スナフキンの手紙
劇団BlankTheater
神戸アートビレッジセンター(兵庫県)
2018/03/03 (土) ~ 2018/03/04 (日)公演終了
満足度★★★★
少し違う世界 少し違えば、なっていたかもしれない世界に感じる。 武装 内戦 手紙 停滞 どの世界にも停滞し綴られたノートはあるだろう。
ネタバレBOX
閉じ込められております。 パンパン まるで情報が漏れてた。仕事は、自殺コンサルタント どうやって止めるの。殺しますか。売るのです 水分抜いて シリコン。カミソリ ゴトウダの目はごまかせない。囲まれています。パン ドン // ジャンヌダルク 消えそうなんです。私が次の人の前世になるんじゃないか // 女:ただいまー。 PC男: 。3年無い 90年代のトレンド 悪魔の箱と会話 コンピュータ 死にたくなりますか ご住所 いいです。// 誰かきてる。分からない。ゴトウダ 日本政府から1週間でキャンディを捕まえろ 今日は、何処を攻撃しますか。内戦の死者は 交通事故とエイズでかたずけられる。何で。日本の美しさ // キャンディちゃん このビデオ何 死ぬ 出てない マネージャーも出てない。陰謀だな。今日は一万人の・・・で。// キャンディが居ない。 捉えた者は殺せ キャンディの無意識は意識的 この文 また 内戦の70年代 流血の80年代 希望の90 どう思う その文章 気にかかる タイトル知っている スナフキンの手紙。 // 手製爆弾作ります。エイズ 細菌 多数 自殺コンサルタント 必ず止めます 死体売る 生きる事と死ぬ事を見つめる 各種取り揃えております このネット面白い // お話しようよ この人は、くだらない事を話す。 誰が言った。 万策尽きた。楽しい会話 // 遅かったわね。 東部支部400人やられた 野心と思いやり トイレ男女 南アメリカ 白人用 黒人用 俺は酒に逃げる。サキちゃん 僕にダイブしてよ。悲しみに満ちていただろ //もう戦いたくない 奴隷 女王様 私を踏んで下さい。私の前世にSMは居ない // ね 教えて あなた 自衛隊の武器の割合。どうして武器を持っているか知っているね 1972 連合赤軍 巨人軍が勝った 朝間山荘 視聴率80% 人質 この人達は優しい 安心しています プロレタリアートが来る 自衛隊は武器を流した 内戦の70年代 流血の80年代 天皇批判 男は自衛隊に殴り殺された ただ 叫んだだけ と国民は思った 90年代 葬式ごっこ ヘラヘラしてたから苦痛は存在しない 銃を取った 教育委員会に向けた。// 手を上げろ 何している 通信 この内容は // 閉じ込められている 扉は。 動くな 動け 全員銃を持っている 持っていな いのと同じ。ゴトウダだ。友達いないのよ やれやれ。PC通信で助けを求める。商売して良いでしょうか 前世をお求め キャンディさん ほんとに死にたいの 前世 どれが良い 嘘です 500年 親は二人 27世代 2 27乗 1億 日本全員が祖先 前世はありますか。有ります。PC貸してください。え 削除されている スナフキンの手紙 キャンディちゃんのエッチソフト。兄です 5年から行方不明 サイコダイブ。私が作った 私にとってステップ 次は あいつを作る。どうして。ファンだから 微笑んだ時にダイブする オオムのピーちゃんの話 どう 冷静になって下さい オオム返し 笑った 今だ キャンディにダイブ 私はどうしたら良いの。何を飲ましたんですか。ガンガン ドアを破る ゴトウダを殺せ。帰国子女戦線 コードネーム 地下室からの通信 偏差値戦線 コードネーム ♪ファイト 戦う・・・ 水の中を・・・♪ 間違っている 動かないで。花嫁戦線 自殺する 出来ないわ キャンディ 私が行く 4人で一つのハイパーダイブ サイコ**を作る // 私はある日 このノートを差し上げましょう シルクロードの東の果てそこで誰かに渡してください 多くの声 苦しみ 望 苦痛 希望 日本では語られない言葉が語られていた 私は気がつけば声を出して泣いていた。 次の日の朝 シルクロード 東へ向かった 沈没は恥ではない PC通信 兄は何が好きだったと サキに許して欲しいと パンパン 戻ろう 無法戦線 全員でサイコダイブ 時間が戻る 扉が空いています 景色も違うわよ 観て 平成6年 これが結末 パラレルワールド この世界のスナフキンの手紙はどんな事を書かれているのかな また集まりましょうか それまでこの世界を楽しむ。私は 語られなかった言葉を集めておきますよ。
違う世界 少し違えばなっていたかもしれない世界に感じる。 武装 内戦 手紙 停滞 どの世界にも停滞し綴られたノートはあるだろう。
高校演劇マルシェ
高校演劇マルシェ
中野スタジオあくとれ(東京都)
2018/03/30 (金) ~ 2018/03/31 (土)公演終了
満足度★★★★★
桃谷高校文芸部ドラマ班による「この高校4年生はフィクションです。」と盛岡市立高校演劇部の「絶対恋愛王政」の2本を約115分で上演。どちらの劇団も遠方からの参加で実際の高校生が演じているので、上演日程が2日間しかないのが勿体ない。素晴らしい出来であった。(花5つ☆)追記第1回2018.4.6 02:03 追記2回目(終)2018.4.9
ネタバレBOX
桃谷と言えばかつて猪飼野と呼ばれた地域である。大阪環状線の鶴橋に近い。開高 健の「日本三文オペラ」の舞台になった場所であり、小松 左京の「日本アパッチ族」が活躍した場所でもあるばかりでなく、梁 石日や金 時鐘を輩出した場所でもある。
歴史的には、4.3事件を逃れた済州島民が、当時済州島からの直行船便で大阪に到着し住み着いたという経緯があるので住民には済州島出身者が多い。日本最大の朝鮮民族集落である。4.3事件で亡くなった方の正確な人数は、分かっていない。(2011年当時)何となれば米韓連携軍による大虐殺は、一家皆殺しというケースも多数にのぼり、確認しようと努力する係累も絶えたり離散の果てに分からなくなったケースもあるからである。何れにせよその惨殺被害者は4万人以上と考えられている。こんな地獄から逃れてきた人々の多くがパスポートも無い状態で日本に逃れてきたことについては人道的保護があって当然のことだが、現実には、不法滞在という廉で地元警察からは散々苛められたようである。而も朝鮮半島が分断されたことの歴史的背景をみれば、日本の責任は重大だと言わねばならないにも関わらずだ。この辺りに日本人の傾向が端的に表れているように思う。都合の悪いことには、しっかりシカトである。こんなことだからいつまでも周辺諸国と真の友好が結べないのだ。安倍 晋三の悪をキチンと批判できない者達がこんなにも多いのも、実は自分達自身が、恥ずべき存在であると「自覚」はしているからであろう。
閑話休題、自分は単に差別を糾弾することで正義感を満足させたいのではない。差別の多くは、被差別に対して無自覚であることから生じる。つまり被差別経験が無い者は、差別に対して鈍感極まる存在なのである。
一方人間は、己が己であることを自覚する為だけにさえ、他者を必要とする存在である。そして、己を極めるということに目を向けず、唯成長の過程で己の生育環境から抜け出す努力も怠って自分と似たような者達だけと付き合って、それを自然と看做して一切の土台をここにお根拠を置いてノンベンダラリと過ごすことができた者達が、差別者となり、望んでも、己の状況を変えられない者の多くが被差別者となる。
而も被差別者の状況が、露骨な差別だけに現れるとは限らない。寧ろ空気として、或いは生きている状況そのものの地獄化にあるのだとしたら、その差別は単に被差別在日外国人だけの問題ではなく、被差別者全体が抱える問題としての普遍性を持つに至るであろう。今作の描く所は正しくこのような地点、地平である。
だからこそ、今作には、他高校から演劇に参加するメンバーが登場するのであり、互いに地獄の住人であることが即座に了解されるのみならず、一緒に表現活動に携わることが可能になるのだ。
「絶対恋愛王政」
聖絢爛学園高校は文科省からスーパーハイソサエティハイスクールに指定された名門校、リア充だけが成功者と看做され、そうで無い者は下層のレッテルを貼られて浮き上がる術もない状況に落とし込められ、生徒会執行部の独裁に喘いでいた。然し生徒会長を始めとして執行部の面々は実力者ぞろい。彼女らの高い能力と魅力に勝てぬ面々は服従せざるを得ぬ屈辱を耐える他に術を持たなかった。
然し、この学校のアニメ研究会が全国アニメクイズ選手権大会で優勝。オタ高としての評判を得、勇名を馳せることとなった。
一方、生徒会執行部は、スーパーハイソサエティハイスクールを“オタ高”と呼ばれることに屈辱を感じていた。全国優勝したことは立派な業績であるが、それがもとで“オタ高”と呼ばれることは肯んじなかったのである。結果、アニメ研究会は活動停止勧告を受ける。だが、アニメ研究会にはアニメ研究会としての独自のプライドがある。全国大会優勝という実績もありそれは当然のことであろう。而も各サークルのうちでも文化系サークルのメンバーは自由をその根本的価値と考える者が多い。表現する者としての必然である。その自由に表現することを禁止され、部室に立て籠もったとして部室を奪われたばかりか彼らの宝物である資料、フィギア、レア物、超レア物、人気キャラクター直筆サイン入りグッズなども没収の憂き目に遭わされた。アニ研部長も中々にしっかりしたキャラクターと主張の持ち主であった為、生徒会と決定的に対峙することとなった。
互いの論戦が見事である。而もラストには、生徒会長とキャプテンが、互いの高い認識を認め合い、恋に芽生えネット上で拡散していた非難合戦を終息させる方向に持ってゆく。
ここには、オーダーを決めたら、論理の唯一の展開である尖鋭化を免れる道が呈示されている。この点をも高く評価すべきであろう。
生き返るなら早めに言って
劇団鴻陵座
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/03/28 (水) ~ 2018/04/01 (日)公演終了
満足度★★
流れは後程書く。(ネタバレ追記2018.4.2)
ネタバレBOX
だが、脚本は粗い。というのも母親たちの吐く嘘は、直ぐに嘘だとバレてしまうような稚拙なものなのでリアリティーがないこと。こんなに小さな小屋で科白をがなったりするので滑舌の悪さばかりが目立ち肝心の科白が聞き取れないこと。物語の論理展開から必然的に導き出されるような重層的で尚且つ芯のしっかり通った文章構造を作り出し得ていないこと。これらの欠点を演出がキチンとダメ出しをして直していないことなど。演劇の基本が全然できていないことに対して自覚が無いことを意識できていないようであること等が気に掛かった。
以上のように感じたのも、序盤、中盤、終盤の殆どで余りにも杜撰な嘘が、通ってしまう展開になっていることが大きい。安倍政権じゃあるまいし、隠蔽のシステム、共謀のシステム、権力者への媚び、そのほか諸々の利害が絡んだ土壌と腐敗の上に成立している仇花システムを持つわけでもなく、キチンとアイロニーとして描かれている訳でもない今作は、折角コンプレックスの持つダークな面を描いていても、その効果が減殺されてしまうと考える。
さあ、ネタバレと参ろう。
無名校ではあるが、名門校相手にノーヒット、ノーランを何度も達成し、しかも4番で打者としても大活躍していた達樹が、突然事故で亡くなった。当然、甲子園へ出場の予定も崩れ地区予選で惨敗を喫したが、バッテリーを組んでいた孝史郎は望んでいた進路を変え、高校教師になる道を選んだ。墓前で野球部の顧問になりチームを甲子園に連れてゆくと約束したからである。
幼馴染から自然に恋人になった三奈美は、矢張り一緒に子供の頃から遊んでいた弟・和樹の彼女になっていた。野球を達樹に教えたお兄ちゃん英二は、今や弁護士である。
物語は達樹の死後3年の後、彼の人気が未だに高いことに目を付けた出版社が、彼の人となりを周囲の人物に取材して本を作ろうと取材に現れる所から始まる。偶々、編集者が売れる本を作りたい一心から、取材中に「弱い」などと口走ってしまったものだから、唯でさえ、カッコを付けたがり嘘をでっち上げていた母の暴走ぶりがエスカレートしてしまう。彼女は、霊媒師の能力を持つという女迄呼んでいやが上にも効果を盛り上げようとしていた。当にその時であった。達樹が生き返ったのは! 無論、皆仰天した。そして、その後少し落ち着いた。で彼は似てはいるものの、本人ではないのではないか? と当然の疑問を抱く。それで実験をしたのだが、内情を知る者達にとっては、彼が本物であることがハッキリしてしまった。
一方、それまで嘘を吐いて丸め込んでいた編集者は、嘘を真実と思い込み、現れた人物は偽物だと判断する。
さて、死亡診断書も火葬許可証も未だ手元にある。実際、達樹は死に、火葬に付されたのである。その彼が生き返ったなど誰も信じまい。而もプロのスカウトも注目していた天才であったから、事故の賠償金も異例の額が認められていた。その金も詐欺ということにされてしまえば返還する必要も生まれてこよう。更に損害賠償請求の裁判が待っているかも知れない。既に3年も経った今、父母は離婚もしており、父は売れない役者で金も無いので母が働いているのに、裁判を起こされ詐欺で起訴された上、損害賠償請求訴訟等を起こされたら堪ったものではない。おまけに弟の和樹には、天才である兄に対する強いコンプレックスもあって、衆議一決、生き返ってきた達樹殺害の計略が練られ実行されたのだ。
荒天~こうてん~
劇団黒胡椒
上野ストアハウス(東京都)
2018/03/29 (木) ~ 2018/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
演技もダンスも殺陣も、すばらしかった!生演奏にも感激です。次回作も期待してます。
丹青の三方一両損
深川とっくり座
江東区深川江戸資料館小劇場(東京都)
2018/03/30 (金) ~ 2018/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
落語、講談で馴染みの「三方一両損」を江戸っ子気質に自分たちの大事な妹や弟子の色恋を絡め、さらに仲裁役となる大店(大黒屋)の女将さんの不興をかうハラハラ、ドキドキ。そして、大岡(奉行)裁きならぬ決着はどうなるのか。
(上演時間1時間20分)
ネタバレBOX
落語ネタ。元は左官金太郎が3 両拾い、落とし主の大工吉五郎に届けるが、吉五郎は落とした以上、自分のものではないと受け取らない。大岡越前守は自分で1両足して、2両ずつ両人に渡し、三方1 両損にして解決する落語で馴染みの「三方一両損」。
本公演のセットは、根付職人・松吉が住んでいる長屋、松吉の妹が奉公している大黒屋、大黒屋に出入りしている大工・巳之助の親方・八五郎の家、その3場面で構成されている。それぞれ長屋塀・井戸・とっくり稲荷大明神、大黒屋の看板、親方の家内にある箪笥など特徴ある物を張りぼてや置物等で表し、それを絶妙なタイミングで暗転・場面転換させるところは見事。
物語の基本的な流れは落語と同じ。梗概…根付職人・松吉が大黒屋から根付代金6両を貰って長屋まで帰ってきたが、途中で財布を落としたことに気づく。その財布を拾ったのが大工の八五郎、そこで弟子の巳之助を松吉の所へ行かせるが、松吉は落としたからには自分の財布ではない、と受け取らない。一方、八五郎は礼欲しさに届けさせたのではないと言い張り…。
その2人が大事に思っている松吉の妹・おきみ 八五郎の弟子・巳之助の恋が絡み、江戸っ子の”意地”と大事な人を思う”人情”が交錯しハラハラさせる大衆演劇(喜劇)。定番劇の醍醐味をたっぷり味わえた。役者の表情・立ち居振る舞いは、それぞれ江戸庶民の気質と暮らし振りを十分観(魅)せてくれた。
次回公演を楽しみにしております。
生き返るなら早めに言って
劇団鴻陵座
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/03/28 (水) ~ 2018/04/01 (日)公演終了
満足度★★★
脚本は精緻さに欠け、演出は魅力不足、演技は荒削りで全体的には難が多いと思ったが、人が持つ曖昧さ、不確実性を如実に示す訴えに不気味な魅力を感じた。
(上演時間1時間20分)
ネタバレBOX
冒頭、登場人物の衣装は黒っぽく、セットでは白boxがいくつかあり鯨幕の様相である。床には切り紙が散乱しており心内荒涼といった演出であろうか。
当日パンプで、脚本の根太一氏が「お話は あだち充原作の漫画『タッチ』の和也が終盤で生き返ったら…という発想から書きはじめました」とあり、冒頭のいくつかの台詞でそれとなく解る。
物語は達樹の死後3年の後、彼の本を出版するため周囲の人たちに取材をするところから始まる。編集者は彼の”印象等が弱い所”を補うため、取材した人たちに美談的なことを無理やり聞きだそうとする。さらに編集者は、霊媒能力を持つという女性まで呼ぶが…。達樹が生き返ったが、本当に本人かという疑問が出てくる。それを試し、彼から当事者しか知らないことまで語られた。そのことから彼が本物であることが確認された。
一方、周囲の人たちの証言は達樹を印象付けるための誇張、虚偽によって編集者が、嘘を真実と思い込み、逆に現れた人物は偽物だと判断する。そして生き返ったとすれば、事故の賠償金を返還する必要があるかもしれない。
作劇は何をどう書くか、定義付けや決まり事という制約はあまりないと思うが、それを観客にどう観せるかということを考えれば、具体性というか納得性が大事ではなかろうか。人物の動き、会話、物事や情景の描写、回想や意識の変化など、それらの具体性の積み上げで何かを伝えることになる。本公演では、その具体性・納得性に欠ける。大きなところでは火葬や埋葬許可証が存在するにも関わらず、本人(身体)が生き返ること。所々の雑な情景描写(説明)が観客に受け入れられていないのでは…。
それでも自分が感じ入るのは、編集者の取材に対し周りの嘘が本物(本人)を否定し、真実が歪められる怖ろしさに注目したからである。フェイクやデマに踊らされて真実を見誤る、もっと言えばインターネットの発達した現代、情報・表現の”多様化”が進んだように見える一方、誤った”情報構造の画一化”に繋がる怖れを思ったからである。そのためには、自分自身、リテラシーを見につける必要がある。本公演について言えば、”劇における茶番、奇跡などは人の勝手な解釈”と思い込む。
それでも展開は、妄想やドッペルゲンガーなのか、それとも現実として描いたのか判然としない。もう少し観せ方(脚本も含め)に工夫が必要であろう。
次回公演を楽しみにしております。
荒天~こうてん~
劇団黒胡椒
上野ストアハウス(東京都)
2018/03/29 (木) ~ 2018/04/01 (日)公演終了
満足度★★★
最初は世界観、時代感が把握出来ずに戸惑っていましたが見ていけば色々と納得はできましたのでアリなのだと思いました。
生バンドは確かに迫力もありましたが近い分シリアスなシーンでも常にいるので気になってしまうのは少しマイナスに思えます。
ダンスあり、歌ありなのでエンタメが好きな人には好まれる舞台だと思います!
ただ、パイプ椅子に2時間半近くはお尻が痛くなりました。
焔~ほむら~
JACROW
駅前劇場(東京都)
2018/03/28 (水) ~ 2018/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
いつも通りの力作で、濃い空気を造り出しておられるのですが、今回は駅前劇場。
駅前劇場があんなにパンパンな感じになったのも久しぶりかも?
狩野さんが中間管理職の地味な役だな?と思ったらシャウトもあり!
小平さんは前回「所属劇団のJACROWに出てる時より100倍いいお芝居してるし」とかつぶやかれてましたが、自劇団でも もちろん良い演技しておられます!
悪役は徹底的に悪役に徹しておられまして潔い感じ。
大満足だったのですが、☆4にしたのはネタバレにて...
ネタバレBOX
募集の際に『シニア割』というのがあった気がするのですが、普通に予約料金になっていた気がしますが...??
漂流
HitoYasuMi
ワーサルシアター(東京都)
2018/03/28 (水) ~ 2018/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
地下小劇場で無人島を舞台にした公演。
フライヤーと同じ衣装、シチュエーションもそのままに海辺に流れ着いた新婦。
彼女が激しい波風の音で目を覚ますシーンで「おっ!これはっ」という強い手ごたえを感じました。
ここから始まる漂流ドラマを真正面から直球芝居で魅せる覚悟がある事をハッキリ見せてくれたからです。
薄着1枚身につけただけの女性1人。
先住漂流者のおかげで、野垂死には避けられたものの、次に待ち受けるのは僅かな人間達とのコミュニケーションという難題。
苛酷な自然の中での生き残りがベースにあるものの、本作のキモは何といってもこの島から逃れられない人達の生き様。
実際なら何日も経てば、髪も肌も衣装もボロボロになるであろうビジュアルには目をつぶるとして(そこをリアルにされてしまうと結構きついですし)それぞれのバックグラウンドを想像しながら観る登場人物の立ち振る舞いや関係性にはグイグイ引き込まれてしまいます。
助け合いと暗鬼。特殊な状況下での人間ドラマが各自個性豊かに描かれ、演技をしっかり堪能するタイプの芝居を観ているぞー!という充足感に満たされていきます。
特に若者には未来を諦める事など絶対できない心からの叫びは、強く胸に突き刺さりました。
ネタバレBOX
ゴツプロ!の塚原さんの容姿、形相が無人島サバイバルの現実味をグッと引き上げてくれます。(いつ拝見しても毎回全然違うキャラクターなのも凄い)
こういった状況下だと男と女の違いが妙に生々しくハッキリ見えるのは、やはり動物的な生活を強いられるからでしょうか。
とは言え同じ男または女であってもやはり人それぞれ、個性的だから面白いです。
高校演劇マルシェ
高校演劇マルシェ
中野スタジオあくとれ(東京都)
2018/03/30 (金) ~ 2018/03/31 (土)公演終了
満足度★★★★
考えてみれば「高校演劇」っていうものをこれまで1度も観たことがないので、所謂高校演劇らしい芝居というのがそもそもよく分からないのだが、『※この高校4年生はフィクションです。』の話の中に出てくる審査員みたいのがいる世界なのかと思うと、これまで接してこなかったのは正解のような気がする…のに、今日のような舞台を観るとそれもまた違うのかなと。
ネタバレBOX
『※この高校4年生はフィクションです。』、楽しい話とは言い難いが、セリフの端々から滲み出てくるリアル感。『絶対恋愛王政』、冒頭でニーノ・ロータが流れてきて(それもあの映画のメインテーマじゃない方だし、サントラでもない音源)、まさか途中からそういうことになるとは思わず、この選曲にはやられた。観終わったあとの幸福感。
ビューティフルサンデイ
BASEプロデュース
ギャラリーLE DECO(東京都)
2018/03/20 (火) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/03/24 (土) 15:00
価格3,500円
元は俳優座劇場での上演というのが信じられない(初演・再演とも観たけれど)ほどに巧く落としこまれてずっと身近に感じられ、3人それぞれの心情が響いてくる感じ。
そして3人それぞれに優しいことから、いい人過ぎると相手への思いやりや遠慮がスレ違ったり裏目に出たりするのかもしれず、適度に(←ここ重要)甘えることも肝要ではないか?などと思う。
さらにいくつかのことはもっと一般的なことの隠喩ではないか?とも気付く。やはりこれも珠玉の作品か。
平穏に不協和音が
演劇企画集団LondonPANDA
小劇場 楽園(東京都)
2018/03/29 (木) ~ 2018/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
すごく面白いお芝居でした!
夫婦だからこそわかること、夫婦だからこそ理解出来ること、夫婦だからこそ逆に対立してしまうこと、色々なことを考えさせられた時間でした!
でも、ただの夫婦の話だけではなく、お二人のお芝居が?演出が?ちょいちょい面白くてあっという間に時間が過ぎてしまいました!
まだ観ていない方々に、本当にお勧めしたい作品です!
焔~ほむら~
JACROW
駅前劇場(東京都)
2018/03/28 (水) ~ 2018/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/03/31 (土) 19:00
座席1階A列
JACROW『焔~ほむら~』駅前劇場
サラリーマンって辛いなぁ(他人事 笑)
結末は分かっていたので、途中の展開は観ていて辛かった。
いい人、まじめな人ほど損をするのは「あるある」「わかるわかる」って感じでした。
溜飲が下がるような展開ではなかったけど、救いもあったと思う。
ラストの真野と立実のシーンが好きです。
座席が窮屈めだったので、もうちょっとゆったり観たかった
あと会場内が暗すぎて当パン見るのもアンケート書くのも大変です
せめて終演後は明るくしてほしい
ネタバレBOX
・前説から冒頭の謝罪シーンへの流れが良かった
・真野がなぜ改ざんを承諾したのかが疑問だったのだけど、父親の死があったからなんですね
・別府の世渡りの上手さがなんか怖かった。飄々としてつかみどころがない感じが特に。
・業種が違うから良く分からないけど、納品時に受け入れテストてやらないのかしら?
実は改ざんを分かってて責任だけ押し付けたのだとしたら、結構あくどいなぁと思った
bastidores -楽屋-
岩﨑大20周年企画supported by 東京ジャンケン
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2018/03/28 (水) ~ 2018/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
それぞれの役者がそれぞれに幅広く舞台に引き寄せられるようであった。また、ハコの小ささも相まって舞台と客席が一体となり笑いを作り上げており、そこがあたかも公演名「楽屋」であるかのようであった。
ネタバレBOX
二部で、妖精役を演じられた伊波杏樹さんの幅広く味のある演技に心惹かれ、時を忘れたかのように見入っていた。表情の使い方1つを取っても格別であり終始感動を胸にしていた。
これにて、
劇団KEYBOARD
北池袋 新生館シアター(東京都)
2018/03/28 (水) ~ 2018/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
31日ソワレ(本編2時間+活動弁士による実演等15分)を拝見。
ネタバレBOX
サイレントからトーキーへの映画の移行期、活動弁士という「芸能」の担い手としての意地と誇りにかけて、時代の波に抗った、人々の物語。
おむすびのような顔いっぱいに喜怒哀楽+照れの表情を浮かべ、存在感抜群だった、市瀬龍司さんを中心に据えたキャスティングに、映像や歌唱を巧みに取り入れた2時間。終演後に行われた、本物の弁士による実演も合わせて、事前に予想していた以上の、充実した時間を過ごせた。
あと、ヒロイン・須磨桜子役の女優さんを「何処か見覚えが…」と思いながら観ていたら、歌唱のシーンで「ねくすぽすとさんで何度か拝見した、冨士枝鈴花さんだぁ!」と記憶が蘇った。その歌唱も勿論だが、上演中、主人公の詩郎を見つめる際の、真っ直ぐな眼差しが、とても印象に残った。
最後に配役を記しておく。
國山詩郎(弁士学校出のシャイで一途な男)…市瀬龍司さん
須磨桜子(詩郎の恋人。後の一流映画女優)…冨士枝鈴花さん
月岡稀声(女性ファンに人気の弁士)…佐藤有朔さん
杉浦春柳(主任弁士)…大沢宗也さん
木暮千鶴子(弁士)…森かなみさん(着物がお似合い♪)
水谷朝子(映画館の場内係、月岡のカノジョ)…小口美雪(おぐち・みゆき)さん
木暮良吉(映写技師、千鶴子の夫)…真原孝幸さん
木村常二郎(映画脚本家)…杉本等さん
大石環(小屋主)…山下華蓮さん
三好双葉(月岡稀声の妻)…髙山実音歌さん
佐伯健太(警察官)…森薗尚也さん
高校演劇マルシェ
高校演劇マルシェ
中野スタジオあくとれ(東京都)
2018/03/30 (金) ~ 2018/03/31 (土)公演終了
平穏に不協和音が
演劇企画集団LondonPANDA
小劇場 楽園(東京都)
2018/03/29 (木) ~ 2018/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
かなり面白かった。俳優の人が二人とも本当に上手だった。欲を言えば終盤にもう少し期待を越えるものがあれば尚よかったか。
SUPERHUMAN
ヌトミック
北千住BUoY(東京都)
2018/03/23 (金) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★
出演者の身体性に惹かれた。始まった数分は本当にワクワクしたが、その分終わってみれば、もう少し物語性が欲しかった気もした。
Ten Commandments
ミナモザ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/03/21 (水) ~ 2018/03/31 (土)公演終了
満足度★★★
正面から原子力に取り組んでテーマ性が強いが、それがアートにうまく転化できていた気がする。俳優さんたちが上手だと思った。
巛
ゆうめい
OFF・OFFシアター(東京都)
2018/03/02 (金) ~ 2018/03/04 (日)公演終了
満足度★★★
組み立て方が面白かった。主人公に不思議と引き込まれ、感情移入できたのがよかったのがよかった。お芝居がみんな上手い。