喜歌劇『天国と地獄』 公演情報 オペラシアターこんにゃく座「喜歌劇『天国と地獄』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    極彩色の絵画から抜け出してきたようなユリディスとオルフェの、色違いでお揃いの衣裳が好き。天国は白と金、地獄は黒と赤、どちらも色数が少なくてユリディス&オルフェと比べるとモノトーンみたい。

    ネタバレBOX

    (ネタバレでなはいのですが、関係ない話をちょっと挟むので…)
    美少年をあらわす言葉として「白い耳」を使ったりするのですが、ここでの「白」って人間味の無さ、人形のような作り物の、みたいな意味だと思ってるんだなーわたしと最近気付いて。それと対になる「赤い耳」てのは、美少女に相応しい言葉だなということにも気付いて。
    「赤い耳」というのは、例えば照れたりだとか、寒かったりだとかして、とにかく血の色の「赤」なのですよね。「白」が人間味の無さをあらわすのだとすれば「赤」は人間味をあらわすというか。生きてるぞ、あったかいぞ、ということが分かる「赤」。
    色鮮やかなユリディスとオルフェは、そういった「生きてるぞ」という感じがとてもして。色数の少ない天国と地獄は、やっぱり人間じゃないんだなぁ……っていう。耳の話がしたかっただけ。

    0

    2018/02/21 10:41

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大