最新の観てきた!クチコミ一覧

54821-54840件 / 189918件中
オレンジ、

オレンジ、

劇団108

STスポット(神奈川県)

2017/12/23 (土) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

雑多な店。謎の中華世界。
上演時間1時間は長いか短いか。
STスポットにしては珍しい客席作り

ネタバレBOX

女の戦い。
チャイナ服ちゃんとスーツとぶりっこお嬢。
各々確かに美しく可愛らしく描かれているのだが、もう少し話に深みが感じられても良かったかとは思う。
中華親父の怪しさは中々良かった。
ハダシの足音

ハダシの足音

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

駅前劇場(東京都)

2017/12/27 (水) ~ 2017/12/30 (土)公演終了

満足度★★★★★

今まで観てきたガラパの中で一番好きです。自分の中で取り戻したい時間、会いたい人が思い浮かんでグッと来ます。舞台美術も今までと違った美しさがあって、登場の仕方もびっくりしました。

戰御史 -Ikusaonsi-

戰御史 -Ikusaonsi-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/11/24 (金) ~ 2017/11/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

これまでのノンバーバル殺陣芝居の中で断トツで戦ってた!その中でも赤星さんの運動量ときたら物凄い。物語が前作「心踏音」以上にややこしいので物販で買った台本を読むのが楽しかった。
笑顔で斬りまくるバーサーカーモードの赤星さんの通りすがりに 屠っときました的な容赦なさ。そうそう、これが観たかった!
サリngさんの衣装がめちゃくちゃ似合ってて、戦う姿がエボシ様だった。
巨体の満腹さんがあんなに動けるとは!パワー系の極み!
OPの軍勢の場面から完全に大熊ワールドで、不気味なマイムからの不穏さときたらもう!
赤星さんと満腹さんの対決。赤星さんのあのスピードで体格差をものともせずに攻撃を避けながら至近距離まで近よって、下から顔と顔を寄せてくる相手をナメ切った挑発ポーズ。満腹さんがまるで牛若丸に翻弄される弁慶のようだった。

ネタバレBOX

逃げても逃げても現れる赤星さんがフレディ・クルーガーのよう。クライマックスは次から次へと得物が具現化され、殺陣が目の前でとんでもない速さで繰り広げられて手に汗握らずにいられなかった。
舞台×ドキュメンタリー 浪曲師玉川太福譚

舞台×ドキュメンタリー 浪曲師玉川太福譚

企画室磁場

浅草木馬亭(東京都)

2017/01/19 (木) ~ 2017/01/22 (日)公演終了

満足度★★★★

再現を舞台でやって、間に何回もご本人にインタビューを挟む。気持ちが冷める構成かと思いきや上手く盛り上がっていく。ラストに太福さんの浪曲が迫力あって素晴らしかったです。鯉和さんのマドンナ感。可愛い。

FUKAIPRODUCE羽衣LIVE vol.11

FUKAIPRODUCE羽衣LIVE vol.11

FUKAIPRODUCE羽衣

吉祥寺スターパインズカフェ(東京都)

2017/12/18 (月) ~ 2017/12/19 (火)公演終了

満足度★★★★★

今年は劇団員の方々と、木ノ下歌舞伎の木ノ下さんがゲスト。木ノ下さんの『燃えるような人生』最高でした!日高さんの女装があったり。羽衣メンズの尾崎豊も楽しかった。私の好きな公演『甘え子ちゃん太郎』からの曲が3曲も!

きらめく星座

きらめく星座

えずこホール 仙南芸術文化センター

えずこホール(仙南芸術文化センター)(宮城県)

2017/11/30 (木) ~ 2017/11/30 (木)公演終了

明るく、ずっしり、心に残る、見応え満点の3時間。
オデオン堂のネオンの灯り、きらめく星球、ピアノの演奏にうっとり。

秋山さんはパワフル、大人の女。
田代さん、山西さんのアクトの芝居、発する芝居に、
久保さんの引き算だけど、声がすっと入ってくる芝居、
木場さんのやわらかーい艶っぽい声にうっとり。
みさをさん、声がしっかり届く。
木村さん、いい味。
声も、歌も、身体の動き〜一斉のリアクションがピタッと揃う〜など、みなさん達者で気持ちいい。

お客さんの反応の良さ、
笑い、拍手、反応して「あーっ」と声だしちゃったり。
シリアスなセリフでも、言い方に笑ったり、
存分に楽しみに劇場に来てるなーというのが心地よい。

お父さんと竹田さんの中の良さが好きだった。
音楽が大好きな一家と周囲の人々の、歌わずにはいられないといった、音楽劇。
あたたかい気持ちが流れる。

一方で、響いてくるセリフ。
大義、大日本帝国の意思と個人の意思が一致しなくなる、その苦しみ、
「奇跡」のセリフ。
ラストの空襲警報、泥沼に落ち込んでいく戦争の影、
満州や長崎に散るオデオン堂の人々の、運命が案じられる。

心中天の網島-2017リクリエーション版-

心中天の網島-2017リクリエーション版-

ロームシアター京都

横浜にぎわい座・のげシャーレ(神奈川県)

2017/11/06 (月) ~ 2017/11/18 (土)公演終了

木ノ下歌舞伎、初めて拝見したが、うわーーー圧倒!!!
‪エネルギー、迫力、笑いのツボ、しっかりとしたドラマに喜怒哀楽。笑ったり涙目なったり、胸熱でした。‬
‪俳優さんたち皆さん芸達者も芸達者。サンプルの『ブリッジ』に出ててすごい好きだった伊東沙保さんと武谷公雄さん、やっぱいいっ!青年団の山内健司さんも味!もちろんほかの役者さんもど迫力&放出するのみならずぐっと芝居、すっと芝居。
舞台美術もユニーク!
今回はFUKAIPRODUCEの糸井さん演出だったが、今後も作品観たい!‬

心踏音 -Shintouon-

心踏音 -Shintouon-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/10/27 (金) ~ 2017/10/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

話の構造が複雑で謎めいたところもあり、途中で「?」となったところの謎が明かされた時の「!」とその切なさの振り幅が物凄い。台詞無しでこういう複雑な見せ方をするのは、かなり挑戦的なのではと感じた。
セットの組み方がちょっと変わっているので、役者さんが舞台手前ギリギリを駆け抜けたり、奥から飛び出してきたりとかなり客席に近いところで演じることが多くとても迫力があった。
雨音がまるで雨降りのテント小屋の中で芝居を観てるかのように立体的に聞こえた。雨降りで盲目の殺陣ときたら北野たけし氏の映画「座頭市」を思い出す。あの映画にもタップダンスの場面があったが、今作ではあれほどエンタメ感を出さず、二人が心を通わせるいいシーンだった。
久しぶりに坂口修一さんの殺陣を拝見できたが、若手に全く引けを取らないスピード感と迫力ある殺陣だった。後ろ回し蹴りがめちゃめちゃ格好よかった!吉田青弘さんの盲目の殺陣は独特な動きでかなり大変だったろうな。

ヴィテブスクの空飛ぶ恋人たち

ヴィテブスクの空飛ぶ恋人たち

劇団印象-indian elephant-

スラヴ料理 カフェアリョンカ(仙台)(宮城県)

2017/12/15 (金) ~ 2017/12/16 (土)公演終了

シャガールと妻・ベラの物語、すっごく言葉づかい、日本語が面白かった!翻訳の妙ですね。
物語は、色に包まれている日常の描写とか、人や物との距離感の感じられ方や視点なんかが、ユニークというかシュールというか。もちろんシャガールの絵を彷彿とさせ、さらに、自在に動く視点にはフェリーニ映画のカメラの動きなんかが想起させられるようで。
シャガールとベラが相手を想い合い、言葉を交わす2人だけの親密なシーンにはキューンとしました。そして、挿入されるイディッシュ語の響きは美しく、クレズマー音楽もツボでした。
役者さんとの距離も近く、言葉から描かれる情景が少しずつ、ときにぐいぐい空間を満たし、ラストはもう空間全体が、自分も含め物語にすっぽり収まったような体感ありました。
シャガールの展覧会に出かけたり、絵は好きでいたけれど、人となりや時代背景なんかをよく知ることもできました。

こじんまりかつあたたかい雰囲気のスラヴ料理アリョンカさんのディナーも、珍しいものたくさんで美味しかった♪

賊義賊 -Zokugizoku-

賊義賊 -Zokugizoku-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/09/22 (金) ~ 2017/09/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

序盤コミカルな雰囲気から、KATSUさんが出てくると途端に不穏な空気が出まくってた。KATSUさん演じる敵役の得体の知れなさが凄い。アレはどう見てもイカれたヤバいヤツだった。
主演の中村るみさんの動きがとてもしなやかで、特にハイキックは美しかった。小柄ながらバスケやバレーボールの選手みたいな俊敏でバネのあるアスリートっぽい雰囲気があった。
新谷佳士さん、あまり拝見したことのないコミカルな役だが銭形のとっつぁんだった、首から上は次元大介だけど。最近の藤島望さんが醸し出す女将さん感はなんなんだろうか。岡村圭輔さんの慟哭にグッときた。
KATSUさん演じる頭領と、藤島さん演じる商人の妻はどういう関係なんやろう。頭領とその女っていうより、並んだ感じが姉と弟みたい。あれだけ残虐な男でも決して頭があがらない姉っていう感じ。とっても憎らしくて悪いオーラ出てました!

「シンデレラ」~おどる童話~

「シンデレラ」~おどる童話~

せんがわ劇場

調布市せんがわ劇場(東京都)

2017/12/19 (火) ~ 2017/12/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

すごくユニーク、発想力にユーモアに、絶えず笑いました〜!
たくさんの子どもたちが、思わず声を上げたり、ジョインしてたのにも和まされ。
ダンスに歌に、リズムと言葉遊びとか、補足リズムとか、リトミック的要素もあり、
ふんわり膨らむカボチャの馬車や、影絵や、ユニークな仕掛けの数々もあり、さすがだなーとうなりましたね。それでいて、子どもだましというのではまったくなく、大人のずるさとかいやらしさなんかも盛り込まれていて、深みを生んでいると思いました。
ほんとうに楽しく豊かで、これからも拓朗さんの舞台は観続けたい♪

ロミオとジュリエット

ロミオとジュリエット

東京芸術劇場

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2016/12/10 (土) ~ 2016/12/21 (水)公演終了

満足度★★★★★

ロミジュリの物語を、逆回転で、つまりロミオとジュリエットが死ぬ場面から2人が出会う場面へと時間を遡って描くというもの。2階席で観たので、役者さんの表情まで細かく見えなかったが、舞台空間全体はよく見えた。

男性の役者が、数枚の可動式の壁を180度に伸ばしたり90度に曲げたり回転させたりして、その仕切りでできる空間で、流れるように自在に場面転換が行われる。時間の流れを追うように、生演奏の音楽に乗って舞台は流れるように進む。大きな時計も出てきて、時間は意識されている。舞台美術と役者の構成的立ち位置、そして照明が、ロマンティックな絵画のような世界を作る。

音楽がドツボで、一定に刻まれるドラム、ピアノ曲が印象的だった。元Olive好きには、大森伃佑子さんの衣装もたまらない。そして可動式の壁の中のその瞬間の様子が、外の壁にアンティーク風の映像で映し出されるという演出。なんというか、覗き見で、はかない在りし日の一瞬の映像を観ているような、ため息ものであった。

ロミオ役は看板女優の青柳いづみさん。少女のような声で嘆き叫びつづけるのは、ちょっと苦手に感じた。9月にマムジプのワークショップ公演を観たときも思ったが、全体的に俳優さんは、抑揚を抑えナイーブな感じで。ジュリエットの豊田エリーさんは若く瑞々しい限りでかわいかった。

終盤に、ロミオとジュリエットが出会うダンスシーン。少女たちが大森さんの美しいドレスで舞うのだけれど、そこまでの流れのままに、”哀”のしめやかな感情で空間が満ちたように思った。”喜楽”に満ち満ちたら美しさが、刹那の運命的な恋の美しさもいっそう増すのではないかと想像した。

憫笑姫 -Binshouki-

憫笑姫 -Binshouki-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/08/25 (金) ~ 2017/08/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

台詞ナシ75分の殺陣芝居。
王様の気まぐれ?で戦場に出される女性たちが、最初は足手まといだったが、鍛えられて徐々に戦力になっていき、主演の西分さんがフルメタルアルケミスト的な衣装で登場する場面に鳥肌。彼女たちの勇ましい姿をみて涙腺決壊寸前。
全編を通してがっつり殺陣してて目が足りない。
末満さんの悪役は容赦がなくてすごくいい。末満健一さんの両手を広げた構えが、まさに王の剣術って感じで、あんなんで迫って来られたらそりゃ恐れおののく。
クライマックスに女隊三名が姉妹を助けにきたとき、包帯姿の西分さんに触れる川端優紀さんの手つきがとても優しくて泣きそうになる。
久代梨奈さんの殺陣が、最初へっぴり腰だったのがどんどん成長して、最後にはターンしての剣さばきがとても美しくなるほど。あの戦士はもっと強くなるぞ

ネタバレBOX

末満健一さん演じる王様が、最初は良き王かと思ったら次第に黒い面が現れ、クライマックスでの殺陣ではハガレンでいうキングブラッドレイ的なめちゃめちゃ威圧的絶望的な強さをみせる。その王様はヘルニア持ちだから腰を狙え!とこころの中で応援してました
かもめ/桜の園

かもめ/桜の園

地点

吉祥寺シアター(東京都)

2016/12/13 (火) ~ 2016/12/24 (土)公演終了

満足度★★★★★

初めての地点観劇。

開場と同時に劇場内ではニーナがティーサービスを始め、メドヴェージェンコさんが手伝い、トレープレフは「ニーナ!」と愛するニーナを目で足で執拗に追う。クラシカルな舞台空間に、マーシャが奏でる暗いピアノ曲、天井でくるくると回るファンと、壁に映るその影。磁場に圧倒される。開演前からそこには明らかに異空間が立ち上っていて、観客の入場に伴うざわめきも、その生成上で大役を果たしているかのようで、そこでまず感激。ティーサービスを行いながら、ニーナがロシアで『かもめ』を上演した際の逸話などを紹介してくれ、笑いが起きる。

そして『かもめ』。ほとんど、トレープレフとニーナの物語のようである。特にトレープレフは饒舌にしゃべる。「地点語」と言われる、アクセントやイントネーションが日常の私たちが使う日本語とは異なる、風変わりな発話で。時にそれはラップのよう。時にその絶妙な言葉のタイミングで、なんてことない言葉で笑いが起きる。なんなんだこれは。

トレープレフは常にものすごい熱量で動き回り、ニーナはふわふわしていて、アルカージナとトリゴーリンはゆったりと貫禄を持って歩き回り、マーシャとメドヴェージェフさんはほとんど動かない。メドヴェージェフさんは、サモワール(ロシアの壺)を持って終始一言も話さなかった(と思う)。

なんなんだこれは。とまず圧倒された(翌週の『桜の園』はもっと具体的に観れた)

新しい生活の提案

新しい生活の提案

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/05/26 (金) ~ 2017/05/31 (水)公演終了

満足度★★★★★

今の生活を変えてみたいと望む男の奇妙な物語。生活を変えるために、一度文明を破壊し爆発的進化を促進してアナザーワールドを産みだす行政の力、恐ろしや。藤子不二雄A先生的なダークな展開と劇伴がとてもマッチしていた。
皆さん一人で何役もされているが、なかでも小林嵩平さんの役の振り幅ときたら凄かった。素直なセクハラ男が一番好き。膝をすり減らしながらの移動はぬらぬら動いててとても気持ち悪かった(賛美)。
全編関西弁(一部鳥取弁)で演じる特別回では、受ける印象がより身近になって面白い。

人恋歌~晶子と鉄幹

人恋歌~晶子と鉄幹

壱劇屋

吹田市文化会館 メイシアター・小ホール(大阪府)

2017/01/19 (木) ~ 2017/01/22 (日)公演終了

満足度★★★★

これまでの劇団の公演とはかなり趣きの違う内容だが、随所にパフォーマンスが盛り込まれ壱劇屋らしさが溢れ出ていた。与謝野晶子役の西分さん、長台詞でどんどん感情が高ぶっていく場面は圧巻だった。
平塚らいてう役の湯浅春枝さんが、晶子と議論を吹っ掛ける場面などとても印象的で、実にらいていにハマっていたと思う。劇団の動画日記のときとは醸し出す雰囲気や顔つきがガラリと変わっていて素晴らしかった。
姐御っぽい役の印象が強い安達さんの"えぇとこのご婦人"も新鮮だった。以前かのうとおっさんの公演で演じた"イケメンにハマる看護婦"くらい意外だったが、朗らかで上品に笑う姿がしっくりきてる。

コインランドリーの天使

コインランドリーの天使

劇団浅葱色

サブテレニアン(東京都)

2017/12/27 (水) ~ 2017/12/29 (金)公演終了

満足度★★★★

コインランドリーの天使とは何者か?タネ明かしがやや早過ぎる気はしましたが、すっきりまとまっていて楽しめました。音楽もいい感じ。

パレード旅団

パレード旅団

劇団鹿殺し

ABCホール (大阪府)

2017/12/21 (木) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

人気な理由がわかりました!!歌にダンスに、お芝居どれをとっても最高でした

アリタケ

アリタケ

The Stone Age

TORII HALL(大阪府)

2017/12/15 (金) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

また素敵な劇団に出会えました。すきです

メガネニカナウ3

メガネニカナウ3

メガネニカナウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2017/12/07 (木) ~ 2017/12/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

今年一笑った作品。お笑いより面白かった

このページのQRコードです。

拡大