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卒業式、実行

卒業式、実行

アガリスクエンターテイメント

サンモールスタジオ(東京都)

2018/02/17 (土) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

やはりアガリスクさんはおもしろい‼️脚本も出演者も。ただおもしろいから2時間ものめり込めるが、もう少しシンプルにした方がいいかもとは思った。でもどの公演も必ず楽しめる劇団ではありますね。

卒業式、実行

卒業式、実行

アガリスクエンターテイメント

サンモールスタジオ(東京都)

2018/02/17 (土) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

卒業式での国旗・国歌の問題で先生と生徒が真剣に意見を出し合っていたところがすごかった。
台詞が長かったのにはビックリ!

想いで迷子

想いで迷子

劇団道草ハイウェイ

ART THEATER かもめ座(東京都)

2018/02/10 (土) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/02/11 (日) 19:00

価格2,000円

前年秋頃からなぜか多めだった精神・記憶・夢を操作したりその中に他者が入り込んだり、なパターン。
「ああ、それね」とか既視感があるとかの題材を扱うのは(そしてそれが観る側の好みだったりすればなおさら)スタートラインから既にハンデを背負っているワケで、それに加えて重めの真相を緩和しようと前半をライトにしたりするとそのギャップが裏目に出て更に先行者との差が開いてしまうのか、などと思った。前半のアイデアのいくつかとラストは良いのに……。
一方、その前半にも「なんでそうしたの?」な演出が複数あり(1つはあまりにベタな青春エピソードをあの年齢で演ずる気恥ずかしさ回避のための男女逆転?)、もしもそれが後半の重さ緩和のためでしかなかったら本末転倒ではないか? あれこれ残念(←「惜しい」ではない)。
あと緩急のバランスやリズム感が個人的な好みと合わず70分余(1時間と思っていたからなおさら?)を長く感じた。

ヒッキー・ソトニデテミターノ

ヒッキー・ソトニデテミターノ

ハイバイ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2018/02/09 (金) ~ 2018/02/22 (木)公演終了

鑑賞日2018/02/20 (火) 19:00

座席1階G列

価格4,500円

19:00の回(曇)

引続き予定立てられず観に行こうと思ってもすでに前売りは終了。当日券があるようなので会場へ。販売開始の15分前着、すでに行列ができていて15名くらい。

受付が始まると、私の前の方からはキャンセル待ちに。ということで支払いをして「2番」の札を受け取り、開演5分前再集合。指定席「G-1(下手)」でした。

ハイバイは初めて、そもそもこういった会場の公演は滅多に観ないので...(特定の劇団を観に年数回程度かダンス公演か)。

観たことがある方は、
古舘寛治さん「女王の器(2012/2@アルテリオ)」。

藤谷理子さん「少女博愛主義(2015/2@だるま座)」「新・赤と白(2015/3@B1)」「見ズ溜マリニ映ル青空ハキレイデ。(2015/4@サブテレニアン)」「ロボットの未来・改(2015/11@アキバナビ)」「オイディプス(2016/2@新生館)」。3つの公演に小田龍哉さんが出ていて、先日その小田さん所属劇団の公演「タマシイ(@BASE)」を観て、そういえばと思って観に来ました。

正方形の舞台、各辺は堤のようになって「外を歩く」イメージか。

内側には小ぶりのテーブルと椅子があり、これはすぐに動かすことができる。

19:01前説(120分、丁寧に諸注意、それでも劇中だれかの携帯がブルっていた)~20:58終演、役者面会なし、物販あり。

お話は「説明」の通り。とても普通に(ある意味日常的)描かれていたように感じました。過去作品とのつながりなどはわからず。

劇中、客席で何度か笑いが起こりましたが何故だろうと考えながら。

事象が描かれるも、理由や原因や、学校や社会や家族や、には深入りしない。

いつのまにか握っていた糸を手繰り寄せたら何もなかったような(なんというかフワッとした)感覚。

ラスト、藤谷さんの声だけが聞こえるシーン。声は聞こえるけど「みえない」関係、未完成の関係のようでとても印象的でした。

イリクラ ~Iridescent Clouds~

イリクラ ~Iridescent Clouds~

イリクラ製作委員会

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2017/08/09 (水) ~ 2017/08/13 (日)公演終了

満足度★★★

評価が難しいです…

確かに幾つかの場面で印象的な表現や、歌があり、楽しめたのは事実ですが、
残念ながら上演時間が2時間30分を超える意義を余り見出せませんでした。
ヒーロー物として、どこまで本気なのか、それともズレを笑えば良いのか、
正直その辺りもメリハリをハッキリ感じられずどう楽しもうか戸惑いました。

ただ、何名かの歌は確かに素敵で「彩雲」というテーマ?も素敵な世界観でした。
また全体的に役者陣の熱量は高く、熱く伝わってくるものも確かにありました。

ノコッタカンカク

ノコッタカンカク

ツツシニウム

ワーサルシアター(東京都)

2018/02/08 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★★

2度観劇。
個人的に物凄く楽しめました。

こういう雰囲気の作品は、雰囲気を超える脚本や演出が伴わない作品が少なくない気がするのですが、
この作品に関しては、脚本もとても優れていて、またそれを体現する役者陣も見事でした。
誰一人、全く無駄な役が無く、密度の濃い、作品の掘り込みも非常に深い作品でした。
図師光博さんが改めて本当に良い役者さんなんだな、と思い知らされました。
でも出演されている全員が本当に素晴らしかったです。

卒業式、実行

卒業式、実行

アガリスクエンターテイメント

サンモールスタジオ(東京都)

2018/02/17 (土) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/02/20 (火) 19:30

 主宰で作・演出の富坂の出身校、千葉県立国府台高校を舞台とした作品。よく似た『ナイゲン』を見たときにも思ったが、この系列の作品では富坂の思いが強すぎて、芝居が長くなる傾向がある。もちろん、ドタバタ的な大笑いの中で展開される、シチュエーション・コメディはよくできているが、もっとスッキリとできそうな気もする。富坂自身が劇中の齊藤的ポジションにいるように思う。そして、この系列では、結局「長い物に巻かれる」結末になっているのが惜しい。
 むしろ『時をかける稽古場』のような芝居にシフトする方が良いのではないか。

『ホーム スイート ホーム』 〜はじまり駅のおしまいの日〜

『ホーム スイート ホーム』 〜はじまり駅のおしまいの日〜

Bobjack Theater

萬劇場(東京都)

2017/12/28 (木) ~ 2017/12/31 (日)公演終了

満足度★★★★

2017年大晦日にマチネ・ソワレを観劇。
日替わりゲストは紅葉美緒さん。

とっても心温まる素敵な物語でした。
閉駅になる田舎の駅の、最後の日。
1日駅長に指名されたのは、有名アイドル…と間違えられた無名アイドル。
でもその流れが何だか心が温まる展開でホッコリしました。
あとリボンの演出がとっても素敵だったな、リボンを繋いでいく場面も、落ちてくる画も素敵でした。

日替わりの紅葉美緒さんの役がキモヲタ過ぎて笑って、しかもソワレにはセリフが足されてて、
何故か予想外のハッピーエンドになっていてメッチャ楽しませて頂きました。
美しい物語でした。

近松心中物語

近松心中物語

シス・カンパニー

新国立劇場 中劇場(東京都)

2018/01/10 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/02/18 (日) 13:30

 2度目の観劇は千秋楽。ストーリーは単純なのだけれど、役者の力量と舞台遣い(美術+照明+音響etc.)で見せる芝居だと改めて思った。千秋楽なりの力の入り方は特に見られなかった、というより、最初に見たときから豪快な舞台転換と熱演が、千秋楽まで維持されていたように思う。宮沢りえは美しすぎるが、ややバカップル的な小池栄子・池田成志の組み合わせも、改めて絶妙だと思った。

ACT GAME 第四回戦

ACT GAME 第四回戦

ACT

シアターシャイン(東京都)

2018/01/24 (水) ~ 2018/01/31 (水)公演終了

満足度★★★

【A】と【C】の対決を観劇。

台本の2ページが全グループで同じで、後は各チームの自由…と、いう中で
全く別の作品に仕上げてくるのを観られたのは面白かったです。
予算なども限られている中だからこその色々な工夫があって楽しめました。
ここから更に伸びてくる事を期待しています。

死ぬか生きるか!

死ぬか生きるか!

オルテ企画/アミューズ/アタリ・パフォーマンス

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2018/02/01 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/18 (日) 13:30

座席1階17列17番

80歳超えの本題の伊東四朗さん、芝居やドラマならばまだまだご活躍いただけるだろうと
信じていますが、生コントとなると、、、、
と心配して来場された方が多かったようです。
よって、会場は大盛況。一瞬観劇を迷ったのですが、すぐに決断してよかったよかった。

千秋楽ということもあって、失礼ながらやはり疲れは隠せませんでした。
かなり声が出にくくなっていて、(カーテンコールで三宅さんがばらしていましたが)セリフ忘れも多いようでした。
まあ、そこはアドリブで双方おぎなっていたようです。

構成としては、次男の伊藤 貴明さんがコントの幕間に、写真で四郎さんのバイオグラフィーを紹介して、計5本のコントを披露してくれました。
劇団員の皆さんの伊東さんの思い出話は、今一つだったかな。でも、この話は毎回同じなのだろうか。(でも、こういうことやるから、ラストステージ感がまんさいになっちゃうんだけれど)

猟師の話が、一番ナンセンスというかシュールというか面白かったかな。

とにもかくにも、伊東四朗さんを堪能できた2時間でした。
三宅裕司さんの企画、舞台上でのフォローにも、観客として深く感謝いたします。
お2人ともありがとうございました。

ネタバレBOX

ただ、テレビと勘違いしているのか、観客マナーはかなりひどかったですね。
遅れてくるのが多いし、後列への配慮がない動き、係員への無茶な注文とか。
ちょっと、いらだっちゃいました。
舞台『想咲の結』(そらのむすび)

舞台『想咲の結』(そらのむすび)

ヒエロマネジメント

ウッディシアター中目黒(東京都)

2018/02/20 (火) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★

 娘2人、息子1人の5人家族。父は工場勤めの工員でいつも作業着を着ていて授業参観でもこの服装で来るので娘は恥ずかしくて堪らない。(追記2018.2.24)

ネタバレBOX

おまけに運動会では、大声で応援団式のエールを送るのだ。姉の優花は成績も良く、しっかり者だが心臓が悪い。何時も姉と比較される次女・志織は矢鱈と反発、長男でサッカー好きの浩介も距離を置いている。思春期の難しい子供達を抱えた母は、何かと口やかましい。父はそんな母の気持ちと子供達の間に立って、わりに呑気な風を装っているが、家族思いの優しい父である。こんな、どこにでもありそうな一家に訪れた姉、妹の尖鋭な対立。弟の問題行動、母の癌死を通して家族の絆、再生が描かれる。
 さて優花は、大学を諦めて就職した。自分の医療費が家計を圧迫してきたこと、弟妹の進学を考えるなら自分が働いて少しでも彼らの将来の為に軍資金を調達しておきたいことなどである。更に母はとても大切なことを亡くなる前に話していた。それは、優花は、血の繋がりが無い子であるということだった。父には、絶対内緒と言われていたことだが、志織の反発や浩介がサッカーを止めて荒れていたのは、単に自分が花形選手ではなく、そう言う事が分かったら、自分の居場所も失くして暴れていたのだと悟る。そして改めて顧問に再入部を申請した。
 一方優花は、心臓ドナーが現れる可能性の低いこと、求婚者の父が主治医で医者として何時発作を起こして死ぬことになるか分からない娘を、それがどんなに良い子であっても息子の嫁としては迎えられないと強行に反対されたことから、愛する者の為に身を引く決意をするが、工員である「父」が主治医に命を張って懇願した為、もし育ててくれた父に何かあった場合、ドナーとして彼の心臓を移植するという約束をしており、交通事故で亡くなった為、父の心臓を移植、適合性は高いだろうと判断されていた通りであった為、オペは成功、目出度く求婚者の求めに応じることになるという結末。
 牽強付会だとの批判もあるかも知れないが、人間関係の基本にある不信とそれを解きほぐす恐らく唯一の感情である愛情を描き、涙を誘う作品である。
卒業式、実行

卒業式、実行

アガリスクエンターテイメント

サンモールスタジオ(東京都)

2018/02/17 (土) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

「屁理屈シチュエーションコメディ」と言うのですね。多くの登場人物がごちゃごちゃ理屈をこねたり議論をするコメディ。主宰の冨坂氏の母校、千葉県立国府台高校を題材にした作品。代表作の『ナイゲン』の再来。『ナイゲン』では、開演前に「文化祭実行委員会資料」が配られましたが、今日は「卒業式 式次第」が配られました。それも学校側と生徒側の二通りの物。いや、芸が細かい。

「卒業式での国旗掲揚・国歌斉唱問題」、公立学校では、以前はよく議論された問題でした。若い人には一度は学んでほしいテーマです。そして、もし『君が代』を歌うとすれば、「♪さざれ石の」のフレーズで、「さざれ」で息継ぎをしないでほしいといつも聞くときに思ってしまいます。蛇足でした。

生徒が運営する文化祭実行委員会はどこの学校でもあるのですが、卒業式実行委員会って、実際にある学校もあるのですね。「全校生徒で決めた案の通りに準備する」、国府台高校は生徒の自治活動を大切にする素晴らしい学校なのです。いや、でしたかな? 勿論、このコメディは実際にあった国旗国歌問題を元にした作り話です。『ナイゲン』同様、個性溢れる様々な登場人物が面白い。最後までどんな結論になるかが見通せません。緊迫します。でも最後は上手いまとめ方でした。演劇によっては、若い観客と笑いのタイミングが合わない場合が私にはよくありますが、今日は若者と一緒に大いに笑えました。

喜歌劇『天国と地獄』

喜歌劇『天国と地獄』

オペラシアターこんにゃく座

俳優座劇場(東京都)

2018/02/08 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★

極彩色の絵画から抜け出してきたようなユリディスとオルフェの、色違いでお揃いの衣裳が好き。天国は白と金、地獄は黒と赤、どちらも色数が少なくてユリディス&オルフェと比べるとモノトーンみたい。

ネタバレBOX

(ネタバレでなはいのですが、関係ない話をちょっと挟むので…)
美少年をあらわす言葉として「白い耳」を使ったりするのですが、ここでの「白」って人間味の無さ、人形のような作り物の、みたいな意味だと思ってるんだなーわたしと最近気付いて。それと対になる「赤い耳」てのは、美少女に相応しい言葉だなということにも気付いて。
「赤い耳」というのは、例えば照れたりだとか、寒かったりだとかして、とにかく血の色の「赤」なのですよね。「白」が人間味の無さをあらわすのだとすれば「赤」は人間味をあらわすというか。生きてるぞ、あったかいぞ、ということが分かる「赤」。
色鮮やかなユリディスとオルフェは、そういった「生きてるぞ」という感じがとてもして。色数の少ない天国と地獄は、やっぱり人間じゃないんだなぁ……っていう。耳の話がしたかっただけ。
夜、ナク、鳥

夜、ナク、鳥

オフィスコットーネ

吉祥寺シアター(東京都)

2018/02/17 (土) ~ 2018/02/24 (土)公演終了

満足度★★★★★

実際に報道された事件の輪郭からはうかがい知れない、一人の人間が犯罪者となる過程と心理が巧みに描かれ闇の世界に引き込まれる。
いつも包み隠し表に出ることの無い邪悪な表情は、かえって女性の冷たい美しさを引き立てるよう。松永玲子さん、髙橋由美子さん、松本紀保さん、安藤玉恵さん、それぞれが背負ってきた人生の陰なのか演技なのか。
終演後の挨拶の表情も見逃せない。

ネタバレBOX

セットはほぼソファとテーブル、電話だけ。
正方形の舞台に四方の闇から現れ、そして消える登場人物。
照明だけで情景と心理を表現してゆく巧みな演出と鬼気迫る役者の表現に惹きこまれる。
人間の内なる憎悪、嫉妬、敵意。些細なことの積み重ねと、それを操る甘言で人はより楽な道を辿り逝くのかと思うと切なさも残る。
劇中で夫に手をかける安藤玉恵さんの鬼気迫る姿と、最後の一手を人に託す心内、息を呑む表情が今もよみがえる。
観るものに深いつめ跡を残す作品でした。
卒業式、実行

卒業式、実行

アガリスクエンターテイメント

サンモールスタジオ(東京都)

2018/02/17 (土) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/02/20 (火) 19:30

価格3,800円

面白い。よくこれだけの本が書けるなと感嘆するしかない。作・演出の冨坂氏の頭の構造は一体どうなっているのだろう。重い題材を、こうも見事にコメディに昇華させる手腕は他の追随を許さない。
毎回、役者陣が良いのは言うに及ばず、今回は主役・榎並さんの輝きぶりは半端ない。

夜、ナク、鳥

夜、ナク、鳥

オフィスコットーネ

吉祥寺シアター(東京都)

2018/02/17 (土) ~ 2018/02/24 (土)公演終了

満足度★★★★★

セリフが衝撃的で力強い!!同感です。闇を心にもって帰りました。後半は悲しいのか感動しているのか、よくわからないまま目がウルウル、胸が一杯に。今でも高橋由美子さんの表情が脳裏に焼き付き、床につくのが怖い。ホラーでもサスペンスでもない。不完全な 献身と利己、善と悪、夫と妻、面倒をみるものとみられるもの、親心と子心。。。消化できない矛盾の心地よさ・やるせなさ、現実の事件をベースにした新タイプの不条理劇か。照明だけで広がりを持たせた舞台も秀逸でした。期待通りの瀬戸山美咲演出作品でした。

舞台『想咲の結』(そらのむすび)

舞台『想咲の結』(そらのむすび)

ヒエロマネジメント

ウッディシアター中目黒(東京都)

2018/02/20 (火) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★

父親と長女の視点で描かれた“家族”の物語り。
ありふれた家庭の生活から、秘められた事実が次々と明らかになり物語りは進んでゆく。
物語りに少々出来過ぎな感があり展開も読めてしまうのですが、構成が巧みで役者の好演もあり惹きつけられた舞台でした。



岸 リトラル

岸 リトラル

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2018/02/20 (火) ~ 2018/03/11 (日)公演終了

世田谷パブリックシアター「岸 リトラル」3時間半、休憩15分込み。父の遺体を埋蔵するために海を超えた青年の超珍道中。映画の撮影現場と妄想炸裂の脳内が混在するカオス!生々しく、荒々しく、コミカルで挑発的な上村聡史演出に全身で応える俳優陣に敬意を。高低と奥行きを活かし世界を表した抽象美術も素晴らしい。景色も意味も心もくっきり伝わる佐川和正さんの演技が好み。パッと見で誰かわからないのもいい。

ネタバレBOX

父は無数の人名が書かれた電話帳を重しに海に埋葬され、番人になる。
鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』

鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』

鵺的(ぬえてき)

コフレリオ新宿シアター(東京都)

2018/02/07 (水) ~ 2018/02/13 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/02/07 (水) 19:30

座席C列5番

価格3,900円

3人のストーカーと彼らのそれぞれの対象となった女性、そしてそれに関わった人物たちの顛末……。
端的に言えば「面白かった」、勝手にキャッチピーを付ければ「頬を弛ませながら見る(他人の)悪夢」。 様々な要素が集められていて喩えればちらし寿司?
いろんな意味の「コワい」といろんな理由での「笑っちゃう」が同時に存在するアンビバレンツ、とも言えるか。
いかにも実際にありそうな部分も多々ありつつ同時にどこか異世界の出来事というか絵空事のように思われてしまうのは精神的な防御本能によるものか?

ストーカー3人がそれぞれ違うタイプの「狂い方」だったり、女性側の何人かも闇(病み?)を抱いていたりするのがまた巧みだし、まさしく鵺的×elePHANTMoonな味わい。また、アレやソレな演出や舞台面が傾いているような錯覚を呼び起こす舞台美術も面白い。
面白いと言えばその「場」の小道具類を出演者自ら配置・撤去する(例えばテーブルクロスを自分でかけて場が終わるとそれをポケットに収めたり)場転のしかたや小さな赤い玉を使った血の表現方法も面白かった。

親告罪は被害者が告訴しなければ……というのは知っていたが、さらにそういうことにもなるのか、と教わったし。(謎)

そう言えば実在の人物名や劇場名が出てきたが大丈夫か?(笑)
劇中の架空の劇団名(元ネタがよくわかってニヤリ)に覚えがあり、終演後に高木さんに尋ねてみたら「フォトジェニック」でも使った名称だそうで、そうか、そうだったか、と納得。

それにしてもストーカーって、する側が身を持ち崩すのは当然としても、される被害者側もあれこれ喪うというのが理不尽、とも改めて。

あと、白石晃士監督の映画「不能犯」同様、落ち込み気味の方は観ない方が身のためか?などとも思った。

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