酒場が”スピークイージー”と呼ばれていた。

舞台技術…特にシーンに合わせた音楽の選定が素晴らしい。1960年代~1970年代のポップ、フォークソング曲が多いようだ。例えば、河島が亡くなったという時の「帰って来たヨッパライ」、社長が店主に散会した今の時間を聞いたところ午前3時、夜明けまでは遠いと呟く。その時の音楽が「友よ」(♪夜明けは近い♪という歌詞)を流す。この音楽効果がデモという行動の時代背景を違和感なく支えている。ラスト、禁酒法に反対するデモ隊のシュプレキコールとも合致する。
とても観応えのある公演であった。

次回公演を楽しみにしております。
大人の条件

大人の条件

The Vanity's

ギャラリーLE DECO(東京都)

2017/12/19 (火) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

満足度★★★

サスペンス風に仕上げた心象風景劇のようであった。主人公の衣装やセットが白色で透明感がある。
(上演時間1時間30分)

ネタバレBOX

セットは上演前は、立体ボックス型で閉じている。客席からは白い壁のように見える。物語が始まると壁を折り畳み変形させる。そこは邸宅内、上手側にインターホンが置かれた台、中央奥に塑像、手前にキャンバス・デッサンやベンチ(ソファーのイメージ)、下手側には膝高の円柱腰掛がある。柱にはいくつかの肖像画が飾られている。

物語はホスピスに入所している女性が、職員に探偵まがいの人物探しを依頼するところから始まる。場面は転換しマツナガ邸_そこに住んでいる三姉妹、特に盲目の三女・夢実(瑞生桜子サン)の視点で展開していく。人の心にある悪意と善意が混じる。物語性を意識したのか、面白くするためラストの展開を急転させる。それまで登場していない人物が現れ、今までの何故・何なのかという疑問や謎を一気に説明してしまったのが残念だ。

物語は、屋敷の主人コウイチの生前の行いに起因している。有名な画家であったが莫大な借金を残し自殺する。幼い頃、夢実はアトリエに籠もり父のモデルをしていた。10年程前の家族旅行で交通事故に遭い、それが原因で記憶喪失になる。それでも絵が好きで描き続けている。父には数多くの愛人がおり、その中の1人が画廊に勤め、借金返済のために家の美術品をオークションに出すなど協力・援助をしている。その善意とも思えるような行いには隠された陥穽が…。

さて、父が画家としての名声を得ることになったのは、「クローズド・アイ」という3枚シリーズ。ラストにはこの絵に関する秘密が明かされる。父の凡庸、偽善、欺瞞、偽評価が次々と分かる。さて3姉妹の姉2人は、夢実に過保護とも思えるような愛情を注ぎ、自分たちの暮らしは精神的な苦悩に満ちている。冒頭のホスピス職員がその友人である美大生を伴い夢実との交流を始める。この極めて普通な交流こそが喜び。そして画廊の女性職員の悪意ある告白。そこに潜む偏狂的な父への想い。この善悪という対比に人間の本質を観る。
心の光と闇_白いキャンバスに燃えるような赤、その燃えた焦げ後の黒、そのコントラストを思わせるような展開は良かったが…。
劇中挿入歌「星降る夜」も優しくも物悲しい感じが、雰囲気作りにマッチしていた。

次回公演を楽しみにしております。
騎士ブルース

騎士ブルース

無頼組合

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

前回観た時はもっとストレートにハードボイルドなのを期待してしまったので、いまひとつ入り込めなかったのでしたが今回はみごとその世界に浸りました。終演後「第1回から観ていなくて良かった。観ていたら号泣しちゃったと思うので」とシラカワさんと話していたら、グッズ売り場の方に「お家で号泣セットもありますよ!」とDVD全巻セットを勧められました(笑い)。

黒蜥蜴

黒蜥蜴

花組芝居

あうるすぽっと(東京都)

2017/12/02 (土) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/05 (火) 19:00

30周年ラスト作品!黒天使組、黒夫人組ともに堪能。黒蜥蜴を追い詰める明知探偵のミステリ展開をスリリングかつ豪奢で絢爛に見ることができてたぷたぷに大満足。

ネタバレBOX

美斉津恵友による黒夫人組の小林少年役の練り上げぶりに感嘆。推理するときに、シャーロック・ホームズと同じポーズをするなんて、探偵という職業をどれほどのリスペクトしているか一目瞭然。素晴らしかった。
カラサワギ

カラサワギ

玉造小劇店

ウイングフィールド(大阪府)

2017/10/07 (土) ~ 2017/10/15 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/10/09 (月) 14:00

美斉津恵友を目当てに拝見。粋で鯔背な江戸っ子風情がかっこよくてクラクラ!たくさん笑って楽しく過ごした。

三英花 煙夕空

三英花 煙夕空

あやめ十八番

旧平櫛田中邸アトリエ(東京都)

2017/09/26 (火) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/09/19 (火) 19:00

座・高円寺1の広い舞台空間を生かした「ダズリング=デビュタント」の次に、民家のアトリエという狭い空間での作品。主演・島田大翼の圧倒的なパワーに満たされた場に居合わせることができた奇跡。

愛と混在

愛と混在

劇団不透明

ウイングフィールド(大阪府)

2017/12/23 (土) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/23 (土) 19:00

舞台美術がとっても好きでした。
ライブのような楽しさもあり、とてもよかったです。

サバンナモンキーの憂鬱

サバンナモンキーの憂鬱

くによし組

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/12/06 (水) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/12/07 (木) 14:00

価格2,500円

一見シンプルな話でありながらいろいろ含みがありあれこれ解釈できそうなオトナの童話、な感じはまさしく寓話。
恋愛絡みの部分にこの前日に観た感情7号線を思い出したりも。

戰御史 -Ikusaonsi-

戰御史 -Ikusaonsi-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/11/24 (金) ~ 2017/11/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

舞台にハマるきっかけを作ってくれた作品。
初体験でノンバーバル、今思えば何故そんなハードルが高いことをしたのか、、
しかし、実際見てみるとノンバーバルだからこそ集中して舞台を楽しめる事ができたのかなと思います。考えるな感じろを地でいきました!

荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】

荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/12/22 (金) ~ 2017/12/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

観劇自体が今年の11月の壱劇屋の戰御史が初めてやったのに、その状態で挑んだ荒人神公演。観れて良かった!!
舞台を観る事がなかった僕のような人でも、ノンバーバルだからこそ感じるものがたくさんありました。
壱劇屋さん!ありがとうございました!

乱離骨灰

乱離骨灰

ドリル饅頭

シアター711(東京都)

2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★

サスペンス!
内容濃厚!

戰御史 -Ikusaonsi-

戰御史 -Ikusaonsi-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/11/24 (金) ~ 2017/11/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

壱劇屋『五彩の神楽「戰御史」』
カッコよさの濁流、アガるし妄想も捗る…大熊さんの不気味マイムと赤星さんの狂気の殺陣のタッグ…そこにゲスト勢の多様さもノッてアガらない理由がない。殺陣はもちろん、謎と鳥肌を召喚するお話、演出、お芝居が私を突く。混乱に継ぐ混乱だが…最後もはや爽快。
アクションモブの方達が入れ代わり立ち代わり戦い、無になり、戦い…というシーンもめちゃくちゃかっこ良くて、改めて五彩の神楽3ヶ月分、そして前2作の積み重ねを感じる。稽古場動画で見てたけど、やっぱり衣装で照明入って音楽に合わせて動かれるこのナマの圧倒感はいい、楽しい!殺陣もいいけど、目線が、意志が交わされる芝居もいいんじゃ…ゾッとするんじゃ…その静があるからの殺陣乱舞が圧倒的なんじゃ……

心踏音 -Shintouon-

心踏音 -Shintouon-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/10/27 (金) ~ 2017/10/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

壱劇屋『五彩の神楽「心踏音」』
殺陣の面白さは相変わらず、そのカッコよさが今月も違う。足音がときに楽しげに、悲しげに、二人が分かり合うように、気持ちがこちらにも流れてくるようで。明から暗への急降下に抱く「何故」が、リフレインするたびに解かれていくのが気持ちいい。が、哀しい…
吉田さんの殺陣や体の動き、スイッチ…跳ねて伸びて戻ってがそれぞれピタッとキマる…のがカッケーなー!と思うのだけど、それに流動的な奇っ怪さが合わさってすごい。
坂口さんは俊敏&重い。こわい…(よい) 坂口さんは持ち前のボディランゲージでもわかしてくれたな…周辺みな笑ってた。あと私だけかもしらんが、タップって音が聞こえてくるのと目で見えてる「地面と触れているはずのタイミング」がずれて感じるので、魔法みたいで面白いなー、と、あらためて。
個人的に、心踏音の繰り返しぶりは、赤坂Equalがお好きな方にも刺さるのではないかな〜など、思う…繰り返しの意味とかは違うけど、見せ方というか……個人的にね。

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