最新の観てきた!クチコミ一覧

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花の栞

花の栞

彗星マジック

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2018/01/12 (金) ~ 2018/01/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

彗星マジック「花の栞」もう素敵過ぎます!こんな深いファンタジーを描けるなんて流石ですね。設定の着眼点が想像力溢れていて面白い!米山さん以外はあまり見かけない役者さんばかりでしたが皆さん演技がとても素晴らしくお芝居に惹きこまれます。そして言葉が美しい!音楽が心地いい。衣装も可愛かった。もっともっといっぱい彗星マジックのお芝居が観たい!

マジカル肉じゃがファミリーツアー

マジカル肉じゃがファミリーツアー

ロロ

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2018/01/12 (金) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★

2018年観劇初め&ロロ初観劇。
ポップでキュートでハッピーな愛すべき家族の物語は演劇の楽しさが溢れていました。リビングで宿題しながらする会話や、ママの「正解~」の声で 仕事帰りの疲れた頭にもじんわりと幸せのお裾分けをいただきました。
ママの作るオムライス、わたしも食べたかった(笑)
パタンパタンと折りたたむドールハウスのような美術が可愛くて素敵でした。
あの回る感じはちょっとペナキリ風味?
楽しかったので、次回公演もタイミングがあえば是非観たいです。

ネタバレBOX

・板橋さんのママは、見た目の強烈な違和感は観ているうちに全然気にならなくなり本当に可愛く見えてくる不思議。
・トチが冷蔵庫に入ったときに、「出られなくなっちゃう~」ってちょっとヒヤリとしてしまったのは、リアルに毒されている証拠だなと反省。
・トチの声が聞こえなくなりつつある、サルスベリの寂しさが切なかった。
・めくるの話し方はちびまる子ちゃん風?
・一日の中二病を拗らせた感。
ハイサイせば

ハイサイせば

渡辺源四郎商店

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/01/06 (土) ~ 2018/01/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

青森県出身の友人ともう一度観劇。
社会性とエンターテイメントを、当然の如く常に両立させ、
演劇の力をいつも再認識させてくれる。

ネタバレBOX

この日はアフタートークもあったので、この企画の“そもそも話”が聞けた。
沖縄の当山氏が、2015年に小劇場の運営を学ぶため
全国を視察して回った中に「渡辺源四郎商店」も含まれていた。
その際「いつか一緒に」という話をしたことが実現したのだという。
沖縄の歴史という、まずゆるぎない事実ありきからスタートする制作、
なべげんの「伝えたいことは演劇を通して伝える」姿勢は
制約であると同時に使命感でもあるのではないか。

生き生きとした闊達さ、哀愁を帯びたトーンなど
ネイティブの方言でしか表現できない世界が見事に合体した作品だった。
ハイサイせば

ハイサイせば

渡辺源四郎商店

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/01/06 (土) ~ 2018/01/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

現実の重みと軽妙な笑い、その絶妙なバランスが素晴らしい。
沖縄と青森という、接点が薄いと思われがちな2つの地域を
卓越した発想力と若干の力技で見事につないで魅せる。
まさに今、現代にもう一度起ころうとしていることを見る思いがした。

ネタバレBOX

舞台中央、横長に置かれたテーブルとその前に4脚の椅子は
全て白い布で覆われ、上から紐のようなものでぐるぐる縛られている。

ここは海軍省内部、理由も告げられないまま連れて来られた4人、
青森出身の2人と沖縄出身の2人は、敵に傍受されないよう
方言による電話通信に協力するよう命令される。
が、その目的にはある秘密が隠されていた…。

津軽弁と琉球語という強烈な個性を持つ言語の“わからなさ”がとにかくおかしい。
特に今回は琉球語の解らなさ加減が突出しており、津軽弁が聞き取りやすかったほど。
だがその琉球語の解らなさのおかげで、人々は何と理不尽な扱いを受けたことか。
“わけのわからない言葉を使う、スパイのような怪しいやつ”というレッテルを貼られ、
軍隊でも他は県ごとに配属されたのに、沖縄だけはバラバラに配属されたという。
沖縄は今も昔も屈辱的な、不当な扱いを強いられている。

三上晴佳さんの、沖縄の人とことばに対して敬意を払う態度が素晴らしい。
わからなさの先にある、ことばとしての力に尊敬の念を抱いていることが伝わって来る。
「田舎者めが」「ごく潰しか」という海軍少佐のつぶやきは、
そのまま政府の姿勢を表している。

同時多発でまくしたてられる二つの言語の解らなさに笑っているうち
それを冷やかに上から見ている“政府のやり方”に気付く。
このコントラストが鮮やかで素晴らしい。

私は畑澤氏の“教育者としての視点”が好きだ。
「何にも知らずにぼーっとしている日本人」に、常に何かを突き付けてくる。
まず知ることが全ての始まりであることを思い出させてくれる。
「方言札」をはじめ、今回も初めて知ることが多かった。
「遠くで起こることを身近に」というメッセージを発信する
渡辺源四郎商店の活動をこれからも追いかけたい。





身体の知覚 -カラダノチカク- 2018/vol.6

身体の知覚 -カラダノチカク- 2018/vol.6

NPO法人らふと

RAFT(東京都)

2018/01/12 (金) ~ 2018/01/14 (日)公演終了

満足度★★★

ラ・ニーニャが生まれた・・・ タイフーンな微動が、無表情に大きなエネルギーを発しながら、赤い道を舐めるように『ウ・ニ・カ』に通過する。 速度を増して寒空に飛び出し(?)消えていくクール・ビューティ、シュールかつコミカルでホッと脱力。

SHIT AND LOBSTER 【ご来場ありがとうございました】

SHIT AND LOBSTER 【ご来場ありがとうございました】

MILE STONE

吉祥寺シアター(東京都)

2018/01/10 (水) ~ 2018/01/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/01/13 (土) 19:00

御笠ノ忠次さんの脚本ということで、滑り込みで観劇してきました。あらすじを見たところ、アダルティーな話なのかと思いましたが、オープニングは厳かな複数の男女のコンテンポラリーダンス。一気に引き込まれます。それに音楽がすごくいい。
ストーリーは、同棲して1年目のカップル間で持ち上がった、体位をきっかけに起きたトラブル。…から、何故か話は陰謀のにおいのするサスペンスに。この転がり方も予想外で、目が離せません。
タイトルの「SHIT AND LOBSTER」は作中に出てくる謎の体位の名前。これが主軸であるために頻繁に際どい話題や語彙が散りばめられているのですが、テンポがよくコミカルで演者さんの演技のバランスもいいので全くいやらしさがなく、何度も笑わせられました。個人的にはぶっちゃけトークがお気に入りですが、他にもふき出してしまったやり取りがたくさん。
まさに脚本の妙を見せつけられたお芝居でした。明日で終わってしまいますが、迷われている方がいたら是非。

近松心中物語

近松心中物語

シス・カンパニー

新国立劇場 中劇場(東京都)

2018/01/10 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

劇団☆新感線を自ら観ることはないと思っていたが、かの秋元松代の戯曲をいのうえひでのりが演出というので物見高く観劇と決めた。
「伝説」のように言われる蜷川幸雄演出舞台を私は知らないが、壮観な装置と流れるような転換(それも場面の一つであるかのよう)は蜷川「身毒丸」を彷彿とさせる。
が、新国立中劇場を使いこなす松井るみの美術(蜷川演出では朝倉摂)と演出いのうえのタッグの成果も認められた。
美しい「形」や「様式」には、それが形や様式に過ぎないと分かっても浸ってみたくなるものがある。休憩を挟んだ後半、心中の道行きを辿ることになる二組の男女の一対一の会話や、逼迫した状況を演出する追っ手の登場などでズームが人物に寄り、舞台が立体に見えてくる。
前半には「買う」道楽と無縁の忠兵衛が女郎・梅川と遭遇し、互いに一目ぼれしあう場面があったはずだが見逃している。もう一組の男女、与兵衛とおカメ(だったか)を知らず、与兵衛と忠兵衛を同一視したりで筋が飲み込めず前半を終えたが、後半で理解できた。
新国立中劇場は2年以上ご無沙汰、にもかかわらず床の黒や奥行きの特徴に「ああ」と懐かしさがよぎった。
空間を存分に生かした美術は、とりわけ終盤、目に飛び込む刺激だけでご飯が進むが如し。もとい、芝居が極上の料理の如くになり。
「心中」が日本人の深層に訴えるものでありエンタテインメントたり得ることを再認識。「心中」を鏡にして浮かぶ江戸の庶民の姿(悲哀を帯びながらも現世の春をしたたかに謳歌する)こそが、物語の主役として浮上する、という構図が今回の演出にもあり、これを見事に図案化してみせた確かな仕事があった。

ネタバレBOX

舞台づくりの優先順位を意識しながら見ていると、中劇場の宿命=声の届かなさは、この舞台では仕込みマイクを通すことによる音質の違和感として表れた。台詞が聞き取れる事を優先した訳である。心情の「演技」よりはテンポや動きのメリハリが優先。心情の連続性や場の(心情面の)連続性よりは人の滑らかな移動や華麗な動きや展開(見た目の美観)を優先。
前半の「分からなさ」は、(私の感覚では)心情表出の精度に拠った気がしている。また序盤での与兵衛と忠兵衛のキャラ分けは欲しかった。平場での(日常ベースの)やり取りではリアルな演技が物を言う。もっともまだ水面下で台詞に四苦八苦する役者・場面がしばしばみられ、大変だなと思う。
演技としては、堤真一は主役4名の中でも主役である者だが、ナイーブさがもう一つ出せていない。声量を意識し、声を張ると繊細な演技ができず台詞の後半で感情面の帳尻を合わせる「探り」の発語が見られた。百戦錬磨の池田成志が緩急自在なのと印象が好対照となる。風貌で多くを語らせてきた映像主体の堤氏は、声を張らない演技に徹した方が良かったのでは・・と余計な事を考えたが、いのうえ演出ではそれは無い、のだろう。無いものねだりかも知れないが、どこか一度でも役を自分のものにねじ伏せた、と感じとれる一瞬が欲しかった。
【東京公演】三の糸

【東京公演】三の糸

ゴツプロ!

本多劇場(東京都)

2018/01/10 (水) ~ 2018/01/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

ネタバレ無しで観たいので、初日に観劇しました。
期待通りです。いや、それ以上です。
小山会さんの津軽三味線演奏協力はさすがですね。舞台がきりりとしまります。
ただただ三味線を弾く男たちに、感動しました。

ネタバレBOX

入場時に渡される当日パンフの配役を観て、繋がりが全く想像できなかった。一人を除き全員が「万沢」って・・・。順番に、親子だとか兄弟だとかされて行くので、頭の中にピースを嵌めながら、足りないピースを探しての観劇は大変だ。
一度理解できたら簡単な繋がりだし、どれも納得できる理由。上手に展開していくものだな。やはり海さんの作・演出は面白い。
あ~台湾に行きたくなりました!
パラダイス印刷所

パラダイス印刷所

NEUTRAL

フラット(♭)(大阪府)

2018/01/12 (金) ~ 2018/01/13 (土)公演終了

満足度★★★

場所が、わかりにくいですが、いい雰囲気でした!!内容は、どう受け取っていいかわかりにくいですが、演技は良かったです。

ハイヤーズ・ハイ

ハイヤーズ・ハイ

劇団ガバメンツ

HEP HALL(大阪府)

2018/01/12 (金) ~ 2018/01/14 (日)公演終了

満足度★★★

僕には思いの外世界観が難解やったんで途中からストーリー追い掛けるの諦めました(笑)なので場面場面の面白シーンに笑ってましたがそれで十分楽しめるのがこの作品の凄いとこです♪キャストを少し絞って90分くらいに仕上げたらもっと魅力的な作品になるのではと感じました★

郷愁の丘ロマントピア

郷愁の丘ロマントピア

ホエイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/01/11 (木) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

没落した産業(夕張の炭鉱)の話で私には面白かった。

ハダカ座Vol.1『ストリップ学園』

ハダカ座Vol.1『ストリップ学園』

CLIE

新宿FACE(東京都)

2018/01/12 (金) ~ 2018/01/20 (土)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/01/13 (土) 13:00

目が点。破壊力大。男が女装し、しかもストリッパーという無理ありすぎな設定だけど、強引な展開に思わずノリノリで見てたりして。歌も迫力あり。

ぼくらの90分間戦争

ぼくらの90分間戦争

企画演劇集団ボクラ団義

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/12/27 (水) ~ 2018/01/15 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/01/13 (土) 18:00

座席1階F列

企画演劇集団ボクラ団義『ぼくらの90分間戦争』シアターKASSAI

ほろ苦い余韻が残る密室会話劇。
バッドエンドとまでは言わないけど、こういう終わらせ方するのかーってちょっと意外だった。
最後間に合って和解、みたいなベタベタないい話にするよりは、こちらの方が好みかな。

これまで拝見してきた作品とは作風も雰囲気もガラリと異なる公演で新鮮でした。
カーテンコールの「まことにまことにー」もなかったし(笑)

ハイヤーズ・ハイ

ハイヤーズ・ハイ

劇団ガバメンツ

HEP HALL(大阪府)

2018/01/12 (金) ~ 2018/01/14 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かったです。
笑いの中にも、優しさがいっぱい詰まっていました。
ありがとう♪♪♪♪

ジャガーの眼

ジャガーの眼

パフォーマンスユニットTWT

上野ストアハウス(東京都)

2018/01/10 (水) ~ 2018/01/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

寺山修司追悼の、唐十郎演劇。角膜を売り買いすると、その角膜にはなにか残っていそうな気もします。ふたりの女性のあいだで、不思議な葛藤を繰り返す作品。テントで見たほかの作品同様、ドギツイ音楽に、濃厚な演出あり。わりとわかりやすい。たいへん印象に残る楽しい時間に、拍手を大目にしてしまった。

ネタバレBOX

上野ストアハウスで,『ジャガーの眼』を観劇した。これは,偶然見つけたもので,唐十郎では,『吸血姫』『透明人間』『少女仮面』などを観たことがあった。いずれもたいへんな人気である。

この劇は,テントで最後に周囲もの風景が見えるような演出がおもしろい。また,どぎつい音楽が流れたりするが,その場面で非常にインパクトがあってなるほどなあと思うばかりだ。上野ストアハウスは寒くて,暑いテント劇場の過酷さとか,みなで膝をならべてぎゅうぎゅう詰めになるような悪条件はまったくなく快適に楽しめた。

しんいちは,女探偵くるみの存在に苦しめられた。あなたの眼は,あなたが移植した右目は,じつはまだ角膜が以前の持ち主が脳裏に焼き付けた風景やら,思い出が残されているのよ。その思い出がよみがえり,きっとあなたは今の妻ではなく私を選ぶのだ。と,そのようなやり取りがある程度の説得力と,不思議な時間体験が続く。

アングラという世界なのだろうか。だんだん慣れるとおもしろい。今回みたいなのは,寺山修司の世界も示唆しているようで,わかる人はもっと懐かしいのかもしれない。コントのやり取りがすごいし,盛り上がって踊りになって軽快だし,すごく良くできていると思う。
不埒

不埒

TRASHMASTERS

駅前劇場(東京都)

2017/07/15 (土) ~ 2017/07/23 (日)公演終了

満足度★★★

ひとり、ひとりが背負った荷物を、噛み締めるような舞台でした。

The Wonderful Parade

The Wonderful Parade

to R mansion

シアタートラム(東京都)

2018/01/13 (土) ~ 2018/01/15 (月)公演終了

シアタートラムにてto R mansion「The Wonderful Parade 」約1時間10分。楽しかった♪小さなお子様もOK!暗闇を使ったイリュージョン、パントマイム、マジック、影絵など盛りだくさんのパフォーマンス。日曜日の夜は残席あり。整理番号順、自由席。

琉球の風

琉球の風

劇団東演

東演パラータ(東京都)

2016/11/14 (月) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

問題点をすごくよくわかることが出来ました。
国が抱えた問題、地域が買えた問題、一人ひとりの人間が抱えた問題・・・・難しいけどもそこに自分がいることを意識しました。

その人を知らず

その人を知らず

劇団東演

あうるすぽっと(東京都)

2017/06/29 (木) ~ 2017/07/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

純粋に生きる・・・そんなことは考えたことも無かった。
あの時代に自分の心の指針に忠実に生きた人がいた・・・胸が熱くなりました。

取引

取引

オフィスコットーネ

シアター711(東京都)

2017/11/10 (金) ~ 2017/11/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/11/13 (月)

まずキャストが素敵!演出の松本祐子さんのシャープな演出が好き!
物語もとても楽しみました。

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