最新の観てきた!クチコミ一覧

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ぼくらの90分間戦争

ぼくらの90分間戦争

企画演劇集団ボクラ団義

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/12/27 (水) ~ 2018/01/15 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/01/03 (水)

記念公演ですね

ネタバレBOX

記念公演にこだわるばかりに優先順位を間違えた妥協をしてはいないか。
目を惹く芝居はあったのは間違いないし、役者さんによっては素晴らしいお芝居だったと思います。が全体としてみると実力のあるなしが如実にわかってしまう芝居だけにきつかった。キャスティングもチョッと?90分で短いと言われているがこの感じの作品をやりたかったら30分もの3本でそのうち一本をこの作品で良かったのでは?90分じゃ足りないなら3時間かければよかったのに手間は題をかえるくらいでしょ。
湿っぽい台本を湿っぽく書くのは割と容易だと思う。90分も場面転換も感情の波も笑いもないなんて、それに相反して実際の芝居は格段に難しい、正直その実力は今はないと感じた。じゃあ役者がダメなのかというとそうではない、劇団なのだから芝居の上手い下手の幅はある、いかにそれらを使いこなしてベターなものに仕上げるのかは、演出にかかっていると思う。今回はここについて優先順位がおかしなことになった結果、一層おかしな仕上がりになっているような気がする。客席に完全に背を向けるとか、動きなどからリアルな芝居方向に演出したいのは分かりますが、個々の芝居が全然リアルな方向でない、あれではリアルな感じの芝居の芝居だ。
ぼくらの90分間戦争

ぼくらの90分間戦争

企画演劇集団ボクラ団義

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/12/27 (水) ~ 2018/01/15 (月)公演終了

満足度★★★

いい…いいのですが、シリアスすぎる。肩がこりました。ここまでシリアスなら、結末(テーマ)はもっと重くないと合いません。この内容なら、もう少しコミカルさも入れたメリハリさが欲しい。

『GFT版 贋作・桜の森の満開の下』

『GFT版 贋作・桜の森の満開の下』

GoldFishTheatre

藝術工場◉カナリヤ条約(大阪府)

2017/12/22 (金) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

GoldFishTheatre 『GFT版 贋作・桜の森の満開の下』
90分 会場はカナリヤ条約 客席の勾配が大きく 何処からでも見易い 座席もたかく 足が楽 好きな 会場。
彫刻家の名人 3人 殺され入れ替わり 彫ったのは事が無い 山賊 敵国スパイ 見習い中 王冠 王位 憎しみを彫りこんだ 蛇の生き血を飲んで 部屋に吊るした 武器を隠した。戦争 王位にしがみつく 人間の執着心 欲望 残虐性 狂気に満ちた笑う姫の美しさに 振り回され 避けたいが 求めてしまう 人間の本性かも知れない。 どろどろ 残虐な芝居を明るく軽くさらっと若さ溢れ ポップに表現 面白い芝居に作っていた 西川さやかさん演じる王 娘を亡くした心 メイクのギャプがこの芝居の雰囲気に感じた。

ネタバレBOX

90分 会場はカナリヤ条約 客席の勾配が大きく 何処からでも見易い 座席もたかく 足が楽 好きな 会場。
彫刻家の名人 3人 殺され入れ替わり 彫ったのは事が無い 山賊 敵国スパイ 見習い中 王冠 王位 憎しみを彫りこんだ 蛇の生き血を飲んで 部屋に吊るした 武器を隠した。戦争 王位にしがみつく 人間の執着心 欲望 残虐性 狂気に満ちた笑う姫の美しさに 振り回され 避けたいが 求めてしまう 人間の本性かも知れない。 どろどろ 残虐な芝居を明るく軽くさらっと若さ溢れ ポップに表現 面白い芝居に作っていた 西川さやかさん演じる王 娘を亡くした心 メイクのギャプがこの芝居の雰囲気に感じた。

蝋燭 王冠 今日でなくては、いけないのかい 昨日も約束 誰も居ないのに。私も連れて行っておくれよ。花の下では風が無いのに ゴーゴーと 魂が散って 気が変になる じっくり考えてやろうと決めた 今年こそ。名人飛騨は匠の3名人の1人 耳男だ // 現実・・・・ // ヒヒヒヒ 飛騨の王であったり なかったり 我 姫の拝む仏を 期限は3年 ハハハハハ // ウフフ 早寝姫 オオアマ マナコ 耳男 奴隷のエナコを褒美にやろう 耳をそいだ // イズミの里 一番 美しい娘 エナコ // 現実 姉ちゃん何でおるん お兄ちゃんが本読んでいる 里見手伝って // おかしら 山賊 惚れるんですか。 いつぞやは、美しい 貴方の弥勒に決めたのです。此方は。3名人の1人。俺も桜の森の満開の下を通るんじゃなかった。私は名人じゃ無い 鬼を探す //マナコが仕事を始めました ぞくぶつ ぞくぶつ と呟きながら。エナコを死罪に処す 耳男よ斧で首を打て。虫けらに噛まれたと思えば。エナコもう一つも噛んでおやり。あっ しまった 痛えー 瞼はあっても 耳ぶたは無いから ただ今 耳男が 仕事に取り組みました。蛇の血 多くの蛇 空が落ちてくる 押し返せ 人を殺して 笑う化物になれ // 現実 あんた こんな時間に何処行くん。コンビニ // オオアマの王子 謀反 掌を返すぞ ネクスト御門 桜の森の満開の下には。こんこん 火を付けられる。蛇 燃やしてしまうがいい。ハハハハハ まるで桜の森の満開の下にはいる様だ //現実 どうすか 僕が書いているんです。売れます。いいえ 芸術 信念を突き通す どうすか。これ 5千円。高いわ 200円 買お買お // 鬼 人間に成りたい 鬼とカニと**の見分けが付かなくなる // ドン 首を吊った 姫が 宵の明星 妹が死んで夜も私の物 オオアマが仕事を始めました。エナコの笑顔 押し返す力は俺にない 蛇の生き血だ 姫の16の誕生日に化物になれ 飛騨の魂を抜き取り 王の心を 俺は欺いた。耳男 大晦日 16歳の正月 出来た 太陽が死んだ 日の光は重たい この弥勒 ワシは心開き 心許すぞ 耳男の弥勒 精魂込めて化物を作ると決めた この笑顔 殺される 殺される 恐ろしい 真に恐ろしいのはこの笑顔だ 殺されたい お姫様の 顔を彫らせて下さい。エナコは首を突いて 血まみれの服はお前の下着 鬼門が開くぞ 弥勒 9万本 戦 狭き門をくぐり抜けた /// 俺の絵。帰ってたん じゃあね コースケもがんばりや 桜の森の満開の下 鬼の生まれる所 // どうもどうも 王 飛騨。ここは飛鳥 今弥勒を彫っている 大仏を彫れ 鬼を睨み返す。褒美は耳 エナコの子 3歳 // 鬼に成りたがる 血を取っておいで 生き血は私が飲みます。耳男 袋を持って上がっておいで 祠に 蛇の生き血を飲む ハハハハハ-- 天井の蛇が花みたいだ みんな死んで欲しいわ // この冠が倒れたら 私と国が滅びる。耳男 褒美をやろう 鬼だな お前 鬼になれ ・・・ 鬼無くして国は無い 戦 桜の森の満開の下 ご覧 耳男 ・・・ 天井に吊るした蛇 美しい 姫は人間か 姫を殺さなければ ちっちゃな人間の世界は持たない さようならの 挨拶をして 殺すのよ 胸を差し出したのに 耳男 立派な仕事をして /// 現実 コースケ 昨日からむり・・・ これありがとう 読んだ 楽しい スケッチブック 何描くくん 何描くん // ビュー・・・ 耳男 行かなくちゃいけない 桜の花が咲くから。 何故。 はてがない。 私も連れていって 倒れる鬼 黒い鬼が出てくる。
コインランドリーの天使

コインランドリーの天使

劇団浅葱色

サブテレニアン(東京都)

2017/12/27 (水) ~ 2017/12/29 (金)公演終了

満足度★★★★

全体的に荒削りで凸凹感の漂う物語なれど、勢いとやる気の熱量を感じる舞台。
大天使ミカエルに罰を食らうのは堕天使ラファエロでなくレイチェルのレイちゃん。
現世のトランスジェンダーと天界のドーナツコントも意味深。
レイチェルと浅沼の二人芝居でも面白かった気がする。

ネタバレBOX

彼は元よりストレートなのかバイなのか、何故天使の姿が見えたのか、
レイチェルが自らの身を投じ彼を延命させた動機は、
様々な謎が昇華されずに舞台に残っているようで少々陰鬱。
大人の条件

大人の条件

The Vanity's

ギャラリーLE DECO(東京都)

2017/12/19 (火) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

新鮮で発見の多い音楽劇に出会う。
物語自体はサスペンス仕立ての金田一少年の事件簿的な内容ながら、
歌を絡めた演出とそのスキルは見応えあり!あの距離での生歌は圧倒的な存在感と世界観を構築してくれる。
三姉妹に近づくかえでさんの活き活きした良い表情の演技と歌声に惹かれる。
その幼馴染の男性も良いキャラで面白かった。

ネタバレBOX

今回、主宰の方は盲目の少女と難しい役どころで、活きた表情は終演後のLiveでしか見られず残念。
あの距離感も面白いが、もう少しキャパのある小屋での作品も見てみたいところ。
結構ファン?固定客さんがいらっしゃるようで、
終演後は挨拶&物販が込み合ってよく見られなかった事が少々残念。またの機会に。
新宿千夜一夜

新宿千夜一夜

世紀末レヴューショー

SPACE梟門(東京都)

2017/12/28 (木) ~ 2017/12/30 (土)公演終了

満足度★★★★★

いったん閉場となる雑遊と梟門のラストを飾るアナーキーな舞台が同時に展開。
梟門はこの地「新宿」をカッコ良く?ありのままに表現してくれる面々のボードビルショー。
2017年の締めくくりにふさわしい華やかで楽しい時間を過ごす。
皆さんすばらしい面々でしたが、特にMOMOさん、風月JUNさん、裸猿さん、には
深みを教えてもらった。
また何かの機会に出会えることを夢みて。

Salvation-救済-

Salvation-救済-

劇団天動虫

ワーサルシアター(東京都)

2017/12/06 (水) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

人の内面をザックリと抉り出しながら適度なディフューザーで誰もが見易い表現に抑え
現代社会に突きつけられた問題性の提起をあわせ投げかける秀逸な脚本。
座付き作家として緩急自在に投げわける柔軟な物語性は劇団の幅を広げているよう。
シンプルな舞台美術も変幻自在に生まれ変わりその場を違和感無く作り上げる。
脳内記憶と現実社会、そして踏み込めない心内。行き交う記憶と思いの歪。
物語が紐解かれページが開かれる度に結びつく様々な謎と伏線が心地よい。

ネタバレBOX

濃くは無いが存在感が大きい役者が揃う面白い集団。
劇団はアマゾネス軍団ながら、芯のある外来男子のDNAを取り込み
その世界観を表現する手法は面白く見事な手腕。主宰演出の巧さか。
お洒落でカッコいい物語も素敵だが、泥臭くも浪花節的に泣ける物語も見てみたい。
前世でも来世でも君は僕のことが嫌

前世でも来世でも君は僕のことが嫌

キュイ

アトリエ春風舎(東京都)

2017/12/14 (木) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

満足度★★★★

仕掛けられた爆弾で死ぬ、がピリオドの幾種かのシーンが重ねられる。フリダシに戻って「またかよ」とこぼす〈主人公〉?が振舞いを変えてみたりしても結局無駄、というオチがつくバスジャックのシーンが相対的に多いが、自分が乗っ取るバスに爆弾を仕掛ける行動には解かれるべき疑問があるのに多くを説明しない事、などから、これは様々な連想を喚起する仕掛けとしての演劇、具象のようで抽象である絵画、として観てしまった。
テンポはよく、何かすっきり感もあるので背後関係の整合性は考えられているのだろう、位が関の山。
死、すなわち命の扱いが演劇の中でゲーム感覚に軽くなっていくプロセスを、突き抜けた先の感覚麻痺が狙いだとすれば、その意図は買いである。
何度も訪れる爆死をさほど嫌悪感なく受け入れられたのだったが、やはり、というか、リアリズムに軸足を置かない芝居=抽象世界は記憶に残りにくい(個人の感想だが)。抽象世界にはその世界に雄弁な方途、視覚的聴覚的な刺激の創出が、通常以上の意味を持つのではないか、などと考える。その意味で今回の舞台、言葉だけの「一人歩き」を免れた点が評価されようが、この挑戦にはもっと上があるような。。

「標〜shirube〜」

「標〜shirube〜」

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2017/12/12 (火) ~ 2017/12/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/13 (水) 19:00

価格2,800円

3人の脱走兵が迷いこんだのは肉親や夫が出征した女性達7人が暮らす共同体で……な物語。戦争の悲劇を伝えるには大切な人の生還を待ちわびる人々を描くのも有効だと改めて思う。また、戦犯に関する理不尽さも出てきて井上ひさしの「闇に咲く花」も連想。
そんなストーリーの根底には力強い「生きろ!」というメッセージが流れているのがまたイイ。あと、ほんのちょっと「禁じられた遊び」を想起。

ちゅらと修羅

ちゅらと修羅

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2017/12/07 (木) ~ 2017/12/13 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/11 (月) 19:30

座席B列7番

価格4,200円

冒頭の緊迫気味な場面から一気に引き込まれ、以降、破天荒なスタイルも交えて解りやすく語る今と過去の沖縄の理不尽。
漠然とわかったつもりでいたことが理解できただけでなく知らなかったことも多々あり勉強になりしかも面白かった。
で、風琴工房名義での最終公演ということもあり、時々過去の作品を思い出したりもしながら観ていたのだった。「やはり風琴工房スタイル」というのは脳裡をよぎったそれらの作品と本作に通ずるものがあったからなんだな。

髪をかきあげる

髪をかきあげる

マキーフン

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2017/12/06 (水) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

①演出に利賀演劇人コンクール2013優秀演出家賞受賞のajiの島貴之さんを迎えての公演。開場から開演までの時間にも工夫が施されて楽しい。暗転と🔦が効果的に用いられ、心の闇を照らし出す。椅子の使い方も興味深い。倒されたソレが表しているものに思いを馳せてみる。

⑥これは視線😒の演劇。並んだ椅子に座って一人に向けられる視線が何ともイイ👍
孤独と向き合う人、向き合えない人。人生の句読点を打つのは難しい。
藤井咲有里さん演じるトモヨが自己存在価値を見いだせたことを祈る。身悶える彼女を思うとドキドキは時々では済まない😅
⑦🎶マッキ~~~フン……マッき~~~フン🎵
あの歌が脳内スパイラルしてる。スーパーバワープレイ中😅

ネタバレBOX

②キャストのみなさんが、揃って美しい声の持ち主で感嘆もの😌掛け値無しで本当に全員がそう。耳から心を擽られる感じ💓あの声を聞くだけだって充分に足を運ぶ価値がある。
その上、肉体の美も堪能できる。ラストシーンを含め、マッスル😁
目と耳のご馳走が揃ってる👍
③谷村実紀さんはローマの休日の美しさ。地味な市井の人を演じているのに艶やか💘究極の悲しい出来事から光を掴まえて、幸福の地へ一歩踏み出す心の柔らかさを見せてくれる。震える。
ナカノキョウコさんの背筋を伸ばした姿は芸術品😍大きな瞳も愛くるしい。トキメク💕
④主宰と遠山悠介さんのコンビは揺るぎない。トモヨを口説くハヤカワの近藤隼さんのおおらかさが羨ましい。あんな風に振る舞えたら人生が拓ける気がする。安楽将士さん演じるムライが一目惚れするのもよく分かる😊大重わたるさんのイシイと妻との関係が美しかったなぁ😌
⑤最初の感激…というか笑いはオープニングBGM。なんとマキーフンのテーマ🎵音楽は大好きなブルドッキングヘッドロックで活躍されていた西山宏幸さん👍これちゃんと聴いて欲しい。素晴らしい出来映え🙆
そして、素晴らしい作品には素敵な制作さんがいる。江間みずきさん💘
リアル一軒家、のぞき放題。

リアル一軒家、のぞき放題。

ガレキの太鼓

文京区 某一軒家 ※千代田線「千駄木」駅徒歩3分(東京都)

2017/12/03 (日) ~ 2017/12/09 (土)公演終了

満足度★★★★★

①最終日朝の回を覗いてきた👀尺と、台詞と、動線と、タイミングを構築するのは、演劇的センスに加えて建築家的な数学的センスも必要だろう。その上、出演もしているのだから舘そらみさん恐るべし👍
1時間があっという間だった😅

ネタバレBOX

②工藤さやさんと小林樹さんが姉弟に萌える😁『30代女子会…』~『ウェイウェイ』の初めましての距離感に笑える。昭和生まれウェイ✋に爆笑😆
やっぱりみんな恋をしたいんだな😌恋愛モード全開だな😊
羨ましいよ、まったく😅
神の左手:coda

神の左手:coda

キコ qui-co.

サンモールスタジオ(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/12 (火)公演終了

①整理できないのは理解しようとする頭なのか、或いは感情か❔その答えを見つけるために、一人でJRまで歩く🚶

codaは曲のエンディングのために作られた特別な部分。この再演に銘打たれた意味を考えている。

ネタバレBOX

②小栗剛さんの音楽の使い方が好き🎵それはBGMという意味ではなく、作品の中に取り上げるという意味。今回はRCサクセション『スローバラード』が堪らない。彼にあんな風に語らせたら笑いを堪えられない。森進一『襟裳岬』も捨てがたいけどね。
③春名風花さんは今まで観た中で一番よかった。コメディエンヌっぷりが天晴れだった。コメディが上手いのは頭がいい証拠だ。シリアスなものより合っている気がする。
東澤有香さんの汚れヒロインっぷりもキュンとする。
百花亜希さんのスリムパンツがスタイリッシュで😍
桃テント

桃テント

ろりえ

駅前劇場(東京都)

2017/12/06 (水) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

①ヤバイ❗ヤバイ❗ヤバイ❗
なんだこの完成度は👍
総合エンターテイメントの完成形を観た🙌🙆🙌🙆🙌🙆

嗚呼……もう一度観たい。ワタシの大切な人たちみんなに観てもらいたい。そして、アナタに観て欲しい。

②ろりえ史上最高傑作だと思う👍奥山雄太さん、こんなにも笑いのセンスが高かった❔笑って、ヒリッとして、キュンとして、ジーンとして……その振り幅がスゴイ❗全方向に無限大👍
特に二幕冒頭の✈旅客機ダンス💃が素晴らしい❗表情も照明も最高❗ときめいて💓うっとりして泣いた😭

③彼らの心意気に痺れた❗大勢の魅力的なキャストを見事に使いきった奥山雄太さんの筆力と演出力に脱帽。そして、同等あるいはそれ以上に徳橋みのりさんの劇団愛と作品愛に撃ち抜かれた💘あのポジションで最大級の“らしさ”を披露し、作品に貢献してみせる心意気👍そして💃天晴れ🎵

「ネタバレ」に続く

ネタバレBOX

④笑いを牽引する三人のクオリティが半端ない👍
先輩CAの七味まゆ味さんが美しく凛々しい。そして可笑しい😌豪栄道とうまくいったかな😁
“ジャミラ”っぽいジャミーラの神戸アキコさんのことわざ、もっと聞きたい😜
機長の岡野康弘さんのオヤジギャグが笑ってもらえますように🙆
⑤結婚式にワタシも出席していたかもしれないね。だって“れれやねん”からCD💿戴いたもん😁👍早く聴きたい🎵
「離婚も上手くできない」は名言だ。それにしても“ナッツ子”の加藤夏子さんはイイ声👌
イイ作品…なのに観劇中に家に帰りたくなる。家族に会いたくなる素晴らしい作品🙆
⑥前作『逮捕』の岩田恵里さんの着物👘姿に一目惚れして、本日の目当ては彼女😁尾倉テント店の若奥様も素敵だった💕あのキュートな笑顔で、しれっとSEXの話をして好きだって言っちゃうからもう……困っちゃうなぁ💓
⑦洪潤梨さんから戴いたCD💿を聴いたよ🎵披露宴で歌ったあのシーンと同じバージョンが入ってた🙌🙌🙌
さらに、二幕開始前のCA七味まゆ味さんのアナウンスが入ってた😁そう、暴動を鎮めた加藤夏子さん演じるナッツ子の機内放送に至るアレです。🚗💨運転しながら大爆笑😁😁😁
THE BEAUTY QUEEN OF LEENANE

THE BEAUTY QUEEN OF LEENANE

風姿花伝プロデュース

四国学院大学ノトススタジオ(香川県)

2017/12/27 (水) ~ 2017/12/28 (木)公演終了

満足度★★★★★

肉親だから許せるのか、許せないのか。自己存在価値を見失った人たち。遺恨がアリ地獄🌀
那須佐代子さんの肢体が眩しい。鷲尾真知子さんがハツビロコウに見えた😊
この数日U2を聴いていた自分を褒めよう🎵ホワイエで作品中に出てくるキンバリー🍪を試食させてくれる。こういう、観客を作品世界と繋げてくれる心配り、粋だなぁ。

ちゅらと修羅

ちゅらと修羅

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2017/12/07 (木) ~ 2017/12/13 (水)公演終了

満足度★★★★★

詩森ろばさんがライフワークとされるだろう沖縄問題。大いに興味を刺激された。
公演のタイミングで、米軍普天間基地のヘリコプター窓枠落下事件が起きる。
演劇が現代社会と繋がっていることを強く感じる。何かが何かを引き寄せるのだな😔

ネタバレBOX

①敢えて誤解を恐れずに書く。作者の思いが強い。強すぎるほど強い。プロパガンダ演劇だ。
だから、作品というより演劇の価値や意義について思考を巡らせてみる。
②わかってくれ❗知ってくれ❗そんな叫びが聞こえてくる情報量。足と目と耳で集めたソレは確かなメッセージとして届いた。ただ、まるでTVドキュメンタリーみたいだ。もっとドラマが観たい。大量の情報を時間軸を越えて見せるためにクールなドラえもんを使う。SF要素に違和感😓
③米軍基地問題。ワタシも以前から、琉球王国独立がやまとんちゅの卑劣な行為からの解放だと思っている。「失敗を認め、謝罪をする」そこからしか国際社会における日本の立場や信頼を取り戻す方法は無いと思うから。それをせずに、二つの正義の矛盾を解消する方法なんて無い。
④林田麻里さんのジュゴンの美しさがまさにマーメイド😍これを守らなければいけないと強く思えた。
その真逆であり隣とも言える性暴力。男は欲求と上手く付き合えるようにならなければいけない。教育が大切だ。女性には愛をもって向き合わなければいけないことを学ばせよう。
『熱狂』『あの記憶の記録』

『熱狂』『あの記憶の記録』

劇団チョコレートケーキ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2017/12/07 (木) ~ 2017/12/19 (火)公演終了

満足度★★★★★

2回目。1回目より泣けたのは、作品を知ってなお気付くことがたくさんあり、知っているからこそより深いところへ入っていけるから。リピート観劇を強くお勧めします。

ネタバレBOX

①イスラエルの首都問題で世界が揺れているいま上演されている巡り合わせ。
記憶は何かを守るためにすり替えられ塗り替えられる。
戦争の無い未来を信じられるか否か。防衛という名の攻撃と、憎しみを棄て丸腰になり許す姿勢を持つ自殺行為のどちらが正しい❔
②戦争という過ちについて考え、麻痺していく感覚に抗う人の葛藤の物語であることに間違いはない。同時に今作は家族の物語である。家族とは何か、正義とは何かを問う。
そこに美しい夫婦がいた。父に食ってかかる息子を引き剥がす妻🙆吉田久美さんに痺れた❗
③戦時下では個人の本音は抹殺される。戦地へ向かう家族に「死ぬな」とさえ言えない。
生きる地獄……地獄の記憶の鎖に巻かれて生きる男。彼が生きる価値を見出だした家族との生活。そして覚悟の告白。娘の藤松祥子さんからの感謝が許し✴彼女が愛の象徴だ。
④新任の学校で出会い仲良くしていた外国語指導助手はとっても綺麗なユダヤ人だった。明るくて頭が良くて誇り高き女性。名前はデボラ。数年後に帰国してインドや中東でも生活されていた。彼女は、何より平和を愛していた😌
吉田久美さんを観て思い出した。
⑤闇を抱えて生きるのは地獄。誰かと共有することでしか解放されない。川添美和さん演じる教師は閉ざした闇の扉の鍵穴に差し込む🔑
ドキュメンタリー色の濃いモノローグを浴び続ける俳優さんの心的疲労はいかばかりか。
対極の思想が理想と現実の狭間で揺れる。
⑥信念を持って教壇に立つ教師。背筋を伸ばした川添美和さんが眩しい。教室に政治的思想を持ち込むのはタブーであるが、彼女の姿に少なからず勇気を貰った。
作品のメッセージを際立たせる為の対極を担うその役は、心身共に疲弊するだろう。俳優ってスゴイ🙇
⑦人命は地球よりも重い❗日本赤軍のハイジャック事件での判断は今でも賛否両論。銃社会だから銃を持つ。抑止力として核兵器を所持する。目には目を的思想。負のスパイラル🌀
憎しみを棄てることが平和への唯一の道なら…勇気が不可欠。如何に生きるべきか。
クラクション

クラクション

ハダカハレンチ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/12/14 (木) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

まるで『ホテルミラクル』のようなベッドが三つ。劇団名と相まって鼻血モノ💥かと思ったら、眠れない人の妄想スパイラル🌀イライラする人たちだった。
尾崎菜奈さんの横顔を見つめられるポジション😁赤くなかったけどオウムに似てた💓甲野萌絵さんとの掛け合いに笑った。

扉のむこうのコト

扉のむこうのコト

東京エスカルゴ。

シアター711(東京都)

2017/12/20 (水) ~ 2017/12/26 (火)公演終了

目当てはブルドッキングヘッドロックの葛堂里奈さん。劇団公演では観られない笑顔とダンス💃を観て👀度胆を抜かれる😅
でも、女優の卵の掴みかけたチャンスが溢れる哀愁…垣間見えて切なくなった。

君のそれはなんだ

君のそれはなんだ

オイスターズ

まつもと市民芸術館 小ホール(長野県)

2018/02/17 (土) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

①思い込みや勘違いというのは恐ろしい。落ちていく人は端から見ると滑稽で痛々しい。
芝原啓成さんのファーストリアクション👀が可笑しい。でもその後、長い時間鬱陶しい😅そういう演出なのだろうから彼に罪はないけど。もうローワン・アトキンソンにしか見えない😅
②怪談話ってどこか滑稽で、その可笑しさを見事に演劇にした。疑いの目を巧みにすり替えていく本に感心。
Mr.ビーンのアクが強過ぎる気もするが、他の人とのギャップがないと成立しないのかも❔
成長する川上珠来さんが作品のネジを巻く。張りのある声がイイ。可愛い。

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