
サイキックバレンタイン
たすいち
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/04/29 (日) ~ 2018/05/06 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/04/30 (月)
価格4,500円
それぞれ異なる超能力を持つ若者を集めた超能力研究所に新たなメンバー2人が加わったことから巻き起こる恋愛騒動?
14時のbitterと18時のsweetをセット券にてハシゴ。
【bitter】
登場キャラや台詞回し、そしてもちろん内容もたすいちド真ん中(演者も揃って「たすいちキャラ」になりきり)で頬が緩みっ放し。そして終盤で語られるアレはこの種の話の定番的ながら改めてそうだよなぁ、みたいな。オチも巧いやね♪
初演時同様、終盤で「七瀬ふたたび」(「家族八景」もか)を連想した他、ヴィム・ヴェンダース監督のアレも想起。
【sweet】
いやはや、オープニングからもう色が違う……いや、「アレの色(謎)」もそうだがそこではなくチームとしての色ね。そうして観ていると一部の演出やキャラも違っていてこれぞダブルキャストの醍醐味。
続けて観たのでアタマの独白に終盤に通じる部分があるのに気付いたりも。
【余談気味】
この少し前に観た高木渉監督「映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~」で一件落着に見えた後の「これってけっこう大事なことを言ってないか?」と感銘を受けた部分がたすいちっぽい気がしたし、本作のある人物の考え方に通ずるものがあるような → 「正義」とか「相手のため」とか思ってする行為でも、それが独善的なものならばむしろ迷惑行為なのではないか?
なお、観る前に予習(復習?)として初演の出演者を確認したら早々たるメンバーなことにビックリ。
ということで今回のメンバーの今後にも期待。三演の時に振り返って「なんてメンバーだったんだ!」になりますよう♪

時をかけるおっさん
お笑いサタケ道場
シアターOM(大阪府)
2018/01/27 (土) ~ 2018/01/28 (日)公演終了
満足度★★★★
チラシと内容が違いました!三本のオムニバス。
が、僕的に二本目が炸裂ヒット!短い時間の中で昔話と御伽噺の境界線を緩やかに駆け抜ける囚人の浪漫譚。その誕生を刮目せよ!願わくばブラッシュアップして戦いたい傑作だ。是非

真っ赤なサメザメ
舞嶽44景project
OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)
2018/01/26 (金) ~ 2018/01/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
1年間で44舞台を目指すプロジェクト。
イマジネーションのコラージュ。
ストーリーを追うというより展開を楽しむ為、
キャラで知恵の輪を解く感覚。
大熊さんと亀井さんのトークも戦友な感じでいい。
このチームの未来が楽しみ

寝室百景
坂本企画
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2018/02/23 (金) ~ 2018/02/25 (日)公演終了
満足度★★★★
A公演「昨日の寝室」観劇
タイトルを思い浮かべた以上のよい病名は本編で明かされるが秀逸。
4人が削り合うというより、そっと寄り添い合う演技。舞美素敵素敵!
写真は観劇された新本さんが上手くおられたので美男美女の写真を清涼剤として載せます。

「火蜜」
舞嶽44景project
STAGE+PLUS(大阪府)
2018/02/23 (金) ~ 2018/02/25 (日)公演終了
満足度★★★★
深夜アニメネタをそのままぶっ込んできた。〇束のネバー〇ンド的なネタでありながら世紀末を予感させ、更に静かに刺さってくる対比。4話まで先見せだから後8話で完結予定なはず(嘘)しかし緊張感のあるいい芝居だった。是非続きを

眠り木の精霊
NOLCA SOLCA Stage
一心寺シアター倶楽(大阪府)
2018/03/01 (木) ~ 2018/03/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
キャラ立ちしている役柄多数。従業員ですら愛しい(笑)
僕的には青弘さんの台詞に撃ち抜かれ、竹田くんの歪んだ意志に揺らされ、篠くんの姑息な余裕にニヤリ、更に音響須川さんが神レベルで煽る!なんなん!2時間半無問題!

HOTEL VENE WAKUTA
劇団シルバー・ファクトリー
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2018/03/09 (金) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
高さのあるシアトリカル應典院の空間を無数の本を吊る事により見事に隙間をなくして臨んでいるのが印象的。物語は自由と時間を哲学するとあるが、その言葉のチョイスに力が薄く決定的な流れに乗れないのが残念。以後期待

エンターテイメントジャッジメント
劇団不透明
OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)
2018/03/09 (金) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
何だろう今現在の小劇場の状況をもがき楽しんでいながら模索して、
先代からの脱却を肩肘はらずにスマートに整えながら泥臭い熱血!
ラストのライジングに痺れる。
終始ニヤニヤしてました。河上くんいいね
いま抱えきれる小劇場を真正面からジャッジメント!
ティーンがティーンと呼ばれる事への反抗に奮い立つこの一年を猛スピードで駆け抜ける10代。
いま現在を見つめる指針だ。

ストロボライト
PAPADOG
HEP HALL(大阪府)
2018/03/07 (水) ~ 2018/03/11 (日)公演終了

僕らだって、ヒーローだ
90年会
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2018/03/17 (土) ~ 2018/03/18 (日)公演終了
満足度★★★★
ファーストシーンから涙腺が緩む。
なんていい公演なんだ。
愛ある公演とはこれなんだと胸を張って言える。
観劇後の爽快感は半端ない。
心からおめでとうと言える。
しかしこれは出演者たちが自分の子供たちだと考えての目線なのかもしれない。
これは会場で体験すべき愛。
無料カンパ制!

狂犬-やまいぬ-
officeZTON
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2018/04/05 (木) ~ 2018/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
作品として見た時に、
様々なベクトルから引っ張られて、
それは役者さんというよりも、
役柄から、演出から、
そして照明から、そして音響から、
全てが掛け合って完成した奇蹟のような作品だった。
間違いなく今年観た中でNo.1。
スタッフ、キャストの皆様感謝です

正義姦
TAAC
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2018/04/13 (金) ~ 2018/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
ビジュアルから会場作り、そして作品に至るまでタカイくんの思いが溢れた公演だった。
そしてやっとタカイくんの作品は甘い毒を携えたファンタジーだと認識した。これだけのキャストでしか実現できない世界観はこれからも期待。

露出狂
アカズノマ
ABCホール (大阪府)
2018/04/12 (木) ~ 2018/04/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
石塚さんの思い入れもあるが七味さんを迎え入れた事で盤石になった公演。
柿のオリジナルテイストを発する七味さんが居る事で石塚さんをはじめ他キャストの最高値への牽引力は凄い。
第二回公演が楽しみだし、頼もしい。

レインメーカー(大阪公演)
劇団ショウダウン
TORII HALL(大阪府)
2018/04/20 (金) ~ 2018/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
東京公演からの大阪。時期はズレて公演されたが厚みが増して観易く面白い。
スーパーアンサンブル三浦さん素敵
世紀末感のあるループだが、護るべき人達を想う未来が胸熱。
林遊眠さんがこのテンションでマナナンに向かうのが楽しみ!

NOISE OPERA カスパー
芥正彦
テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)
2018/05/05 (土) ~ 2018/05/10 (木)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/05/07 (月) 19:00
座席1階1列
上演時間は1時間40分程度。
この日は昼過ぎから、強くて冷たい雨が降りしきるが、開場は開演15分前なので、通常の30分前感覚の来客は、開場前に狭いロビーに一杯。結果、雨中に路上で待つ人も出て可哀そう。天候も天候なんだから、早く開ければいいのにとか思うが、これも演出上致し方ない。
開場すると、全裸でうめきながら横たわるカスパーと、彼を研究材料としている研究者や医師の沈黙スロー劇、これ30分もやっていたら、開演と同時に息切れしちゃうものなあ。15分が限界だろう。(以前、体現帝国の「授業」も、同じテレプシで15分前開場だったけれど、やはり舞台上に役者が縛られたりの状態で配置されていた)この辺りは、観客大事としても難しいよなあ。
さて、ペーター・ハントケの「カスパー」
カスパーを石倉来輝氏と人形が交互の日程で演じる。
本日は石倉来輝氏でけれど、彼はほぼ全編動きっぱなし、喋りっぱなし。
初めの30分は全裸で言語ならざる声を出し、外的世界とのバランスに苦しむ身体表現を展開する。そこから、言葉を習得すると、言葉の海の中で溺れるように喋り始め、そして言葉に窒息するように倒錯、錯乱をきたす。
この辺りの石倉来輝氏の芝居は、ただただ圧巻。
そこに、研究者や医師たちの言葉やノイズが、時にリズミカルに、時に不快に挟まれる。外部からのノイズも入れられて、なるほど、カスパーの溢れかえる言語が歌とすれば、その他の音が演奏で、まさに「ノイズオペラ」か。
全編がカスパーの演技を堪能(?)する作品なので、これを人形とした場合に、
この迫力は出るのかなあ。

1984
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2018/04/12 (木) ~ 2018/05/13 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/05/05 (土) 17:30
有名なディストピア小説の舞台化だが、まさか「付録」から入るとは思わなかった。2050年過ぎの時期、「1984」の付録に書かれている「ニュースピーク」の研究会で物語は始まる。そこで交される会話から、主人公ウィンストン(井上芳雄)は小説の世界の登場人物となって、小説通りの物語を体験する…、という構成は斬新で意欲的だ。元の研究会の場面に戻るが、それが一種の夢落ちなのだが、実は、その研究会のシーンこそがウィンストンの望んだ未来への希望なのだという解釈も成り立つ。興味深い舞台だった。
なお、言ってもしょうがないし役者さんには大変に失礼なのだけれど、大杉漣で観たかったという気がする。

今、僕たちに出来る事。あと、出来ない事。from 2001 to 2018。
シベリア少女鉄道
赤坂RED/THEATER(東京都)
2018/05/03 (木) ~ 2018/05/13 (日)公演終了
満足度★★★★
2時間なので20時開演の場合、終演は22時。人を食った作品だ。当日パンフレットにある「今とは少し違う」という言葉を頭に入れておくとよいかも。

空観
ヒンドゥー五千回
座・高円寺2(東京都)
2018/04/25 (水) ~ 2018/04/26 (木)公演終了

忘れていくキャフェ
財団、江本純子
ギャラリーLE DECO(東京都)
2018/04/18 (水) ~ 2018/04/22 (日)公演終了

たとえば私の人生に目口もないようなもの、あれこそ嘘の精なれ
劇団平成商品
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2018/05/02 (水) ~ 2018/05/07 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/05/03 (木) 14:00
価格3,500円
北海道の幼稚園の教員たちの人間模様……チラシなどの内容説明から辛気臭系の女性の反省(←「半生」の誤変換に非ず)を描くのかと思いきや、終盤の劇中劇場面(ここの表現だけでも元が取れたと思った)を経て「ナンじゃこりゃ、○○じゃねーか!」と予想をはるかに跳び越えて怒濤の面白さに化けるトンデモ芝居(爆)、ヤられたぁ。
また、開演前に当日パンフレットの配役表を見て登場人物名にそれぞれ色が入っているのに気付いたが、開演して感服。その色が衣装に使われており、終演後に気になった役者の名前を調べるのに便利なシカケ……これは画期的!
開演直前の「お馴染みの諸注意」は録音によるもので、部分的に「ある加工」が施されていて「ナンじゃこら!」と思ったが、後半の驚愕の展開への伏線的なモノだったので「そういうことか」と納得。