
Alpha+
gravity
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2018/03/24 (土) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★
久々のライブは、お初の“gravity”。大人の女を前面に出した舞台構成がグッド!。若い娘達の取り込み方もなかなか上手いし、ゲストの存在感も充分にあり、途中15分の休憩を挟みアンコールを含め約2時間50分の「女祭2018」とても楽しめました。

ヤシの木
トリコロールケーキ
北とぴあ カナリアホール(東京都)
2018/03/21 (水) ~ 2018/03/25 (日)公演終了

たまには海が泳げ!
クロムモリブデン
インディペンデントシアターOji(東京都)
2018/03/20 (火) ~ 2018/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/03/22 (木) 19:30
座席D列4番
徐々に速度を上げて最高速に達したところで唐突に終わるクロムスタイル健在、と言うか絶好調。
そして黒を基調にした美術も相俟ってサスペンスフルでミステリアス。漠然とヒッチコック映画の味わいを感じたりも。
また、冒頭の三女優によるキレのある「アレ」と時々後方に投影される動く幾何学模様(ヒッチコック作品のタイトルバックにあったものに似ている???)も印象的。
あと、クライマックスのチェイス(?)シーンも好み。

胎内
studio D2
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2018/03/23 (金) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
欲を捨てられれば、生きていると言うことが、感じられるのかな?
生きているだけで素晴らしいと思いました。
皆さんの熱量がひしひしと感じられました。
ありがとう☆☆☆

ライラック
さよなら宇田川町
E-BASE(東京都)
2018/03/19 (月) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★
河西作品の中では、ライトな感じで目下活動休止中?の競泳水着の作品みたいな印象。公演中に、ちょっと困ったことがあって、それが無ければ大満足だったかも?

ブラインド・タッチ
オフィスミヤモト
ザ・スズナリ(東京都)
2018/03/19 (月) ~ 2018/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★
観てきた!にネタバレを書いておられる方がありますので、多くは書きませんが...全共闘時代の話で、観客にはわかる方がどれくらいいるか...とか思って見回しましたら、明らかに団塊世代の方が結構おられました。やっぱり独特の雰囲気のある方々でした。重厚な2人芝居でした。

泥の子と狭い家の物語
GPP
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2018/03/22 (木) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/03/24 (土)
凄いお芝居でした!コメディなのかサスペンスホラーなのか感動の家族ドラマなのか分からないんだけど全ての要素含んでる【ノンジャンルお芝居】って感じ☆
それでいてごった煮になってなくラストはハッピーエンドに着地させるも全然強引じゃなく納得させるのは本、演出、役者の技量が全て秀でていて尚且歯車が噛み合っているからだと感じました☆
特に山本香織さんの存在感が秀逸でした!

ライラック
さよなら宇田川町
E-BASE(東京都)
2018/03/19 (月) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
手放しのHAPPYではないけど、何故か、観終って、少し、ふわわとした感情が残るホン。
河西裕介さんのホンのイメージがキリキリと心が締め付けられる様な痛点があるのだが、今作は少し違った。
人間が持つ「記憶」というワードで4組の物語が進む。
忘れたい・忘れたくない・忘れなくてはいけない・忘れていいよ・・。
私個人はもしも、自身に耐えられない悲しい出来事が起こったら、記憶を消してしまいたいと思う。
悲しい記憶を持ちながら強く、生きる事が出来ないと思うから。
でも、辛くてもヒトはその記憶を持ち続けなくてはいけないのかも。
忘れちゃうと、その人の心から消えちゃうのは一番、悲しい事だけど、私は、ズルいかもしれないけど自分が辛かったら、忘れちゃいたい。
でも、今作は「忘れない」「忘れられない」ヒトだった。

再生ミセスフィクションズ2
Mrs.fictions
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2018/03/15 (木) ~ 2018/03/19 (月)公演終了
満足度★★★★★
「東京につれてって」
作:中嶋康太(Mrs.fictions)
演出:吹原幸太(ポップンマッシュルームチキン野郎)
出演:NPO 法人(ポップンマッシュルームチキン野郎)、廣瀬響乃(ジェットラグ)
前回「再生ミセスフィクションズ」で藤尾勘太郎(当時姦太郎)さん・橘花梨さんの出演で拝見したもの。
この戯曲の小桜ちゃんが堪らなく、好きだ。中嶋さんが描いたこの女性像は、同性の私からも堪らなく可愛い。そして、こんな風に好きな気持ちを持ちたいという憧れの姿。
前回と演出者が異なり、より、少しコミカルというか、くすっと笑える演出があった気がする。最後、あの生き物が〆るとは思わなかった。
「男達だけで踊ろうぜ」
作・演出:中嶋康太(Mrs.fictions)
出演:市原文太郎、一楽(劇団照れ隠し)、古屋敷悠(ECHOES)、村上幸代(ネジマキトカゲ)
こちらも再演との事だが、私は初見のホン。
任侠青春スポーツ物・・・・というくくりで良いのだろうか。
最後はほろっと少しするのだが、総じて、男子の果てしないアホ度数高い
熱量のある芝居で、面白かった。
でも、ある種あの街で、自分たちの行く末があまり、明るく無い事を受け入れながら
高校の3年間、少しでも・・・と思うとちょっと、切ないアホ男子達だなと・・。
嫌いじゃない。
一楽(劇団照れ隠し)(にのまえがく)くん。まさかの15MMで拝見した彼も出演していたので、15MMでのご縁とは演劇の繋がりをより広くするイベントなんだな~と感じたり。
「男達だけで踊ろうぜ2~Dances with Wolves~」
作・演出:中嶋康太(Mrs.fictions)
出演:今村圭佑、岡野康弘(以上、Mrs.fictions)、
小日向雪、高木健(エンニュイ)、高橋義和(FUKAIPRODUCE羽衣)、森崎健吾、山本周平
ちょっと、ズルいという。
アストラル大総長殿、ズルいよねという・・。
硬派というイメージの応援団の中に兄を探している女の子をめぐっての、愛すべきアホ度数高い、ホン。
振り切っているのに、何故か、中嶋さんのホンは下品にならないのが、不思議。
ミセスフィクションズは、下品にならないんですよね・・。
凄い事だと思う。
「男達シリーズ」で今村さんがお顔を緑のメイク(ろりえを観に行った時のデジャヴかと一瞬思った)にしていて、かなり、美味しい役どころだったように思える。
「上手も下手もないけれど」
2016年度佐藤佐吉賞最優秀脚本賞受賞作
作・演出:中嶋康太(Mrs.fictions) 原案:岡野康弘(Mrs.fictions)
出演:岡野康弘(Mrs.fictions)、豊田可奈子
前回も拝見していたが、やはり、赤ちゃんが居なくなってしまった(おそらく流産)場面は、同性として辛いし、妻:豊田可奈子さんの悲しみが伝わって、落涙。
今回も、最後の方の夫:岡野康弘さんの自身の死期が訪れる過程での老いによる指先の震えなのか、妻を失った悲しみなのか、その表現がぐっときた。
ほんとに、このホンは凄いし、演じるお二人が素敵。
今回もとても、素敵な時間を過ごせた公演でした。
8月の長編も楽しみです。

ヤギの身代わり
果てとチーク
インディペンデントシアターOji(東京都)
2018/03/08 (木) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
正直、パーツとしての物語はとても、面白いのだが、色んなものが詰め込まれて、尚且つ、断片的に関わる人々の時間で進むので回収するのが疲れてしまった。
初見なので、劇団のカラーが分からないのだが、少し残念。
点と点の繋がりは、勿論理解は出来るのだが、自分の脳と心での繋がりが観劇してる中で、疲れてしまった。
「アカデミー」と呼ばれる再教育施設にいた子供たちは
個人の差はあるが、あるランクまで到達すると「死なない」人間になれるらしい。
客観的にみると新興宗教のようだ。
脳内にトキソプラズマのような寄生虫を使い、「死なない」ようにしている。
そして、そこでの教えは「最初の収穫物は神の所有物で、神のものは神に返すべき」旧約聖書などにあるように、人間にとって初めての収穫物=自身のこどもを差し出すことが必要とされている。
一度死んだ者がゾンビのように生き返り、自身の子を食すことの意味もあるようだが
その辺が少し自分で整理できず。
最後、玉子は自分の母に自ら取り込まれていくように私は思ったのだが・・・。
親がそのアカデミーの考えに洗脳され、その子供たちがある種「捧げもの」となった。
親は子を一番に想う。
しかし、偏った思考になった者にとって、「一番タイセツなモノ」はすり替えられてしまう。その「神」はその人々にとっては「タイセツなモノ」になり、子の幸せのために、自分の信じるモノの為に・・・。
怖いことだとも感じたし、純粋なことだとも、感じた。
「想う」とは何が正解なのだろうかと思う。
物語が「現実」的なモチーフと「非現実的」なモチーフが
交差して、観ながら「これは、起きながら悪い夢をみているのかな?」とも思った。
今回Straw&Berryの小西耕一さんがご出演と言う事で伺った。
過去に恋人を事故で失った女の子の兄でその亡くなった妹の彼氏の家庭教師でもあった木本役。
本当は「普通」に過ごしてたら「妹想いのいいお兄ちゃん」だったのだろうなと。
(少し洋服の趣味は悪いかもしれないが・・。あのTシャツが出た時は迂闊にも吹きそうになった・・・。めちゃイケ大好き)
ただ、きっと、木本は木本なりに「普通」に生きる事をみつけて、暮らしていたのだとおもう。
母親が生き返って来なければ。
能島役稲垣廉さんの芝居が気になった。
能島はアカデミー出身のカナと恋人同士。キャバクラでの女の子の送迎や、おそらく高利貸しの取り立てなども、系列会社の業務で兼務しているような役。
穏やかなヒトだなと思った。人を人として扱う事が出来る人間のように思えた。
それゆえに最後に彼に起こる事柄がキツイ。
どろっと、血が重く垂れる様な気持ち悪さを
拭えないラスト。
嫌いでは無いのだが、なかなか、手放しで「面白かった」と言い切れないキモチ。

青のマクベス
無名劇団
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2018/03/23 (金) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
最高でした!!今一番関西で脂ののった劇団ではないでしょうか。あっという間に時間が過ぎてしまいました。過去何度か拝見させて頂いておりますが、一番良かったと思います!!

「ふたりでできるもん!-2人で出来ませんでした皆んなの力を借りて-」
劇団PingPongDASH
船場サザンシアター(大阪府)
2018/03/24 (土) ~ 2018/03/25 (日)公演終了

ロスト花婿
ENG
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2018/03/16 (金) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしい役者陣の演技に魅了されたコメディ。久保田さんらしく色々な伏線も引いてあり、ちゃんと回収もしてくる。2時間存分に楽しめました。

ハムレットマシーン
OM-2
日暮里サニーホール(東京都)
2018/03/22 (木) ~ 2018/03/24 (土)公演終了
若者から老人まで休日ということもあって満席である。日本人は勉強家だなあと思っていると外人さんも結構いらっしゃるので現代人は勤勉だと言い直しておく。
これは「ハムレットマシーン」を読んだ脚本家の頭に浮かんだイメージで「ハムレットマシーン」を再構築したものであろう。年をとって柔軟性を失った私の頭には、どの場面も思わせぶり、こけおどしとしか見えなかった。まあ私のこれからの人生とは無縁のものだ。
基準を持っていないので評価は不可能。

たまには海が泳げ!
クロムモリブデン
インディペンデントシアターOji(東京都)
2018/03/20 (火) ~ 2018/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
クロムモリブデンのダークな世界観満載の舞台。劇団員だけの公演で、序盤からラストまで一気に走り抜けた感じ。王子でもあの音響と疾走感は健在でした。

ザザザッと、トーキョー
早稲田大学劇団木霊
劇団木霊アトリエ(東京都)
2018/03/23 (金) ~ 2018/03/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
若々しい感性にはただただ感心するばかり、独特の「種子ダンス」には驚かされました!・・・詳細はブログ記事をご覧下さい。→ http://idolarayama.seesaa.net/?1521868496

真説・春琴抄
あかね色
新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)
2018/03/21 (水) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
あっという間の時間でした。もっと観ていたい、この世界を感じていたい、そんな風に思います。付き合いで観に行くお芝居もあるけれど、ちゃんとその世界を感じさせてくれるお芝居はそう数多くありません。役者さんの緻密な解釈と振る舞い、魅せ方が素晴らしかったです。最後には、あの世界が本当に美しいと感じてしまう、うまく言えませんがやられた感がありました。。
今回は特に、いつもは舞台を「観る側」であったあかねさんが、この役者でこの芝居が観たい!と
思ってプロデューサーとして一から奔走した舞台。
こんな企画が、どんどん増えて行くと面白いだろうなとおもいました。観る側の方は、目が肥えていらっしゃるでしょうし、お客様から求められて芝居をするなんて、役者さんも嬉しいことなのでは。
企画も舞台も、素晴らしいものでした。

真説・春琴抄
あかね色
新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)
2018/03/21 (水) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
脚本、演出、役者、原作、どれのファンでも満足できる作品だと思います。
役としての登場人物は、それぞれ別の方向を向いているのに、作品としてみな1つの方向を向いて、突き進む潔さ、覚悟を感じました。
会場に入った瞬間にもう始まっている世界、早くそこへ連れて行ってほしいと思えます。
演出家さんの前説もまた、入りやすいキッカケをくれます。
美と真実、どちらを選ぶかずっとドキドキしながら、そして最後までその気持ちは落ちることなく、観終わってからもたくさん想像出来る感じです。
また、見る席によって、誰の心に寄るかによって見え方がまた違ってくると思いますし、また次は違う目、気持ちで見たいと思えます。
こういう世界を待っていました。
追記 藤波さんのファンとして、こういう顔を観たかったというところを、全部引き出して下さっています。大満足でした。

『天国と地獄』
遠吠え
王子スタジオ1(東京都)
2018/03/20 (火) ~ 2018/03/25 (日)公演終了

Yellow Fever
劇団俳小
d-倉庫(東京都)
2018/03/21 (水) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★
高齢者向け、まったりといった表現が見受けられるが、これはこれでよいだろう。
テンポの良い小劇場演劇を観慣れた身には、たしかにゆったりであるが、客席を見渡せば、それも納得できる(その中に自分も入っているのだが)。
しかし、内容はとても面白く、よく作られている。
その時代の空気感を、セットと音楽がよく表して、サム・シカゼ以下、俳優たちも好演。