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ホチキス20周年記念公演第4弾「妻らない極道たち」

ホチキス20周年記念公演第4弾「妻らない極道たち」

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2018/01/25 (木) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★

小玉さんが極妻すぎて眩しい!富翔さんかっけぇ!
ミカシュンさんとずんさんの使い方、オカシイ・オイシイ・イトシイ。
いいシーンの後にだめ押しで視覚情報で攻めてくるのズルい(笑)!
まず今日は日替りゲストが、磯貝龍虎くんでして…。破壊力抜群でして…。うん、知ってた…。こいつアカンヤツって知ってた…。たぶん昨日の太郎さんなんて、かわいいだけだったと思うよ、今日と比べたら…。
日曜は塩様。どうなる!?
ずんさん。視界がウルサイ(笑)!視覚情報を押し売りしてくる、まさかの師匠ポジション!アクションしない四天王って、振り切った役ばかりで見てて飽きないし、客演も逃せない。おっそろしいなー(棒読み)。ミュージカルだから、歌って踊るんだけども、クエストじゃない体の使い方するのズルいなぁ。
ミカシュンさん。ふんわりとした違和感が解決した瞬間の衝撃⚡!演劇って、何でもアリだから面白い。だけど、その役なのにかっこいいからほんとズルい。当然細いし、ダンス上手いし、アクションあるし、映えること映えること。

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妻らない極道たち 2回目。
細かいことに気付けた回。
自分の役で遊べる人ばっかりだから、目が足りない!
ジジイのmgmgが止まらない姿、めっっっっっっっっっっっっっっっちゃかわいいかよ()
パパの小技効きすぎてオフ芝居でツボる。

ネタバレBOX

ご本人のツイートを保存用として。

高田 淳(X-QUEST)@takadajunnosuke
パパの日替り名付け

「つるべ」
「レレレ」
「35億」
「初号機」
「正露丸」
「バファリン」
「ユニクロ」
「an・an」
「運子」
「OKグーグル」
「恵方巻」
「バルス」
「う◯こ」
ノコッタカンカク

ノコッタカンカク

ツツシニウム

ワーサルシアター(東京都)

2018/02/08 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★★


『ノコッタカンカク』のタイトルに負けず、感覚に訴えるものが大きくて、言論の場ではないから言葉にならない。とても感想に困る。敢えて云うと「やべぇ」になる(当パン参照)。
誰ひとりハズレの演者が居ないので、貴方の「やべぇ」を掴まえに八幡山へどうぞ。

綾ちゃんもあさちゃんも見てるだけで溜め息が出る美人な上に演技うまいし、カワウソ兄妹(かどしょー、あだつ)がとてもいいフックになってる。しょーりくんは見る度に色が違ってて今回は水墨画みたいだ。図師さんはもう!もう!もう!好きだコノヤロー!ってなる。極上の図シリアス。

神林さんの4Kで殴ってくるクレイジーな戦法(笑)は、演劇作品として違和感無くて、必要なのが分かった。
そして、黒同意。

ネタバレBOX

冒頭で図師さんが演じている”男性俳優”が「マクベス」の稽古をしていて、長ゼリフを語り始めた。
あれ、これ知ってる・・・ここはCasualMeetsShakespeareだっけ、ウチクリさんに続いて図師さんがマクベスだっけ、
という、困惑と期待の入り混じった時間が、結構長く流れる。
あのまま「マクベス」も観てみたかったな。
恋愛監獄

恋愛監獄

制作「山口ちはる」プロデュース

小劇場 楽園(東京都)

2018/02/01 (木) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/03 (土) 18:00

価格3,300円

オープニングの口上的なセリフから小林光テイスト(偏見含む)満載でニヤニヤ、各「恋愛罪」も「なるほど、あれはそういう罪状になるのか」と納得するようよく考えられていて、終盤は少年ジャンプノリあるいは懐かしき青春ドラマのノリで愉快爽快。
そういや「第一級恋愛罪(ラブ・イン・ザ・ファースト・ディグリー)」なんて曲もあったな、バナナラマか、懐かしや…トオイメ

鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』

鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』

鵺的(ぬえてき)

コフレリオ新宿シアター(東京都)

2018/02/07 (水) ~ 2018/02/13 (火)公演終了

満足度★★★★

鵺的トライアル、気持ち悪かった。うわぁとかひぇぇとか言葉にすると陳腐なくらい。これでいてタイトルが『天はすべて赦し給う』なんだから虫酸が走る。とても愛に満ちていて、マーブルマーブルしていて、心にべっとりと貼りつく。このクオリティを保てることに感服する。(賛辞なの、伝わるだろうか)

緊迫した空間だから、周囲の人の小さく笑う瞬間も聞こえてきて、
えっそこで笑うの…
って思ったり。悪いってことじゃなくて、感じかたがこんなにも違うのかと知るの。この題材だから尚更。

個人的には、弁護士さんが好き。真っ直ぐで、まっすぐで、痛いくらいにまっすぐな愛が。

元々アングラ的要素が好きだったから、鵺的にはまった点は否めないんだけど、それだけに終始しない高木さんの脚本が好きで、音や明かりの作り方が好きで、袴田さんの美術が好きなんだよね。今回ドラマターグで中田さん付いてるし。

『人魚 ―死せる花嫁―』

『人魚 ―死せる花嫁―』

鬼の居ぬ間に

インディペンデントシアターOji(東京都)

2018/02/21 (水) ~ 2018/02/26 (月)公演終了

満足度★★★

初見の団体・鬼の居ぬ間に さん。バンタム細川さんが薦めてて行ってみた。
昔の方言だから聞きやすくはないけど、村社会の人間性と人魚伝説が合わさってじわじわ怖い、じわじわ沁みる、じわじわ優しい。美術も音響照明も不気味で美しい。弥三/伊藤さんと重/島田さんが群を抜いていいな。
あえて分類するなら、鵺的のテイストと同じ枠かな。
王子小劇場は天井高いから、あの不気味さのあるセットが組めていいね。

このBARを教会だと思ってる(千秋楽満員御礼、終幕しました!ご感想お待ちしております)

このBARを教会だと思ってる(千秋楽満員御礼、終幕しました!ご感想お待ちしております)

MU

駅前劇場(東京都)

2018/02/21 (水) ~ 2018/02/26 (月)公演終了

満足度★★★★

MUさんは初見の団体だけど、フライヤーで手応え感じたのと、西川康太郎・福永マリカの名前があったのでハズレないと踏んだ。
丁寧だけどザラザラしてて、繊細でシリアスだけど笑いもあって、不思議な感覚。こういうの嫌いじゃないね。
舞台美術?と明かりの作り方が好み。美術っていうか、あの棚を選んだやり方が好き。四幕?で棚の向こうの明かりで時刻が表されてる気がしたんだけど、合ってるかなぁ。
駅前劇場なので、どうしても前の人の頭で死角が出来るのが残念。
物理的にも心理的にも見る位置を変えて複数回見るのも面白そう。

ゲキバカの西川康太郎さんが、単なる便利屋の兄ちゃんに終わらない役で、物語が進むにつれて重要度増して福永さんと繋がりが出来ていくのがドキドキした。表現がパワーアップしていって引き込まれた。正拳突きしてるだけあるわ…
福永マリカさんは以前別の作品を同じ駅前劇場で見て、どシリアスな演技に引き込まれた方。今回、可愛さもあるけど、その裏にある人間心理の怖さみたいなものが滲み出る役を演じきってる。途中で、あっ怖っ…って思ったもん。
他にどんな引き出しを持ってるのか、もっと観たいなぁ。
真嶋一歌さんは、この前リジッターで見ていて、今回の役と少し近くて見やすかった。女の子の可愛らしさと図太さとか、良いも悪いも全部投げつけてくる感じの役で、現実じゃない方(=舞台)で出会うには嫌いじゃない。
現実では絶対友達になれないタイプだけど(笑)。

卒業式、実行

卒業式、実行

アガリスクエンターテイメント

サンモールスタジオ(東京都)

2018/02/17 (土) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★

早いだけじゃないテンポ感を持ったコメディは流石!意志が固い役も、ゆるゆるな役も、それぞれの笑いに持ってくのが見事。あと、高校生ならではの想いもあったりして面映ゆい。
笑えて考えられてキュンとくる。
個人的には、中田さんがアガリスクに出てくれたことがすごく嬉しくて、そして客演した意義がしっかりある役で、やったぁぁぁぁ!って心の中で叫んでた。劇団員にこの説得力は出せない。仮にやらせたとしたら、劇団員の無駄遣いになる。もっと輝ける位置があるからね。劇団員に居ないからこその中田さん。
私は高校で予餞会委員の委員長だったから、卒業式実行委員会の気持ちに入りやすくて、そういう意味でも楽しかったなぁ。

卒業式、実行

卒業式、実行

アガリスクエンターテイメント

サンモールスタジオ(東京都)

2018/02/17 (土) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

いったいどこに落ち着くのだろうとずっとハラハラしながら思い切り笑って見ていました。お見事!

疫病神

疫病神

ピヨピヨレボリューション

北とぴあ つつじホール(東京都)

2018/02/21 (水) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★

ハンドマイクを使ってのミュージカルという印象、わりとシンプルなストーリー、楽しく、観やすかったのですが、疫病神と現実の人物達との見分けが一目瞭然だったらもっとよかったように思いました。全体的にパワフルで面白かったです!

ある日、ぼくらは夢の中で出会う

ある日、ぼくらは夢の中で出会う

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2018/02/15 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

4人芝居って割と珍しいと思うのよね。ひとり、ふたり、は有るけど。
戯曲本読んでから見てるからストーリーは知ってるけど、どうやって生身の人間が舞台として立ち上げるのか、読んだだけではさっぱり分からなかった。それが見事に成立していて、松本さんの手腕に感服するばかり。
2回目。ガヤを聴きたくて前の席を選ぶ、それも楽し(笑)。意識しないとメインに耳を持ってかれるから、やはり力加減が上手い。テンポが上がるというかワクワク感が上がってた。とても不条理で、理不尽なのに引き込まれる。

これは仮説。
今回の #あるぼく6C といつもの松本作演は、微分積分の関係にあるのではないか?
カンノの普通→打ち砕く3人

いくつかの不可思議な要素→集めたら筋が通った出来事
なんだか、逆再生みたいなんだよね。

めっちゃ細かいけど、
美樹さんのジャケットの裏地がかわいい。

あと、『ブチンッッッ』が好き。


6C劇団員3人の見事な連携プレーと、鬼の松本演出と、謎の台本に
果敢に喰らい付いた菅野英樹くんがとにかくかっこよかった。
いつかまた”主演”出来る時が来るのを楽しみしよう。

ハナイトナデシコvol.5

ハナイトナデシコvol.5

ハナイトナデシコ

ギャラリーsize(東京都)

2018/02/23 (金) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★

B-Team観ました。ほっこり人情系&ちょっとパロなお笑い系の短編2本立て。リラックスして楽しめました。

魔女の夜

魔女の夜

劇団キタラヅカ

本所松坂亭(東京都)

2018/02/23 (金) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★

Bキャスト観ました。中々に緊張感のあるステージで、引き込まれますね。多少演出過剰なクサさも感じましたが。ライティングが印象的。

人形の家〜neo TOKIO DOLLS〜

人形の家〜neo TOKIO DOLLS〜

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2018/02/16 (金) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★

いつもながらエンタメ性の高いステージ。ビールじゃんけん、ありがとうございました。ビール片手にまったりと楽しめました。

雨を忘れる

雨を忘れる

RAINproduce

アトリエファンファーレ高円寺(東京都)

2018/02/21 (水) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

素敵な作品でした 

熱海殺人事件 CROSS OVER 45

熱海殺人事件 CROSS OVER 45

RUP

紀伊國屋ホール(東京都)

2018/02/17 (土) ~ 2018/03/05 (月)公演終了

満足度★★★

主役の味方君は、動きも美しく、それでいてある種の“つか臭さ”が匂っていて、予想外に良かったのだが、脇の芝居がそれについて行かない感じがした。ラストになって感情がはっきりしたシーンになってようやく開いたという感じ。演出も人間ドラマというよりバラエティ感が強く、つかさんの泥臭い生々しさを感じることが出来なかった。若い方が演じているので、その線を狙ったのかもしれないが・・・。

舞台『想咲の結』(そらのむすび)

舞台『想咲の結』(そらのむすび)

ヒエロマネジメント

ウッディシアター中目黒(東京都)

2018/02/20 (火) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★

終盤近くまではベタだけど中々なヒューマンドラマだなと思ってましたが、この展開には違和感を覚えます。臓器移植法に親族優先提供はあるけど、これはダメでしょう。フィクションだからと言われればそれまでですが。

このBARを教会だと思ってる(千秋楽満員御礼、終幕しました!ご感想お待ちしております)

このBARを教会だと思ってる(千秋楽満員御礼、終幕しました!ご感想お待ちしております)

MU

駅前劇場(東京都)

2018/02/21 (水) ~ 2018/02/26 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/25 (日) 19:00

日常の中の異常な出来事の表し方が面白かったです。
オムニバスが進むにつれて、徐々に分かる関係性が良く出来ていた。

疫病神

疫病神

ピヨピヨレボリューション

北とぴあ つつじホール(東京都)

2018/02/21 (水) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★

華やかなステージなのだけど、結構シリアスな内容にドキッとしますね。大いに楽しめました。

ミラクル祭’18

ミラクル祭’18

新宿シアター・ミラクル

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/02/23 (金) ~ 2018/03/05 (月)公演終了

満足度★★★★

Aチーム観劇。やはりこの企画にハズレはないですね。ライトウエイトに楽しめて、ちょっとホロリとする短編集。また観たいです。

『RUR』

『RUR』

「戯れの会」

学習院大学西1号館特設劇場(東京都)

2018/02/22 (木) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/02/24 (土) 17:30

価格0円

17:30の回(曇)。

キャンパスの要所に案内板があり迷わず会場へ。というよりも、ここ学習院大は「少年イサム堂」のアトリエ公演で何度か来ているので。

「戯れの会」公演は初めてですが観に来たのは、昨年、11月に再生俱楽部「埜日」平澤さんを観てこちらの公演に出演ということでしたので。

何度か観たことがある(どちらかというと肩の凝らない雰囲気)リーディングとはちがって、かなりの緊張感(ドラマとしての醍醐味)。

会場は、「特設劇場」とあるように教室を大改装したようで暗めの照明と演者の衣裳(黒かグレー、アクセントに赤)。

舞台中央にあるライトは人工頭脳のようにみえてしかたがない。舞台後ろに文字を投影。

17:25前説、17:33開演、客席後方より~19:48終演。

砂地(2012/12)演劇、集団リレーションシップ(2012/9)とRURを扱った作品は観たことがありますがそのどれもと違う作品でした。

赤い表紙の台本、座り、立ち上がり、大きな身振りで感情の高まりを示す。

舞台装置がきわめてシンプル、そのぶん表情や呼吸、カラダの動きが物語を大きく揺らします。

原作を持っていると思い込んでいたのは間違いで、それは「山椒魚戦争」でした。しかたがないので「チャペック戯曲全集(田才益夫訳)」を借りてきました。返却日までに読みきれるか(他にも数冊借りたので)。

この作品と違う方向に「I,Robot(映画)」や眉村卓さん「司政官シリーズ」があるのでは。

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