満足度★★★★★
美しい! とにかく美しい!
肉体が音楽や舞台装置と一体となる動く彫刻。
年齢それぞれの肉体がある。
残念なことに天児さんが体調不良で出られなかったため、2015年に観た初演とは少々雰囲気が異なった。
天児さんが1人で踊るとはの緊張感が、たまらなく好きなのだ。
天児さんの病状は快方に向かっているとのことで一安心。
半眼の蝉丸さんは生きている仏像のよう。
岩下徹さんのシャープなカッコ良さ。
山海塾は、日本では2年に1度ぐらいしか観ることができない。
海外での公演が多く、すでに700都市を巡っているという。
今回の公演は再演ながら貴重なものであった。
舞踏の公演が、国立の劇場主宰として開催されるのは、初めてだという。意外だった。
そして来年は、舞踏のもう1つの柱、大駱駝艦が新国立に登場する。期待大