最新の観てきた!クチコミ一覧

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おぼろ

おぼろ

ゲキバカ

新宿村LIVE(東京都)

2017/04/05 (水) ~ 2017/04/09 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/04/09 (日) 12:00

初見なのが不思議。王道エンタメ劇。商業劇と構成は似ているのに、雰囲気が違う。個々に振り切れてて、役者中心ではなく、作品が軸になってるから素直に楽しめたのかも。渡邊安理が可愛かったのでもっと前で観たかった。

「幸福の黄色い放課後」/「幸福の黄色い10日後」

「幸福の黄色い放課後」/「幸福の黄色い10日後」

キ上の空論

サンモールスタジオ(東京都)

2017/03/23 (木) ~ 2017/04/02 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/04/02 (日) 17:00

高校が舞台の青春群像劇で、諸々ドロドロで重い。どうにも共感がし難い題材なので、一歩引いて観てしまった。とは言え、ひとつひとつのエピソードを逆の時系列で丁寧に10日間遡っていくのは流石キ上の感あり。全然説明的でないのに理解が追いつく。「届ける」巧さ

夜と夜

夜と夜

mizhen

Yoga&Kidsdance スタジオ RireRire (東京都世田谷区玉川台2-1-15 3F)(東京都)

2017/04/01 (土) ~ 2017/04/02 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/04/01 (土) 19:30

チャレンジングな作品だったけど根底はmizhenらしさそのものだった様な気もする。居酒屋のシーン、客席では笑いが出ているところで、泣きそうになってた。たった2ステージ計50人にも満たない観客しか観る事が出来ないのは本当に勿体無い。是非どこかで再演を。

家族の神話

家族の神話

劇団 でん組

ザ・ポケット(東京都)

2017/03/28 (火) ~ 2017/04/02 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/04/01 (土) 14:00

百花亜希のパフォーマンスはやっぱり凄いし、何故彼女をキャスティングしたかもよく分かる。テキストが発する違和感が充分に伝わった。だが、読めすぎる展開と暗転多用した演出が刺さらない。全体的に役者が勝ち過ぎ、と言うか、テキスト弱過ぎ。勿体無いなー

時をかける稽古場2.0

時をかける稽古場2.0

アガリスクエンターテイメント

駅前劇場(東京都)

2017/03/22 (水) ~ 2017/03/28 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/03/26 (日) 14:00

満を持しての下北沢進出!きっちり仕上がっていた。「プロローグのみ」の設定でテキストの整合性が増し、敢えての明転で大転換が引き締まった。ラストは1.0同様に沈ゆうこに締めて欲しかったのは、ファンの贔屓目。

青春の延長戦

青春の延長戦

冗談だからね。

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/03/22 (水) ~ 2017/03/26 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/03/25 (土) 15:00

現役高校生劇団。若さは買うのだが、単純に拙い。伝わってこなかった(ーー;)役者を使いきれていないから演出力不足かな。石澤希代子、土橋美月といった知っている俳優の魅力が引き出されていない感覚。2年後ぐらいにもう一度観たい。辞めずに頑張って欲しい。

新人シリーズ16

新人シリーズ16

「ダンスがみたい!」実行委員会

d-倉庫(東京都)

2018/01/04 (木) ~ 2018/01/14 (日)公演終了

鑑賞日2018/01/05 (金) 19:30

19:30の回(曇)。通し券で。

19:30前説(80分)、19:37開演~20:21、休憩、20:32~21:05終演。

1.おやすみワンセカンズ「トゥ・マッチ・ペイン」
出演:飯嶋絵美 伊藤まこと 甲斐ひろな 小谷葉月 長谷川絵理

※飯嶋さん、甲斐さん、小谷さん「UDC14th『-14とよ-』(2015/3@セッションハウス)」

2.球磨ユキ「赤いため息-soft sounds from another planet-」

休憩

3.樋口聖子「巡る」

※「The World of Kaleidoscope 2015(2015/1@スペース・ゼロ)」「Dance Gathering Performance vol.6(2016/2@同)」他

4.武田摩耶「record」
出演:赤石柚季 櫻井加菜 佐藤瑞生 武田摩耶 李洪坤

※武田さん「dryland(2017/1@高円寺2)」「-14とよ-」、櫻井さん「おそようございます(2016/12@セッションハウス)」

大人の条件

大人の条件

The Vanity's

ギャラリーLE DECO(東京都)

2017/12/19 (火) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

満足度★★★★

ミステリーがかったスタイリッシュなお芝居。ちょっと無理めな展開が気になりましたが、出演者の魅力で大いに楽しめました。狭い会場を上手に使ったアイデアには感心。アフターイベントの歌もクリスマスソング主体でよかったですね。

海の賑わい 陸 オカの静寂―めぐり

海の賑わい 陸 オカの静寂―めぐり

山海塾

新国立劇場 中劇場(東京都)

2017/11/25 (土) ~ 2017/11/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

美しい! とにかく美しい! 
肉体が音楽や舞台装置と一体となる動く彫刻。
年齢それぞれの肉体がある。

残念なことに天児さんが体調不良で出られなかったため、2015年に観た初演とは少々雰囲気が異なった。
天児さんが1人で踊るとはの緊張感が、たまらなく好きなのだ。
天児さんの病状は快方に向かっているとのことで一安心。

半眼の蝉丸さんは生きている仏像のよう。
岩下徹さんのシャープなカッコ良さ。

山海塾は、日本では2年に1度ぐらいしか観ることができない。
海外での公演が多く、すでに700都市を巡っているという。
今回の公演は再演ながら貴重なものであった。

舞踏の公演が、国立の劇場主宰として開催されるのは、初めてだという。意外だった。
そして来年は、舞踏のもう1つの柱、大駱駝艦が新国立に登場する。期待大

Die arabische Nacht|アラビアの夜

Die arabische Nacht|アラビアの夜

shelf

The 8th Gallery (CLASKA 8F)(東京都)

2017/06/02 (金) ~ 2017/06/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

一般的に思い浮かべる「演劇」とは別のところにあり、扱いにくいはずなのに、面白過ぎるという、結構面倒くさい(笑)戯曲『アラビアの夜』。それをshelfだから見事に捌くことができた。


(以下はネタバレboxへ)

ネタバレBOX

ホテルやカフェがある、おしゃれスポット(笑)CLASKA内のギャラリー公演。
shelfにはこういう、いわゆる劇場とは異なる空間での公演が似合う。

shelfの公演は、舞台があって客席があって、舞台の上では演劇を、客席には観客が、という「安定した場所」を嫌うところがあるからではないだろうか。
つまり、「日常の中」に「異物」のように「演劇」が入り込むという感覚がshelfの得意とするところ。
なので、セットを組んだりしないし、装置も極めて少ない。

役者の台詞と演技(演出)ひとつで、日常に異空間の空を広げて見せてくれる。

今回の作品は、まさにその最たるものであったと思う。

時間、空間を、不自然に行き来するのだが(マンションの階数が異なる空間だったり、砂漠だったり、瓶の中だったりする)、観る側にはそれは苦にならずにすんなりと入り込むことができる。
空間が異なる登場人物たちが、「同じところ」にいるのもかかわらず、すんなりと飲み込める。

今までのshlefでは「台詞の間」にイメージが広がっていたが、今回は「台詞そのもの」でイメージが広がり、さらにもう一歩奥への広がりが、観客にゆだねられる感覚であった。

その「ゆだね方」が見事だ。無理がまったくない。

shlefの舞台では、例えば『小さなエイヨルフ』という作品を上演しても、場面展開や場所の移動は、舞台の上に「イメージの世界」を出現させるだけて、セットを変えるなどということをするわけではない。フィヨルドであっても家の中であっても、観客が実際に目にしているのは「素の舞台」である。
そういう意味において、今回の作品はshlefにふさわしい作品だったとも言える。
ほかの劇団であったら、そのあたりは苦労したのではないかとも思う。

結構、取り組みにくくて、「演劇」っぽくない戯曲だと思う。
その「演劇っぽくない」戯曲はローラント・シンメルプフェニヒの作。

これがとにかく面白すぎる。
おっ! という展開から、おおお! となる。
ほぼ全編が登場人物たちの独白で占められ、誰もが考える「演劇」とはかけ離れているのだが、「演劇」として面白いのだ。
この感覚は今までなかった。

つまり「演劇っぽくない」はずなのに、「演劇じゃなければ面白くない」戯曲でもある。
時空の重なり方、一瞬の変化など、「同じ舞台の上に別の時空にいることになっている役者が立っている」ということの、面白さがあるからだ。

この公演を見終わったときには、ローラント・シンメルプフェニヒの戯曲を読みたくなった。
すぐにローラント・シンメルプフェニヒ『アラビアの夜/昔の女』『前と後』を読んだ。
やはり面白い。
shlefでまた取り組んでほしいと思った。


全編奇妙な感覚で「面白い」のだが、私の観た回に「え? ここで笑う」という観客がいた。
若い男が次々と女のところで引っかかっていくあたりが面白いと思っていたようだが、そこは笑えないシーンではないかと思った。というか、非常に怖いシーンである。瓶の中や砂漠と同じぐらいの「悪夢の中」に彼はいる。
仏教的なそれぞれの「業」で「地獄」に彼(ら)はいるに違いないのだから。
アンティゴネ ~時を超える送り火~

アンティゴネ ~時を超える送り火~

SPAC・静岡県舞台芸術センター

駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場(静岡県)

2017/05/04 (木) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

(5/6)SPAC『アンティゴネ』、この世のものと思えない、衣装・水上舞台・生演奏・ことばと身体を分ける演出が、すっかり世界観にはまる、魂送りの儀式のような舞台。慎重に丁寧に踊られる盆踊りを、全身を使って魂を送る動作だと感じる。そして、現実社会に対して表現は無力なのか。

あの衣装を見た時、ウルトラセブンのガッツ星人を思い出しました。

腹話術師たち、口角泡を飛ばす

腹話術師たち、口角泡を飛ばす

SPAC・静岡県舞台芸術センター

静岡芸術劇場(静岡県)

2017/05/06 (土) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

(5/6)「腹話術師たち、口角泡を飛ばす」、演者から分離した身体・ボディを有する仮面「人形」の周囲に渦巻く、演者たちの妬み嫉み、劣等感、精神外傷、分裂症…建前、本音、深層、様々な心理をも象徴。
人形という仮面を付けて本心をさらけ出す人々。人形を外して社会性という仮面をつけ直す人々。

うちやまつり

うちやまつり

オイスターズ

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2017/04/20 (木) ~ 2017/04/25 (火)公演終了

満足度★★★★

(4/24)オイスターズ「うちやまつり」、表面に見せない分厚さを感じる深津戯曲を、いじり回さずに言葉で空気を伝える平塚さんの演出で舞台に。日常と不穏さの並立する、霞がかかったように果ての見えない、穏やかな悪夢。人物というか役者が色々とエロくて、とてもよい。

私の青空!

私の青空!

MICRO SHAYS

千種文化小劇場(愛知県)

2017/04/07 (金) ~ 2017/04/09 (日)公演終了

満足度★★★

(4/8)【MICRO SHAYS「私の青空!Hello!こちらウォーキンポスト」好きなポイント】
・フロオとバンさんの切なさ
・カメという外来者の存在(もっとクローズアップしてほしかった)
・フミエの皮肉に応える少女(役名失念)
・先行き不安な未来と対照的なラスト

(チラシイメージもあるが)○ちがい病院・サーカス等の道具立てなら、もっと過剰な演技・美術がよかったかも。それが爆撃で跡形もなく消えてあのラスト、の方がメリハリあったのでは(院長の「き○がい病院」云々で、ここがきち○い病院である事を思い出した自然体演技)。
でもラストにうるっと来た。

チャンプル「小さくても集まれば強い説」

チャンプル「小さくても集まれば強い説」

ミエ・ユース演劇ラボ

三重県文化会館(三重県)

2017/03/19 (日) ~ 2017/03/20 (月)公演終了

満足度★★★★

(3/20)チャンプル『小さくても集まれば強い説』、三重ユースの五短編戯曲をサンプル・松井周が構成・演出。
ぬるぬるする関係性・ダメな兄弟愛・夢の中のじわり感・〆ないぶつ切り・舞台美術等、各話にサンプルテイスト。
ラストは意外と、普通にいい家族愛(ただし、自分の事のようにいたたまれない…)。

身毒丸

身毒丸

演劇実験室◎万有引力

世田谷パブリックシアター(東京都)

2017/03/16 (木) ~ 2017/03/19 (日)公演終了

満足度★★★★

(3/19)万有引力『身毒丸』、怪しくも楽しい奇想天外が詰め込まれたあっという間の二時間。
見世物の場面では、視界のあらゆる所で何かが起こって見逃す贅沢さww
妖しく悲しき主筋は、実は頭に入らなくてもOK。直感的に受け入れて、周囲のディテールを楽しむ。それも、主筋の民俗的骨太さあればこそ。
卒塔婆の殺陣が、宇宙刑事のレーザーブレードにも見えた。

かえりのかい

かえりのかい

M☆3

元・立誠小学校(京都府)

2017/03/08 (水) ~ 2017/03/13 (月)公演終了

満足度★★★

(3/12)M☆3「かえりのかい」、関西の名だたる団体から集まったアクの強い多彩な出演者に、フェス的な公演を予想していたら、社会問題を乗せた共感系(あるある)エンターテイメントでした。役者のハジケっぷりと後半のダークな展開にただならぬ狂気、場が場なだけにヤバい。後半冗長に感じたのは残念。

T/IT

T/IT

Monochrome Circus

京都芸術センター(京都府)

2017/03/10 (金) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★★

(3/12)Monochrome Circus『T/IT:不寛容について』、福岡で観た渡邊尚さんとか動画を観たダムタイプとか大好きだけど、これは分からないし感じない…壮大なテーマをテキストや映像で語る場にダンサーがいる意義?身体発が見えない…私は、高度なダンス鑑賞に向いていないのか…

ねがいごとパズル ファイナル

ねがいごとパズル ファイナル

演劇人 冒険舎

名古屋市南文化小劇場(愛知県)

2017/03/30 (木) ~ 2017/03/30 (木)公演終了

満足度★★★

(3/30)演劇人冒険舎「ねがいごとパズル」、民話の原作を、我が事のように感情移入させる構成・演出、のびのび素直に見せる演技。作家性や個性よりも、「普通のお客様」に観てもらうための舞台。

胎内

胎内

刈馬演劇設計社

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2017/03/23 (木) ~ 2017/03/26 (日)公演終了

満足度★★★

(3/26)
・追い立てられるワル、耐えている女、淵に立つ男、みんな追い詰められている
・クセックやヂスタいかものを体験している身には物足りず
・セットなしの照明のみで空間切り分ける方が闇な気が(もう一つがどうなってるかは観れないが)
・音を聞いた時が一番ぞっとして惹かれた

ハイミックス、男二人が(抜き身を仕込みつつ)へらへら笑いながら、時々なっかんが泣きついてにへいさんが打ちのめして、もとやまさんが常時キレそうでやはりキレて、一人ずつ少しずつ狂気に踏み込んでいきました…(なっかんが世を憂い、胎内回帰はなかった気が)。

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