
すすぎ〜記憶に漂う柔軟剤〜
劇団5454
劇場HOPE(東京都)
2018/01/20 (土) ~ 2018/01/21 (日)公演終了
満足度★★★★
自分のよりも他人の人生の方が面白く話せるし、自分以上に自分を乗せられる。そんな演劇の面白さに通じる廉平さんの全力ドヤッな作品
場面場面はパチパチと弾ける洗剤の泡のよう、流れる汗の激流と回るドラムのような物語に心は洗われたのか漂白されたのか

床這う君へ
牡丹茶房
ギャラリーしあん(東京都)
2018/01/17 (水) ~ 2018/01/21 (日)公演終了
満足度★★★★
この作品の感想は自分の物語に落とすしかない
愛した人の何を愛していたのか?
見た目や仕草などの表面にあるもの、趣味や考え方が合うこと
お互いの持つ属性が作り出した関係性
一つ一つ取り除いていって、そこに何も無くなってもまだ愛している
愛しているを愛している
僕もそうだったからわかるけど
彼女の汚れは、僕の中では綺麗に変わり
僕の汚さは僕の中の彼女を綺麗にする
だからあんなふうに彼女に綺麗を与えてしまったら
僕の中から世界中の全ての綺麗を奪われないと帳尻が合わないよね

APOFES2018
APOCシアター
APOCシアター(東京都)
2018/01/12 (金) ~ 2018/01/28 (日)公演終了
満足度★★★★
依田玲奈×フジタタイセイ「海に瞬き」を観劇
舞台上の彼女が様々なものから言葉をもらうように、僕も演劇から勝手に言葉をもらっているし自分を投射している
しかし演劇の方は僕の都合などお構いなしで、頭を撫でたかと思えば眠りから覚めるような平手を打つ
演劇が現実であればよいのにと思った
言葉も表情も動きも全て一人に注目が集まる中で、一つ一つの動作やブレス、感情の表現の仕方など、ひとり芝居って普段観る演劇とは結構異なるものだなと
その分気持ちや行動がきちんと沁みて入ってきて没入感は半端なかった。依田さんに魅了され没頭した40分だった

非国民的演劇
しあわせ学級崩壊
インディペンデントシアターOji(東京都)
2018/01/11 (木) ~ 2018/01/14 (日)公演終了
満足度★★★★
叫ぶ詩人たちの国産み神話。神様を他人の心に住まわせるがゆえに分かりあえない人たち
リズムと詩に溢れた空間で交わされる言語は、僕らにはマシン語のようにわかるようで理解できない
地上にある舞台で生まれたのは他人に伝えるための感情
こういったこともできるのかと感心しつつもマイクが出てきた時の安堵感
繰り返される動きと言葉の心地良さは変わらずに、舞台の真ん中に翻訳機が置かれていることでこれまで聞けなかった言葉を聞けた気がする。
どっちの世界も好きな自分の心はアナログなんだなと
大田彩寧さんはこの舞台の世界でも上手く生きられない人で、どうあがいてもそういう結末になるループものの物語世界に陥っているような感覚。
あと何周したら因果から解き放たれるのだろう、、、
梢栄さんとの見せ場の絵力。梢栄さんの衣装がなにげに素晴らしかった

アベサダ:リローデッド
美貴ヲの劇
OFF・OFFシアター(東京都)
2018/01/10 (水) ~ 2018/01/14 (日)公演終了
満足度★★★★
題材自体は手垢が付きまくっているけど、秀逸なエンタメとして昇華されていて凄い面白かった
容れ物としての「男」は空っぽで、詰め込むものにより「女」が形作られる様は、自分自身を省みても男の怠惰
誰かへの気持ちに区切りをつけるには儀式が必要ということ
作品としては月経ファンタスティックより要素が渋滞しておらず見やすかった
ただ、アベサダパートが女子会パートとのリンクが少なく、女子会を中心とした物語が凄く面白かったのでさらにアベサダ部分も密接に絡まってきたらなともったいなく感じた。音楽の使い方が上手い

いずこをはかと
PocketSheepS
TACCS1179(東京都)
2018/02/08 (木) ~ 2018/02/11 (日)公演終了
満足度★★★★
キャラメルボックスに通ずる初心者にも分かりやすいストーリーにメリハリある演技と軽快なテンポ。
特に盗人珊瑚とお宝女が逃亡してからの疾走感は爽快。
ストーリー的には自由を追い求める覚悟の決め方が印象的でした。
笑いのテクニックに磨きがかかれば更に上質な作品になるのではないかと。
開場数分前、外まで漏れ聞こえてくる気合い入れのセレモニー。
音楽と共に、楽しませる直前の集中力と炸裂するエネルギーまでもが漏れ出てきて凄い迫力。
本来見せる為のモノではないし本編との兼ね合いもあるでしょうが、こういう場面って公開する価値があると思うのだけれど。というかめちゃくちゃ観てみたい。
もしも早く会場に来た特権として観る事ができるのならば絶対早く行く。

『売春捜査官』『熱海殺人事件~友よ、いま君は風に吹かれて~』
★☆北区AKT STAGE
北区AKTSTAGEアトリエ(東京都)
2018/01/20 (土) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』
鵺的(ぬえてき)
コフレリオ新宿シアター(東京都)
2018/02/07 (水) ~ 2018/02/13 (火)公演終了

人狼TLPT S『未来への十字架』
私立ルドビコ女学院
新宿村LIVE(東京都)
2018/02/07 (水) ~ 2018/02/12 (月)公演終了
満足度★★
鑑賞日2018/02/10 (土) 18:00
座席1階B列
人狼TLPT S『未来への十字架』新宿村LIVE
展開も結末も毎回変化する先の読めないアドリブ劇。
観客参加型の要素もあって観る側も楽しめるハラハラドキドキの内容でした。
エチュードみたいなものだと思うけど役者の地力がモロに出ますね。
支離滅裂だったりセリフが詰まったりする方もいてヒヤヒヤする瞬間も(^^;)
役を演じながらの頭脳戦って相当大変なんでしょうね。
しっかりルール説明がされるので人狼ゲームを知らなくても楽しめる作品作りがされていました。
ただ、顔と名前を覚えていないと会話についていくのも結構大変です。。。
ほぼ全編アドリブなうえ展開によって変化するので上演時間は90分~120分とアナウンスされていました。
私が観た回は人狼1人だけが残る展開だったので2時間越えでした。

ダンス30s!!! シアターコレクション
モモンガ・コンプレックス プロジェクト大山 MOKK
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/02/01 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了
満足度★★★★
■プロジェクト大山『大山曼荼羅』鑑賞/約80分■
取っつきにくいコンテンポラリーダンスを、いろんな趣向を盛り込むことで見世物として差し出す姿勢や良し。楽しんだ。

かんかんじいちゃん、
green flowers
シアター711(東京都)
2018/02/07 (水) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

天竺ダイヤモンド
ひげ太夫
シアター風姿花伝(東京都)
2018/01/30 (火) ~ 2018/02/04 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/01/30 (火) 19:30
価格3,300円
毎度ながら無条件で愉しい。本作に限らず、アジアの英雄伝承や千夜一夜物語を想起させるストーリーが実は現代が舞台というギャップはオトナのお伽噺的で肩が凝らないし、文字通りチカラ技な組体操を筆頭とした表現は観ていて厭きない。ネオ伝統芸だよね。

「3483」
電動夏子安置システム
駅前劇場(東京都)
2018/02/07 (水) ~ 2018/02/12 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/02/07 (水) 19:30
座席1階1列
電動夏子安置システム『3483』駅前劇場
客入れから楽しい安定の電夏クオリティ。
史実を盛り込んだ半フィクション的作品で、今まで観てきた作品とは少し違った作風に新鮮さを覚えました。
とはいえ、シリアスな要素もいつものノリのコメディでコーティングされていて、
電夏テイストを損なうことなく仕上げられていて流石だなと思いました。
観劇後に実物の木札の写真を見てみました。
名前もそのままなんですね。舞台美術の再現度の高さも凄い!

ダンス30s!!! シアターコレクション
モモンガ・コンプレックス プロジェクト大山 MOKK
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/02/01 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了
満足度★★★★
■トリプルビル鑑賞/約60分■
アフタートークで主宰三氏が述べていたほど個性の違いが感じられなかったのは、各組持ち時間20分、短時間で客をつかむには滑稽味を打ち出すほかなく、団体ごとのカラーが可笑しみの陰に隠れてしまったせいか? ともあれ、楽しい公演で何より。
ダンサー各自が良きタイミングで見得を切るプロジェクト大山がとりわけ印象に残った。

オホヒルメ
アブラクサス
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2018/02/01 (木) ~ 2018/02/05 (月)公演終了
満足度★★★★
華やかな衣装と装飾品に、セリフ量と熱演すごいと思いました。アフターtalkも参加しました。終演後に《皇后さまと広虫さま》と写真を撮って頂きました。素敵でした。
初めは難しい作品かと思いましたが、話が進むにつれ引き込まれ、また人物紹介や用語解説の説明書きがあって分かりやすく良かったです。
ありがとうございました。(^-^)☆彡

ひとり語り芝居『土神ときつね』
お茶祭り企画
Cafe Slow Osaka(大阪府)
2018/02/09 (金) ~ 2018/02/11 (日)公演終了
満足度★★★★
一人語りなんですが、いわゆる宮沢もののワンマンショーです。本当に宮澤が好きなんですね。一つ一つの言葉にそれが見えています。僕も宮澤が好きだけど、彼女には遠く及ばない、、。
80分ほど、一人で熱演。さりげなく観客にささやきながら、宮沢の世界をきらびやかに現代によみがえらせる。素晴らしい。あまり知らなかった「土神ときつね」を分かりやすく表現する。実に印象的な宮澤の世界が目の前に現れる。至福の時間だ。

ファミリィゲーム
劇潜サブマリン
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2018/02/08 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
説明文とチラシのイメージから、何というか、オフビートなコメディなのかなとタカを括ってました。ごめんなさい、凄かったです。こんなに面白く、そして狂気じみたコメディだったとは。最後にアレを絡めたのは好みが分かれそうですが。

「3483」
電動夏子安置システム
駅前劇場(東京都)
2018/02/07 (水) ~ 2018/02/12 (月)公演終了
満足度★★★★
■約120分■
今回はかなり社会派でした。話のまとまりはもうひとつだったかな。社会派の要素が作品と融和してない感じ。
しかしこの団体は道井座長はじめホスピタリティ豊か。気持ちよく観て気持ちよく帰れるね。会場内が異様な寒さだったのは残念だったけど。

富士美町の朝日荘
劇団サラリーマンチュウニ
上野ストアハウス(東京都)
2018/02/08 (木) ~ 2018/02/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
ものすごく心に響く場面があったので、涙も止まりませんでした!キャバ嬢が、追い詰められてしまう事情考えさせられました。あと、捨てられたのかもしれないが、その辛さの極限状態でもがく女のさまが、ぐっと来て切なかったです。あんな悲しい場面を、リピートするのは私にはできませんね。

虚構の劇団 第13回公演「もうひとつの地球の歩き方 〜How to walk on another Earth.〜」
虚構の劇団
ABCホール (大阪府)
2018/02/02 (金) ~ 2018/02/04 (日)公演終了
満足度★★★★
2回観劇。物語の展開の面白さ、どうなっていくんだろうという期待感。だけど、だからこそ、最終的に尻すぼみに感じてしまった。物語の1つのエピソードの彼女の不幸を、主人公はどう背負っていくのだろう。そこが気になって仕方ない。